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2011年1月18日 (火)

天下の暴論...18  (2010年8月7日)

Bu100807


「プロの試合は、ウッドはパーシモン、ボールは糸巻きバラタ、シャフトはスチールに限定しろ!」

最近、プロの試合はメジャー以外は殆ど見なくなった。
そのメジャーでさえ自分とは関係ないショーを見ているようで、思い入れのあるプロ以外は「ふ~ん」で終わる程度の興味しかない。

聞いてみても、周りのほとんどのアベレージゴルファー達はプロの試合結果に興味を持っていない。
その理由を自分なりに考えてみると、「プロの試合と自分のゴルフが全く関係ない」と感じていることに大きな原因があるように思う。
例えば、今のプロにとって520ヤードくらいのロングホールは、男子プロならほとんどがミドルアイアン、もしくはショートアイアンで平気でツーオンしてくる。
...アイアンの番手の距離も馬鹿げた飛距離であきれてしまう...まるで自分達がやっているゴルフとは関係ない世界のゴルフなのだ。

これがパーシモンの時代は違った。
「飛ばし屋」と言われているプロでさえ300ヤードを飛ばす者は殆ど無く、キャリーで300ヤード飛ばすプロは正真正銘の「化け物」と言われていた。
それが(勿論コースセッティングや風などの状況の違いはあるが)、今は殆どのプロが300ヤード前後は打ってくる。
例えば、あるゴルフ場のロングホール、かって若かりしトム・ワトソンが「生涯最高のティーショットと、生涯最高の3wだった。」と言って2オンしたパー5...今ではここを普通の日本のプロがアイアンで2オンするのだ。
おかしいだろう。
道具の進歩は「必然」だというにしても、コースはそれに合わせて進歩出来ないのだ。

パーシモンを使っていた当時のプロのことは、自分のゴルフと比較して「凄いなあ」と自然に感じられた。
シャフトはスチールだったし、長さだって42.5インチが標準で、長くても44インチ程度。
アイアンもスチールシャフトにノーマルロフトで、自分の番手の飛距離の差はやはり「実感出来る」プロとの差を感じさせてくれた。
ある意味でのプロの試合との共通項があったのだ...自分のゴルフの延長線でゴルフをしている、と。

それが今は完全に自分達とは別な世界で試合をしている...だから、特定のプロ以外に試合の行方やスコアには興味が持てないのだ。
550ヤードをアイアンで2オンなんていっても「勝手にやってれば...自分に関係ないから」と。

...プロの試合は、パーシモンと糸巻きバラタとスチールシャフト。
大丈夫、信用出来る情報によると、パーシモンは(200年もののミシシッピパーシモンも含めて、十分すぎるほどの原材料の在庫があるんだそうだ)。
まあ、ある特定のメーカーの独り儲けにならないような配慮と、再び糸巻きバラタボールを作るのが厄介だけど、歴史あるコースのパー3・パー4・パー5に、それなりのスリルと技術と本物のパワーを競う試合が再現されるんじゃないだろうか...

アマチュアは、制限無し。
それはそれぞれの場で、それぞれ基準をつければいい。
300ヤード飛ばしたいアマチュアが、それ用の特別のを使って飛ばしても、それはそれぞれのお楽しみ。
プロとの差を実感したい者は、プロと同じ基準のパーシモンに糸巻きを使ってみればいい。

プロスポーツのなかで、ゴルフはファンが「自分もプレーする」人が殆どという珍しいケース。
今のままでは「プロにとっての道具の進化」が、「自分も楽しむ」一般ゴルファーとの距離を広げているだけの結果に思える...そんな馬鹿げた数値の競争よりも、パーシモンにバラタでの「凄い!」と言わせる技術と攻略の競い合いを我々は見たいのではないだろうか?

問題は、プロを看板にした用品メーカーの一番の宣伝文句が使えなくなり、売れ行き不振になったりすることだろうけど...どうなるかなあ...


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「パーシモンの打感と
パーシモンがボールをヒットする音
魅力的でした
スモールボールは復活しませんかね
Posted by:ホワイトタイガー54 at 2010年08月07日(土) 10:34

ワンピースのレンジボール使うっちゅー手もありますね(笑)
Posted by:とりあへね at 2010年08月07日(土) 11:01

ホワイトタイガー54さん、こんばんは。
本当にあの独特のくぐもったような音は魅力的でした。
今の金属ヘッドに2ピース3ピースボールの、金属的な「騒音」に比べると、あのときのパーシモンに糸巻きバラタボールの奏でる音は、夢ににるほど魅力的でしたね..
...スモールボールは...小さ過ぎて苦手でした(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年08月08日(日) 00:00

とりあへさん、こんばんは。
ボールに関しては、以前飛び過ぎる道具の弊害を憂えたジャック・ニクラウスが、自ら飛ばない「ケイマンボール」というのを開発してアピールしましたが、結局失敗に終わりましたね...ドライバーでもでも200ヤードも飛ばないことが、ゴルフの魅力を無くしてしまっているという評判でした。
難しいです...
Posted by:大叩き男 at 2010年08月08日(日) 00:04

道具を制限しても、プロはプロでかけ離れてる気がします。
プロ野球は木のバット、我々は金属バットですけど、やっぱりプロは別世界に感じます。
確かに、ゴルフの場合は道具は共通かプロの方がすぐれてるから、差は野球より大きいとは思います。
Posted by:たろう at 2010年08月08日(日) 01:58
連投スイマセン。
何かの番組の企画で、プロはアイアン1本のみ、というのを見たとき、プロってすごいな…とは思いました。
高松シモンさんの曲打ちなんかも、すごいと思います。
プロは本数制限&ホールによってクラブ指定…だと面白そうだけど、スポーツと言うより、ショーだなぁ。
難しいですね。
Posted by:たろう at 2010年08月08日(日) 02:01

今日、近くのゴルフ場から依頼が有り、屋根の修理に行きました。
練習場のネットを越えてボールが屋根に・・・
先週もいったばかりなのに・・・
おばちゃんが一人暮し。
「昔はボールが飛んで来なかったのに・・・」
トーナメントプロのボールなら解るけど、
素人のヘナチョコボールがネットを越えるなんて???
ロングホールを700ヤードにしないと駄目でしょうな~
その前に、練習場のネットを高くしろ~ってか
Posted by:おっちゃん at 2010年08月08日(日) 12:11

たろうさん、こんにちは。
以前、パーシモンの時代に世界ドラコンチャンピオンとラウンドした事があります(このことはいずれ描きます)。
その時は350ヤード未満のホールはワンオンしてましたが、今と違ってパーシモンにスチールシャフトでしたから、ヘッドスピード、ドライバーンの距離、飛距離とも納得出来るものでした。
しかし、今のプロのクラブは本当にプロに合わせて造り上げられた「ただ1本」のクラブ(我々アマチュアが「出来合い」のクラブに自分を合わせているのとは天と地の差があります)を使っているために馬鹿げた信じられない差になっているのが現実です。
勿論今のゴルファーのほうが身体をアスリートとして造り上げていると言われていますが、当時の世界ドラコンチャンピオンの身体も見事に鍛え上げられたものでした。
という訳で、何より道具に差があり過ぎて我々の参考にならず、かつコースのハザードを意味ないものにし過ぎているのが問題と考える訳です。
だからパーシモン、は難しいですけれど。
Posted by:大叩き男 at 2010年08月08日(日) 13:51

おっちゃんさん、こんにちは。
確かに、我々の飛距離も新技術のために伸びているのが現実ですね...プロのほうがもっと凄いですけれど。
でも、おかげでゴルフが年をとっても若い人と競えるようになっている訳で、アマチュアの場合は道具の進歩は楽しむために役に立っていると思います。
練習場のネットを高くしてもらうのは、必要かと(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年08月08日(日) 13:56 」

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