« レッスンプロ考 (2009年6月30日) | トップページ | プロ意識 (2009年7月4日) »

2011年1月17日 (月)

いわきの海  (2009年7月3日)

Bu090703


恩人であり、お世話になった山野辺進さんの、いわき市内での個展の帰りだった。
せっかくの山野辺さんの絵の感動を、常磐高速をただ走って帰るために消してしまうのがいやだった。

太平洋に沿ってのんびりと海の見える道を走ろうか、とうちの奥さんと話して高速を降りた。

時間はまだ早く、日が落ちるまでには十分な余裕があった。

五浦の近くだったろうか...
道から綺麗な海が見えたので、海への細い路地を入ってみる。
細い道をずっと走っていくと、小さな堤防に出た。

車を止めて堤防に上がってみると、綺麗な砂浜が広がっている。
右に見える崖が綺麗に見えたので、砂浜を崖に向かって歩いて行く。

崖の上には何本かの松が並び、崖下の群青と深緑の混じったような海と、
その上のまだ完全には青く晴れ渡ってはいない、みずいろの空と、
そしてまだちょっと夏には早い、誰も人のいない砂浜...

なんだか胸が痛くなるような、「海の風景」があった。
あの意味もなく胸躍る「夏の海」にはまだ少し早く
でも、海の色にはあの妖しい「夏」の気配が漂っている。

もうすぐここは、「夏」で一杯になり
「夏」の沢山のストーリーと思い出を作り出すんだろう。

静かにこの海は、まもなくの夏を待っている...

(ブログ「人・酒・旅 」より) 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

|

« レッスンプロ考 (2009年6月30日) | トップページ | プロ意識 (2009年7月4日) »

間話休題(閑じゃない)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1457285/38508603

この記事へのトラックバック一覧です: いわきの海  (2009年7月3日):

« レッスンプロ考 (2009年6月30日) | トップページ | プロ意識 (2009年7月4日) »