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2011年2月

2011年2月28日 (月)

ショットを狂わせるのは...

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「ショットを狂わせるのは、スイングのメカニズムではなくて、スイングのリズムである」...デビッド・グラハム。

デビッド・グラハムは、オーストラリアのプロゴルファーで、日本でも活躍した後、1979年全米プロで優勝した。
アイアンの設計なども手がける、理論派である。

この言葉が当てはまるのは、おおむね100を切れるようになったゴルファーだろう。
それ以上叩くようなゴルファーの場合は、やはりスイングのメカニズムをレッスンプロにでも教えてもらった方がいいと思うんだけど..。

100を切れるようになったゴルファーには、覚えがあると思う。
ミスした時に、「何となくいつもの打ち方と違ってしまった」なんて事。
こんな時には、「これはテークバックが浅かったから」とか「トップで力んでオーバースイングになってしまった」とか「右を向いていたから悪いんだ」とか、自分のスイングの分析をするのが普通だろう。

デビッド・グラハムは、「そうじゃない!」と言う。
ミスショットなるようなスイングのミスは、そのスイングのメカニズムの狂いではなく、リズムが狂ったのだ、と。

思い当たる事があるだろう。
ほとんどのゴルファーは自分でミスをした時に、「ちょっと早かった」とか「いつもより遅かった」とか感じているはずだ。
それはインパクト迄の時間であったり、トップでの時間であったり、バックスイング全体の時間であったり、フォローやフィニッシュ迄の時間であったり。
それが「スイングのリズムの狂い」という訳だ。

以前、私がゴルフを始めた頃に「サイバービジョン」という、「見ているだけで」ゴルフが上手くなる、がうたい文句のビデオを売っていた(今でもあるかもしれない)。
これをもらって、半信半疑でぼーっと見ていた事がある。
それはドライバーやアイアンやアプローチなどを、プロが打つシーンを繰り返し繰り返し流し続けるものなのだが...見ていて眠くなるような代物ではあった。

しかしある夜、酒を飲みながらそれを何となく見続けていた結果、次の日のラウンドで自分はその当時のベストスコアを更新してしまった。
不思議なもので、何をどう打っていたかなんて映像は頭に残っていなかったのに、その繰り返しの映像についてくる「ヒュッ、バシッ」という音が頭に残っていたのだ。
自分が打とうとする時に、何となく頭に響いている昨夜の映像の音「ヒュッ、バシュッ」にスイングを合わせるとナイスショッットになるのだ。
ドライバーもアイアンも、アプローチからパット迄その音がついて回る。

つまり今思えば、そのスイングリズムが自分の頭に刻み込まれ、それに合わせる事で全てのスイングが同じリズムで出来るようになったと言う事らしい。
ただ、初めて見たと言う事での、その新鮮な刺激だから劇的な結果を生んだようで、その後はそのビデオを見ていると単調過ぎて眠くなってしまって...いつの間にかビデオもどこかに行ってしまったけど。

話はそれてしまったが、ミスのスイングメカニズムを追求して、なおかつそれを修正しようなんてのは、よっぽどの情熱と時間がない限り凡ゴルファーには上手く行きそうもない話。
それより、自分の一番いいスイングの時のリズムを、気合いが入った時も、不安でしょうがない時も、気の抜けた時も、同じように変えないで行けるように訓練したほうが簡単だと思う。

まあ、それはそれで、どんな場面でも心の動揺と興奮をクールに収めなくちゃいけない、なんて言う別な難しさがあるにはあるんだけれど...

自分のリズム、やり通してみない?

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2011年2月27日 (日)

やせ我慢とから元気

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意志が弱くて
勇気もなくて
決断力もなく
意気地がなくて
根性なんか当然なくて
肝が据わるなんて縁がない

かっこが悪くて
頭も悪くて顔も悪い
愛嬌もなければ
愛想も無い
機転も効かずに
知恵も無い

無い無い尽くしの
俺たちが
やっと絞り出せるのが
やせ我慢と
から元気

そんなもの
絞り出してさ

...酒飲もか

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2011年2月26日 (土)

恥ずかしい話

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昨日、花粉症防御グッズの試用と、グリップを元に戻した調整のために某カントリークラブのオープンコンペに行って来た。
これでどういうゴルフが出来るかで、これからの花粉のシーズンのゴルフを考えようとしていたので、一人で参加。

で、何とも恥ずかしい大失態を演じてしまった。
目下、反省と自己嫌悪の時間を過ごしている...

事の顛末は、楽しかったラウンド後のパーティーの時。
「隠しホールを発表します」の後、チェック...あまりハマらなかったが、成績発表が続いて行くうちに、自分のスコアが5位に当たるとわかった。
が、名前を呼ばれずにスルー...「あれ?」と思って、計算をし直すが自分の計算では間違いない。
「おかしいな?」と思ったけれど、パーティーは和やかに続いているので、パーティー後に成績表をもらってもう一度計算。
やっぱりハンデ算出が間違っていると思い、キャディーマスター室で聞いてみる。
キャディーマスター室では、「パソコンで計算していますから、間違いありません。」としか言わない。
以前、うちの奥さんがパソコンに打ち込む際の入力ミスで間違っていた事があったのでそれを言ってみたのだけれど...
(つい声を荒げてしまった自分が、恥ずかしい。)
で、最後に、自分が書いた提出用スコアカードを見せてもらう...と、なんと自分が書いたスコアが自分のカードと違う!
思いあたる事があった...この日の昼食時、注文した時にロッカー番号を見せてくれと言われて、ホルダーごとカードをレストランのテーブルに置いて忘れてしまい、午後のハーフは新しいカードをもらって書き入れていた(午後のスタート前に気がついたのだが、ここはハウスとスタートホールが嘘みたいに離れているので、取りに行けなかった)。
ラウンド後、すぐにスコアを提出という時に、午前中のスコアカードがなかったために「私が皆さんのを書いてます」という人に、自分のスコアを言ってもらって書き入れたのだ(自分で自分の午前中のスコアも覚えていない俺って...)。
そのスコアが間違っていた。
トータルは間違っていなかったけど、パーのホールとボギーのホールが入れ替わっていた。
それが原因...トータルが合っていたので、各ホールをチェックしていなかった。
まるでクレーマーのような自分の姿を思い返して、赤面の思いと自己嫌悪に陥っている。
スコア提出前に、他人に聞かずに忘れた自分のカードを返してもらえばそれで済んだ事なのに。
(ああ、コースの方々、申し訳ありません。)
で、今週は漫画を描く気になれなかった...馬鹿な奴だ、俺って。

ゴルフは、ドライバー70点、アイアン40点、アプローチ80点、パター0点。

花粉症グッズは、鼻マスクと塗り薬併用は効いたのかもしれない...くしゃみは出なかったから。
風呂から上がってパーティーの時に、鼻マスクも塗り薬もしていなかったらくしゃみ連発になったし。
目の方は、スポーツ用品店に花粉症対策の眼鏡を探しに行き、顔にフィットする明るいサングラスが1000円であったので買って来たが...使ってみると世界が歪んで、ボールに当たらなくなったのですぐに外してしまった。

結果、風呂から出る頃には、目は充血し少し目の周りが晴れた感じで、花粉症用目薬が必要になった。

恥ずかしいオープンコンペでの失態...で、ただいま落ち込み中。
ああ、参ったなあ...

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2011年2月24日 (木)

明日から花粉全開だって...

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いよいよ天気予報で「明日から爆発的に花粉が飛びます」と。

ついに、去年の10倍とも100倍とも言われる花粉が飛び始めるらしい。
去年からそう言われて来て、やる人は鼻粘膜をレーザーで焼いたり、医者と相談して薬を飲み続けたり、新しい予防法を準備して来たと思う。

しかし、自分は結局何もしてこなかった。
薬を飲む事はあまりやりたくないし(今毎日不整脈対処の薬を飲んでいるから)、今まで蜂の花粉やら、トマトエキスやら、甜茶やらミントやら、アロエヨーグルトやら、毎年発表されるいろいろな「効果がある」とされるものを試して来て(今も続けているものもある)、絶対的な効果はない事がわかっているから。

それで、今年の「大変だ」という花粉に対しては、瀬戸際防衛作戦でいくことにした。
ともかくアレルギーの原因となる「花粉」が、鼻の粘膜につく事を瀬戸際で防ぎ続ける(笑)。
そのために、去年試して効果を感じた「ノーズフィルター」(鼻マスク)と、テレビで宣伝している「イオンで防ぐ」とかいうクリームを鼻の周りに塗る。
どうも俺はこの「イオンで防ぐ」というのが、うさんくさく感じて眉唾物の気がしているんだけど、鼻マスクと併用すれば「多少は効果が期待できるかも?」という感じ。
目は、花粉症用のサングラスが欲しかったんだけど、とりあえずはアレルギー用目薬を用意している。
それに、去年医者にかかった時にもらった鼻スプレーと目薬が残っているので、それも状況に応じて使用予定。
他に、スーパーで見かけた「花粉プラス」とかいう「はなのど飴」が、甜茶とミツバチ花粉とホップエキスとミントとビタミンCと乳酸菌、という対花粉民間療法オールスター軍みたいな成分だというので、用意してみた。

とまあ、こんな対策をして明日オープンコンペに行ってみる。
本当は暖かくなって花粉が飛ぶ前に最後のラウンドを、と思っていたんだけれど...結局、大量飛散初日のゴルフになってしまうようだ。
これらの対策を朝からしてラウンドしてみて、結果が良ければ、これからのゴルフシーズンを楽しむ希望が見えてくるけど、もし例年と同じ悲惨な状況になってしまったら、暫くはゴルフはお休みの予定。

さあ、明日のゴルフ(オーバーラッピンググリップに久しぶりに戻す事と、エースクラブを使ってゆっくり振る事がテーマなんだけど)、「普通に」ラウンドできたら、万々歳.....

さて、どうなることやら。

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2011年2月23日 (水)

夢の意味

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「青い空、緑の野の上を飛んで行くボール」や、「深い緑に包まれた、鮮やかなグリーン上のピンに向かって飛ぶ白いボール」の夢を見る人は、本当にゴルフに惚れ込んでしまった人だ...という話を聞いた事がある。

そんな夢を最近よく見るのは、一体なぜなんだろう。

ゴルフはもう10年近くやっていないのに。

9年くらい前、一人娘が中学生の時に、娘を連れてその時の夫と別れる事を決めた。
自分でも驚くくらい固い決心で、それを実行に移した。
夫は、驚き、嘲笑し、困惑し、懇願し、最後に怒り狂った。

そうして、呆れるほどに大変なエネルギーを費やしながら、娘二人での生活を勝ち取り、今まで暮らして来た。
しかし、自分でも働いていたものの、娘が大きくなるにつれ負担が大きくなる「学費」...つまり教育費は、女一人のそれまでの給料だけでは間に合わず、週5日の昼間の働きの他に、週4日夜のアルバイトをしてなんとかやりくりして来た。
当然、自分ではお金のかかる遊びは一切できる余裕など無く、ただ懸命に生きて来た日々だった。
後悔した事はなかったが、「疲れたなあ」と思う事はしょっちゅうだった。

それが今年、娘は大学を卒業して就職する事が出来た。
...ほっとして、肩の荷が降りた気分になった。

夜のアルバイトをやらなくても、なんとか生活できる見込みが出来た。
そんな風になってから、度々ゴルフの夢を見るようになったのだ。
なぜかいつもその夢は「白いボールが木々を越え、青い空の彼方に飛んでゆく夢」、そして「深い緑に囲まれた、黄色い旗が立つグリーンにボールが吸い込まれるように落ちて止まる夢」。

それで、以前誰かが言っていた言葉を思い出した訳だけど、自分がそんなに惚れ込むほどゴルフをしていたとも思えないのだ。
夫に教わり、連れられてゴルフに行っていた時にはそれなりに熱中していたとは思うけど、ベストスコアだって90を切れなかったし、こういう夢は見た事がなかった。
あの当時にたまに見たゴルフの夢は、「池にボールを何発もいれて、ボールがなくなってしまって、どうしたらいいか判らない」とか「バンカーから出なくて、後ろにたくさんの人が待っていて、みんな怒っている」とか、「たくさん叩きすぎて、スコアカードに書き切れなくて途方に暮れている」とか...
どちらかと言えば、「悪夢」に近い夢ばかり見ていたような気がする。

でも、最近見るゴルフの夢は、なんだかとても懐かしい気持ちと、胸がわくわくするような憧れの気持ちが入っているような気がする。
「もう一度やってみたい...」なんて、少し思ってもいる。

ただ、ゴルフの道具は別れた夫に買ってもらったもので、全て捨てて来てしまった。
新しく始めるには、またお金をかけて揃えなくてはならないし、練習をしなければボールに当たる気もしない。
それに、具体的に始めるには、まだまだ自分の生活に余裕が無いのが現実。
これから再びゴルフを始める事が出来るかどうか...半分半分。

ただ、最近見ているそんなゴルフの夢には、以前の悪夢のような「目が覚めて、ああ夢で良かった」というような感じは全く無い。

「ああ、もう一度ボールがそんな風に飛んで行くところが見たい」という思いが残るだけ。
...これからは、そんな事を望んで生きて行くのも、悪くないのかもしれない。

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2011年2月22日 (火)

反省と修正

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先日の大栄ccのラウンドで、自分のゴルフの「楽しく出来なかった」部分を、久しぶりの練習で調整してみた。

まず、この前一番悪かったのがアイアンの当たり。
きちんと捉まえた感じがほとんどなかった。

このラウンドで使った黒トップは重心位置が高く、リーディングエッジが尖っているアイアン。
当然打ち込まないとボールはあがらない。
しかし、打ち込むには地面が固い今の季節、どうしても当たりが薄めになる。
その薄い当たりの結果、ダブルオーバーラッピンググリップの右手中指に強烈な痛みがくる。
ダブルオーバーラッピンググリップにして、「ヘッドが走る」感覚が非常に気に入っていたんだけれど、ミスヒットした時の右手指(特に中指のねじれ)に対する衝撃はかなりのもの。
(ミスではなくてもラフやバンカーで、ちょっとインパクトで衝撃が強い場合にも、指は痛む)
一回痛い思いをすると、そのホールでは指の痛みで他のショットもきちんとグリップできなくなった。

アイアンが全く当たらないという事と、指が痛くて振れない、って事がゴルフを面白くなくさせるので、それを解消するために練習場で調整をする事にした訳。
ちょっと今の季節に黒トップを使う事は、悪い癖がつきそうな気がするので、まずアイアンをエースのクリーブランドのTA-3に戻した。
それと、練習に行って気がついたのが、力を入れなくてもヘッドが走るために、肩を十分回さず左肘が曲がる楽なトップになっていた事。。
普通のオーバーラッピングに戻して、左肘を極力曲げずに肩を出来るだけ入れ、ヘッドの走りに任せずにゆっくり振るイメージで、やっとアイアンの当たりが戻って来た。
右手が強くなるので、気持ちよく振ってしまうとフック球が出てしまうが、「ゆっくり」を意識すれば修正できそう。

左肘は、若い時には十分伸ばしてバックスイングできていたけれど、年とともに身体が固くなって無理矢理伸ばしているのが苦痛になる。
しかし、「出来るだけ」でも伸ばしておく意識がないと、身体が怠けて楽な振り方になってしまい、ボールが捕まらないスイングになってしまいやすいようだ。
ちょっとこのアイアンとスイングで、(花粉が飛ぶ前に)もう一度オープンコンペに行ってみようと思っている。
ウッド関係はまあまあだったし。

(花粉もいよいよ...だなあ)

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2011年2月21日 (月)

本心からでないのなら...

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「本心からでないのなら、紳士のふりをして無理に同情の意を表さなくても良い」...ピーター・ドーバレイナー。
ピーター・ドーバレイナーは、イギリスの評論家。

そもそもゴルフは紳士のゲームなんだから、相手の思いがけない不運に対しては、決してそれを自分の幸運として喜んだりせずに、心からの同情の意を表して相手を慰め「なければならない」ものらしい。

そんな事を特別に思っていなくても、一緒に回るゴルファーの素晴らしいショットが想像もしなかったアンラッキーによって、とんでもない結果になる、なんて事はよく体験する事だろう。
そう言う場合は我々だって心から同情して、「アンラッキーでしたねえ」なんて声をかけるだろう。
自分でもその当事者になったら、「運が悪いですねえ」なんて声をかけられれば、自分のナイスショットがアンラッキーによって酷い結果になってしまったという事を認めてもらえたとして、少しは怒りや嘆きが収まるだろう。

が、もし相手が永久スクラッチのライバルで、ここのところ負け続けていた場合...本心から同情するだろうか(笑)。
思いっきり喜びの笑いをこらえながら(吹き出しそうになるのを我慢して)、出来るだけ嘘っぽい神妙な顔をして、「ドンマイドンマイ、アンラッキーだったなあ」なんてもっともらしく慰めて「やる」だろう,,,その内心では「ゴルフの神様は俺をまだ見放してはいなかった」なんて感謝しながら。

もし握っている相手だったらどうだろうか。
そんなアンラッキーな目にあった相手に、なるべくその痛手にじっくりと塩を塗り込むように「狙いは良かったんだけど、ゴルフの神様が上手い人に試練を与えてくれたのかなあ...」とか、「ちょっと腰が早く開いたかなあ、惜しかったですね」とか言ったりして。
同情のふりをして、相手を怒らせるか混乱させる訳だ。

...そんな風に考えると、素直に本心から同情する時というのは、意外に少ないのではないか。

我々のゴルフは、その回数があまり多くはないだけに運不運は結構偏る。
運が悪いときは、そんなアンラッキーな出来事が続く事が多い...我々のゴルフは決して運不運は同じ量にはならないもの。
そんな、いつものようなアンラッキーが続いた時に、いつも同じような心の全くこもっていない紳士ぶった「バッドラック!」とか「アンラッキー」だとか、「運が悪かったですね」なんて同情の言葉は要らない。
自分じゃアンラッキーが普通だと思っているんだから...それを嘆くのもゴルフの楽しみのうちだし、たまにあるラッキーは期待してないから一層嬉しいんだし。

だから、提案する。
あまり、軽く同情の言葉を言うのはよそう。
まして、心から思っていないなら黙っているのが一番。
言葉にしなくても、黙って一緒にボールを探す...アンラッキーに出会った人にはそれが一番嬉しいものだ。

この言葉は、紳士のゲームの実情をイギリス紳士が嘆いている言葉。
イギリスの「紳士」同士でさえそうなんだから...

紳士生まれじゃないゴルファーは、紳士ぶる行為より親身な行動だ。
口先だけよりは、心意気、だね...我々は。

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2011年2月20日 (日)

結局ね

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良かったのか
悪かったのか

長い時間が経つと
そんなに変わりはなかったと
思えるようになるみたい

ただね
その過ぎて行く時間が
長すぎると感じるのか
あっという間と感じるのか

それが問題なんだけどね

(ブログ「人・酒・旅」より)

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2011年2月18日 (金)

ヒーローの衰え

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ゴルフにおいて、各時代を代表したヒーローが、主役の座を次代のヒーローに譲って行くときは、いずれもパットが入らなくなったのが原因であった。

ボビー・ジョーンズは別として、ベン・ホーガン、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、トム・ワトソン...等々。
彼らが強かったのは、派手に見えるロングショットや、見事なスーパーショットだけではなく、「パットの名手」でもあった、という事なのだ。
それまでは、どんなピンチでも奇跡のようなパットを入れ、チャンスについたパットはことごとく外さず、対戦相手の戦意を削いで打ちのめして来たパットこそ、彼らヒーローの本当の強さだった。

彼らが「時代のヒーロー」の座を誰かに譲る時、それまで奇跡のように入ったパットの冴えは、彼らの手元から去ってしまっている。
一昨年の全英オープンで、奇跡の60歳優勝となるかと期待されたトム・ワトソン。
彼は、その全盛期にジャック・ニクラスとの死闘を繰り返して制した時には、勝負のパットはことごとくカップの反対側の土手にぶつけていれる力強いものだった。
それが、あのときの勝負のパットは、打った瞬間に「弱い!」と判る弱々しいパット...トム・ワトソンがその「新帝王」という名に陰りが出始めた時に、「弱いパットしか打てなくなった」と言われた通りの姿だった。

彼ら去って行ったヒーロー達は、その時でもその素晴らしいショットは決して衰えてはいなかった。
...ただ、パットが入らなくなったのだ。

今、時代を背負っていたタイガー・ウッズが退場しようとしているように感じる。
彼もまた、以前の強いときのようにはパットが入らない。
特に「打てなくなった」のが、今までのヒーロー達の退場の際のゴルフに似て来ていると感じる。
勝負どころのパットをショートする事が多くなったのだ。
その代わりに、パットではないアプローチの切れは変わらないから、チップインではイーグルやバーディーはとれる。
もちろん実力はあるのだから、これからも何勝かはするだろうが...圧倒的に相手を引き離すような勝ち方は出来ないだろうと思う。

それにあのスキャンダルで、今までの虚仮威しの威嚇ガッツポーズは若手にさえ通じなくなり、相手がウッズを畏れて勝手に自滅するような事もなくなるだろう。
男は、その男のつきあっている女性でその男の本当の実力を推し量るようなところがあるが、ウッズの相手はあまりにも...ばっかりだったのが、彼自身を軽量級の男にしてしまった...対戦相手が彼を恐れなくなってしまったのではないか。

この前のドバイの試合で、そんなヒーローの落日を感じた。
派手なチップインは来ても、勝負どころのパットがみんな弱くショートする。
伝説は終わったのだと思う。
...ただ、元気な若手が増えてはいても、まだ彼の代わりのスーパーヒーローが登場するのには、もう少し時間がかかる気がするが...


(それにして、カップから1ピンくらいのところでグリーン上につばを吐く、というのは...あちらではそんなに嫌な事ではないのだろうか。 タイガーのこの行為、気になってしょうがない)

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2011年2月17日 (木)

マグロを食べに...

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天気予報が、この日だけ天気が良いと言っていた昨日、日頃貧乏暮らしで苦労させている奥さん孝行に、美味しいマグロを食べに神田まで行って来た。
その「美味しいマグロ」の情報源は、ヤフーブログでのお友達のこちらの方のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/bikina009/27232915.html

「マグロって好き?」
「大好き!」ってことで、出掛けた神田の「べっぴん」。

御徒町で少し買い物をしてから、店に着いたのが4時半...店には「支度中」の暖簾。
コーヒーを飲んで時間を潰して、5時半入店..2番目の客でした。

いくら安いと言ってもマグロ料理の店だからと、緊張してメニューを見ると...「あ、いいかも」。
さすがにお刺身などはそれなり(でも安い)の値段だが、何より店の壁に貼ってある紙に「お酒500円均一」に「やった!」とニンマリ。

とりあえず、店お勧めのお刺身二人前に、カマ焼きや、ほっぺのステーキ、ブリ大根等々を注文。
お酒は、やはり店お勧めの秋田の純米酒「だびょん」を...
「だびょん」とは、初めて聞く名前だけれど、飲んでみるとさっぱりとしていながらこくがある...「あれ?」これは普通の日本酒と違う...こういうの飲んだことがあるぞ。
と、気がついたのが「ひやおろし」と呼ばれている酒のこと。
ビンを見せてもらうと、「やっぱり」の「低温熟成純米」の文字。
「新酒が美味しい」と言われている日本酒も、ある条件で熟成させると旨さにコクがプラスされて非常に深みのある味になる、という...それが「ひやおろし」と言われている酒。
ただしその条件が難しく失敗すると腐ってしまうとか...

そんな酒の後は、やはりお勧めと言う「始祿」という純米酒...これは辛口の旨い酒。
その後は「新正」の純米を飲み、最後に〆でまた「だびょん」...旨かった。
奥さんと言えば、刺身セットの「炙りのトロ」と自分でスプーンで削ぎ取る「中落ち」がお気に入り。
ほっぺのステーキは、美味しいけれど甘くて日本酒には合わなかった(ビール向き)。
ブリ大根や厚焼き卵なども、味付けが甘過ぎて摘みには合わなかった。
皮の摘みや、酢の物はまあまあ。
カマ焼きは美味しかった(これは写真のメニューのカマ焼きではなくて、本メニューにあった大きなもの)。
最後にニギリを一人前...これは二人で一人前で調度いい感じ、これも赤身とトロは美味しい。

そんなこんなで「お腹が一杯になった」という奥さんの言葉でお勘定。
普通なら1万円は越えると思われたけど、余裕でおつりが来る安さに満足。

ただ、日本酒好きとして贅沢を言うなら、旨い純米酒に青魚の刺身も合わせたかった。
イワシやアジの刺身があったら、酒がもっと旨かっただろうと...
...どうも自分的には、マグロは贅沢過ぎて、(ご飯の)「おかず」であって「酒の摘み」という感じがないのかも..

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2011年2月16日 (水)

打ち込み

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最初は3番ホールで、3打目を打とうとした時に「トン」と音がして、2−3メートルのところにボールがころころと転がって来た。

2打目をミスした私が、チョロした3打目を打とうとした時だった。
「危ないなあ」と思ったけれど、届いた訳じゃないし、チョロした私が大して前に進んでいなかった事に後ろの組は気がついてないんだろう、と思っていた。
4番でも、5メートルくらい後ろにボールが転がって来た。

前は4人、後ろは3人に囲まれた、夫とのツーサムのプレーだった。
前の4人はのんびりと楽しそうに回っており、後ろはアスリート系らしく30半ばくらいの3人がバックティーから回っていた。
夫と私は、どうしても4人がグリーンを終わるまで待つ時間が長くなり、後ろの組は待っている私たちにちょっとじれているようにも見えた。

そして7番ホール、長く待ったあげくやっとグリーンが空いたので、セカンドを打とうとした私のすぐそばを、「シュルシュル」と風を切る音が聞こえてボールが飛び越えて行った。
「きゃあ!」と悲鳴を上げた私を見て、夫がカートに飛び乗り、急ハンドルを切って後ろに走って行った。

「喧嘩になる!」...そう思った。
しかし、夫は背も高くなく逞しくもなく、普段の生活の中では私が苛つくくらい「大人しい」、と感じていた男。
(何度、「どうしてこんな男と結婚してしまったんだろう」、と後悔した事か。)
...30も半ばをこえて、「悪くなければいいか」ぐらいで決めた結婚だった。

そんな夫でも、「喧嘩になって怪我でもしたら」と心配になって、慌てて携帯を取り出して警察かコースかに電話する用意をした。
3人のところに行った夫は何かを大きな声で言っている。
しかし、3人の若者は大して悪い事をしたという様子もなく、ふてぶてしく黙って立っている。
いずれも、首一つは夫より大きい男達だ。

これは、喧嘩になったらただじゃ済まないな、と感じてコースの電話番号をプッシュし始めた。

そのとき、夫が何かを言ってこっちを振り向いた。
3人がこちらを見た。
すると急に3人の態度が変わって、しきりに夫に頭を下げるようになった。
こちらを見て、再び何度も頭を下げる。

最後は90度に頭を下げて謝っているように見えた。

...その後は、3人は私たちがグリーンに乗るまでティーショットを打とうとはせず、ほぼ一ホールの間隔を空けてプレーするようになった。
昼にはレストランで3人揃って、私に「危ない事をして、申し訳ありませんでした」と謝りに来た。

夫を見直した。
覇気がない、男らしくない男だと思っていたけど、やる時はやるんだ。
それに、私が危ない目にあった時に、ちゃんと身の危険も顧みずに行動する男だと判ったら、なんだか結婚して初めて「ちょっといいかも」なんて気持ちになっている。

ただ...
ただ、あの時、彼らに夫はなんて言ったんだ?
何を言われて、彼らは私を見てから、態度を急に変えたんだ?
...それが、今になって気になる。

夫にその時の事を聞いても、ニヤニヤ笑っているだけで何も教えてくれない。
夫を見直しはしたんだけれど、どうもその事が気になってしょうがない。

...本当に、あの時夫は、私の事をなんと言ったんだ?

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2011年2月15日 (火)

雪の日のゴルフ場

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昨夜から降り始めた雪が、目が覚めると関東地方も都心まで雪景色に変えてしまったようだ。
この雪のために、折角楽しみにしていたゴルフの予定がキャンセルになって、がっかりしている人も多いんだろうなあ、なんて考えてコーヒーを飲んでいる。

こんな雪景色を見るたびに思い出す事がある。
今はもうずっと昔になってしまった話。
...35で始めたゴルフは、すぐに熱中して夢中になった。
40の時には栃木県の「遠いけれど、難しくて面白い」という評判のコースで、シングルハンデをもらっていた。
毎月の月例が待ち遠しくて、その月例に向けた練習も充実感があって面白かった。

もちろん今と違って、8月の酷暑の時だろうと1月2月のカチンカチンに凍り付いた季節だろうと、なんにも関係なくコースに通っていた。

何年かは思い出せないけれど、その年は1月の月例でつまらないミスのために入賞を逃してしまい、2月の月例では同じミスはするまいと気合いが入っていた。
練習を欠かさずに、ほぼ満足の行く仕上がりになったと思っていた2月の月例は、天気予報が怪しげな空模様をずっと伝えていた。
そして月例前々日の夜、天気予報が当たってしまって、関東全域に大雪が降った。

普通なら、翌々日の栃木の奥の方のコースなんて百パーセントクローズに決まっていると判っているはずなんだけど。
...月例当日の朝、コースに向かって車を走らせている自分がいた。
なんとなく「あの辺だけは雪はあまりつもらなかったんじゃなかったか」とか「一日晴れたから、融雪剤を撒いたり雪踏みをしたりで、フェアウェイは溶けているかもしれない」なんて...

車を北に向かって走らせていると、窓から見える風景はどんどんどんどん雪が深くなっていく(笑)。
コースに近い町を過ぎる頃には、道路の雪もかなり残っている状態。
コースの入り口は、まるで雪国のように雪に埋まっている...それでも進入路にはかなりの数のタイヤの跡。

コースに入って行くと駐車場には十数台の車。
もちろん除雪はしてないので、雪の吹きだまりを避けて止まっている。
開いているクラブハウスに入ると、2階のレストランで話し声がする。
「やあ、渡辺さんも来たか」の声に、挨拶をしてテーブルに座ると...

2階のレストランから見ると、見事に30センチ以上の雪に覆われたコースの美しい姿!
「ゴルフコースの雪景色っていうのも、きれいなものだ」なんてのが素直な感想。
支配人がやってきて「あまり多く積もったので、雪踏みも出来ませんでした」

みんなまだ若く、ゴルフに燃えている人達ばっかりが、東京から、埼玉から、神奈川から、雪を承知でコースにやってきたという訳。
もちろん、微かには「ひょっとしたら、プレーできるかも」なんていう気持ちもあったんだろうけれど、何より月例に対して集中していた心の炎が、雪だからとずっと家にいたままでは消す事が出来なかったんだろう。
自分も同じく、こうやってコースに来て雪景色を見て、熱いコーヒーの一杯を飲んで、やっと今回のプレーを諦める気持ちになったんだから。

その時にコースで一緒のコーヒーを飲んだ知り合いのメンバーの人達も、不景気やら病気やら引っ越しやらで、ほとんどがコースを売って辞めていった。
今では年に1度くらい月例に行っても、知り合いに会う事はほとんどない。

...もう十数年前の、雪景色の美しいゴルフコースを思い出した、雪の日の朝のお話。

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2011年2月14日 (月)

不運を言い訳にしてゴルフを捨てるな!

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「誇りの無い人間は、運が悪いという事をゴルフを投げる言い訳にする」...ナンシー・ロペス。

...会心のティーショットが、フェアウェイの真ん中でディボット跡にスッポリと入っていた。
狙い通りのショットが、カート道路に跳ねてOBになった。
最高の当たりのショットだったのに、行ってみるとボールが無い。
ピンに重なったアイアンショットが、ピンに当たってバンカーに入った。
バンカーに入ったボールが、誰かのつけた深い足跡の中にあった。
いい感触のアプローチが、見えなかったスプリンクラーに当たってとんでもない方向に行った。
カップに入るように見えたパットが、誰かのつけた芝の傷で外れてしまった。
...
そんな事は、ゴルフをやっていればラウンド中に何度も出会う出来事。
誰だってそういう経験はあるはずだ。
「ゴルフコース」というゴルフのために作られた場所とはいえ、自然の野山に近い環境の中での遊びでは、そういうラッキー・アンラッキーは当然あるのが当たり前の事なんだけど。

いるのだ、ちょっとゴルフの上手い「自称」上級者なんて人の中に、不運が続くと「こんなもんやってらんないよ」なんて言って、その日のゴルフを投げてしまう人が。
ちょっとしたアンラッキーで、ダボ・ボギー・ダボなんて続くと、「あ〜、今日はダメだ」「こんなアンラッキーばっかりが続くんじゃ、今日はゴルフなんかするんじゃなかったなあ」「あ〜、一日損した」...

その後の残されたホールを、不貞腐れた様子でいい加減にプレーして、ぶつぶつ不満を言い続け、他のプレーヤーに対しても気も配らない。
そういう奴のおかげで、一緒にプレーするゴルファーも「ゴルフを楽しむ気持ち」を邪魔されて、ゴルフを心から楽しむ事が出来なくなってしまう。

こういうゴルファーは、自分がいいスコアを出して気持ち良くなる事だけが目的で、他のゴルファーの事は頭に無い。
一緒にプレーするゴルファーの事を考えて、自分の落ち込む気持ちを隠して気を配る、「やせ我慢」の誇りさえ無い。

たかが不運でゴルフプレーを続ける気持ちが揺らぐようなら、ゴルフなんかしなければいいのだ(自分に言っている)。
ゴルフというゲームは、「不運」もプレーのうちなのだ。
「幸運」を喜ぶなら、「不運」だって認めるべきだ(自分に言っている)。

ゴルフってのは、「やせ我慢」も出来ない人間にする資格は無いんだ、って事を肝に銘じておくべきだ(自分に言っている)。

しかし世界のツアーを見れば、天下の一流プロが上手く行かないからって、クラブを叩き付けたり、グリーン上でつばを吐いたり...
やりたい放題の態度を、「そんな事をする奴あ、ゴルファーの風上にもおけねえ!」って言ってやる奴あ世界にいないのかねえ..。

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2011年2月12日 (土)

天下の暴論...22

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以前も書いた事なのだが、新しいゴルフシーズンに入る前に再び書かせて頂く。

仕事にも収入にも恵まれて、定期的にスコアカードを出す事が出来て、「生きたハンデ」を持っているゴルファーなら、それは何の問題も無い事なんだけど。
今、不況が続き、収入が減り、仕事が忙しくなって時間も取れず...しかし、ゴルフへの情熱は熱いまま続いている、貧しく健気なゴルファーが問題なのだ。
ラウンド数が減り、あるいはメンバーコースを手放し、ハンデキャップ用のカードを出す事が出来ずに、今は「生きたハンデ」を無くしてしまったゴルファー達。
スクラッチ競技にはとても参加できる力は無いが、「公正な」ハンデキャップによる競技ならなんとか参加したい、と思っているゴルファー達。
そういう人達の「自己申告ハンデ」。

昨年、あるゴルフ雑誌社主催の、ハンデでクラス分けされた競技での事だ。
その競技はハンデが0−14までのクラスと、ハンデ15−25までのクラスとに分かれている(今年は変わったらしいが)。
その競技のハンデ15−25のクラスにおいて、グロス70台でラウンドした人が多数出たという...あげくの果てにグロス60台でラウンドした人もいた、と。

もちろん、この60台でまわった人や70台でまわった何人もの人は、きっと生きたハンデ(ハンデ15とか16とか20とか)を持っていたか、普通のラウンドでは90前後でまわっている人なんだろうと思う。
たまたま、この試合に向けて懸命に練習して、競技ゴルフの緊張と興奮の中で、幾分かのラッキーにも恵まれて、きっと自分のベストスコアを10ストロークくらい更新する「奇跡的ベストスコア」を出す事が出来た人達なんだろうと思う。

そういう事なら、多いに讃えられ、褒められ、アマチュア「アベレージゴルファーの奇跡」として、多くの普通のゴルファーの手本となるべき人だと思う。

だが、ゴルファーとしては考えられない事だが、この人達の中に「現在のハンデがシングル」なんていうのは論外としても、「かってシングルハンデを持っていたゴルファー」や、「ベストスコアは60台」、「普通のラウンドではよく70台でまわる」なんて人はいなかっただろうか。
もし、こういうゴルファーがこの中にいたとしたら...

ハンデの少ない人が、自分が本来持っているハンデより多いクラスに出るというのは、「詐欺」や「泥棒」をするのと同じ事。
もし、60台、70台のスコアでまわった人達に、本来の実力よりずっと下のクラスで良い成績を上げたいなんていう気持ちがあったとしたら、そのゴルファーは「嘘つき」で「卑しく」「軽蔑すべき」「信用できない」ゴルファーである事を世間に公表してしまったのだ。
本来、審判のいない「あくまでフェアである事」を前提として求められる「ゴルフ」というゲームからは、追放されるべきゴルファーという事なのだ。

普通、月例などの競技ゴルフでは、ネットでアンダーになれば優勝もしくは入賞となる。
ネットパープレーでも立派なスコアなのだ。
それが15のハンデでは、グロス79は8アンダー!
69ではなんと18アンダーになる!

昨年のこの人達は、きっと自分のベストスコアを更新された方々だと信じているが、普通の自己申告のゴルフコンペでこういう成績を上げると、「立派だ!」とか「凄く頑張りましたね!」と褒められ讃えられるより、「ハンデがおかしいのではないか?」とか「本当のハンデを調べてみるべきだ」と言われて、大変な問題になってしまうだろう。

あえて再び言う。
こういう風に思われないためにも、自己申告ハンデは「生きているハンデ」を持っていないなら、「過去一番良かったハンデ」を申告せよ、と。
そうした申告ハンデで大叩きして笑い者になったとしても(私の事だ)、異常なアンダーのスコアを出したゴルファーとして、全てが不審の目で見られるよりもずっと良い。

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2011年2月11日 (金)

「暖かい冬」を遊んだ

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昨日は、急にゴルフに誘われて千葉県の大栄CCに遊んできた。
一昨日電話があり、ちょうどこの日だけ晴れて暖かくなるから、と。
天気予報で調べてみると、この日だけ最高気温が12−3度をを超えてはれる。
その一日後...つまり今日は寒気が押し寄せて雪になると...(その通り今日は雪が降っている。)

それでいつものように、前日の夜道の駅「くりもと」で車中泊。
今回はちゃんと読みかけの本を持って行き、幸せな時間を過ごす事が出来た。

昨日は天気予報の通り、穏やかに晴れて、強い風も吹かずに絶好のゴルフ日和。
まず、花粉症予防に鼻炎スプレーをして、鼻マスクをして、花粉症用の飴と目薬を持ち、コースへ。
コースは何とも贅沢に(今時、コース内の人工の滝からザンザカ水が流れているなんて、ちょっと無いのでは?)
コースは手入れもよく(バンカーの中にまるで盆栽みたいのがあったり、池が真緑に染まっていたりしてたけど)、グリーンもほどほどの速さ(ホワイトバーチよりはだいぶ遅いが)で、距離は無いがプレーして面白いコースだった。

誘ってくれたのは、年に一度の宴会ゴルフで長い付き合いの「記憶力の天才」Y氏と、出会った頃から変わらず若く精悍な「永遠の野球少年」のH氏、それに最近ゴルフを初めて燃え始めているという「有望新人」のY2氏(この方達は私に仕事をくれる、編集の方々でもある)。

Y氏は、以前の強振飛ばしスタイルのゴルフから、すっかりポイントを決めて八分の力で攻める優雅なスインガーに変身して、質の高いゴルフを見せる。
H氏は、昔と変わらず「ゴルフは気合いと情熱だ!」のスタイルで、トラブってもチャンスにつけても楽しいゴルフ。
Y2氏は、元々テニスをやっていたとかで、その運動能力と体力がゴルフの動きになってきたら...潜在能力は高い。

そして俺(笑)。
この前はトップフライトプロを使ったから、今回は黒トップ...と持って行ったのが失敗。
やはり黒トップは自分が普通にスイングすると、薄めに当たってトップボールやハーフトップになる。
するとダブルオーバーラッピンググリップの右手中指が、強い衝撃を受けて酷く痛い。
やむを得ず、打ち込み気味にスイングすると...なんと、またシャンクが出た。
シャンクは怖いし、トップは痛いし、でこの日アイアンの良いショットは2回だけ。

残り225ヤードを、セミラフから2番アイアンでグリーンそばまで打てたのと、最終ホールバンカーから100ヤードをサンドでクリーンで打てて1メートルについたもの。
後はトップと、シャンクと、ダフりと、テンプラだるま落とし(笑)。

冬の服装では汗ばむほどに暖かく、身体が思ったよりも動いてしまうためか、冬用のサブドライバーでは右に左に曲がってしまい、OBは1・2・3・4・・・・・(汗)。
Y2さんに分けてもらったニューボールを、3つも無くしてしまう情けなさ。

しかし、Y氏、H氏とのゴルフは本当に面白く楽しく、まるで4月並みの暖かさの中でゴルフを遊ぶ事が出来た。
しかし、周りを見ると、杉の木は真っ赤に染まってきていて、少し暖かい日が続くと一気に花粉が飛ぶように見える...この日は幸い、花粉の影響は無かったけれど。

本当に、そろそろ覚悟をしなくちゃなあ...

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2011年2月 9日 (水)

不器用

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Tさんは、運動が小さい時から得意ではなかった。
かけっこも遅い。
野球やバスケットボールも卓球などの球技も、ボールの大小に関わらず一切苦手。
もちろん柔道や相撲などの格闘技もダメ。

そのために40の声を聞くまでは、あらゆる「運動」と名のつくものから距離をとってきた。

それが、取引先との関係で「やらなければならない」状態から、ゴルフを始める事になってしまった。
当然苦手な運動との自覚があるから、一番はじめから近所の練習場のレッスンプロに教えてもらう事に決めた。
道具の選び方から、グリップ、アドレスの姿勢から...すべて手取り足取りのレッスンを始めた。
それから5年、週1回の練習は欠かさず、必ず練習場のプロにチェックを受けている。
...が、スコアははじめのうちこそ、ハーフ70や80から少なくなってきたが、ハーフ60の壁を越える事ができない。
トータル120を切れない。

Tさん自身は、その原因が分かっているつもりだ。

Tさんのゴルフは、ドライバーの調子が良いと他のアイアンやパターの調子が悪い。
アイアンが調子が良いと、ドライバーが当たらず、パットは相変わらず悪い。
パットを練習して、調子が良くなると、ドライバ−もアイアンも当たらない。
・・・

プロはいつも「ドライバーもアイアンもスイングは一緒ですから..」と言う。
でも、Tさんはこれは絶対に違うと思う。
「だって、ドライバーが調子いいから、ドライバーと同じようにアイアンを打つと当たらない」
「アイアンが調子いいからと思って、同じようにドライバーを打つと当たらない」
「なんで、ゴルフってドライバーもアイアンも、アプローチも、バンカーも、パットも、みんな打ち方が違うんだろ?...なんでみんな、こんなにいろいろな打ち方の違うものをちゃんと打てるんだろ?」

プロは、「打つ基本は一緒なんですよ。ボールの位置と重心と、ほんのちょっとしたイメージの持ち方でちゃんと打てますから」なんて言うんだが、それがよく理解できない。
だって、ゴルフってその度にみんな打つ場所や条件が違うんだから...
教わった事の無いところにばかりボールは行くし...

「あのう、お願いですから私の言う事をわかってください」なんて、コーチに泣かれてしまった。
確かに、5年もやっていてこんな風なのは私だけらしい。
一緒にゴルフをする仲間や先輩達には、「不器用にも、程度ってものがあるだろ?」なん笑われるし。

だけど、自分はゴルフが嫌いな訳じゃない。
今日は何が調子がいいのか楽しみでもあるし、他の調子の悪いものだってそれがつらいものでもない。
スコアに対する期待は全然しないけど、ゴルフの予定が決まってからは、ずっと気持ちが浮き浮きしているのも不思議なものだ。
多分これは他のスポーツと違って、下手だって馬鹿にされたり邪魔者扱いされて、辞めさせられてのけ者にされる、なんて事がゴルフでは無いからだろう。

だって、5年もプロから教わっていて、「プレーを速く、ボールに触らない、ルールを勉強する」という事はちゃんと出来るようになってるんだから。
...それにしても、どうしてみんなはドライバーもアイアンも、アプローチもバンカーも、おまけにパットまでちゃんと出来るんだろう。
自分はそのうちの一つしか、一度に出来ないっていうのに...

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2011年2月 8日 (火)

問題は天気だ

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この前のホワイトバーチでのラウンドでは、ティーショットはほぼ満足の行くものだった。
それほど練習もしてなかった割には、それなりの球が打てていた。

しかし、ラウンド二日前にやった今年2度目の練習が、たった100球であんなに筋肉痛を呼ぶものとは思ってなかった(甘かった)。
...少し忙しいのが続いていたので、ほぼ2週間机の前...座りっぱなしの同じ姿勢でパソコンに向かって仕事をしていたために、腰が張っていたのは自覚してはいたんだけれど。
ラウンド当日に、練習場で腰の屈伸などをやっている時に、伸ばすのにも曲げるのにも腰の筋肉が悲鳴を上げていたのには参った。
ウェッジで普通のアドレスをとるのに、気合いを入れて腰に力を入れていないと同じ姿勢が維持できないくらいに腰にきていた。

で、反省して(いつもの事だけど)、あれからなるべく散歩に歩いたり、中国製バチモンヘビーウェイトマウンテンバイクで、田舎道を走るように心がけている。
ただし、花粉が怖いのでサングラスにマスクに...寒さ対策に毛糸の帽子に厚着に手袋に...いかにも怪しげなおっさんスタイルは、コンビニのウィンドウに映る姿を見て自分で吹き出してしまうほど。

今は腰の筋肉痛もほぼなくなり、天気予報を見ながら2月中にもう一回...こんどは18ホール新ペリアのオープンコンペ出場を狙っている(もちろん、グルメ賞品の)。

ドライバー2本体制と4wは変えない(4Wはこの前、ロングホール残り230ヤードを2オンして1ピンについた...もちろんイーグルならずだったけど)。
アイアンは13度くらいになるなら、S300のトップフライトプロ、10くらいなら黒トップで行くつもり。
ウェッジはやはりトップフライトプロのサンドでは飛びすぎるので、53と58がいいだろう。

参加する予定が決まるまでは、ジープで安く買ったタイトリストのV1Xに、せっせと漫画を描いて...

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2011年2月 7日 (月)

ゴルフに一番向いていないのは...


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「結局、ゴルフに一番向いていないのは、お気楽なロマンチストだ。」...バーナード・ダーウィン。

...今まで、何度も「ショットの前にはいいイメージを持て!」とか、「ボールがピンに向かって飛んで行くイメージを持て」とかいう「ゴルフの名言」を書いてきたのに、今度はまるで反対の言葉だ。

「おいおい、いったいどっちの言う事が正しいんだ?」なんて声が聞こえてきそうだ。

この言葉、摂津茂和氏は「詩人的気質の者は、ゴルフに不適」と書いている。
「詩人的な気質」も「お気楽なロマンチスト」も同じ意味。
つまり、「お気楽な夢想家」とでも言えるようなゴルファーの考え方を戒めているのだが、「ショットを打つ前に持つべきいいイメージ」と「お気楽な夢想家が持つイメージ」の違いがわかるだろうか?

ショットの前に持つべき「良いイメージ」とは、かって「自分がする事が出来たベストショットのイメージ」を思い浮かべる、ということ。
それに対して「お気楽な夢想家のイメージ」というのは、例えば「テレビで見た超一流プロのショットのイメージ」を思い浮かべたりする事。

自分に経験のあるベストショットをイメージするという事は、その時の身体の動きや気持ちの持ち方、ヘッドの走り、ボールの感触などを思い出す事で、その時の良いスイングを再現しようと言う方向に働く。

それに対する「夢想家のイメージ」は、テレビで見ただけとか、雑誌で読んだだけのスーパースターのスーパーショットを、自分も打ちたいというだけで頭に浮かべている。
それは、自分のスイングや状況に何のつながりも無く...裏付けの無い期待と、土台の無い技術でそれを再現しようなんて言うのは、ただの愚か者の愚行とでもいうもの。
そういう考え方のものは、いつまでも愚かな失敗を繰り返して反省せず、ゴルフを上達するという事に最も向いていない、とダーウィンは言うのだ。

とはいえ、思い返してみると自分ではそんな事はしょっちゅうやっている事...とんでもないライから、プロじゃ絶対にやらないような「お馬鹿ショット」を繰り返し...それでもたまに、そんなトンでもショットが上手く行くから面白いなんて思ったりしている。
「良いイメージを持て」なんて言われて、自分のベストショットなんかを頭に浮かべるはずも無く、昨日見たフレッド・カプルスのパワーフェードを打ってやろう、とかT・ワトソンばりの切れのあるティーショットを、なんて気持ちで打つ方が圧倒的に多い。

つまり、俺自身こそ最もゴルフに向いていない「お気楽ロマンチスト」じゃないだろか...
そう、残り250ヤード、ラフに入ったボールを池越えでグリーン狙い、なんて状況だったら、「池に入れても4オン出来るし、上手く行けばイーグルパット打てるし...」なんて事考えて、馬鹿なショット打つのは自分だし(笑)。
(それも10回失敗したことは忘れて,たった1回成功した事だけ覚えている)
まあ、たとえゴルフに向いていなくても、それはそれなりにゴルフを楽しめるんだからいいじゃありませんか...なんて開き直ってもしょうがないんだが。

ともかく
この言葉、「ゴルフを追求する人」は、絶対に「お気楽なロマンチストになってはいけません。」

は、多分正しい。

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2011年2月 5日 (土)

二月の風

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二月の冬の風が
背中から自分を吹き抜ける
汚れたものを自分の中から吹き飛ばすように
身体を風が吹き抜ける

もうすぐ春だ
なんて浮かれているんじゃない
もう二月か
なんて焦っているんじゃない

お前の冬をしっかり生きろ
なんて
冷たい風が言っている


(「人・酒・旅」より)

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2011年2月 4日 (金)

2011年、とりあえずオープンコンペ

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テレビの天気予報が、繰り返し「今年の花粉は異常!」「今年は10倍以上が飛ぶ!」と叫ぶ。
もう花粉が飛び出したら、生きて行く事さえ難しいんじゃないか、なんて思えるほど。

そんな中で、1日に「3日からは厳しい寒さも和んで、暖かい日が続く」なんてニュースを聞いて、「それなら、せめて花粉の飛ぶ前にゴルフをやっておこう」と3日のオープンコンペを探して申し込む。
コースはホワイトバーチ、前半9ホールのハーフデーコンペではあるが、一応知ってるコースなので間違いは無いかと。

そのために1月初めの古河ゴルフリンクスに行った後、宅急便の袋に入ったままだったキャディーバッグを取り出し、1日に少し練習場に行っておいた。
後で考えれば、これがいけなかった...疲れないように、とわずか100球を打っただけなのに、ここ1−2週間忙しくて椅子に座りっぱなしだった身には、なんだか腰の当たりに重い疲れが残ったような..。

スタートはラッキーな事に寒さも和らぐ9時40分。
いつものように、至福の時を過ごそうと前夜に道の駅まで出発。
道の駅に着いて、コンビニで仕入れたつまみと家から持って行った純米酒で、「さあ、ゆっくり」なんて思ったら...ブックオフで10冊ほど買った本から適当に持ってきた本が、読み始めてから「これ読んだ事があるじゃない!」と気がつく推理小説...犯人がわかって読む気にもならないので、やむを得ず早い就寝となりました(泣)。

翌日は天気予報通りの、快晴、微風、気温も上がり、プレー中は汗ばむほど...
気の毒な悪天候男さんに、少しは分けてあげたいほどのゴルフ日和。
が、気になっていた腰が朝の練習中に痛みだした...ぎっくり腰ではなくて、背筋が前傾すると悲鳴を上げる筋肉疲労痛のような感じ。
特にショートアイアン、ウェッジ類での深い前傾が痛い...ドライバーやロングアイアンはさほどでもない...腰を曲げる時と、曲げた腰をのばす時に、気合いを入れながらゆっくりとではないと痛くて動けない。
なんだか凄いジーサンになったような気がする。

コンペは9ホールの新ペリアだと思っていたら、ただのペリアだったのでがっかり...完璧に遊びモードに突入。
ただ、「スルーザグリーンノータッチ」というのがいい...良いメンテナンスのグリーンといい、こういうルールといい、ワンウェイスルーのプレースタイルといい、ここのオープンコンペには好感が持てる。

結果は漫画のように、1OB、1池ポチャ、1誤球、1バーディーと派手にアップダウンしながら、最終ホール266ヤードというので、1オン狙ってフックしてOB、打ち直しは今度は右へ...なんちゃっての8もあり(笑)...腰に手を当てて「痛え、痛え」いいながらのアプローチ、軟弱な身体に反省です。

午後はいろいろやって遊びながら、期待も無くあがってみると...自分は当然外れてなんにもなかったが、うちの奥さんがなんと「ブービー」賞!
商品はグルメだったので、なんと「和牛ハンバーグ」!
立派なハンバーグが6枚入っておりました...新春早々のプレゼントに、うちの奥さん大喜びの初打となりました。

「ブービーなんて、なんか恥ずかしい」なんてほざいていましたので、「ペリアなんていうギャンブルハンデでブービーなんだから、これこそゴルフの神様からのプレゼントだぞ」と、厳しく注意。
(その後、改めてゴルフの神様に感謝しておりました。)

俺は、背筋腹筋、鍛えなくては...

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2011年2月 2日 (水)

そう捨てたもんじゃない

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最初はあまり乗り気じゃなかった。
高校時代の親友の、F夫婦とのゴルフ。

高校時代、「美人で派手で勉強はそこそこ」というFと、勉強はできたが地味で大人しい私は「いつも一緒にいる」という意味で親友だった。
高校を卒業と同時に、年に数回手紙や電話で話す、という程度の付き合いになってしまったが。

それが30半ばでの同窓会で再会して、お互いにゴルフを始めたという話から、年に1−2回夫婦同士でゴルフをしましょうという話になってしまった。

自分たち夫婦がゴルフをやるといっても、自分の夫は会社の付き合いで上司に半ば命令されて始めたゴルフで、未だに100を切るか切らないかというレベル。
自分は、休日に留守番の多い私に気を使った夫が近所のゴルフ教室を勧めてくれて、それから始めたゴルフ...それから3年、未だに110を切れない程度だ。

Fに強引に誘われて夫婦同士のゴルフを始めたのは一昨年から。
最初の時には、自分達夫婦はF夫婦のゴルフの上手さに圧倒されて、「疲れ果てて帰ってきた」ことしか残らなかった。
Fの結婚した相手は背の高い陽気でハンサムな男で、代々の医者の家系とかで、ゴルフには子供の頃から親しんでいたというシングルハンデ。
Fは、結婚してからその夫に誘われて始めたとかで、90台でまわる腕。
自分の夫はFの夫に比べると、真面目だけが取り柄で、背も高くなくハンサムでもなく、お世辞にも格好よくはないスイングで100も切れないゴルフ...Fに対して、ものすごく「夫が恥ずかしい」と感じたラウンドだった。

そして、今度が3回目の夫婦同士のラウンド。
最初の時に、優しい夫に対して「Fに恥ずかしい」と感じた事の後ろめたさは、自分がゴルフに対して真面目に取り組む原動力ともなってきた。
それでも結局、今回までに自分の腕は大して上がらず、ルールやマナーなどの「ゴルフへの理解と愛情」だけが少し深まっただけだった。

今度のラウンドも、スコア的には完敗だった。
相変わらず夫は100を切れないし、自分も110を切れなかった...夫は月1のゴルフ、自分は2ヶ月に1回のゴルフではそんなものかもしれない。
Fは100ちょっと、彼女の夫は自慢そうに「77です。」と言っていた。

でも、今回は私は自分の夫を「恥ずかしい」とは全然思わなかった。
この前には目のあいていなかった私だって、勉強して目が開いて見えるようになったのだ。
このラウンドでは、ゴルフ慣れしたF夫婦のゴルフがよく見えた。
...そして夫のゴルフも。

Fの夫は、ちょっと曲がった時、ライの悪いところに行った時、持っているアイアンで平気な顔でボールを動かす。
ちょいちょいとボールを引っ掛けて、打てるところに出して、それからナイスショットを打つ。

自分の夫は、どんなところにボールが行っても、ごく当たり前の顔をして打とうとして、ミスをする。
それを悪びれる風も恥ずかしがる風も無く、自然にプレーして、よっぽどの事がない限り素振りもせずに決断して打つ。

Fの夫は、そんないいライに出して打ってもミスが出ると、しつこいくらいに素振りを繰り返して、言い訳をする。
自分の夫は、照れながらも「なかなか上手く行きません」といいながら駆け回るだけ。

真面目で地味で、格好悪くてゴルフの下手な自分の夫。
それに対して、格好が良くて家柄が良くて、ゴルフが上手いというFの夫。
決してボールに触らずに、プレーを遅くするまいと駆け回るうちの夫。
常にボールをいいライから打とうとしてボールを動かし、ミスのいい訳をして、なおかつスコアにこだわるFの夫。

さんざんボールを動かしておいて、「77です」と自慢げにFの夫が告げたとき、自分は思わずにやりとしてしまった。
「うちの夫の方が、格好いい!」

...今まで気がつかなかったけど、うちの夫、そう捨てたもんじゃない。

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2011年2月 1日 (火)

アイアンのライ角

Bu110201_3もう15年以上前の「競技ゴルフ」とやらに燃えていた時期には、結構アイアンの「新技術」だとか、「画期的な性能」とかに注意を惹かれて、様々なアイアンを使ったものだった。

そんな時期がとっくに過ぎた今では、アイアンは「打感」と「美意識」で選んで、以前より遥かに満足したゴルフが出来ている(スコアは別として)。
最近は、特に職人の手作業が現れているようなセミクラシッククラブに目が行って、その中でもスポルディングのアイアンには惚れ込んでいる。

...そういう趣味の延長として、その発売された当時は値段が高すぎて手が届かなかった「名器」と評されたアイアンもいくつか手に入れてはみたんだけれど...
オークションで手に入れて、実際にコースでも使ってみたアイアン達は...ベン・ホーガン・パーソナル、倉本モデル、300フォージド、プロイズム、...等々。
結局、それらは憧れのアイアンだったのに、オークションで手に入れて、コースで一度使っただけですぐにまたオークションで売ってしまった。
かかったお金はごく少ない金額で済んだんだけれど、自分が気に入らない使えないと思った理由は共通していた。
それは、どのアイアンも「ライ角がフラットすぎる」ということ。
...当時の風潮が(今でも、か)「上級者はフラットなライ角のアイアンを使う」、とか「左に行きにくいアイアンが上級者用」なんて言う事も原因だったと思う。
それに、ベン・ホーガンはともかくフックしないアイアンを作りたかった訳だし、倉本モデルの倉本や、300フォージドの田中秀道たちは身長が高くない事もあって...いずれもライ角がフラット過ぎなのは当然だったんだろう(自分の身長が182センチということもあるけど)。

フラットなアイアンを普通のゴルファーが使うとどうなるかというと、普通に打つとどうしても右にふけて掴まらないボールにしかならないために、手首を激しく使ってボールを捕まえに行くしかなくなる。
...今の大型ヘッドのドライバーをうまく打つために、「インパクトゾーンでの手首のアクションをなるべく控える」という時代に、アイアンは捕まえに行くために激しく手首を使わなくてはいけないということになる訳だ...
「極」上級者には、アイアンで左にボールが行かないようにするためにフラットなライ角のアイアンを使う理由があるのかもしれないが、自分はアイアンを含めクラブというものは「まずボールをつかまえて」それからどうするかを問題にした方がずっと易しいのではないか、と思っている。
ゴルフの第一歩は、まずクラブフェースできちんとボールをつかまえること、だと思っているから。

だから、自分はアイアンでもウッドでも、クラブというものはまず「つかまる」アップライト気味なものが良いと考えている。
つまり、「つかまらない」(自分にとって)フラット気味なアイアンは、スイングを複雑で難しいものにするだけ。
「つかまる」(自分にとって)アップライト気味なアイアンでシンプルにボールをつかまえてから、つかまりすぎる事を調整すればいい、と。

本当は、信用のおける技術を持ったクラブ職人がいれば、その人にライ角の調整をしてもらう事が一番速いんだろうけれど、以前に書いたようにそういう職人の数は極少なく、失敗してボロクラブにされる可能性の方がずっと高いので自分は勧めない。

...もちろんこのフラットやアップライトは「程度」の問題として常識の範囲での話...「フラット過ぎる」アイアンと同じく「アップライト過ぎる」アイアンも、使い物にならないのは同じ事だけど。

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