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2011年7月

2011年7月31日 (日)

7月31日

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もう今日で7月も終わる。
十年前迄は、毎年の海辺の夏キャンプに行ってた頃だ。
真夏のはずなのに、天気予報が大外れで涼しい日々が続いている。

雨の予報とはいえ、こんな気温だったらゴルフがしたかったなあ...

全英リコー女子オープンも今日が最終日。
今トップにいるのが、この3日間神懸かり的なプレーを続けるC・マソン。
ツアー未勝利で、世界ランクも150位台。
2打差で世界ランク1位のヤニ・ツエンが追っている。
こんな状況で思い出すのが、同じカーヌスティーでジャン・バンデベルデに起きた「カーヌスティーの悲劇」。
ゴルフの女神は(女子プロだから男の神様かな?)、どんなドラマを我々に見せようとしているのか...

自分のゴルフも「夏休み」だなんて言ってないで、8月には何回か行きたいなあ...ここの所忙しかったので、練習もしてないけど...花葉カントリーから後、クラブに触ってないし。
ただ、最近寝ていて朝方に左足がつることが何回かあり困っている。
こんなんでゴルフやれるのか?

そういえば、最近ヤフオクで防振双眼鏡を落札したが、これがあればほかの双眼鏡はいらないなあ。
ニコンやツアイスがあったって、手ぶれが一発で止まる見やすさには敵いやしない。
キャノンやフジノンは、レンズも悪くはないし。
これで、近くの公園にカワセミやアオバズクや、水辺の生き物を見に行くと面白くてしょうがない。

最近買った「外れもの」。
時々止まる腕時計...前に使っていたものが壊れたので、アメ横で買ったんだけど(ゴルフをしている時にもつけているのと、老眼で液晶の文字が読み難いのでアナログのもの)...そう安い方じゃなかったのに(もちろん安物だけど)、時々止まる。
止まったままだとすぐ判るんだけど、「時々止まる」という所が憎い...時間を見ようとする時には動いているんだから敵もさるもの...気がついたら2時間遅れていたなんて(それに気がつかない俺も、いい加減なものだけど)。
結局針表示のGショックに買い替えた(結局いつもこれだ)。

首から下げる扇風機。
風が下から吹き上げて来るのはいいんだけれど、首からぶら下げているのが実にうっとうしい。

ゴルフ用ハイソックス。
フリーサイズということで買ったのに、ふくらはぎが太すぎるらしく、きつくて足に跡がつく。
...というより、上迄上がらない...どこがフリーサイズだ?


明日から8月。
まだしばらくは暑くはならないらしい。

夏休み撤回...ゴルフに行くぞ〜!

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2011年7月29日 (金)

遠い海

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毎年のキャンプも今はない

長い夏休みも今はない

遠い海と遠い空
夏休みの情景は思い出の中にしか残っていない

海辺の笑い声は
記憶の中から聞こえて来るだけ

海を吹く風は
ここまで届いて来てくれない


(ブログ「人・酒・旅」より)

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2011年7月28日 (木)

諦めない人

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Mさんは、スラッガーだった。
プロにも目を付けられていた程のホームランバッター。
内角球はもとより、外角に外れる球迄無理矢理引っ張ってレフトフェンスを越える、典型的プルヒッター。
ただ、つぼにはまるととてつもないホームランを打つが、三振も多い荒っぽさがプロへの道を阻んだ。
左にしか打てないバッター...ある程度のレベル迄来ると、いいピッチャーには簡単に料理されるバッター...20代半ばでプロの道は諦めた。

それからしばらくの時間スポーツをすることはなかったが、30を越えてゴルフをする機会があり...たちまちのめり込んだ。
180センチを軽く越える身体と、野球で鍛えた体力がまだ十分残っていて、当たれば三百ヤードショットとなった。
同伴競技者が腰を向かす程驚くのが快感となり、練習にも身が入ってすぐに上達して行った。
2年でシングルになった。
...しかし、そこで壁に当たった。
ハンデ9にはなった...しかし、常に70台のスコアが出ない。

原因はドライバーだった。
野球のバッティングでは、身体は足首の回転から始まり、膝、腰、肩、手の順で回転して行く。
肩を回転させておいて、最後にバットを手首で強烈に返して行くのが、プルヒッターだった彼の身体が覚えた野球の「スイング」だった。
ゴルフでもその身体に染み付いた動きの癖は抜けなかった。
どう練習しても(意識的なハーフショット以外は)、肩が早めに開いてそれから手が強烈にクラブを振りに行く。
タイミングが合えば三百ヤードを軽く越えるけれど、少しでもタイミングが狂うと右左に強烈に曲がる。
...悩んだ。
無理矢理肩を開かないように意識してスイングすると、250ヤードも飛ばない上に、引っかけが出る。
少しでも振りに行くと、悪い癖が出てボールが暴れる。

本も読んだし、レッスンプロにも相談した。
三年、努力を重ねた後、諦めた。
Mさんは、それ迄使っていたクラブをみんな捨てた。

...そして、左用のクラブを買った。

「自分の運動能力なら、絶対に3年で上手くなる。」
「悪い癖のついていない左でのスイングなら、右で壁に当たったハンデより上手くなれる。」
そう考えて、グリップから作り直す事にしたのだ。
はじめはボールに擦りもしない空振りからだったけど、身体の動きは新鮮だった。
今は1年目が終わる所...90前後のスコアで回れるようになった。
まだ右の時程の飛距離は出ていないが、右の時よりずっと曲がりの少ないボールが打てている。

面白い。
ゴルフは本当に面白い。
こんなに新鮮な気持ちで挑戦しているのは、中学で野球を始めたとき以来。
もう40になるのに、今は少年の時のように練習して自分のものになる「全て」に、興奮がなくなることはない。
光は見えている...より明るい光のもとへ、崖を登るMさんの気持ちはへこたれることはない。

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2011年7月26日 (火)

全英シニア見ていたら...

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日曜の夜のことだけど。
仕事が一段落した後、酒を飲みながら2011年の全英シニアオープンを見ていた。
懐かしいゴルファー達を酒の肴に、それぞれの個性的なスイングを楽しんだ。

試合展開はあまり面白くはなかった。
それというのも、1週間前の全英オープンとはまるで別世界の好天の全英シニアだったから。
青空と白い雲、殆ど無風で気温も高いらしく、殆どの人は半袖でいる。
いかにも夏のゆったりとした一日を思わせ、コースはまるでハイキングする公園のように見える。

シニアの試合はレギュラーの試合と違って、あからさまな闘志や気合いを表に出すことは少なく、穏やかに和気あいあいに淡々と流れて行くので、トップが安定してしまうと試合展開に面白みは全く無くなる。
わずかにトム・ワトソンやコーリー・ペイビンが後半追い上げを見せても、3打差4打差がある試合では緊張感はない。

で、見ていて気になったこと。
首位を行くR・コクランが、あるホールでパットの時に虫を気にしていた。
晴れた良い天気だったので虫が多くいるらしく、多くの選手がショットやパットの時、虫を追い払う仕草をしていた。
しかし、この時のR・コクランは、執拗に虫を払い、何度も何度も手やパターでどけた後、いきなり「ドン!」とパターで虫を潰してしまった。
...「あ〜あ、きっとこの後虫の祟りで、何かドラマが起きるぞ」なんて期待して最後迄見てしまったが、結局何も起こらなかった...虫よ、無念だったろう。

久しぶりに見た元気なコーリー・ペイビン。
髪は白くなり、髭を落とした顔は昔の印象とは異なり、何となく物足りない。
しかし、その業師ぶりは健在。
最初にドライバーでのティーショットを見た時には、「あ、ダフった!」と思った。
しかし、ペイビンは平気な顔で歩き出す。
その後のティーショットも全部同じ。
思い切り上から打ち下ろして、ドライバーでターフをとって...ボールはフェアウェイに。
そう狙って打っているらしい。
まるでショートアイアンのように、上から打ち下ろして終わり...フォローもフィニッシュもいらないみたい。

自分でやろうとは思わないけど、いろいろやるもんだなあ...
試合展開はつまらないけど、個性的なシニアの技は...本当に面白い。

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2011年7月25日 (月)

間違いだらけのスイングでも..

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「すべての点が間違いだらけのスイングでも、世界一になれる」...リー・トレビノ。

悪天候の全英オープンを見たために、前回に続いてリー・トレビノだ。
この陽気なメキシコ系アメリカ人がアメリカツアーで頭角を現し始めた時、殆どあらゆるゴルフメディアは彼のスイングを「すべての点で間違っている」と酷評した。
それは当時一般的だった「正しいゴルフスイング」の考え方とは、トレビノのスイングは殆ど全部が違っていたからだ。

グリップが一定していない、
スタンスがオープン過ぎる。
トップが浅い。
フラットすぎる。
右手で打っている。
右半身主導のスイングだ。
アウトサイドインの軌道だ。
フォローを真っすぐ出しすぎる。
右側が出過ぎる。
重心が左に出過ぎる。
...等々。

当時のスーパースターだった、パーマーやニクラスなどのスイングが「正しいスイング」と言われた時代、こんなスイングは言語道断...レッスンプロ達にとっては、営業妨害のスイングだったろうと想像出来る。
ところがトレビノは、こんなスイングで、スライス一辺倒で、全英オープン2勝、全米オープン2勝、全米プロ2勝を挙げたのだ(マスターズだけは、オーガスタのコースが彼の球筋に合わないと、苦手にしていたが)。
実際には、スイングの大事な部分ではしっかりと理に適った動きをしているのだが、もし強くなければお世辞にも他人に褒められるスイングではなかったろう。
...ほかの人に「奇麗なスイング」と褒められることは絶対になかったスイングだ。

今年の全英オープン、あの風とあのリンクスのコース...「奇麗」と褒められるスイングは、まったく役に立たなかった.
強風と、平らな所のない千変万化するライを相手にして、必要だったのはいかにフェースをボールに正確に当てて、思ったような球筋のボールが打てるか...だけ。
美しいトップも、美しいフィニッシュも意味がなかった。

我々へぼゴルファーにとって、「奇麗なスイング」というのは、正直憧れではある。
誰だって他人から「奇麗なスイング」と言われたい。
(初心者がレッスンプロに教わって、奇麗なスイング作りから始めるのは、まったくもって正しいと思う...多分それが上達への一番の近道だと思うから。)
しかし、ある程度(長い時間?)自己流で楽しんで来て、それなりなボールを打てるようになった後、スイングが奇麗じゃないから奇麗なスイングにしたいと思っても、それは非常に難しい。
一度身体が覚えたスイングは、そう簡単には変えることは出来ない。
いくら教わっても練習しても、奇麗なスングへの改造はなかなか上手く行かず、スコアも伸びないどころか悪くなって行く。
仕事の合間に、出来る限りの努力ををしているのに、いつまでたっても奇麗なスイングにはほど遠く、スコアも悪くなり...ゴルフに行くのが辛くなってくる。
これは本末転倒じゃないのか?

ゴルフは、止まっていて自分からは動かないボールを打つゲーム。
どんな格好だって、毎回きちんとボールに当てられれば、後はクラブが助けてくれたり頭の使い方でホールと戦って行けるもの。
どんなライからでも打てる打ち方...奇麗な弾道でなくても、自分だけの球筋でもいい。
ほかの人とは違うルートで進んでもいいし、全然違ったクラブを使ったり、クラブの使い方が変わっていてもいい。
ルールに抵触するような特殊な打ち方じゃなかったら、どんな風にクラブを使ってどんなスイングをしたっていい。
ゴルフってゲームは、結構自由なことが出来るのだ。

トレビノみたいなプロだっていたんだ。
誰もが奇麗なスイングで、奇麗な弾道のゴルフを目指さなくたっていい。
自分の打ち方に磨きをかけて、自分だけのホール攻略を楽しむのだって面白いと思わないか?
自己流を磨いて行くのもゴルフの醍醐味だと思うし、そんなゴルファーは格好いいと思わないか?

それでも自分の打ち方に、再現性を高めるだけの練習は絶対必要なんだけれどね。

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2011年7月24日 (日)

絶対に無理をするなよ!

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ここ数日の、台風の置き土産による涼しさもそろそろ終わりらしい。
今週からはまた35度をこすような酷暑が帰ってくると天気予報は言う。

世の中の凡ゴルファー諸君、絶対に暑さの中で無理するなよ。

今から十数年前の7月末、千葉県のKカントリー倶楽部でゴルフをしていたときのこと。
そのコースの最終ホールは、ティーショットを打ち下ろしてから、2打目3打目をグリーンに向かってずっと打ち上げて行くホールだった。
当時は歩きで、キャディーは電動カートにつかまりながらついてくる。
グリーン迄の上りは結構きつく、まるで山登りをしているような状況だった。
やっとグリーンについた時には息も絶え絶えで、最初にパットを打つ人は声も出せずに喘ぎながらとりあえず打つだけ、という有様。
あまりのきつさに、キャディーに冗談で「これじゃあ、夏には何人も死んじゃうでしょ」と言ったら...ちょっと黙った後、そのキャディーは暗い顔で「去年はお二人亡くなられました」。
亡くなった二人は60代と40代、60代の人はグリーンに登りついた直後、40代の人はカップからボールを取り出した時に倒れた、と言う。
・・・今ではそのコースは、グリーンの位置を大分低くして上りを緩やかにし、乗用カート使用でのプレーとなったので、そういうことは無くなったと聞いているけれど。

ほかに聞いた話では、4人で真夏のゴルフに行った50代のゴルファーのうち、一人が午前中で体調不良のためにやめてクラブハウスで待っていることになった。
ラウンドを終わった3人がクラブハウスに戻った時、その男が風呂で浮いていたことを聞かされた、とか...

こんなデータがある。
40代から60代の人のスポーツにおける突然死の割合は、1位(つまり最も危険なスポーツ)はゴルフで、全体の28パーセントになる。
2位がランニングで19パーセント。
もっと危険そうに見える、登山や体操や、スキーやテニスや野球はずっと少ないのだ。
(ちなみに9歳から79歳迄の全年齢でのスポーツの危険度を見ると、1位がランニングで26パーセント、2位がゴルフで13パーセント、3位が水泳で12パーセントとなっている)
(東京都監察医務院調査)

ゴルフを甘く見てはいけないのだ。
寒いときでも暑いときでもやるのが当然、なんて事はない。
なんと言っても我々にとってはゴルフは遊び...命をかけてやるようなことではない。
少し前の書き込みで、「暑さ寒さでゴルフをやらないのに、6インチをを声高にけなすのが滑稽」というのがあった。
ゴルフというゲームの大前提である、「ボールに触らない」というのと、暑さ寒さでゴルフをやめるのとは次元の違うこと。
軟弱さは認めるが、ゴルフを長く楽しむためにも、無理をしてはいけない...「ゴルフ場で死ねたら本望だ」という人が少なからずいるのは知っているけれど、ね。

そうそう、医者の言葉として、その体調(「高血圧」とか「高脂血症』とか「肥満」とか)と「寝不足」と「アルコール」、それに猛暑・極寒が加わると、「人は簡単に死ぬもの」らしい。
まだ若いとか体力に自信があるとか、甘く見ちゃいけない。

どうか、ご同輩達、これからの酷暑に絶対に無理をしないでほしい。
おかしいと少しでも感じたら、尻尾を巻いて逃げてほしい。
そうすりゃあ、この面白いゲームをもっともっと長く楽しめるんだから。

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2011年7月22日 (金)

ゴルフ日和を逃がしてしまった

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台風のあとに、こんなに涼しい日になるとは思わなかったなあ...
絶好のゴルフ日和を逃がしてしまった。
ラウンドしていれば、緑濃い風景はスコアなんか関係ない喜びをくれたんだろうなあ、と...残念。

そういえば、台風の強風が吹きつける中、出窓の先のびわの枝にムクドリの育ったばかりのひな鳥だろうか...まだ、産毛であまり飛ぶことの出来ない小鳥が避難していた。
2羽の親鳥が、ひっきりなしに虫を捕って運んでくる。
静かにじっとしているひな鳥は、親が着たときだけ小さな声で鳴き声を上げる。

網戸越しのこちらには気がつかないらしく様々な表情を楽しませてくれたが、親鳥はさすがに網戸のこちら側の存在が何となく判るらしく、じっと見つめられたりして焦ってしまう。
台風が過ぎて明るくなると、この親子も一緒に近くの木立迄引っ越して行ったようだ。

なでしこジャパンが世界一になったニュースは、その後も世間に余韻を残しているけど、とあるニュースで見た「蓮舫議員がなでしこジャパンに『おめでとう』とツイッターで言ったら、『お前だけにはそれを言われたくない』とか『お前が言うな』との反論が殺到した」なんてニュースには笑ってしまった(笑い事じゃないけど)。
あの、ショーのような「仕分け」で削減された「スポーツ振興費」のおかげで、なでしこジャパンの選手達はバイト暮らしを余儀なくされた、ためだとか。
2番じゃダメなんですか、とか意地の悪そうな仕分け方だとか...弱そうな所から削る、という姿勢が見えていたから反感が強いんだろうなあ。
一番手強そうな(抵抗の強そうな)所から、やっちまえば良かったのに。

そういえば、世界中のセブンイレブンでの「東北支援」の募金活動の結果が発表されていた。
その結果で目につくのが、台湾からの募金が世界で飛び抜けて多かったこと。
アメリカでさえ6534万円だというのに、台湾はなんと3億368万円!!
香港が1188万円、タイが1600万円など、一般の人々のしてくれた募金の多さに、本当に感謝したいと思う。
が、笑ってしまうのがその中で、韓国が(たった)74万円!!
数字の桁の間違いなのかと思ったけど、本当にこの数字。
74万円も出してくれた韓国の方々には、本当に感謝するが...
いかに韓国が日本を嫌いかということが、良く判る数字だ。

それに比べて台湾の人々の募金して頂いた金額は...
政治の世界では、いろいろな駆け引きやつながりや因縁があるのは判るが、これだけ親日の国を大事にしていない現状に、疑問は無いのか...日本人よ。
人が一番困難な状況の時に助けてくれるのが、本物の友達だ。
こういう未曾有の災害を受けた時に、世界で誰が日本の真の友か判ったんじゃないか?

放射能肉の問題も騒がれている。
放射能をかぶった稲藁が、原因...じゃあ、稲藁以外に放射能をかぶって困るものは無かったか。
放射能は間違いなくいろいろなものに浸透しているだろう。
でも、本当の放射能の影響は?
数十年前に、世界中で地上核実験が行われていた時に、世界中に降った放射能の値は?
それで今迄にどんな影響が?
DNAが破壊される程の強い放射能が危険なのは判るけど、どのくらいで影響が出るものなのか諸説様々で実に判り難い。
それと、フクシマでの濾過作業。
外国産の機械を使って不都合が次々と起きているけれど、国産の機械の方が優秀なのに...というのは、本当の話?

あれだけみんな募金をして、世界中からも募金が赤十字に集まっているのに、被災者の助けになってないというのは何故?
アメリカみたいに、援助する団体を競争させて、その実績を公表し、しっかりと被災者の役に立っている結果を残した団体を選んで募金出来るようにした方がいいのでは?
もうあれから4ヶ月が過ぎているのに、お金の問題で自殺する人が絶えないのは、募金した金が殆ど届いていないからでは?

また、来週から猛暑が戻ってくるらしい。
しんどいけれど...このまま涼しくなって冷夏の夏となれば、不作の年となって困る人がまた増える。
夏は夏らしく、と、気合いを入れ直して暑さに対抗して行くとしよう。

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2011年7月21日 (木)

灼熱

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Mさんは、明日もゴルフにいく。
もう7月に入って6ラウンド目。

普段一緒にいく人は、「暑いから...」という理由で7月・8月は休む人が殆ど。
もちろん夫も「いやだ」と言って、付き合ってくれない。
それでやむを得ず、オープンコンペに一人参加してラウンドすることが多くなる。
幸いなことに、7月8月はオープンコンペが多い...元々オープンコンペは集客目的でもあるのだから、暑さで客足が鈍るこの季節に多くなるのは当然なんだろう。
プレーフィーもほかの季節よりは安いケースが殆どだし、参加者も多くないようなので前の日に申し込んでも大丈夫だし、暑ささえ耐えられれば一番ゴルフがやりやすい季節と考えている。

その問題の暑さだけど、Mさんは北国生まれなのに暑さに強い。
むしろ、汗をだらだら流してプレーすることが好き、という程だ。
暑さ対策には、水分を補給さえすれば耐えられる自信があるし、いくら汗を流しても食事がとれれば自分の身体は大丈夫と言う自信もある。
もう40代の後半だというのに、昨年迄は短パンに半袖でプレーして真っ黒に日焼けしていた。

しかし、今年からちょっとMさんの夏ゴルフは違って来た。
プレーする回数は変わらないけれど、服装が去年と全く違う。
...今年は、下は長いゴルフパンツ、上は襟を立てた半袖のゴルフシャツの下にUVカットの長袖のアンダーウェア、それにキャップを後ろ向きにかぶり、前には通販で勝った大きな仮面のようなサンバイザー。
まるで映画のロボコップのようだ...
もちろん、日焼け止めもその下に十分塗り込んである。
それに、紫外線を99パーセントカットすると言う日傘を持つ。

これだけ変わったのには理由がある。
去年の秋の終わり頃、夫と息子に言われた...「おかあさん、おばあちゃんみたい」「お前、ずいぶんシミやシワが増えたなあ...」
改めてそういう目で自分の顔を鏡で見てびっくりした。
日に焼けていたので気がつかなかったが、黒く焼けた肌の下には目の周りからこめかみにかけて無数のシミが出ている。
そして目の下や目尻には、驚く程深く刻まれたシワがくっきりと....

顔立ちは悪くないと密かに思っていた自分の顔が、日に焼けた褐色の色の下でそんなに変化していたなんて...

でも、そんなことでゴルフをやめるとか休む気持ちは全く無い。
なら、対処しよう、と決めた。
それで、まるでロボコップのような姿となってしまったわけだ。

...灼熱の夏は自分の季節だ。
汗を流してゴルフをしていると、自分が「生きている」のを実感する。
ほかのことではこんな充実感を持つことが出来ない。
この充実の季節に、なぜみんなゴルフを休むのか判らない。

ただ、今年のこのロボコップスタイル、本当はみんな脱いで半袖短パンにサンバイザーでプレーしたい。
夏の太陽を肌で感じて、流れ出る汗に夏の日を確かめる...「ああ、これぞ人生」、そんなゴルフがしたい。

でも、それで女を捨ててしまうのも、すっかり老けてしまうのもいやだし...

灼熱の太陽の下で、ロボコップ女がそんなことで悩んでいるなんて、同伴競技者は誰も判ってくれないだろうなあ..。

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2011年7月19日 (火)

いろいろな夏

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全英オープンを見ていて、寝不足だったあの日...まさか勝てないだろうと思って寝てしまった時に、「なでしこジャパン」が女子ワールドカップに優勝してしまった。
...取られては取り返し、突き放されては追いついての展開で、最後にPK戦で勝利して。

しかし、女子サッカーの場合、日本では代表に選ばれるようなプロ選手でもサッカーだけでは飯が食えずに、バイトをしてサッカーを続けなければならない人がいるという状況。
世界一になったとしても、レギュラーの選手でさえどのくらいの収入が得られるのか...
日本のリーグ戦では、観客は200人程しか入らない日が多いので、多くの給料を払えないと聞いているけど。
成し遂げたことの大きさの割に、得られるものの少なさになんだか心が痛む。

それに比べると、プロゴルフでは世界の弱小ツアーに過ぎなくなってしまった日本ツアーで、得ることの出来る賞金額の大きさに違和感さえ感じる。
その上、その中で「自分さえ強ければいいんだ」と勝手に思って、観客を邪魔者扱いするようなプロがまだ少なからずいることの勘違いした傲慢さを考えると...

同じ日になでしこジャパンの優勝と大型台風の接近のニュースが大きく入って、全英オープンのニュースはほんの小さなものだった。
実際に日本人でゴルフに興味を持つものの数と、生活に影響を及ぼすニュースの重要度からすると、こんなものが今の日本でのゴルフの現実だろう。

台風のために、日本では夏のはじめの酷暑も一段落だが、テレビで見ていたイングランドの夏の風景...
あくまで荒涼として、夏の爽やかさや暑さなどとは関係なく、冬と冬の間の「冬じゃない季節」としてしか存在していないような「イギリスの夏」。
そんな中で、吹きつける風と冷たい横殴りの雨、濡れても堅いフェアウェイ、落とし穴のように待ち伏せている見えないバンカー、凸凹で予測のつかないグリーンの傾斜...それを楽しむには、D・クラークがやっていたような、低いパンチショットやノックダウンショットを自由に打てなくてはならない。
「高く上げて止める」なんて事は考えられない状況で、想像力とアイデアを駆使して球筋を作って打って行く遊びは、改めてゴルフが「本当は自由な、形にとらわれないインパクトのゲーム」だということを思い知らされた。

多分日本では必要の無いテクニックなんだろうけれど、あんな風に「抑えた球でグリーンを攻める」事に、ものすごく魅力を感じた今年の全英オープン。
今度から、あんな風にやってゴルフを楽しむのもいいんじゃないか、なんてね。
出来るかどうかは別として(笑)。

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2011年7月18日 (月)

2011年全英オープン4日目

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2011年全英オープンは、北アイルランドのD・クラークの優勝で終わった。

15分ごとに冬から夏迄の天候が訪れるような、リンクスのゴルフでの戦い方を知っている男は、慌てず騒がず、静かに初のメジャータイトルを勝ち取った。
ここ最近続いていた、「新人」や「名前も知らない男」のメジャー勝利が、やっと「勝って当然」と言われる実力者のメジャー優勝となったわけだ。

D・クラークもこれで優勝出来なければ、とうとうヨーロッパを代表する実力者でありながら無冠で終わりそうな、コリン・モンゴメリーの二の舞となるところだった。

それにしても、英国の「リンクス」という所...ゴルフをプレーするには厳しい場所だ。
決してイギリスの北の方では無く、ドーバー海峡に面していて、海の向こうはフランスだというのに...
15分ごとに、強風と冷たい雨が吹き付ける真冬のような天気から、あっという間に雨がやんで晴れ間が見え太陽が照りつける天気に変わる...その度に選手達はセーターの上にレインウェアを着込んで、両手手袋で濡れネズミになってショットを打ったり、セーターも脱いで半袖のシャツになってスイングしたり。
景色は荒涼として、フェアウェイの芝地以外には海辺の植物が生い茂っていて、可憐な花を咲かせたり、背の高いヒースの群生があったり...

こんな中で観戦している人達が、着膨れした真冬の姿で動かずにじっと見ているのに感心する。
これが彼等のゴルフの当たり前なんだろうなあ、と思う。

4日目の流れは、ややイギリスびいきの厳しいゴルフの女神が、ゴルファー達のちょっとした心の揺れに対して厳格な審判を下していたような気がした。
ミケルソンが激しい追い上げを見せて、クラークに1打差に迫った11番パー3。
バーディーパットを外して、たかだか50センチもないパーパット。
ミケルソンは、「やれやれ」という感じで、何となくイージーにアドレスに入って...ほぼOKの距離のパットを押し出した...3パットボギー。
その後、あれだけ入っていたミケルソンのバーディーパットが入ることは2度となかった。

変わって差を詰めて来たD・ジョンソン。
彼の飛距離なら逆転は十分ある、と思った14番。
いつもアメリカスタイルの高い球を打って来ていたジョンソンが、2打目でアゲインストの左からの風に対して低いフック球でコントロールショットを打とうとした。
結果は右に行ったまま戻らず、OB。
ここをダボとして、クラークを追うものは誰もいなくなってしまった。

奥さんを5年前に乳ガンで亡くして、子供二人を男手で育てているというD・クラークのエピソードが流れる中、危なげなく優勝パットを沈めて2011年の全英オープンは終わった。

マキロイは、結局全米オープンの輝きを失ったまま、普通のプレーで4日間を終えた。
バレステロスの大会として戦ったスペイン勢も、スコアを伸ばせないまま4日間を終えた。
D・ラブ?やT・ワトソン達ベテラン勢も、パットが決まらないまま終わった。

いかにも全英オープンらしい天気の4日間は、「リンクス」に慣れていなければ絶対に勝てない、とあのリンクスに住む女神が大きな声で主張していたような気がしてならない。

...で、自分があそこでプレーしたいか、というと...
軟弱な俺は「見ているだけでいいや」なんて気持ちが半分以上(笑)。
暑すぎる夏のプレーよりは、ずっといいだろうけれど。

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2011年7月17日 (日)

2011年全英オープン3日目

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天候で運・不運が別れた。
早いスタートの組は、まるっきり真冬の天候のような強く冷たい風と雨に翻弄された。
上位の組は雨に降られたのはほんの数ホールで、最後の方は晴れ間が出ていた。

早いスタートの組は雨具を着込んだ上に傘迄さして、両手には冬用のグローブ迄着用して、寒さに震えながらのプレーとなった。
雨は横殴りに吹き付け、アンダーで回る選手は皆無となる程酷い状態。
そんな中で、T・ワトソンは良く耐えていたが2オーバー。
マキロイに迫力は戻らず4オーバー、ガルシアは寒さに震えて4オーバー...
この早めの組でアンダーで回ったのはR・ファウラーが2アンダーくらい。

天候が回復して来てからスタートした上位の組は、クラーク1アンダー、ジョンソン2アンダーで、結局通算D・クラークが5アンダー、D・ジョンソンが4アンダーで、明日の最終組となった。

池田はもちろん悪天候の中のプレーで、5オーバー。
昨日より力が入っていたのが、悪天候によってはぐらかされてしまったようなプレーだった。

アイルランドのD・クラークは、かって一番調子が良かった時のタイガーに、マッチプレーで軽く勝つ程の実力者だがメジャーには縁がなかった。
それがマキロイ達若手に先を越され、本気で全英オープンを勝ちに来ているようだ。
190センチ以上の身長と、100キロ以上の体重で、低い球、パンチショットを駆使する職人技のゴルフは、見る所が多くて面白い。

一方、2位のD・ジョンソンは、昨年のメジャーでトップを走っていながら最終日大崩れして80を叩いたり、プレーオフのはずがバンカーにソールしたとして2打罰を受けたり、と話題を沢山提供してくれた「脇役」。
他人の引き立て役ではない、「本物の主役」になれるかどうか...アメリカンスタイルのアスレチックスイングでリンクスコースを攻略出来るかどうか...

それにしても、英国の人たちはあの雨と風の中、真冬の格好をして寒さに震えながら、よくじっと試合を観戦していられるものだ...それも殆どの人は傘もささないで。

明日の最終日、晴れたリンクスより曇り空の下、強風の吹く天候での試合が見たいなあ...
これぞ全英オープンと言う感じの...選手達は苦労するだろうけどね

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2011年7月16日 (土)

2011年全英オープン2日目

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予選カットのドラマが起きる2日目は、比較的穏やかな天候だった。
しかし、乾いて堅くなったフェアウェイと、堅いのにそれほど速くないグリーンが上位のスコアを伸びさせない。
見ていて不思議なのは、グリーンでのボールの止まりかた。
アメリカのコースでの試合のように、速いグリーン独特の転がりの余韻がない。
えっと驚く程強く打たれたパットが、急激にブレーキがかかって止まる。
それなのに、アイアンで打たれたボールが、グリーン上で急激にスピンで止まるということはあまりない。
それに、あのグリーンの凹凸は...
...まあこれが、本場のゴルフなんだろうね.

予選でカットされたのは、世界ランク1位2位のL・ドナルド、ウェストウッドをはじめ、マクドウェル、マナッセロ、ビジェガス、バデリー、キロスなど売り出し中の若手のほか、エルス、カブレラ、期待していたJ・デーリー等々。
日本選手では、池田が一時2アンダー迄伸ばしながら、結局パープレーの19位タイで通過したのみ。
特に期待されていた石川は、途中で完全に切れてしまって結局14オーバーの惨敗となった。
しかし、スコアより気になったのが、スコアが悪くなるに連れてどんどんプレーが遅くなっていったこと。
日本のテレビでも、英国のテレビでも、特に誰とは言わなくてもこの組が遅れていて、プレーが遅いと言うことが話されていた。
スロープレーと奇抜なファッション。
スロープレーは以前から言われていたが、奇抜なファッションも「強くあればこそ」。
大叩きする選手の奇抜なファッションは、非常に格好悪い...期待すればこそ、ファッションより実力優先でこれから巻き返してほしい。

池田は、急に決まった出場とか、使い慣れないアイアンとかで、気楽にやっていて実力が充分に発揮された結果だろう。
これから、「優勝」が見える位置で「その気」になった時にどんなプレーが出来るかだ。
これは楽しみ。

マキロイは全米オープンの時に比べれば、非常に静かにやっている。
明日から、またあの時のようなオーラが出ることがあるのか?

去年さんざんメジャーで脇役として話題を振りまいたD・ジョンソンが、今度は主役に変われるのか?

バレステロスの弔い合戦として、いい所にいるスペイン勢。
ヒメネス、ララサバル、ガルシア達が、明日以降かってのバレステロスみたいに全英オープンの場で暴れ回ることが出来るのか?
バレステロスにカップを捧げることが出来るのか?

そして、6番でホールインワンをやってのけたT・ワトソンが、今度こその60歳越え年齢での全英オープン優勝なんて、とんでもないことをやってくれるのか?

まだ眠れない暑い夜が続くなあ...

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2011年7月15日 (金)

2011年全英オープン1日目

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今年最後のゴルフの祭典「全英オープン」が始まった。
4月の「花の盛りのマスターズ」ではじまり、6月の「マキロイの全米オープン」で盛り上がったゴルフトーナメントも、この「夏の終わりの全英オープン」で一区切りを迎える。

それにしても、狂気のような暑さの日本の夏と比べ、イングランドの夏というのはなんて薄ら寒いものなんだろう。
全英オープンを見る観客は、皆厚いコートやダウンジャケットを着て、マフラー迄巻いている。
近くに見える海には人影は見えず、寒そうな風と雨が吹き付けている。
ドーバー海峡を挟んだ向こう側のフランスでは、熱波に襲われているというのに...

選手達も皆セーターの上にウィンドブレーカーや、レインジャケットを着込み、寒そうにプレーしている。
ロイヤルセントジョージズGCというコースは、本当に「リンクス」のコースなんだと、改めて感じるものがある。

...この試合でも中心になるだろうマキロイは2オーバーと、大人しくスタートして行った。
明日はパープレーくらいに戻して...それから、ドラマを始めるつもりだろう。
R・ファウラー、J・デイも、それぞれパープレー、1オーバーとまあまあのスタート。
注目しているベテラン勢は、ヒメネスが4アンダーと飛び出し、カルカベッキアが1アンダー、T・ワトソンが2オーバー。
これも明日次第だが、最終日迄上位を狙う位置にいてほしい。
日本勢では池田が2アンダー、高山がパープレー、石川が4オーバー...
出場したうちの半分は予選を通ってほしいものだけど。

ちょっと気になっている選手が数名いる。
その一人がB・ワトソン。
抜群の飛距離と柔らかい小技のタッチを持ちながら、いざという時に目が泳ぐのが弱点...だが、コーチも付けずに自分で作り上げて来た、というスイングとゴルフに何か「職人」的な魅力を感じて、密かに応援している。
そして、出場資格がなかったのにコースで待ち続け、ぎりぎりで欠場者が出たために出場出来たR・バーンズ。
2アンダーで頑張っているが、その情熱とラッキーがまたJ・デイリーのようなシンデレラストーリーになるなら、これも人生ドラマ、期待してみていたい。
そして、去年のメジャーでいろいろ異なドラマを作ってくれたD・ジョンソン。
今年の全英でもまた、イーグルだの連続バーディーだの、おまけにホールインワン迄やってのけ...これもまた、何かのドラマを見せてくれそうだ。

さあ、問題は長過ぎる中継時間。
全部見るのはちょっと、なあ..

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2011年7月13日 (水)

道を読む人

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Mさんのゴルフ歴は、ほぼ40年になる。

その40年の間に、ドライバーやアイアン、ウェッジなどは数えきれないくらい買い替えて来た。
しかし、Mさんはパターだけは一度も変えずに同じものを使い続けている。
そのパターは、当時ゴルフに熱中していた叔父からプレゼントされた、ピンアンサーのカースティンCo。
特に高価で珍しいものではないが、安物でもないと言われたものだった。

40年の間、それなりにゴルフに熱中して、時間も金も使って来たけれど、Mさんの腕はそれほど上がった訳ではなかった。
もう20年近く前にクラブハンデが10になってから、ずっとそのまま。
もっとも、あまり下がることのないクラブハンデだから10だけど、近頃のスコアをJGAハンデで計算したら17ー18くらいになっているはずだ。
腕が上がらなかった原因は、パワー不足....身長が170センチに届かないMさんは、飛距離が絶対的に足りない、と思っている。
いろいろと身体を鍛えようとした時期もあったが、それで飛距離が延びることはなかった。
ドライバーで180ヤード程...殆どのホールでパーオンすることはない。

しかし、Mさんがゴルフの情熱を燃やし続け、またMさんのゴルフがそれなりに周りに認められているのは、グリーンに乗ってからが凄かったからだ。
ワンピンならほぼ100パーセント入れる。
10メートルでも、半分は入れる。

Mさん自身、ゴルフを始めたときからパットは得意だった。
叔父から貰ったピンアンサーは、まだビギナーのときから自分の願いを良く聞いてくれた。
まるで、自分の手で打つように、ボールをカップに向けて転がしてくれる。
ピンアンサーを持って、腰を低くしてラインを読むと、ラインが決まるとピンアンサーが「よし、それでいい」と答えてくれるのだ。
そうして気持ち良く意見が一致したパットは、自分が打ち損じない限り、まず入る。
はじめは「まぐれだ」と言っていた仲間も、今ではMさんの神懸かり的なパットの上手さだけは認めている。
残念なのは、そうしたパットが殆ど「パーパットやボギーパット」であるということ。
Mさんだって、「パーオンしていればバーディーや、もっと飛んでいればイーグルだって沢山とれただろうに..」とは思うんだけれど、そう上手くは行かないのがゴルフなんだろう。

パターは、何度か最新の人気モデルを借りて使ってみたけれど、どれを使ってもピンアンサーのように読んだ道に答えてくれるものはなかった。
...Mさんは残りのゴルフ人生も、この1本のピンアンサーと共に過ごすと決めている。

ただちょっと心配なのは、最近老眼と乱視が酷くなって、ボールとカップの関係が良く判らなくなって来ていること。
だから、「このラインだろう」と思ってピンアンサーを構えても、ピンアンサーが「その道じゃあない」と納得していないような気がすることが多くなった。
そんな時はまずカップインできない。
ピンアンサーのためにも、老眼と乱視を矯正するゴルフ眼鏡が必要と考えている今日この頃だ。

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2011年7月12日 (火)

2011年全米女子オープン

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今週始まる全英オープンに興味が行っているために、それほど注目していなかった全米女子オープン。

日本の宮里藍と宮里美香が優勝争いに加わっている、というので3日目4日目を見ることになってしまった。
ところが4日目が終わっても結果が分からない。
5日目の今日になって、やっと優勝は韓国のリュー・ソヨン、宮里美香が5位、宮里藍が6位タイということが決まった。

相変わらずの韓国勢のワンツーフィニッシュ。
結局失速する日本勢の「健闘」止まり。

まあ、競技の結果に特に感想もないんだけれど、このメチャクチャな試合スケジュールに驚いた。
何しろ初日から、雷雨サスペンデッド、再開、中止、延期、開始、中止の繰り返し。
一日もスケジュール通りに消化出来ず、参加した選手にとって集中力と身体のコンディションを維持することはとてつもなく難しかっただろう、と同情する。
これだけしょっちゅう雷雨が発生するような時期の、この場所の選定が間違っているとしかいいようが無い。
見ている方も、今が何日目の何ラウンド目の何ホール目をプレーしているのか、判りやしない。
順位だって「暫定」ばっかりで、実際どうなっているのかが判らない。

雨や風なら、多少酷くてもプレーは続けるのがゴルフの試合だけれど、雷は否応無く中止にせざるを得ない訳だから、その地域の雷雨が発生しやすい時期の試合というのがおかしいんだろう。

...以前雷のゴルフコースで、みんなクラブを放り投げてクラブハウス迄、必死で走って逃げたことを思い出して、苦笑い。

さあ、次は全英オープンだ。

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2011年7月 9日 (土)

夏ゴルフは出来るのか?

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昨日、HARE GINZAのYASOさんに誘われて、ジム・ファジオ設計の「花葉CC」の視察プレーに行って来た。
ジム・ファジオと言えば、あの「オールドオーチャード」を設計した人。
日本ではそれほど知られていないが、世界的には現在トップクラスの設計家ではないだろうか。
オールドオーチャードには、自分の好きな光景のホールがいくつもあるので、この花葉ccにも非常に興味があった。

コースの経営会社の人がキャディー役になっての視察プレーであったが、天気はかんかん照りや大雨にならずに、まずまず最高と言っていいくらいの曇り空。

一緒にラウンドしたのは、YASOさんのゴルフ友達のSさんとNさん。
お二人ともゴルフ焼けしていて、いかにもゴルフ好きという風情で、もちろんノータッチ、プレーは速く、ゴルフを楽しそうにプレーする方々であった。

コースは残念ながら、形になっているのが11ホール程。
自分が感じられる「ジム・ファジオ」らしい、というホールは二つか三つで、まだホールとして完成して落ち着いている訳ではないので、雰囲気は良く判らなかった。
言えるのはオールドオーチャードより、自然の起伏が大きいダイナミックなコースになるのではないかという予感。
...名設計家が造るコースには必ずある「1番ホールから始まって、2番3番と続いて行く『ストーリー』」が、今の状態では全く判らないのが残念だった。

本当の評価は、コースが完成すると言う3年後迄待たなくてはならないだろう。

で、自分の「夏ゴルフ」。
日が射さない好天気なのに、11番のティーショットでやってしまた。
インパクトの瞬間右足ふくらはぎがつった...同時に右足指が3本つった。
慌てて伸ばしてマッサージして、用意したエアーサロンパスとコールドスプレーをかけて...
一応つりは直したけれど、それ以降力を入れるとまたつる。
普通のアドレスをとっただけでまたつるので、やむを得ず、右足を極端に後ろ(ほぼ左足の後ろ)に引いた状態で打つことに。
スコア的には、この日だけ使ったベン・ホーガンプラス1が合わないのでいい所がなかったが、折角誘ってもらったので17番320ヤードやや打ち下ろし、少し追い風のホールでワンオン狙いのサービスショット。
右足を引いた構えだけれど、一応フルスイング。
運良く当たったので、ちょうど良いフェードとなって...グリーンオーバー。
あと1mで奥のOB、というブログネタショットとなりました(笑)。

コースとは一応6勝9敗3分け。

問題は今日の朝。
起きたとたんに両足太ももの後ろ中側がつり、朝から七転八倒してしまった...
やっぱり夏のゴルフはダメかなあ(自信喪失)。

(避暑グッズは、日が射さないのに湿気が多い暑さだったために、ミストにして吹き付けても顔がびしょびしょになるだけ,,,ほかのグッズも、ベタベタな湿気の暑さの時には違う方向のグッズが必要なのかも...という微妙な結果だった。)

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2011年7月 7日 (木)

今年の猛暑ゴルフ対策

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ここ数年、「真夏にはゴルフをやらない」と決めて、7・8・9月には殆どゴルフを積極的にしようとは思わない...はずなんだけど。

なぜか毎年、夏対策用のグッズを集めて「なんとか...出来ないと思うけどなんとかしたい」的な抵抗をしている自分が面白い。
...結局は、積極的にではないにしても、毎年猛暑期に1度か2度はゴルフをしてしまうので、「夏の暑さで死にたくはない」とこんな装備を揃えてしまうのが表向きの理由。

でも、本当は自分が一番面白がっているのは、毎年新しく考え出される「傑作」や「珍品」の類いをコースで使ってみることなのかもしれない。

てなわけで、急に明日に決まったYASOさんとのゴルフのために、今年も巷で評判の「避暑グッズ」とやらを揃えて夏ゴルフに行くことになった。

今年新しく揃えたのは、まず「マジクール」。
これは単3電池を使用してファンを回し、そこに下の部分に入れた氷水を霧吹きのようなもので吹き付けて、冷たいミストとして身体や顔に吹き付けて涼をとるというもの。
使った人の評判で「期待してなかったけど、凄く良かった」というのが複数あったので注目していて、昨日買って来た。
もう一つが特殊素材のタオルに水を含ませて、その気化熱でいつも冷たい感触で使えると言う「ミラクール」。
何でも、外国からの輸入品が評判になっていて、大人気だったとか...それが手に入らないので、後発の日本メーカーが同じような効果のものを開発したという商品。
確かに水を含ませると、何回でも使うたびに「冷たい」と感じる。

ほかには、例年通り、水に浸して使うレンジャーハット。
紫外線よけと白内障防止に偏光レンズのサングラス。
日傘と日焼け止めは当たり前。
それにクールスプレーにスポーツドリンクに氷とクールバッグ。

服装はシャツにミズノのクールタッチ。
短パンにUVカットの5本指ハイソックス。

...んなもんかな?

ちょっと調べて、有効そうなグッズがあれば、今日中に手に入れたいと思っているが...

肉体的には一昨日、寝苦しくてついうっかりうつぶせに寝てしまい、首の筋を違えてしまって、まだ痛い...が、こんなことは問題無し。
明日のゴルフのためには、今夜がちゃんと寝られれば、無事に生還出来るだろう。

この暑さのために、この前のオールドオーチャードからクラブを握っていないが、明日はパーシモンで回るんだし、全ホールトラブルショットと思って楽しむことにいたしましょう。

(どうか最高気温30度を超えさせないで...ゴルフの女神様、頼む!)

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2011年7月 6日 (水)

別れ

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Kさんの所属するサークルの、ベテランの会員Tさんがサークルをやめることになった。
穏やかで優しい人で、サークルの中では若い方でスコアも悪いKさんにとっては、頼れる先輩でもあったし気の合う仲間でもあった。
Tさんのゴルフはいつも100前後と特別良い方ではなかったが、楽しそうなプレー態度と正確なルールやマナーの知識で、Kさんはゴルファーとして尊敬していた。

二月に一度のサークルのコンペには必ず参加して、コンペのない月には旦那さんといろいろなコースをプレーしていたと言う。
Tさんの旦那さんはそれなりに上手い人で、ゴルフのマナーとルールは旦那さんに教わったと言っていた。
クラブは十年くらい前に、旦那さんの退職金で買い揃えたというウッドセットとアイアンセットをずっと使っていた。

そのTさんの旦那さんが、昨年亡くなった。
それ以来、サークルの練習にもコンペにもTさんは来なくなった。

半年程過ぎたある日、Kさんの所にTさんが訪ねて来た。
今の家を売り払って、関西にいる息子夫婦の家の近くにアパートを借りて住むことになったと。
元々関西出身で、夫の転勤で東京に来て、そのまま家を買って長く住んで来たが、夫が亡くなった後子供達が一人暮らしを心配していて、いろいろと話し合ったの結果そう決めたとのこと。
長男夫婦の家の近くというのも、共稼ぎのため子供の育児を手伝って欲しいと頼まれたことが一番の理由で、しばらくは育児で忙しくなるらしい。

「それで、長くサークルでゴルフを楽しませてもらったので、サークルの人に挨拶しておこうと思って..」
「中でもあなたには親しくしてもらっていたので、何かお礼をって思ったんだけど...」
「こんなものしか思い当たらなかったの..」

両手で手渡してくれたのは、小さな小物と小さな箱と小さな缶。
「私のゴルフ道具はどれも十年以上前のもので古いし、若いあなたには合わないしで...」

小さな箱は今評判の女性用ボール1スリーブ。
「これ高いボールだったので、いつかちゃんとしたコンペの時に使おうと持っていたんだけれど。」

小さな缶の中には、カラフルなティーが一杯入っている。
「ちょっと前にあんまり色が奇麗だから買っておいたんだけど、使わなかったから。」

小さな小物は、奇麗な色に光り輝くクリップマーカーが一つ。
「このガラスのはスワロフスキーので、あたしの一番のお気に入りだったの。」
「私の大事なお気に入りだったから、是非あなたに使ってほしいと思って...」

「うちの主人が死んでからいろいろ考えて、ゴルフはもう卒業することにしたのよ。」
「これからは年金と貯金で暮らして行かなくちゃならないし、孫の育児の手伝いで忙しくてゴルフをやる余裕はもう無くなるから。」

もう古いクラブは中古屋に売って処分して(数千円にしかならなかったそうだ)、キャディーバッグも燃えないゴミで出してしまった、と。

「今迄とっても楽しかったわ」
「私のゴルフは主人と一緒に終わったのね。」
「捨てられなかった小物をあなたに貰って頂ければ、私は思い残すこと無く関西に行けるわ。」

「どうもありがとう。 あなたと一緒に遊んだゴルフは本当に楽しかったわ。」

...ボールとティーとクリップマーカーと。

小さなスワロフスキーのクリップマーカーは、まるでダイヤモンドのように輝いている。

Kさんは、次のゴルフの時からずっとこのマーカーを使い続ける、と確信している。

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2011年7月 5日 (火)

ゴルフを「最悪」にした日本


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「ゴルフを悪くしたのはアメリカだが、最悪にしたのは日本だ」
この言葉は以前広く世界で言われていた言葉だが、多分イギリス辺りで言われ始めた言葉だということは想像出来る。
「アメリカが悪くした」というのは、服装であったりマナーであったりが、いわゆる「大人の紳士的なゲーム」を「カジュアルな楽しみのゲーム」にしてしまったアメリカへの非難ということのように思われる。
が、その後の「最悪にしたのは日本」というのは...

先日書いた「6インチ」という悪しきローカルルールについて記事を、ブログ友達のTさんが紹介してくれた所、そちらへのコメントの中に「6インチをやって何が悪い」という趣旨の書き込みがあった。
その書き込みの主は、現在シングルハンデの8で、5下を狙っているというゴルファー。
そのシングルゴルファーが「6インチをやって何が悪い」「カジュアルウォーターや池ポチャの処置と同じ」「あるがままがいいなら池の中から打て」と書いて来た。
カジュアルウォーターや池ポチャに対するゼネラルルールと、コース都合のローカルルールの混同。
奇麗な芝の場所ので6インチの問題を救済処置とする感覚。
あるがままがいいなら池の中から打て、という幼稚で馬鹿なたとえ(池に入れたら、ワンペナでルール通りにドロップするが、6インチにもワンペナ足すのなら理解出来るが)。
こういう感覚の人が、もし練習して技術的に5下のシングルになれたとしたら、どういうことになるのだろうか。
殆どあらゆるコースで競技以外は許されている6インチルール。
ルールで許されているのだからと、ボールに触りまくる5下のハンデのシングルゴルファー。
良いスコアでは回るだろうきっと...申告スコアでは。
しかし、心あるゴルファーは眉をしかめながら、軽蔑とともに触った数だけスコアを足して「本当のスコア」として記録するだろう。

「日本が最悪の形にしてしまった」というゴルフは、どういうものか。
金田武明氏は、接待ゴルフやゴルフ用語の乱れを上げている。
もちろん最初は「接待ゴルフ」が諸悪の根源だった。
これによって、「バカ高いプレーフィー」「召使い代わりのキャディーの仕事」「媚びから来た6インチルール」「同じくOKパット」などの、本来のゴルフとはかけ離れたローカルルールが定着してしまった。

おまけに、ゴルフがようやく一般の人が楽しめるゲームになった時に、コースが客のスロープレーの解消に丁度良いと、それらのインチキルールを積極的に採用し、(ゴルファーとしてみられていなかった)客は客でそれでスコアが良くなると喜び、ついでに池やワンペナゾーンからはさらに客の進行を良くさせるために、300ヤードも先に前進ティーを設置して、プレーイング3やプレーイング4のインチキローカルルールまで作ってしまった。
ここで本来のゴルファーともいえないような「スコアだけ」を気にする客のご機嫌をとりながら、日本のゴルフは「発展」して来たという訳だ。
6インチで触りまくり、前進ティーで笑っちゃうような誤所からのプレーを認め、下りの50センチのパットにOKを出し、ついに世界最悪の日本のゴルフの完成となった訳だ。

我々が本当のゴルフを楽しむのなら、これらのインチキローカルルールをコースに変えさせなくてはいけない。
そんなインチキルールを、喜んで利用したがるゴルファーになってはいけない。
もし現在こういうルールを利用しているのなら、これからは誇りを持って自分だけはこんなルール(絶対にゼネラルルールではない)に従わないようにする。
もちろん、現在はコースが絶対に前進ティーからしか打たせないような所も多いので、その時はしょうがないがそんなコースには2度と行かないことだ。

それで出たスコアは本当の自分の「ゴルフ」のスコアだ。
インチキをして出したスコアは「ゴルフ」のスコアではない。
そんなスコアで自慢なんぞするゴルファーには、絶対になってはいけない。

ゴルフを楽しむのなら。

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2011年7月 4日 (月)

ダウンスイングは、まず上半身を忘れる

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ベン・ホーガンと言えば完璧主義者だとか、クールだとか、鉄人だとか、偏屈だとか...
あんまり人間的ではなかった人のようで、その実績・実力の割には現役当時は一般的な人気はなかった、と伝わっている。

しかし、ベン・ホーガンはスイングのメカニズムを徹底的に研究したプロでもあった。
そのベン・ホーガンの有名な言葉。
「完全なトップスイングの形というものはない。上半身がトップの形になる時には下半身は既にダウンスイングに入っている。」
ここの所はスイングの上で特に重要な部分として、ボビー・ジョーンズをはじめとする多くのプロがレッスン書に書いている。

この言葉をベン・ホーガンがをさらに詳しく言ったのが「ダウンスイングは、肩、腕、手などを『忘れて』、左の尻を左に回すことから始めよ」という言葉。
このように出来ると、腕や肩や手がまだ右に回転を続けているうちに、尻は左回転をし始める。
つまりこの時に上半身と下半身が逆の回転をする。
そうすると、実際にクラブヘッドが一番深い位置にたどり着いた時には、既に下半身はダウンスイングを始めて左に少し回った形になる。
これによって、ダウンスイングを上半身から始めてしまうことによって起こる、アベレージゴルファーのほとんどのミス...打ち急ぎ、引っ掛け、スライス、ダフリ.テンプラ.飛距離不足、等々を防ぐことが出来る。

「上半身からダウンスイングを始動するな」、ということはどんなレッスンプロでも教えてくれる基本中の基本ポイントなんだけど、実際に普通のアマチュアゴルファーのスイングを見ていると、上半身から動き始める人は実に多い。
その大きな原因の一つが「トップで一度止まれ」「チャー・シュー・メン」のリズムが良い、とされているようなゴルフスイングの常識。

もちろん浅いバックスイングからの打ち急ぎを防ぐには、「トップで一度落ち着く」的な「間」をとるタイミングは有効で、そこから下半身を先に動かして行ければ問題ない...が、トップで一拍置いた時に、気合いや気迫が燃え上がってしまったら...
ゴルフクラブというのは、腕力だけで引っ叩けてしまう程十分軽いので...腕が先に動くか、上半身と下半身が一緒に動き始めてしまう場合がほとんど。
後はお決まりの、「悲哀」と「嘆き」と「怒り」と「絶望」の悲鳴が上がることになる。

そこで、ベン・ホーガンの言葉。
そろそろトップだと思ったら、「上半身を忘れる」。
それから、あえて極端に言うなら、野球の1本足打法のイメージ...上半身を残して下半身から行けばいい。
ただし、実際には小さな止まっているゴルフボールを打つのに、1本足打法程動いたらボールに当たりやしないから、「左の尻を左に回す」事で充分な訳だ。

スイングの基本中の基本だけれど、「チャー・シュー・メン」、「1・2の・3!」の打法ではなくて、「イ〜チ・ニッ!」くらいのリズムで「上半身を忘れて、左の尻から」のベン・ホーガン打法、スイングの時間差やタメが作れない人はやってみたらどうだろう。

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2011年7月 2日 (土)

夏が来た...

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「夏はあなたの季節ね」と言われたのは、一体何百年前の話だろう...

未来は永遠に続き、夏は無限にやってくる、なんて当たり前に思っていた時代だった。
夏の太陽の光こそ、命のパワーそのものなんて感じていた。

それなのに...あれからほんの少ししか時間が経っていないのに、身体は弛んで重くなり、肌にはシワとシミが出て、太陽の光を浴びれば一瞬でエネルギーが吸い取られてしまう...

今では、夏は恐怖の季節に変わってしまった。

だから本当は、日陰に隠れてひたすら気温の下がるのを持ち、山々が紅葉する迄大人しく逃げていられれば良いんだけれど...
どうしても何度かは、球打ちの誘惑と、海・山の美しさに誘われて、ヘッピリ腰でも太陽の下に出て行くことになる。
大抵、その後で紫外線によるアレルギーが出たり、頭が痛くなったり、軽い熱中症の症状が出たり、睡眠不足だと不整脈が出たりする。

だから、不本意ながら、また「夏の暑さ対策」の準備をあれこれとすることになる。
まだ今年の新兵器を用意してはいないのだが、現在雑誌などで暑さ対策新兵器検討中。

今年の「対暑さ対策全装備」が揃ったら、近いうちに発表するつもり...

それにしても、いよいいよ夏なんだなあ。
オープンコンペも、涼しい高原辺りでやっていたら参加したいけど...普通のコースで30度オーバーの天気だったら、やめておきたい。
楽しみの車中泊も、この季節からは車内では暑くて眠れないことが多くなるので、しばらくお休み。

皆さんも、暑さ対策をきちんと考えておくようにね。
気持ちは別として、客観的に若くない人も多いんだし(笑)。

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2011年7月 1日 (金)

天下の暴論...24

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今回の暴論は
「ちゃんと整備しているゴルフコースは、軽い言葉で「6インチプレースありです」なんて言うな!」

オープンコンペに参加すると、受付の時に大概そのコンペのルールをプリントした紙を受け取る。
この前オープンコンペで優勝したオールドオーチャードGCでもそうだが、そこにはほぼ99パーセント「6インチプレースあり」とある。
ここ数年参加したオープンコンペで、「ノータッチ」とあったのは一つか二つのコースだけ...それも「アスリート向け」となってるコンペだけだった。

そうなると酷い時には、同伴競技者3人全てがボールを動かす人だったりする。
すると、みんなボールの所に行くと、まずボールを少しでも良い所に置こうと座り込む...自分以外の全員がボールの所に座り込んでボールを触りまくるという、不思議な光景を毎ショット事に見なければならない。
中には、おせっかいにも(好意でだろうけど)「ボール動かしていいんですよ」なんてわざわざ教えてくれたり、それでもボールに触らないでいると「ルールで良いと言っているんだから、そんなに真面目にやらなくてもいいじゃないですか」なんて嫌み迄いわれたりする。
...そういう日は「今日は外れだ」と思いながら、自分のゴルフだけを楽しむようにするしかないんだけれど。

で、暴論だけど、問題はどんなに奇麗に整備されていて、芝の状態がいいコースでもこんなルールを明記することはおかしいぞってこと。
そもそも6インチプレースなんて、悪天候や予期せぬ事件によってコースの状態が「あるがまま」でプレーするにはあまりにもアンフェアだ、ということから生まれたルールではなかったか?

例えば、夏に日照りが続いたり、異常に高温になってしまったりして芝が枯れてしまい、芝が残っている所より完全に土だけの固い荒れ地になってしまった場所が多い、とか。
例えば雨が降り続いて芝が腐ってしまって、腐った海藻のような状態の芝の上にボールが行くとあまりにも酷い状態だ、とか。
あるいは芝を張り替えて間もないため、芝の継ぎ目にあるボールを打ち込むと芝が酷くはがれてしまう、とか。

そんなコースの状態なら、アンフェアすぎるためと芝の保護のために「6インチ」があっても良いと思う。
しかし、プレーしていて芝の状態が非常に奇麗で、コース整備の人達がきちんと手を入れて育てているのが判るコースで「6インチ」ありとするのは、コース整備の人達への侮辱でさえあるんじゃないか?
そりゃあ、どんなコースでもディボット跡はあるし、芝の薄い所もあるだろうけど、そのライを甘受するのがゴルフなのではないのか?

結局、「6インチ」をありとしておけば、下手なゴルファーでもミスショットの数が少なくなって「プレーの進行が速くなる」という理由が一番大きいのだろう。
それが、ボールの所にたどり着くとすぐに座り込んでボールを触りまくるという、みっともない姿のゴルファーを量産することになっているのに。
そのルールをつけるということは「このコースは6インチ動かさなければプレー出来ない程、状態が悪いコースです」と言っていることと同じことなのに。

コースの状態が良いのだったら、自信を持って「うちのコースはノータッチでプレーしてください」と宣言するべきだ...それが「ゴルフ」なんだし、「6インチ動かさなければボールが打てない」なんていう人はゴルファーじゃないんだから。

ただし、ノータッチでプレーする場合はそれぞれが目土袋を持つことが必要だろう。
個人で家から持ってくのは面倒なので、コースに人数分の目土袋を用意してもらって。
セルフプレーが主流になっているんだから、自分の打った跡に目土することは当たり前の普通の行為として普及させる。

どうだろう。

(案外、「6インチ」をどのコースも「あり」としているのは、「あるがまま」で打たせるとディボット跡が大量発生する可能性を危惧しているからかもしれないな)

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