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2011年1月18日 (火)

紳士のスポーツが...(2010年1月18日)

Bu100118


「紳士のスポーツがゴルフなのではない。ゴルフが紳士を作るのだ。」...バーナード・ショー

これは昔ゴルフを始めた頃に聞いてメモしていた言葉だが、改めて調べてみると、久保田滋氏の編集した「ザ・ゴルフ」(出版芸術社)に
「ゴルフが紳士淑女のスポーツだとする意見には反対だ。ゴルフをやる事で、紳士淑女になるというなら賛成だ。」...バーナード・ショー
という言葉があった。
多分原文はこういった意味だったのではないかと思う。

自分がなぜ30代半ばまでゴルフをやらなかったかというと、当時知り合いにゴルフをやっている人がいなかったためと、テレビや新聞等で見かける「ゴルフ」のイメージが酷く悪かったからだ。
テレビでは、レッスン番組みたいなもので「ゴルフ」を見かけたが、どこぞの社長やら重役やらのお年寄りが、何とも珍妙な格好でボールを打ち、力なく飛んでいくボールを「ナイスショット!」とか言ってプロもおべっかを言う...それはなんだか、功なり名遂げた「紳士」という人達が散歩気分で遊ぶ球遊びか、みたいな印象だった。
そして、テレビなどニュースでよく「緑の待ち合い」とか言われていた。
政治家なんかがゴルフをしながら「密約」をしたり「共謀」を測ったりする場...それに加えてその「待ち合い」なんて言葉には、淫靡で何やら怪しげな印象があったし...

それが、実際にプレーしてみると...これは凄いゲームでありスポーツだった!
それは本当に山登りやロッククライミングに似ていて、「日々同じ条件のない自然を相手に、自分の持てる限りの技術と情熱と頭脳で、最善の攻略ルートを見つけ出し、どんなに不運とアクシデント見舞われようとも、決して諦めずに耐えて目的地にたどり着く!」...
おまけにその凄さの極めつけは、「審判がいない!」。
いくらでもインチキもズルもし放題...どこの場面でも堕落への誘惑の手が伸びてくるのだ!

こんなものは他にはない。
これに惚れ込んで熱中するものが、外見はともあれ「心は立派な紳士」にならないはずがない。
だからこの言葉が心に響く。

...ただ、これに耐えた上でも「悪魔」は誘惑の手を緩めない。
スコア..数字の誘惑だ...ゴルフはあくまでスポーツでありゲームであるのだから、数字で優劣あるいは順位を競う宿命がある。
そして熱中するあまりに数字にすべてを賭けるようになると、いろいろなものを逆に失う事になる。
曰く「100で回る人はゴルフを疎かにし、90で回る人は家族を疎かにし、80で回る人は仕事を疎かにし、70で回る人は全てを疎かにする」

...我々はゴルフを楽しんで「心の紳士」になりたいものだ。

くれぐれもスコアの誘惑に負けて、努力した結果「嫌な奴ほどゴルフが上手い」なんて言われる存在にならないようにね...


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「こういう格言があること自体が当時の世相にも
選ばれたもの 選ばれざるもの
その図式があったことの証かもしれません
スナフキンになりたい自分にとっては
どうでもええことですけどね(笑
Posted by:とりあへノート復活 at 2010年01月18日(月) 10:25

自分は、ゴルフが下手くそなのは仕方ないとしても、「紳士」かどうかは別にして、人間として大切な事を疎かにしたくないと思っています
犠牲にできないから下手のままかも?!
Posted by:myひげおやじ at 2010年01月18日(月) 10:36

似たような文言ですが「90を切る人は友達を失い、80を切る人は仕事を失い、70を切る人はすべてを取り戻す」っていうのを聞いたことがあります
Posted by:yamasan at 2010年01月18日(月) 12:46

とりあへさん、こんにちは。
「紳士淑女」なんて言葉が、対局に「労働者」あるいは「身分の低い教養のないもの」なんて意味を含んでいますからね..
それにしても、私の周りには私を含めスナフキンが多くて困ります(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年01月18日(月) 18:25

myひげおやじさん、こんにちは。
大事なものを犠牲にする程熱中するってのも、ある意味大したものですが...
それに少しくらい上手くなったって、上には上がいるのを知るだけですから(笑)。
でも、出来る限り上手くなりたい、ってのは本能ですかね(笑)...いや、ゴルフをもっと深く楽しみたいからか。
Posted by:大叩き男 at 2010年01月18日(月) 18:31

yamasanさん、こんにちは。
それは知りません。
でも、70を切っても家庭や仕事を取り戻せるとは思えませんが...
Posted by:大叩き男 at 2010年01月18日(月) 18:32


私の場合、
小さなとわいわいガヤガヤ賑やかなゴルフは、
到底紳士には成れないし、
これって「ゴルフの真髄」を外れているんでしょうか?ね~
Posted by:おっちゃん at 2010年01月18日(月) 22:07

おっちゃんさん、こんばんは。
ここで言う「紳士」というのは、外見や職業や財産や名声などで飾られた「身分」を言うんじゃなくて、ゴルフに立ち向かう事で得られる「高潔さ」や「潔さ」などを内包した「人格」の事です。
それがあるなら、ボロを着てても立派な「紳士」です(笑)。
その上での楽しみは,良いんじゃないですか(笑)。
Posted by:大叩き男 at 2010年01月18日(月) 23:40 」

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