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2011年1月18日 (火)

レッスン書が増える度に... (2020年8月23日)

Bu100823


「レッスン書が増えるたびに 窒息するゴルファーが増えて行く」...ボブ・マーチン。

薄々感じてる人も多いだろう。
ゴルフスイングの新しい理論や、練習法や、チェックポイントなどの「評判になる」レッスン書が発売される度に、なんだかゴルフってものが複雑になって行くように思えてくること。

確かに「新しい」レッスン書には、「おおっ!」と思えるような内容が含まれている。
思わず「そうだったのか...」と、目の前が開けたような気にもなるだろう...
だが殆どの場合、しばらく実践していると「あれ?」と気がつく事が色々と出てくる。
「これは、前に呼んだあの本と同じ事じゃないか?」「これは、今まで練習して来た事と全く逆の事言ってるけど、これでいいんだろうか?」

ゴルフってゲームは、そもそも「地面に転がっているボールを、棒切れで遠くへ正確に飛ばそう」っていうゲーム。
この動きは人間の本来の身体の作りや自然な動きに逆らうもの...だから、自分の本能のままに動くとろくにボールに当たらないし、遠くに真っすぐ飛ばすなんてことは不可能だといえる。
だから動きに制限を加える。
例えば「頭を動かさない」「スエーしない」「肩を上下動させない」「脚をばたつかせない」等々...これらは、実は地面にあるものをなんとかしようと思った時に自然に出る動きを止める事でもある。
古来、人類が地面の穴から出てくる素早い獲物を獲るためにして来た動き...それに逆らうのがゴルフのスイングというわけ。

そんな不自由な動きを身体に覚えさせてボールを打って遊ぶには、まず大事なのが何度でも同じ動きが出来るように「再現性の高い動きを身につける事」。
これが一番大事だという事は古のゴルファーにも判っていたために、昔からゴルファー達はその習得に努力した。
結果、それぞれ自分の身体や心の特性に応じて、個性的だけど自分には再現性の高いスイングを時間をかけて身につけて行った。
で、その努力の過程をなるべく省いて、合理的で再現性の高いスイングを短い時間で身につけさせようというのが世に数あるレッスン書の目的だ。

だが、多過ぎる。
どれも最終目標は同じはずなのだが...例えば「フッカー」と「スライサー」は逆の動きをしている。
例えば、身体の硬い人、柔らかい人、太った人と痩せた人、力持ちとひ弱な人...
そのそれぞれが違う悩みがあるのを、どのレッスン書が救えるか?
世に出ている膨大な数のレッスン書の海から、まずは自分に必要なレッスン書を選ぶためのレッスン書が必要なんじゃないか...と思えるくらい。
...もし自分で心底信頼出来るレッスン書に出会った人は、本当に幸運な人だと思う。

ゴルフが上手くなるのは、また別な事だと思うんだけどね。


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「拝読しながら、思わず我が身を省みて苦笑してしまいました。
私も、もう不惑を過ぎましたが、恐らくはマニュアル世代。動いてから考えるのではなく、まず最初に解説書やレッスン書を、訳も分からないまま読み漁りました。頭でっかちになるばかりで、いい加減なスイングを繰り返し・・・。
今の手許に残るのは、陳清波プロの本と、モダンゴルフでしょうか。
運動音痴の私では、似ても似付かぬ醜態を晒していますが、練習量が増え、ラウンド回数を重ねるごとに、「臨機応変」、「対応力」、そして「柔軟な考え方を持つ頭」が大切なことに、チョットだけ気付いて来たかもしれません(現場では、瞬間湯沸かし器の如くカッカしてますが)。
様々なレッスン書に対しても、同じ気持ちで臨んでます。とても新鮮な気持ちになれますので。
でも、それでもやっぱりゴルフは上手くなりたいです。
Posted by:SIGEL at 2010年08月23日(月) 10:39

ずーと我流でゴルフを続けています。
フッカーでもまぁ~いいか~と気楽にやっていた頃のほうが
良いスコアであがれていたような、、、(笑)
ストレート、、、もしくは、ここでどうしてもスライスが打ちたい  なんて
考え、スウィングをあれこれいじり始めてから、、、(泣)
問題は、元のフッカーでいいや~ と思ったのに元に戻れなくなって
しまったことです、、、(笑)
Posted by:左鍛造 at 2010年08月23日(月) 19:35

SIGELさん、こんばんは。
勿論、気分転換や反省のためにそれに合うようなレッスン書を買って、色々やってみるのもゴルフの楽しみの一つです。
でも、思うんですが「こうしなくてはいけない」とか「こうするべき」なんて事が増え過ぎると、わずか何秒かのスイングをする時間には入りきらなくなるのでは、と。
ラウンドしながら、楽しみが増える方向での知識が増えればいいと思いますが...
Posted by:大叩き男 at 2010年08月23日(月) 21:41

左鍛造さん、こんばんは。
レフティの人に合うレッスン書と言うのは少ないですからねえ...
で、野生の本能でゴルフをやって来た人が、余計な知識が入り過ぎて道が判らなくなる、っていうのはよくある事です(笑)。
なんせ、私がそうですから。
ちょっとカッコ良いスイングにしようとして、とんでもない迷路に入り込んでしまった事があります。
...今はもとの自己流格好悪スイングで楽しんでいますけど...
Posted by:大叩き男 at 2010年08月23日(月) 21:47

全く同感ですね!
私もこれまで購読したレッスン書やゴルフ雑誌はいつの間にか高さ1m位が3つも出来てしまいました。
最近では、やはり究極のポイントはスイングそのものよりもむしろコースマネジメントに有る様に思っています。
どう思われますか?
Posted by:bolgeyman at 2010年08月23日(月) 22:18

ogeymanさん、こんにちは。
ゴルフのレッスン書のほとんどは、「スイング」を作るためのものです。
それはボールに上手く当てるにはどうするかを教えるもので、「ゴルフ」の中の基本というかベースになる事柄です。
で、ある程度打てるようになると「スコア」に直結するのは仰る通りコースマネジメントや心のあり方などの「ゴルフ頭」を良くするための本のほうです。
色々な見方や考え方がありますが、どれにしても「ゴルフ頭」が良くなれば、それまで造り上げたスイングが役に立ちますが、「ゴルフ頭」が悪いとどんなにスイングが良くても、結局コースでは(コースの罠にはまって)つまらないミスの繰り返しとなり、スコアの向上は望めません。
Posted by:大叩き男 at 2010年08月24日(火) 10:27 」

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