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2011年2月12日 (土)

天下の暴論...22

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以前も書いた事なのだが、新しいゴルフシーズンに入る前に再び書かせて頂く。

仕事にも収入にも恵まれて、定期的にスコアカードを出す事が出来て、「生きたハンデ」を持っているゴルファーなら、それは何の問題も無い事なんだけど。
今、不況が続き、収入が減り、仕事が忙しくなって時間も取れず...しかし、ゴルフへの情熱は熱いまま続いている、貧しく健気なゴルファーが問題なのだ。
ラウンド数が減り、あるいはメンバーコースを手放し、ハンデキャップ用のカードを出す事が出来ずに、今は「生きたハンデ」を無くしてしまったゴルファー達。
スクラッチ競技にはとても参加できる力は無いが、「公正な」ハンデキャップによる競技ならなんとか参加したい、と思っているゴルファー達。
そういう人達の「自己申告ハンデ」。

昨年、あるゴルフ雑誌社主催の、ハンデでクラス分けされた競技での事だ。
その競技はハンデが0−14までのクラスと、ハンデ15−25までのクラスとに分かれている(今年は変わったらしいが)。
その競技のハンデ15−25のクラスにおいて、グロス70台でラウンドした人が多数出たという...あげくの果てにグロス60台でラウンドした人もいた、と。

もちろん、この60台でまわった人や70台でまわった何人もの人は、きっと生きたハンデ(ハンデ15とか16とか20とか)を持っていたか、普通のラウンドでは90前後でまわっている人なんだろうと思う。
たまたま、この試合に向けて懸命に練習して、競技ゴルフの緊張と興奮の中で、幾分かのラッキーにも恵まれて、きっと自分のベストスコアを10ストロークくらい更新する「奇跡的ベストスコア」を出す事が出来た人達なんだろうと思う。

そういう事なら、多いに讃えられ、褒められ、アマチュア「アベレージゴルファーの奇跡」として、多くの普通のゴルファーの手本となるべき人だと思う。

だが、ゴルファーとしては考えられない事だが、この人達の中に「現在のハンデがシングル」なんていうのは論外としても、「かってシングルハンデを持っていたゴルファー」や、「ベストスコアは60台」、「普通のラウンドではよく70台でまわる」なんて人はいなかっただろうか。
もし、こういうゴルファーがこの中にいたとしたら...

ハンデの少ない人が、自分が本来持っているハンデより多いクラスに出るというのは、「詐欺」や「泥棒」をするのと同じ事。
もし、60台、70台のスコアでまわった人達に、本来の実力よりずっと下のクラスで良い成績を上げたいなんていう気持ちがあったとしたら、そのゴルファーは「嘘つき」で「卑しく」「軽蔑すべき」「信用できない」ゴルファーである事を世間に公表してしまったのだ。
本来、審判のいない「あくまでフェアである事」を前提として求められる「ゴルフ」というゲームからは、追放されるべきゴルファーという事なのだ。

普通、月例などの競技ゴルフでは、ネットでアンダーになれば優勝もしくは入賞となる。
ネットパープレーでも立派なスコアなのだ。
それが15のハンデでは、グロス79は8アンダー!
69ではなんと18アンダーになる!

昨年のこの人達は、きっと自分のベストスコアを更新された方々だと信じているが、普通の自己申告のゴルフコンペでこういう成績を上げると、「立派だ!」とか「凄く頑張りましたね!」と褒められ讃えられるより、「ハンデがおかしいのではないか?」とか「本当のハンデを調べてみるべきだ」と言われて、大変な問題になってしまうだろう。

あえて再び言う。
こういう風に思われないためにも、自己申告ハンデは「生きているハンデ」を持っていないなら、「過去一番良かったハンデ」を申告せよ、と。
そうした申告ハンデで大叩きして笑い者になったとしても(私の事だ)、異常なアンダーのスコアを出したゴルファーとして、全てが不審の目で見られるよりもずっと良い。

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