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2011年1月17日 (月)

2009マスターズ2日目 (2009年4月11日)

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二日目は、どうしても予選を通るかどうかが一番の見所となる。
トップが多少走っていても、普通は三日目にスコアが大きく動き、それからが優勝争いの本番となる。

メジャーといっても、全米プロなんてのはアメリカだけがメジャーと思っているようなもので、感覚的にはゴルフ発祥の地イギリスでのナショナルオープンと、世界で一番ゴルフが盛んなアメリカのナショナルオープン、それにこの「祭典」マスターズが本物のメジャーという気がする。

特にこのマスターズは他と違って、特別なルールがあってそれがまた魅力となっている。
その一つが、一度優勝すれば生涯ずっとこの試合に出ることが出来る、というもの。
つまり身体が動けば、出たければ何時までも出る権利があるということ。
そうはいっても、あまりに年をとって、とても優勝はおろか予選通過にも遙かに及ばないスコアしかでなくなると、若い人に出場のチャンスを与えるために、ここからの「引退」を表明して去って行く往年の名プレーヤーが出てくる。
二クラスもパーマーも、そうやって引退していった。

今年はそれが、ゲーリー・プレーヤーとファジー・ゼラーの二人だった。
70才を過ぎたプレーヤーは、「80を叩くまで出る」と言っていたが、今日83を叩いて引退をする。
日本にも好意的で、世界で色々な若手を育てて、今でもトレーニングを欠かさない「元祖アスリートゴルファー」...もう既に伝説的存在ではあるが、今日本当に伝説になった。
ファジー・ゼラーも現役からの引退を表明して、今日は娘をキャディーにして回っていた。
かっての豪快なプレーボーイも、タイガーウッズに対するジョークが「人種差別だ!」と抗議され、最近はすっかり大人しくなってしまっていた。

そして、今日で大会を終えるのは、やはりここまでだったかの石川遼...よくやった方だとは思う。
一緒に回ったアンソニー・キムが4アンダー、マキロイが1オーバーという結果が全て。

それに、ああ「クリス・エバートがついて回ったのにダメだったか」のグレグ・ノーマン...でも、本人が「リーダーボードは全く見ずに、エバートの顔ばかり見ていた」「彼女の声はよく聞こえた」なんて言うくらい幸せなんだから、まあ、いいか。

エルス、グーセンが落ちたのにも時の流れを感じるが、96位がプレーヤー17オーバー、95位レイモンド・フロイド14オーバー、94位トム・ワトソン13オーバー、93位ベン・クレンショー12オーバー、90位タイファジー・ゼラー11オーバー...なんていうのを見ると、時間が、時代が過ぎて行くのを実感して、酷く寂しい。

特にこのマスターズでは、華やかな一時代を築いた名ゴルファー達が、若い今盛りのゴルファーと同じ土俵で戦う事になるので、現実の厳しさを改めて感じさせる。

ああ、「花に嵐の例えもあるぞ、さよならだけが人生だ」ってわけだ...


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こんにちは
色んな意味で少し寂しい2日目でしたね
TV局も、もっと色んな選手を映してほしいモンです。その人の背景なんかもこんな機会だからこそ少しづつ紹介してくれたら、もっと色んなゴルファーの存在を知る事ができるのに...
Posted by:Shu at 2009年04月11日(土) 15:39

Shuさん、こんにちは。
本当に。
戸張氏も、うるさかったり間違ったりはあるけれど、今日のような「ゴルフ史に残る一日」には、彼が語るようなツアーのいろんなエピソードが欲しかったなあ。
歴代チャンピオン達の姿は殆ど予選でしか見られないのだから、1日目2日目にはそんなゴルファー達のプレーぶりをもっと見せて欲しいと思うんですけどねえ...
優勝争いなんて、まだまだわらないんだから。
Posted by:大叩き男 at 2009年04月11日(土) 17:46

こんばんは。
皆さんがコメントされているように、私も中継を見ていてがっかりしました。。。
今旬な人を映して視聴率を稼ぎたいTV局側の都合もわからないではないですが、そればかりを見たい人達だけではないことを、そしてそれがまんざらでもない数である事をわかって頂けるといいのですが。
Posted by:まいごう at 2009年04月11日(土) 22:38

まいごうさん、こんばんは。
結局テレビ局が、視聴者、というより朝早く起きてまでしてマスターズを見るような我々一般ゴルファーを軽く見ているんでしょうね。
みんな石川遼に群がるおばさんと同じ、だなんて思っているんじゃないですか。
あの人達の頭の中では、石川とタイガー・ウッズを撮しておけば間違いない、と。
日本のゴルファーが、歴史に残るようなゴルファーのエピソードや、生き方や、立派なゴルファーとはどんなゴルファーなのか、とかの意味を深く考えるようにならないのは、そんなメディアのあり方に一因があるように思います。
Posted by:大叩き男 at 2009年04月11日(土) 23:08

こんばんは。
アンソニー・キムはまだしもマキロイには食らいついてほしかったなあ~と思うのは私だけでしょうかーー;
太宰とは渋いですね
Posted by:shima at 2009年04月11日(土) 23:49

shimaさん、こんにちは。
そうなんですよね、同年代の才能との勝負には勝って欲しかったんですが。
でも、-4,+1,+6というのが本当のところの、現在の力そのものでしょう。
それが判っただけでも彼にとっては収穫だったのかも、ですね。
Posted by:大叩き男 at 2009年04月12日(日) 09:29 」

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