« ゴルフスタイルの変化 (2010年2月9日) | トップページ | 1番2番はどっち側?  (2010年2月11日) »

2011年1月18日 (火)

帰らざる日々に... (2010年2月10日)

Bu100210_2


「もうシニアパブに出られる年齢なのか...」
Kさんは最近、そんな風に考える事が多くなった。

大都市近郊の土地持ちの家に生まれたおかげで、ずっと今まで生活の心配なんてした事もなかった。
いくつかのアパートを持ち、親の代からその家賃収入と地代の収入で、生活は十分やって行けた。

そして大学を出てから、貸した土地に建てられたゴルフ練習場に出入りするようになって、ゴルフにハマった。
面白かった。
裕福な家に生まれて苦労も知らなかったから、どうも運動部のがつがつした感じが苦手で、あまり運動はしていなかった。
でもゴルフを始めてみると、やればやるだけ上達するのが面白くて、毎日練習場で練習するようになった。
仕事は親を継いで大家としての仕事をやっていればよく、時間も金も十分あった。
親から名門のコースを受け継ぎ、新設のいいコースにも2つばかり入会して競技ゴルフに目覚めた。
...シングル入りしてからはますますゴルフに熱中して、「そろそろ結婚したらどうだ」なんて言う親の声も全く耳に入らなかった。
やがてハンデも5下になり、クラブ競技の入賞の常連になり、クラブ対抗の代表選手にも毎年選ばれるようになった。
面白かった。
毎日毎日ゴルフが中心の生活で、楽しくてしょうがない生活が続いた。
腕は確実に上がり、いくつかの名誉も得る事が出来た。
生活のこまごまとした事は母親に任せきりだった...何時しか親も結婚の事は言わなくなった。
...その母親が2年前に亡くなった。
そうか...もう、シニアパブに出られる年齢なのか..。

同じ年代の男達は、孫の話をする事が多くなった。
自分がゴルフしかしてなかった時に、彼らは結婚し、子供を育て、その子供が結婚し、孫が生まれ..

...いや、今は夜だからそんな事を考えるんだ。
明日の朝になったら、きっと次にプレーするコースの攻略法と、もっと飛ばすために仕入れたニュードライバーの事で頭がいっぱいになって、自分の選んだ生き方を後悔する事なんて絶対にない...

また次のゴルフだって、孫の事話すより面白くなるに決まっている。
過ぎた日はもう帰らないんだし。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ヒトそれぞれに人生の歩き方があるんですね
最後に計算したならばだいたいプラスマイナス0
ほんの少しだけでもプラスなら
未練残さずに笑って次の乗り物に乗り換えられる気がします
Posted by:とりあへ at 2010年02月10日(水) 06:54

自分が選んだ道を精一杯進んでいれば、
結果がどうあれ後悔することは無いんでしょうね。
仕事もプライベートもそうありたいです。
もちろんゴルフも^^
Posted by:たっけ at 2010年02月10日(水) 10:10

ゴルフに如何ほどの時間と金を費やしたか・・・
で、手に入れたものは?
なんて、振り返って冷静に考えてみると、
恐くて計算なんてできません(笑)
後悔するかなんて、ゴルフが出来なくなってから
ゆっくりと考えることにします(爆)
Posted by:koba at 2010年02月10日(水) 14:29

周りから見れば、この方はゴルフに没頭できる環境にあり
非常に羨ましいと思われていたんじゃないでしょうか。
全てを手に入れることは人間できないんですよね・・・
ただ、何かを手に入れるために必死になること、
それは素晴らしいことだと思います。
Posted by:たっつん at 2010年02月10日(水) 18:57

初めてコメントさせていただきます、コルレオーネXと申します。
お噂はカネガネお伺いしておりました・・・
今回の記事、考えさせられますね。私は平凡に家庭を持ったタイプ
ですが、ゴルフに没頭される方にもそれはそれで深い悩み(?)が
あるんですね。フッとした瞬間に、ゴルフだけに没頭できたら
どんなに幸せだろうと思うことはよくありますが、その考えも
単純すぎたと反省しました。
Posted by:コルレオーネX at 2010年02月10日(水) 19:29

とりあへさん、こんばんは。
ある意味この人は「こういう身分だったらいいなあ」という人なんですけど...
そんな生活が出来たら(思う存分不安なくゴルフが出来たら)とは思っても、自分の生きて来た道とどっちがいいかは「?」です。
羨ましいけど、交代したいとは思いませんねえ。
Posted by:大叩き男 at 2010年02月10日(水) 20:06

たっけさん、こんばんは。
他人の畑はよく見える...でしたっけ?
それぞれに羨ましく見えても、いろいろと考える事はあるんだと...
後戻り出来ない年になって初めて感じる事があるんでしょう。
Posted by:大叩き男 at 2010年02月10日(水) 20:10

kobaさん、こんばんは。
確かに、ゴルフに幾ら、何をかけたのかなんて今は考えたくはないですね。
でも、まあ私は後悔してはいないですけど...
...やっぱり、やれなくなるまで振り返るのはやめといた方がいいのかも(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年02月10日(水) 20:15

たっつんさん、こんばんは。
彼には彼の、自分には自分の...という事しか言えないですよね。
一度に二つの人生を送れる訳ではないですから、他人を羨んでもしょうがないし...
Posted by:大叩き男 at 2010年02月10日(水) 20:21

コルレオーネXさん、はじめまして。
私も平凡な、ゴルフと仕事をどう両立させるかに苦労した人間ですから、彼のような立場の人間を羨ましく思った事もありました。
しかし、自分の人生を他人と比べても意味がないという事に誰でも気がつきますよね。
結局他人を羨ましいと思うのも、可哀想だと思うのもどちらも違う...自分の人生を生きるしかない、と。
それで後悔しないのが一番と(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年02月10日(水) 20:26


自分はクソみたいな人生送ってきましたので、後悔ばっかりしてます。
いつも中途半端で逃げてばっかりいたくせに、あの時こうしときゃ今頃は、なんて愚痴を肴に飲んでます。
人の人生とやかく言える人は羨ましいです。
Posted by:英二 at 2010年02月10日(水) 21:08

英二さん、こんばんは。
それは私も似たようなもんです。
俺はこれでよかったんだと納得しようとしていますが(笑)。
せめて旨い酒でも飲んで、うまい摘みを見つけて...
苦い酒を旨くしましょうか。
Posted by:大叩き男 at 2010年02月10日(水) 23:50 」

|

« ゴルフスタイルの変化 (2010年2月9日) | トップページ | 1番2番はどっち側?  (2010年2月11日) »

ゴルフな人々」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1457285/38514633

この記事へのトラックバック一覧です: 帰らざる日々に... (2010年2月10日):

« ゴルフスタイルの変化 (2010年2月9日) | トップページ | 1番2番はどっち側?  (2010年2月11日) »