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2011年1月17日 (月)

忘れられないプロゴルファー34「アニカ・ソレンスタム」 (2009年4月20日)

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アニカ・ソレンスタム、1970年10月9日、スエーデンストックホルム出身。
USLPGA72勝、メジャー10勝、2001年から5年連続を含む賞金王8回。
そして、ベストスコア59.
2008年引退。
言うまでもなく現代の女子プロゴルファーを代表するゴルファー。

スエーデンのように自然状況が厳しくて、およそゴルフには向いていない国で、こんなレベルのゴルファーが出てくるのは、ピア・ニールソンが唱える「54ビジョン」によるゴルファーの育成方法が大きな力となっているといわれている。
この「54ビジョン」というのは、18ホール全部でバーディーを獲ることは可能であり、そうするとスコアは18アンダー54となり、これを目標にするということ。

ただ、他にも何人かスエーデン出身のプロはいるが、これだけの活躍をしているのは彼女だけなんだから、ソレンスタムが天才でもあったということは間違いない。
そのスイングはフックグリップで、早めの「ルックアップ」が特徴で、実に無駄な力が入らずにリズミカルで...それなのに飛距離が出て正確である。
フックグリップで早めのルックアップをするということは、左への引っかかりを防ぐには良い方法で、強烈なフックグリップのデビッド・デュバルやポール・エイジンガーも、そうした方法で正確なショットを打とうとしている(ただ、フレッド・カプルスだけは例外で、頭を残しても綺麗なフェードボールを打っている...だから天才なんだけど)。

どう見ても身体に負担のかからないスイングだと思えるんだけど、何年か前に椎間板ヘルニアで長期戦線離脱と聞いたときには驚いた。
ただ、この原因は彼女のスイングの特徴でもある「頭の動かないスイング」...早めのルックアップで頭が動いているように見えるけれど、アドレスからトップ、インパクトまでは頭は動かずボールも見ている...のために「アドレスからフォローまで、全く変わらない前傾角度」を維持するために腰に負担がかかったのではないかと思う。
大体ゴルフのスイングのように、地面にたいして腰を曲げて前傾させたままで回す、なんて人間の動きとしてはかなり無理な動きなんだから。

ロレーナ・オチョアが、若いしなやかな身体を鞭のように使ってボールをはじき飛ばすのに対して、まるでアプローチでもするかのようにどんなクラブでも同じスイングリズムで打つソレンスタム。
彼女のスイングならいくつになっても同じレベルのゴルフを続けられるような気がするんだけれど...

俺はどんなプロのスイングよりも、彼女のスイングのリズムとテンポ、シンプルな動きが素晴らしく思える。
ああ、あんなスイングが出来たら、まだまだ俺自身上手くなれるような気がするんだけどなあ、なんて夢を見て。


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「こんばんは。
アニカと言えば、真っ先に脳裏をよぎるのは、PGAへのチャレンジでした。
周りはお祭り騒ぎでしたが、彼女の受けたプレッシャーはどのトーナメントでも味わったものでないものだったでしょうし、結果は失敗に見えましたが、あの勇気は凄かったと思います。
Posted by:koba at 2009年04月20日(月) 23:13

こんばんは
きっとほとんどのゴルファーが、自分に合ったスイングを探して一生が過ぎてしまうんでしょうね
Posted by:Shu at 2009年04月20日(月) 23:18

kobaさん、おはようございます。
そうですねえ...あの男子ツアーへの挑戦は、彼女の意志だったのか、スポンサーの要望だったのか...
プレーに集中できないような、ゴタゴタがあったようなことを聞いていますが...
Posted by:大叩き男 at 2009年04月21日(火) 05:32

Shuさん、こんにちは。
自分にあったスイングなんて見つかるんでしょうか...
わたしゃ、自分の「良い」スイングってなんだったんだか、さっぱり判らなくなってます(笑)。
ああ、ソレンスタムみたいに振れたら、と思ってはいても...現実は...
Posted by:大叩き男 at 2009年04月21日(火) 14:45 」

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コメント

アニカを研究して早や5年。80台前半のスコアで維持中の49才です。本当にアニカの引退は残念です。ルックアップ打法は、子供とのキャッチボールと同じ!目標にできるだけ早く目線をむけること。。。人間って見た方向にボールが飛ぶことを理解するまで練習あるのみです。開眼したポイントは、バックスイングでストレート、フォローでストレートのイメージがベターと感じています。結果、バックスイングでは、常にシャットを保ち、ダウン~フォローには、極自然にインパクトがないスイングを心がけます。。。アニカはテイクバックで頭が右に動きますね!!では。。。

投稿: 和歌山太郎 | 2011年9月24日 (土) 15時52分

和歌山太郎さん、はじめまして。

アニカのスイング...ある意味究極のスイングです。

和歌山太郎さんなりの「アニカ風スイング」、是非完成させてください。
これからのシニアゴルファーの救いになるかもしれませんから。

投稿: 大叩き男 | 2011年9月25日 (日) 13時10分

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