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2011年1月18日 (火)

日常の感動は... (2010年8月9日)

Bu100809


日常の感動はひと眠りで忘れてしまうが、「完璧に打てたボールがイメージ通りに飛んで、ピンの根本にぴたりとついた」そんな瞬間は生涯忘れない...ピーター・アリス。

...まあ、本物のゴルフ好きあるいはゴルフ狂の言葉だろう。
ゴルフをやらない人には、とても理解出来ない言葉だと思う。
それなのに...れっきとした知識も教養も、ついでに地位まであるような大人達が、こんな言葉に「うんうん」とか「あるある、そんなこと」なんてうなずいてしまうゴルフって...

普通に考えれば「日常生活の中の感動こそ人生の喜びだ」とか「どこにでも感動することはあるし、ひと眠りで忘れるなんて事は無い」...そんなひと眠りで忘れてしまうような「日常」を送っている人間は不幸な奴...なんていうのが当たり前だろう。
たかが遊びで、たかがゴルフで、こんな「生涯忘れない」感動だなんて...って。

それが、ゴルフを始めて90を切るくらいになると、この言葉が実感として判ってくる。
ゴルフというものを始めると、始めは誰でもその「飛距離の魅力」に熱中する。
人間がやるスポーツで、人の力で「ゴルフより遠くに飛ばす」スポーツはないのだ。
誰でもが、その「飛んで行くボールの浮遊感」に酔ってしまうのだ。
どうやったらもっと飛ばせるか、もっと美しく、もっと遠くに、あるいはもっと高く、あるいはこんな風な弾道で...
...勿論、そのまんま「飛距離命」で、死ぬまで飛距離の追求を続けるゴルファーも多いんだけど、普通はもう一つのゴルフの魅力に出会い「新たな感動のもと」の追求を始める。
それが、「ピンに絡む球を打ちたい」。
どんな場所、どんなライからでも、青空を切り裂いて緑のグリーンに向かう白い球筋...難しいグリーンの難しいピンの位置に対して、デッドに打ち込んでぴったりとつけバーディーを奪う...
当然、そんなショットなんて極稀に(あるいはまぐれで)しか打てないもんだから、打てたら感動するし(スコアそっちのけでね)、忘れない
そんなピンに向かっていく白い弾道を、イメージ通りに宙を飛ぶボールを夢に見るようになる。

実際自分もゴルフを始めてしばらくは、パーシモンドライバーのペーパーファイバーのインサートにドンピシャで当たった糸巻きバラタボールの打撃音と、低く出て宙を3段ロケットで駆け上がる白いボールの弾道の夢を見ていたんだけど...
すぐにゴルフの夢は、イメージ通りに宙を飛んでピンに絡むショットの夢に変わっていった。
勿論今でもゴルフで見る夢は「ピンに絡む白いボール」。

...言い換えればゴルフって奴は、こんな言葉に納得するくらい「日常生活の感動を薄くさせるような」強い感動を与えてくれるゲーム、というわけなんだろう


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「初めまして!
いつも楽しく拝見させて頂いております。
ゴルフと言うものは、本当に不思議なものですね。
仰るように、私も忘れらないショットが幾つか有ります。
その一つで、今から10年近くも前ですが、ロングホールの第三打で110ヤードぐらいの打ち上げで直接カップに入り、生まれて初めてのイーグルがありました。(残念ながら、カップインするところは見ることは出来なかったのですが・・・)
Posted by:bogeyman at 2010年08月09日(月) 17:06

bogeymanさん、はじめまして。
なぜか他のことより、ゴルフのそういうショットのことは記憶に強く残るようです。
また「もう一度そんなショットを!」なんて望んでも、そういうショットは2度と打てないのが判っているからかなあ,,,
でも、ゴルフの神様は気まぐれに忘れられないショットのプレゼントをくれるんですよねえ...優しいからか意地悪からか判りませんけど(笑)
Posted by:大叩き男 at 2010年08月10日(火) 14:3 」

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