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2011年1月18日 (火)

コース考  (2010年4月6日)

Bu100406


先日、典型的な日本風林間名門コースとやらでプレーして、考えることがあった。
両側には歴史を感じさせる松の木の林が続き、緩やかにうねる広いフェアウェイ、それぞれ小さなメインのコーライグリーンとサブのベントグリーンが並ぶグリーン周り...
グリーンから次のティーグラウンドまでの距離は短く、松でセパレートされた林はそう簡単に隣のホールから打ち込まれたりはしない。
松の林は、季節の変化に関係なく常に同じような風景とプレーする条件をゴルファーに与える。
二つのグリーンは、どんな季節の変化にも十分に対応する、手入れされたグリーンをゴルファーに与えてくれるのだろう。

...だけど自分は、プレーしていて楽しくならなかった。
自分がこういう古い伝統のあるコースをあまり好きではない、ということを改めて思い知った。
そうして考えてみると、ゴルフコースの歴史というものには敬意を払う気持ちはあるが、プレーするのならこういう「伝統的日本風林間コース」ではなく、狭くてもアップダウンがあっても、歴史が無くて安っぽくても「アメリカ風ワングリーンのコース」や「リンクス風ワングリーンのコース」の方がずっといいと思ってる自分がいる。

「一年中同じ条件でプレーさせてくれる」という松林は、俺にとっては「一年中同じ景色」で面白くない...たとえ秋に落ち葉でボールを無くすことが多くても、冬の枯れ木の林が貧相でも、四季折々の時の移ろいを感じさせてくれる落葉樹の林の方がずっと好きだ。
まして、ティーグラウンドからだんだんグリーンに向かって集中して行くべきショットに対して、だらしなくぽかんと広くなったツーグリーンの間の抜けた風景は、いつもどんな名のあるコースでも興醒めする景色としか感じることができない。

自分の感覚としては、ワングリーンのコースに対するプレーはグリーンに近づくに従って目標が狭くなり、短いクラブを使うほど狙いが厳しくなっていくためにゴルフを遥かに楽しめる。
そして、地形的なハンデさえホールごとの景色の大きな変化となって楽しむことが出来るし、あちこちに残る雑木は新緑も花も紅葉も、それぞれにゴルファーを楽しませる。
スコアは良かろうが悪かろうが、ゴルフがある種の「旅」のゲームだと思っている俺は、ホールごとにハラハラしたり興奮したり...「この次のホールにはどんな旅が待っているんだろう」なんて気持ちが常に新鮮で楽しい。
...ところが、こういう古い林間コースは次々とホールを重ねていっても、ほぼ同じような景色が続いて俺のような記憶力の良くない人間には、ホールを覚えられない。
新たな感動の旅がホールごとに始まるのではなくて、常に前のホールの「続き」の旅しかないような気がしてくる。

コースのいい悪いではなくて、ゴルフの楽しみ方が違うのだろう。
俺は、ワングリーンで変化のあるコースを好む...後でトリッキーだとかフェアじゃないとか狭いとか文句を言っても、ボールを沢山無くそうとも、いくら大叩きしようとも、そういうコースでのゴルフの方が俺は楽しんでいる。

残り少ない時間、まだまだ沢山回ってないコースがある中で、やっぱり俺はワングリーンの変化のあるコースの方を楽しんで回って行きたい。

あくまで好みの問題だけど、あらためてそう思う

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「こんにちは。
良い悪いじゃなくて、どちらが好みかって話ですよね。
日本中のコースはワングリーンに改造しろ!って「天下の暴論」じゃなくて良かった(笑)
名門コースでのラウンド機会が非常に少ないので、どうのこうの言えないのですが、フラットな地形に松林とツーグリーンの組合せならレイアウトのバリエーションは限られますから。
初めてのコースでラウンド中に、ここ前にも来たっけ?と”デジャブ現象”になることもあります(笑)
新しいホームに入会して、もうすぐ1年経ちます。
これまで何度もラウンドしましたが、グリーンの状態がベストな時期って、1年の内でほんの数ヶ月しかないんです。
それでもワングリーンの場合はそこを使わざるを得ないから、グリーンの維持管理は相当に大変なんだろうと思います。
老舗の名門コースは当時のメンテナンス技術や日本特有の気候や土壌とかの要因もあってツーグリーンにするしかなかったんでしょうね。
仰るとおり、ツーグリーンのコースはグリーンとグリーンの中間がセイフティゾーンになる場合が多いので助かったりしますけど(爆)
Posted by:koba at 2010年04月06日(火) 13:14

こんにちは、ワングリーンの良さは確かに思いますね。
グリーンに近づくにつれてチキンになって行く自分・・・。
花道以外は罠だらけって感じで 「狙うの?刻むの?」って
問いかけられている気分。
僕の好きなコースでいつもやっつけられるコースが有って、
そこは当日の午前・午後だけでもガラリと顔つきが変わります。
そして、冬場はまるで ”火星” の様な印象、夏場は目がしみる
程の緑色の濃さが楽しめます。
友人に画像を見せたところ「コレって日本か?」との感想でした。
そのコースはセントレイクスゴルフ倶楽部ですが、もしも
機会が有れば是非ラウンドしてもらいたいコースです。
どんな季節であっても楽しめますよ~。
Posted by:joshua at 2010年04月06日(火) 14:58


グリーンやレイアウトに注文が出来ない私です。
が、
ワングリーンではパットが長くなるし、
ツーグリーンならボギーオンも出来ないし
景色が楽しめるゴルフがしたいですね~
          (昔しゃ~楽しめたんですがね~)
Posted by:おっちゃん at 2010年04月06日(火) 19:28

kobaさん、こんばんは。

あー!
それはそのうち暴言でやろうと思っていたのに...
そんなに先走んないで下さいな(笑)。
ワングリーンのメンテナンスが難しいことは承知していますが、コウライグリーンが嫌いな私にとっては「腐ってもベントグリーン」ということです。
まあ、そういう名門コースでプレーするということは今後は無いでしょうから、そんなに大した問題では無いんですが...
Posted by:大叩き男 at 2010年04月06日(火) 23:0

joshuaさん、こんばんは。
セントレイクスゴルフ倶楽部、ですか。
全く知りませんでしたが、そういうコースなら一度は回ってみたいものです。
いくつ叩いても、楽しんでまわれそうなコースですねえ...
攻め方も毎回行く度に違って来たりして、飽きがこないコースなんでしょうね。
Posted by:大叩き男 at 2010年04月06日(火) 23:10

おっちゃんさん、こんばんは。
箱の中の練習場や、シミュレーションゴルフではないんですから、「ゴルフ」をするってことは自然を楽しみ、景色を楽しむことと思っています。
ただ、年を取ってわがままになって、「自然を楽しむ」事の中に「悪天候」を入れないようになりましたが(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年04月06日(火) 23:16

2グリーンのコースには大概タクティクスが欠けてます
狙いどころをツーグリーンの中心に置いとけば基本的に大けがありませんからね
池でセパレートされてれば話は別ですがそんなの見たことないし
ゴルフは天と地のGAME
のせてはいかんトコがあるのもONE GREENの醍醐味だと自分は思いますよ
Posted by:とりあへぐんて at 2010年04月07日(水) 02:38

とりあへさん、こんにちは。
その通りです。
ゴルフのイラスト仕事を始めた頃には、「グリーンに打つ時はグリーンとグリーンの間を狙え」というのがセオリーだとイラストで描いた事があります。
今にして思えば、本来のゴルフでそんな攻め方はインチキなんですけど、当時は殆どのコースがツーグリーンだったのでそんな事が普通だったようです。
時代は変わりました(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年04月07日(水) 11:29 」

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