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2011年1月17日 (月)

来年からのウェッジの溝規制! (2009年2月21日)

Bu090221


一般の人には殆ど知らされていないけど、R&Aの通達によって来年からウェッジやアイアンなどの溝の規制が始まる。
これは凄いことで、正式には今発売中のウェッジ殆ど全部が規制になり、使えなくなる(規制対象外になるウェッジは無いんじゃないかと聞いた。)。

ただし、2010年から規制になるのはプロのみで、2014年からはトップアマの試合でも規制される。
そして一般のアマチュアに規制が来るのは2024年(つまり現在から15年の猶予期間がある)。

この規制には色々な抜け道があって、今の溝のクラブを製造できるのは2009年(つまり今年)一杯、そして今年中に製造したものは以降も販売できる。
つまり一般の人は今の角溝ウェッジはまだまだ使えるということ。
そして15年も同じウェッジを使う人はそうはいないだろうから、その間に自然に規制にあったウェッジに買い換えが進んで、なんの問題も起きないだろうと考えられているらしい。
そこで問題は競技ゴルフを目指している人達はどうするか...いつからアマチュアの試合での規制が始まるか...スコアに直結するウェッジのこと、これは気になるんじゃないだろうか。

なにしろ、新しい規制によるとそれに適合するアイアン、ウェッジは1942年の溝の形だと言うんだから。
それはもちろん、溝の角の角度から形式にまで細かい規制がかかり、今のウェッジは全部ダメ。
そして、1942年頃の溝の容積というのは、今の角溝のウェッジなどの容積より40パーセントも少ないそうで、これによりフェアウェイからのショットと、ラフに行った場合のショットでもスピンに差をつけるのが目的だという。
今のウェッジでは、ラフに行ってもフェアウェイと同じだけのスピンがかかってしまうために、アンフェアだということがそもそものきっかけらしい。

どうなんだろう...15年は使えると言っても、今流行の「角溝」「激スピンウェッジ」「ミーリング加工」なんぞといった売り文句のウェッジが、来年から「プロの世界では本当は違反クラブなんだ」とか「アマでもトップの連中は、もうすぐ使っちゃいけないクラブになるんだ」なんて言いながら、例えば月例やパブ戦なんかで堂々と使っていけるだろうか?
ドライバーの規制の時にも問題になったのは、そういう「2重基準」でプロからトップアマ、そして自分たちまで「同じゴルフ」をプレーしている、という一体感を壊してもいいんだろうか? ということ。
こんな、いくら時間の余裕があるとはいえ、結構厳しい影響が出る規制なのに今あんまり問題になっていないのは、今あるクラブを売り尽くしたいため、なんて事じゃなければいいけど。


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「ミーリング加工は愛用品にも施されているので
これもダメとなると厳しいですね。
アマチュアがよくてプロがダメってのはおかしな話ですよ。
同じルールで競うのがゴルフ、そう認識していますけど・・・
やっぱり商売絡むから妥協案が出たんでしょうか・・・
Posted by:みずお at 2009年02月21日(土) 19:15

こんばんは。そういえば以前、ピンアイ2(だったかな)の角溝で、ゴルフ協会とPING社の間で結構揉めていたような記憶があります(結局は、うやむやのうちにPING社が新たに角溝アイアンを作るのを止めて収まったのかな?)。何事もうやむや、玉虫色にすると禍根を残すということですかね。
Posted by:NOB at 2009年02月21日(土) 19:17

みずおさん、こんばんは。
ミーリング加工自体よりも、溝の角の丸みやら角度やらが非常に厳しく規制されますので、現行品は全てダメらしいです。
ただし、アマチュアの規制は15年後からですから、なんにも問題にはなってないようです。
でも、トップアマの競技は5年後からですから、影響があるって言えば言えますよね。
それに、今年いっぱい作る事が出来て、その製品はある限り売って良い訳ですから、多分今年はメーカーは「激スピンウェッジ」の大増産をするんじゃないですか。
2010年からは、規制にあったウェッジしか作れなくなって、それは「絶対に」今のよりスピンがかからないわけですから。
どうなることか?
Posted by:大叩き男 at 2009年02月21日(土) 21:06

NOBさん、こんばんは。
ピンの場合は、「ピンアイ2」を違反クラブとして認め、合意にあった「ピンアイ2+」をつくりましたね(たしか?)。
今回の規制は、時間の長さが問題をうやむやにしていますね。
Posted by:大叩き男 at 2009年02月21日(土) 21:10

こんばんは。
ドライバーの高反発規制と違って、ウェッジの溝はリメイク出来るので、それはどういう扱いになるんでしょうね?
それから、メーカーの開発競争によって「ルール適合でも高スピン性能」なんて能書きのウェッジも出てきそうな予感もありますが、さすがに無理かな?(笑)
Posted by:koba at 2009年02月21日(土) 23:27

kobaさん、こんばんは。
今度の規制はかなり厳しく、溝の容積や角の丸みの角度などを本当に細かく決めているので、リメイクしたものではまずダメでしょう(まあ、普通なら15年後の話ですけど)。
それより、これは私の予想ですが、「溝がダメなら材質で」とかなるんじゃないかと思います。
例えば、凄くボールとの摩擦が大きい素材とか、ラフの草の影響を少なくするような素材とか...メーカーもその時になったらきっと凄いアイデアを考えますよ。
で、またR&Aが規制を出すと(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2009年02月21日(土) 23:43

こんばんは!
ちょっと重ねるようになって申し訳ありません・・・
自動車レースのF1と同じような道を辿ってるような感じですね。
進み過ぎたテクノロジーが、ドライバーの能力を遥かに超えてテクノロジーのレースだけの側面が強くなり過ぎ、FIAはドンドン規制を強めて、メーカーはそれを超える努力を繰り返す、というイタチごっこをし続けて来たんですが、それさえもどうしようもなくなり、挙句の果てにはタイヤもワンメイク、そしてエンジンまでも・・・と・・・
ゴルフも、特にプロゴルフの世界では同じような方向に向かっているように見えますね。でも、それが決して悪い方向かはわかりませんが・・・
Posted by:ひろみろ at 2009年02月22日(日) 01:02

ひろみろさん、こんにちは。
プロゴルフの世界は、ホントに似てきましたよね。
確かに「飛距離の増加」と「ラフからもスピンがかかるウェッジ」の二つは、今あるコースの攻略法を決定的に変えてしまう可能性が高いので、規制が必要なんだろうと思います。
このまま行けば、7500ヤードでパー68とか、予選カットが10アンダー、なんて事だってあるようになるかも知れないし...
難しいのはアマチュアの規制ですね。
飛ばしたいのも、止めたいのも、どちらもアマチュアの見果てぬ夢なんだから。
Posted by:大叩き男 at 2009年02月22日(日) 11:10 」

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