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2011年1月18日 (火)

勘違い!  (2009年9月30日)

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ゴルフをやっていて、多くの人が陥りやすい勘違いに「ハンデの少ない人間が偉い」ということがある。

ゴルフ倶楽部のなかであっても、コンペなどでハンディキャップが明らかになる場合でも、あるいはふとした会話でお互いのハンディキャップがわかった場合でも、その「ハンディキャップで人間の上下まで決まった」という勘違いをする人間が少なからずいる。

それまで対等に話していたのに、自分のハンディキャップの方が少ないとわかったとたんに偉そうな話し方になる...あるいは自分の方が多いとわかったとたんに、卑屈になって敬語を使いだす。

これが勘違いだ。

ハンディキャップはほとんどの場合、「ゴルフの技術が多少上手い」ことを表しているだけで、ゴルファーとして人間として「質が高い」ということを表している訳ではない...「ほとんどの場合」、と書いたのは、ごく一部のコースでは、例えばシングルハンデにする場合にはその人のゴルファーとしての態度、プレーぶり、あるいは人間性まで技術以外に参考にする、ということがあるから。

しかし、一般には...こんなゴルフブログの世界も含めて、自分が「上級者」だと勘違いしている人間が、ダッファーだと思われる人に対して恥ずかしいくらい「上から目線」で書き込んだり、記事にしたりするのを目にすることが多い。

ゴルファーとしての「格」の高い人というのは、そのプレーぶりや態度、同伴競技者への自然な思いやりや、前後の組で回る人たちへの配慮、コースならびにグリーンに対する愛情、そしてゴルフに対する深い憧憬や知識、そしていつもプレーに対する好奇心や研究心に満ちて、毎回のプレーで惰性で流すプレーなどせずに常にチャレンジするような人だろう。
...たとえ、いつもいつまでたってもその打数が減ることがなくても、だ。

そういう人はおそらく、自分がいくら努力してもその打数が減ることがないので、毎ホールパーだのバーディーだので回る人が信じられなくて、そんな人に会うとあこがれと尊敬を込めて敬語を使って話しかけたりする。
すると、ただ若い時からゴルフに接していて、人並みに運動神経もあり、ゴルフをやる環境にも恵まれた挨拶も満足にできない、傲慢で頭の空っぽな男は、年上の紳士である永遠のダッファーに対して半分馬鹿にしたような態度で、素っ気なく返事をする。
男にはそんなダッファーのゴルフなんか、ただバタバタとした邪魔な同伴競技者としか見えていないのだ。

俺自身が質の高いゴルファーにはなりたくともなれない欠陥ゴルファーだから、そんなことがよく見える。
...ちょっと自分が上手くなったりした時には、自分も周りを上から目線で見たりした恥ずかしい記憶があるし、たくさん叩く人間を内心馬鹿にしていた時期だってあったから。
ただし、普通はすぐに気がつく...上には上がいるし、実際に理想のゴルフをするような高みには自分が一生たどり着けないことに。

そうして見えてくるのは、すばらしきダッファーたち!
どんなに女神に無視されても、へこたれず、あきらめず、タイガーなら100回くらいクラブを叩き付けているような状況でも、笑いを忘れず、周りに気を使い、同伴競技者に謝りながら、クラブを抱えて走り回る。
たくさん叩く。
でも、決してゴルフを嫌いにならない。

ひとホールに書き込む数字が少しくらい少ないからって、たくさん叩く人を上から目線で見る「ゴルファー」よ、ゴルフの奥深さはそんなものじゃないってことを少しは考えた方がいい。
「すばらしいゴルファー」は、そんなことはほとんど関係ないんだから。
ゴルフはそれだけじゃないってことに、後で気がつくから。


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「仰る通りですね。
下手にコメント書くことも悩ましいくらい、そう思います。
なんだか今日は嬉しい記事、心打たれる記事を見ることが幾つかあって
それだけでも随分と今日はいい一日になりそうな気がしています。
Posted by:みずお at 2009年09月30日(水) 12:27

いつも楽しみにしています。
真剣にゴルフ上達を夢見ています。単なる技術屋ではなく、ルールやマナー、立ち振る舞いなども含めて。仰ることが染み入ります。まだまだです。
Posted by:myひげおやじ at 2009年09月30日(水) 18:18

あるコンペでプロと同じ組になり、
私が一打目を打った時に、
そのプロに、鼻で笑われた事があります。
でも、ゴルフを続けています。
ダッファーですが、ゴルフが大好きだから。
Posted by:黒いひつじ at 2009年09月30日(水) 18:21

みずおさん、こんばんは。
そう書いていただけることがありがたいことです。
私自身「良いゴルファー」になることの難しさを強く感じていますので、自戒の意味も込めて、でした。
Posted by:大叩き男 at 2009年09月30日(水) 22:12

ひげおやじさん、こんばんは。
一緒に回ったゴルファーに、「またご一緒したいです」と言われるようなゴルファーになりたいと思っていますが...
私もまだまだ「道遠し」です。
Posted by:大叩き男 at 2009年09月30日(水) 22:15

黒いひつじさん、こんばんは。
昔から言われている「嫌な奴ほどゴルフが上手い」ということわざが、いつまでも通用する状況であるというのが残念です。
自分はそうはなるまい、と思っているんですが...その前に「嫌な奴」と言われるほど腕が上がらないのも悩みの種で(笑)。
ゴルフの楽しみ、ずっと追い続けましょう。
Posted by:大叩き男 at 2009年09月30日(水) 22:20

なんだか、そのお返事も嬉しい朝です。
ゴルフお供する機会あれば嬉しいと、勝手に思っています^^;
会ってみれば・・・ ということも多々あるこういうネット社会ではありますし
表に出たり、後でとやかくあるのも苦手な方なもので、控えることが多いのですけど、大叩き男さんはそんなこと気にせず楽しませてくれそうな気がします。
Posted by:みずお at 2009年10月01日(木) 07:50

みずおさん、おはようございます。
私はそんなに立派なゴルファーではありませんので、そう思っていただけるだけで汗をかいてしまいます(笑)。
でも、今月10月か11月にどこかのオープンコンペでまた一組とって、皆さんと遊ぶのも面白いかも知れませんね。
以前に一度一組とって参加していただいた方は、みんな「愛すべきゴルファー」で、実に楽しい一日だったし、その後のおつきあいも続いています。
まあ、こんなブログ読んでいる方には「嫌な奴」はいないと思っていますが...
平日でよろしければ、企画しましょうか。
Posted by:大叩き男 at 2009年10月01日(木) 09:41

基本的には人間性なんでしょうけど、車を運転するとヒトが変るとか、ゴルフは本性が出るとか言いますね。
最後は誰からも誘って貰えなくなって気が付くんでしょうけど、時すでに遅しなんですよね。
Posted by:koba at 2009年10月01日(木) 11:09

kobaさん、こんにちは。
本当に一緒にゴルフをすると、人間性までよくわかってしまいますよね...恐ろしいことです(笑)。
私も自分で「え? 俺ってこんな奴だったの?」なんて驚いています。
Posted by:大叩き男 at 2009年10月01日(木) 13:40

はじめまして。
勘違いなやつ確かにたくさんいますね!いくらゴルフが上手くてもハウスキャディに嫌われるような輩はだめですね。なんかすがすがしい語りと笑えるイラストに感激しました^^
Posted by:わがままおやじ at 2009年12月17日(木) 19:32

わがままおやじさん、はじめまして。

こんな内容ですが、お気軽に遊びに来てください。
「嫌な奴ほどゴルフが上手い」...昔の人が言った言葉です(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2009年12月17日(木) 21:55 」

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