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2011年11月

2011年11月30日 (水)

カリフォルニアドリーミンの唄が聞こえる

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...懐かしい「カリフォルニアドリーミン」の歌が聞こえたような気がした。

Kさんにとって、ママス&パパスが歌った「カリフォルニアドリーミン」は「青春」の唄だった。
数十年前、多くの同時代の若者が、硬直しきった時代に「変化と革命」を望んで行動を起こした。
ビートルズがその雰囲気を飾り、ボブ・ディランやPPMやジョーン・バエズが時代を嘆き、歌っていた。

Kさんの友人も、過激に走ったり、ドロップアウトしたり...そんな方向に踏み切れない自分は、どうしようもなく取り残される感覚に焦っていた。
...そうしなければいけないのか? このままでいいのか?

そんな時に聞いた「カリフォルニアドリーミン」は、そんな自分にとって特別な歌だった。
歌詞は「こんな暗く寒い冬の日には、カリフォルニアの明るい空に憧れる..」なんて意味だったと思う。
が、Kさんにとっては、そんな歌詞の意味以上にこの曲に「青春の憧れ」そのもの...自分でも何か判らない、若い日の熱い「未来への憧れ」そのものが歌われているような気がしてしょうがなかった。
この曲を聴くたびに、いつも胸の奥に熱い「憧れ」の気持ちが湧いて来るのだ。

若い自分は、これから何にでもなれるかもしれない、が、何にもなれないかもしれない。
夢見て憧れている「何か」は、でも、きっと捉まえる事は出来ないだろう。
そんな気持ちがいっぱいになって、この明るい歌を聴くたびに泣きたい気持ちになったものだった。

あれから長い時間が経った。
人生は期待した程の事も無く、不安がっていた程の事も無く、日々流されまいという気持ちだけを残しながら余裕もなく過ぎて行った。
良くもなく悪くもないと感じていた男性と結婚し、結局普通の出来だが性格の悪くない子供に恵まれて、贅沢は出来ないがなんとか暮らせる生活を続けてきた。

そんな、午前中の家事の終わったお茶のみ時間、いつものようにテレビを見ていた。

その時、あの懐かしい「カリフォルニアドリーミン」が聞こえた気がしたのだ。
テレビには、青い海のそばの緑の美しいゴルフコースの映像が流れていた。
自分のいるところとは縁のない、違う世界なのに胸が痛くなるような感覚。
自分の世界が色褪せて行くような感覚。

いまの自分はゴルフとは全く縁のない生活なんだけど、何故ゴルフ?
夫もやらないし、周りの知り合いでもゴルフをやっている人は少ない。

...自分がゴルフを始める?

ゴルフコースが映っている間、「カリフォルニアドリーミン」は聞こえ続けていたけれど。
あの「青春の憧れ」の熱い気持ちは蘇って来たけれど。

いまの私は「こんな冬の日」なんだろうか?
あの緑濃いゴルフコースが「自分のカリフォルニア」なんだろうか?

Kさんは、もう一度ゆっくりとママス&パパスの「夢のカリフォルニア」(カリフォルニアドリーミン)を聞いてみようと思っている。

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2011年11月29日 (火)

最初の車 ジムニー360バン

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たまには違う話題を、という事で車の話でも。

免許を取ったのは遅かった。
貧乏暮らしだったので、車を持つとか免許を取るとかいう事は違う世界の事と思っていた。

運良く結婚する事が出来た女性も、「絶対に車を持つ身分にはなれないと思っていた」。

しかし、30前に娘が誕生する事になった時、考えを変えなくてはならなかった。
東京暮らしならともかく、家賃の安かったS県暮らしだと、いざという時に車が無ければ不自由な事が多かった。
それで30前に免許を取得...しかし、車を買う金が...

それに、それまで特に車に興味はなかったくせに、「車に乗るなら、何処でも走れる4駆に限る」なんて思い込みがあった。
そんなところで偶然見かけた、中古のジムニーバン360。
値段は何とか払える28万円。
4駆だし、雨風は凌げるし、見た目は奇麗だし...

一部ローンにして、この車を手に入れた時、うちの奥さんは「まさか、自家用車を持つようになるなんて思わなかった」と涙ぐんでいた。
手に入れたジムニーはかなりの中古で、見た目は奇麗だし、一応ちゃんと動いたけれど...
2サイクルエンジンというのは、ガソリンと2サイクル用オイルを混合して燃料にする。
そのために白い排気煙が盛大に出て、スピードは出ず、音はまるで小さなバイクのような「パタパタパタ」で頼りない事この上ない。
それに中型バイク並みのエンジンに、バンのために重量が重く、加速も燃費も良くない。
実際に道路では、最高速70キロオーバーがやっと。
遂に最後まで、高速道路を走る事は無かった。

ドライブに出かけた先で、もうもうと白煙を上げながら必死に上る坂道を、自転車に軽く追い抜かれた事が度々あった。
内装は、本来の後ろの折りたたみ椅子が、小さな革製の椅子に変えてあり、そこに娘の布団を敷いて寝かせて旅をした。
4駆を過信して、ノーマルの鬼タイヤで冬の日本海まで無謀な雪山越えをしたのも、あとで思うと「よくもまあ、生きて戻って来られた」というもの。

雨が降るとよくエンストした。
プラグを拭いたりいろいろしてもダメなときは、坂道をエンヤコラと押し上げて、下り坂に向かって車を押す。
動き出して加速がついたところを追いかけて、必死に飛び乗ってすぐにギアをローにぶち込む。
殆どの場合は、それで「バン!」と音がしてエンジンが始動する。
そんな事が旅先でもよくあった。
横で見ていた通りすがりの子供に、「超人ハルクみたい」と驚かれたりしたけど。

...二人目の娘が出来た時、この車が3人乗りだったために手放す事になった。

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2011年11月28日 (月)

ボールを打つまで腰を回すな

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「ボールを打つまで腰を回すな。そうすればスライスは止まる」...リー・トレビノ。

トレビノと言えば「スーパーメックス」と呼ばれた、メキシコ系アメリカ人。
PGAツアー29勝。
なんとメジャーで6勝もしている。(全米オープン2勝、全英オープン2勝、全米プロ2勝)
その他にチャンピオンズツアーでも29勝を挙げている。

全く自己流のスイングで、アメリカのマスコミからは「間違いだらけのスイング」と酷評された事もある。
全盛時は低いフェードボール一辺倒で勝ち抜き、その持ち球に合わないマスターズのオーガスタナショナルGCでは良い結果を残せなかった。
そのために、マスターズは招待されながらも欠場した事もある。

さて、その(超)個性的スイングのトレビノの言葉だ。
普通なら腰を止めてスイングなんてしようものなら、ドチーピンになるかチョロするかぐらいなもんだろう...(腰は回って肩は開かない、というのが当たり前の「スイング」の動きと言われている)
大体トレビノのスイングと言ったら、(この言葉とは真反対の)オープンスタンスで、インパクトの前にはもう腰はすっかり目標方向を向いていて、ボールを低く押し込んで行くような動きだ。
...しかし、そんなトレビノだからこそ、こんな言葉が意味を持つんだろう。

スライスで悩んでいるゴルファーは、他人に「肩を開くな」とか「右肩を突っ込むな」とか「手から動くな」なんて言われたって、「そんな簡単にそう出来るなら、誰がスライスで悩むもんかい!」なんて思っている。
レッスン書にだって、テレビに出てるプロだって、みんな言う事は一緒だ。
ただ自分の身体がそう思ったって動かないから、悩みが尽きないのだ。

やってみるといい。
トレビノに騙されたと思って。
肩がどうのこうのじゃなくて、「腰を回さないで打つ」のだ。
ボールを打ってから腰を回すイメージ。

やってみると判るが、腰を回さないでボールを打つなんて、スライサーには簡単に出来やしない。
右肩を思い切り突っ込んだって、手を思い切り振ったって、ろくにボールに当たらない。
出来るのは腰が早く開くのを、少し送らせてやっと当てる事が出来るくらい。
しかし、そう言う意識を持ってスイングすると、肩が突っ込まなくなる...腰が回らないと肩も開き難くなる。
腕に余分な力が入ってなければ、腰を回さないでスイングするには、身体の前で「ヘッドを行かせる」感覚でクラブを振るしかなくなる。

それが出来れば...フックが打てるはず。
ただし、曲がり幅なんか調節出来ないフックだけど。
右にしか曲がる球を打った事の無いゴルファーにとっては、嬉しい経験になるだろう。
左に曲がる球をどういう形であれ打てたのなら、後は練習すれば何とかなるはずだ...多分。

トレビノの、勿論「毒薬」にもなる言葉。
薄めて「良薬」にして、飲んでみたらどうだろう?

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2011年11月27日 (日)

結構真面目なキリギリス

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自分の事をそう思っている。
少なくとも「アリさん」ではない。

「何時終わるか判らない人生」なんだからと、冬の蓄えもせずに真面目に遊び暮らして来た。
大借金して大きなキャンピングカーを買って、子供が学生時代の時しか出来ないんだからと、北海道をはじめ中部地方までを1週間、十日かけての流れ旅を何度もした。
特に北海道は十日以上かけて、一周旅行を2回した。
白神山地も感動的だった。
能登.北陸も、津波でやられた東北の海辺の街も感動的だった。
...そんな苦労して手に入れたキャンピングカーも、トラックと一緒くたのディーゼル規制に引っかかって手放すしかなかったが...そもそもキャンピングカーとトラックを一緒にするのがおかしいと思うんだけど。

「物より思い出」なんてことは、CMが出る遥か前から実行していた。
ゴルフも楽しんだ...仕事がらみであったから、高い会員券も買い、お金はなくなった。
それでも、仕事が続いていたのでやって来れた。
金が無い時は無いなりに(金がある時って無かったなあ)、なんとかやって来た。

そうして気がついたら、こんな年。
世間じゃあ、いわゆる「おじいちゃん」か?
自分では、頭の中は高校時代から基本的に変わってない気がするんだが。
が、しかし、世間を見渡せばこの時間は、成功するにも失敗するにも十分な時間。
同じ年くらいの人間は、成功した者は有名になったり、大金持ちになったり、会社の社長になったり...もう退職して悠々自適の人生を歩んでいたりする。
失敗した物は、生活保護を受けたり、身体を壊して入院したり、重い病気になって不自由な人生を送ったり...運・不運が道を分けた人生も多い。

自分はと言えば、とりあえず身体は問題ない(いろいろ薬は飲んでいるけど)、仕事もある、ゴルフに行く気もある、家族も元気で子猫もいるし、酒もある。
これで、何の文句があるものか。
後は死に際に気をつけさえすれば、俺の人生、感謝する事しかありゃしない。

そうそう、金曜日にラウンドして試した新兵器。
ドライバーは大外れ...吹き上がる球ばっかりでスプーンより飛びやしない。
フェアウェイに行ったのは1発だけで、それも全然飛ばないへなちょこボール...すぐにオークションで叩き売り。
そしてベン・ホーガン+1。
忘れてた...何故、以前ローンで買ったベン・ホーガン ディケイドを手放したのか。
ベン・ホーガンは、身長170センチちょっと...決して大柄ではなく、かつフックに悩まされていたので、掴まりづらくフェードが打ちやすいアイアンを作った。
それはつまり、ライ角がフラットなのだ。
身長で10センチ以上高い自分が普通に構えると、ヒールが浮いてしまう。
フラットな軌道で振れば打てるが、そうするとドライバーがおかしくなる...ライ角の調整は以前書いたように「名人」に頼まなければメチャクチャにされてしまう。
昔、それでディケイドを手放し、ライ角がいろいろあったピンアイ2+に変えたんだった...
失敗失敗...そんな大事な事を忘れていたなんて。
このアイアンは、返却するとしよう。
...でも、こんなドタバタもゴルフの楽しみの一つ。
また新兵器もいろいろ探して、楽しむゴルフを続けるとしよう。

さあ、新しい年齢の一年が始まる。

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2011年11月26日 (土)

甘噛み

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毎日見ていると判りづらいけれど、随分大きくなった。

走り回るスピードも、飛び上がるジャンプ力も、驚く程進化している。
朝の餌を食べた後、食後の運動とばかり走り回るスピードは、ぼーっとしていると目で追えず、つい足元に走り込んで来たのを蹴飛ばしてしまったりする。

ここは届かないだろうと見くびっていた高さも、あっさりとジャンプして上ってしまう。
ついこの前まで一歩一歩慎重に上って行った急な階段でさえ、風のように走り上がる。

気になるものを見つけてじゃれ回る姿も、もう一丁前の猛獣に近い。

困ったのは、この甘噛みだ。

新聞や本を読む手や、ちょっとかまって撫でようとする手にじゃれついてくる。
勿論、親愛の情と甘えと、遊び心でじゃれて来るのだが...
歯が乳歯の細いままなので、軽く噛まれても結構痛い。

写真のように、まずカプッと軽く噛み付き、手で抱えて後ろ足で蹴る。
勿論、手の爪は本気で出さないし、後ろ足の蹴りも軽く添えるだけのもの。
軽く噛んでは舐め、また噛んでは舐める、を繰り返す。
目はうっとりとしてそのまま眠ったりするから、敵意を持って噛んでいるのではない事は良くわかる。
噛んでは舐める仕草は、甘える気持ちの現れなんだろう。

しかしこの甘噛みも、もっと小さな時にはくすぐったいくらいだったのが、大きくなるに従ってチクチクと痛くなって来た。
乳歯が永久歯に生え変わると、それほどチクチクしなくなるとは言うが...

まあ...この甘噛みも、肉球の弾力も、毛並みの柔らかさも、どちらかと言うと人間が勝手に楽しんでいるだけで、真剣に困っている訳じゃあ無い。

本音は、こうして猫をかまうのは結構気持ちいいもんだぞ、って言うような...「のろけ」だとも言える(笑)。

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2011年11月24日 (木)

きのこ

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Tさんは、9月から11月にかけては、毎週末ホームコースである栃木の奥の方のコースに通う。
特に競技に出るとか言う訳ではなく、メンバータイムを利用してのんびりラウンドする。

Tさんの本当の目的は、きのこ。
主にハツタケが目的だが、シメジ類が採れる事もある。

このハツタケというキノコは、十数年程前に一緒に回った地元のメンバーに教えてもらうまでは知らなかった。
その人はコースの近くで農業をやってるとの事だったが、ショットを曲げて林に入れると林に入ったまましばらく出て来ない。
「出しまーす!」と声とともにボールをフェアウェイに戻して、林から出て来る時には手に一杯のキノコを持っていた。
「これで今夜のごちそうが出来た」と笑っている。
林に入らなくても、ホール脇の木の下にキノコを見つけては「あった、あった」と嬉しそうに笑う。

「あの、そんなフェアウェイ横のところのキノコなんて、農薬が一杯かかっているんじゃないですか?」
「ああ、大丈夫だよ。」
「ゴルフ場で使っている農薬なんて、基準が厳しいんだから大した事ないんだよ」
「俺んちでやっている野菜なんか、ここの30倍もの農薬使っているんだから」
「あんた達が食べている野菜は、このキノコよりずっと農薬かぶってるんだよ」

「だから俺んちじゃあ、自分で食べる野菜は庭で別に作っているんだ」

Tさんは、絶句して何も言えなかった。
...しかし
「そのキノコは、どうやって食べると美味しいんですか?」
「これは汁にすると実に上手い出汁が出るんだ」
「だから、味噌汁にしたり、鍋にしたり...旨いぞお」

その地味で肉厚なキノコは、そこら中に生えていそうで、コースでよく見かけた記憶があった。
それから、その日一日
「これですか?」
「違う! そんなの食べたら死ぬぞ」
「あ、これだ!」
「違うよ! そんなのは何の味も無いよ」
「じゃあ、これは?」
「それも違う! よく見なよ」

わからなかった。
彼の採ったキノコと同じに見える奴を必死に探すのだが、全部違うと言う。
「そんなに簡単に見つかったら、みんなすぐ穫っちまうだろよ」
そうだろう,,,
目を皿のようにして探して、「これは!」と思うのだが、ちがうらしい。

その日のゴルフは、殆ど覚えていない。
集中力はキノコの方に行ってしまった。

しかし、彼に分けてもらった数本のハツタケで作ったキノコ汁は旨かった。

それからは秋になる度に、ゴルフとキノコの両方を楽しむためにこのコースに通っている。
なんとかハツタケが判り、とれる場所も覚えて来たのは2年かかった。
元々、キノコなんて買う以外に考えた事も無かったのだが、ゴルの後で自分で採ったキノコで作る汁物のうまさは、彼のゴルフと一体になった楽しみになった。

ただ穫るならキノコ狩りに(ツアーもある)参加すれば良いのだが、Tさんの楽しみは「ゴルフをしながら」というところにツボがある。
ゴルフとキノコだから楽しいのだ。
もうそろそろキノコも終わりだが、今年も十分楽しんだ。
また、来年が楽しみだ。

...そうそう、もうひとつ。
Tさんは、あの十数年前から、野菜は「有機野菜」しか買っていない。

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2011年11月22日 (火)

時の流れは速いなあ..

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この今年最後のゴルフシーズンに、なるべく沢山ラウンドしたい,,,なんて思っていたのに。
11月が、もう残り少ない。
なかなかラウンド数は増えやしない。

今日は一段と冷え込んで、霜や氷のニュースが流れる。
もう関東北部のコースでは、朝はベントグリーンがカチンカチンに凍っている事だろう。

季節感のない松林じゃあり得ない事だけど、俺の好きな落葉樹の多いコースでは、その沢山の落ち葉でロストボールが増えている事だろう。
若さを謳歌しているゴルファーだって、もう半袖なんかじゃプレー出来ずに、上にセーターやウィンドブレーカーを着込んでいるだろう。
もうコースでは寒さ対策に、インスタントカイロをサービスしているかもしれない。

冷たいよく冷えた生ビールより、熱燗の酒や焼酎のお湯割りが恋しい季節になって来た。
冷たいさっぱりとしたものより、鍋や焼き物が美味しくなって来た。

ゴルフのスタイルも、ブンブン力任せにクラブを振り回すより、身体を労りながら大きめなクラブでコントロールするようになるだろう。
何処まで飛ばすかより、何処に打つかが大事なゴルフになって行くだろう。

...なんだか、季節とともにゴルフも黄昏れて行くようだなあ。

もうそろそろ、関東低山の紅葉も終わりになるだろう。
傾きかけた太陽に浮き上がる関東低山の紅葉は、それは奇麗なものだけど...今年はまだ奇麗な紅葉を見ていない。
夕陽に浮かぶゴルフコースはそれでなくても美しい。
それに紅葉が加われば、ゴルファーはスコア抜きで幸せになれる。

まして、関東低山の晩秋のゴルフコースの夕暮れの美しさと言ったら...

ああ、11月中にもう少しゴルフに行きたいなあ...

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2011年11月21日 (月)

「一番最近の」うまくいった事を考えろ

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「一番最近の」うまくいったことを考えろ...ボビー・ジョーンズ。

ボビー・ジョーンズと言えば、「球聖」とうたわれた伝説的な名手であるが,,,彼にしてこういう言葉を残す程、ゴルフというのは心の動きがショットに影響するもの。

我々一般の凡ゴルファーが、何らかのショットの前につい言葉を発するときというのは、そのショットに何らかのプレッシャーを感じているときが多い。
そして、アベレージゴルファーのほとんどは、そういう時に最近の自分のそのショットの失敗を口に出す。

「俺はここでいつもスライスするんだよなあ」
「この前は、こんな絶好のライからシャンクしたんだっけ」
「こういうアプローチって、いつもトップかダフリでうまく行かない.」
「この前は50センチのパットが全然入らなかった...」

覚えがあるだろう?
そうした時に、昔の人は「愚かなゴルファーは、自分の言った言葉に責任を取ってしまう」と言った。
そういう時に口をついて出る「以前の失敗の記憶」は、その失敗したショットの感覚を身体に蘇らせ、結局無意識にその失敗と同じ動きをするように身体に命じてしまう。

ゴルファーというのは、ある種の「失敗願望」とか「成功恐怖症」があるのかもしれない。
本当に沢山のゴルファーが、誰も聞いていないのに、ショットの前に自分の「失敗」の話を語る。
言い訳のように、愚痴のように。
そうして、見ているとやはり言葉通りにミスをして、まるで「失敗して安心」したかのように見える。
...あまりに多くのゴルファーが、プレーの前に自分の失敗を独り言するので、いつの間にかそう言わなければいけないような気になって、ついつられて自分の自信の無さを語るゴルファーも多い。

しかし、本心から「上手くなりたい」「いいゴルフをしたい」と思っているなら、このボビー・ジョーンズの言葉のように「一番最近のうまくいった事を考える」のがいい。
ポイントは「一番最近の」だ。
自分のうまくいった事をちゃんと思い出せれば、身体はその時の動きを思い出し、「また」今回もその時のように動いてくれて、結果またいいショットの記憶を残す事が出来るだろう。

絶対に、ゴルファーは不安なショット、自信のないショットをしなければならない場面に出くわしたら、以前の失敗を思い出してはいけない。
まして、その事を口に出しては絶対にいけない。

「一番最近の」うまくいった事を思い出せ!
だ。

...ただ問題は、その「一番最近」が、いつの事だったか、なんだよねえ...

何ヶ月も、何年も前の事じゃあ...ちょっと辛い。

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2011年11月18日 (金)

寛ぎの時間

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姿がだんだん「猫」らしくなって来ている。

もう体重は1キロを超えた。
足も強くなって、「走る」というより「跳ぶ」ように動き回る。
高いところや狭いところに興味津々で、時にはとんでもないところにまで入り込む。
食事をするテーブルの上には乗っちゃいけないと、厳しく怒られているのだが...まだ、覚えきれずに飛び乗っては怒られている。

食事は、もう普通の猫用の餌をよく食べる。
小さな頃から親に見放された猫のためか、人間によくなついている。
抱くとすぐに「ごろごろ」と喉を鳴らす音が聞こえるのは、抱いた人間に「幸せ感」を呼び起こさせる。

じゃれてする「甘噛み」も乳歯が細く針のようなので、なかなか痛い。
そろそろ乳歯から永久歯に生え変わる時期らしいが、そうなると「子猫の黄金時代」も卒業してしまうかもしれない...気持ちはあと1年くらい子猫の時代が続いて欲しいんだけど。

確かに、子猫は笑顔を生み出す奇跡の生物....
そんな事を毎日実感している。

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2011年11月17日 (木)

ベン・ホーガン、プラス1でも...

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道具で上手くなれるなら」と言ったって,このアイアンで良いスコアが出るかどうかは疑問。
このベン・ホーガン+1は、今年YASO氏のオークションで落とした、クラシックアイアン。

以前ゴルフを始めて間もない頃、尊敬する先輩から「上手くなりたかったら、こういうアイアンを打ちこなすようになれ」と言われて、ローンで手に入れて使い始めた「ベン・ホーガン ディケイド」に顔が似ている。
...実に造形の美しいアイアンだと思う。

形はいわゆるフラットバック、いかにもシャフトよりに重心がある「フックが出難い」アイアンだ。
シャフトはエイペックスの4、S相当の堅さ。
このアイアンは当時のアイアンの基準に対して1番手ロフトを立てている事から、このネーミングがついたと言われている。
それでも、今の基準に対しては寝ているが、2番手も違うという事はない。

黒トップとの一番の違いはソール形状だろう。
黒トップの鋭い剃刀のようなスクープソールに対して、背面に刻印してあるようにバウンスソールになっていて、黒トップよりずっと振り抜きが良くなる。
ちゃんと当たれば、うっとりするような気持ち良い打感の黒トップも、しっかり打ち込まなければボールはいつもハーフトップのような当たりとなり、距離も出ず方向性も悪く打感も悪くなる。
自分の感覚では黒トップで「気持ち良い」と感じる当たりはラウンドに数発...それでも、その数少ない「当たり」は記憶に残る快感ショットになるんだが...

打ち込もうとする意識は、ラウンド後半で左に引っ掛ける球筋が多くなる...勿論、これは自分が悪い事が理由なのは判っているんだが...いつまでたっても同じ事を繰り返す。

そこで、手に入れて以来一度しか使った事のないベン・ホーガンを使う気になった。
このアイアンのグリップは、コード入りありコード無しあり、古すぎるものあり、バックラインありあり、なしあり...のてんでんバラバラなので(こんなグリップでよく前の持ち主は使っていたものだ(笑))、まずグリップを交換してから使う。

フックが出難いという事は、自分にとっては思い切りフックを打つつもりでちょうど良いかもしれない。
これから、堅くなるフェアウェイの状態で使うには黒トップより良いとは思うけど。

それでも、まあ...スコアが良くなる事はないだろうなあ(笑)。
でも、現代キャビティーを今現在はどうしても使う気にならないんだからしょうがない。
「いい気持ち」のショットが黒トップより多かったら、大成功。

このベン・ホーガン+1を全く使えずに、ギブ・アップとなったら...その時は中古クラブ屋か、オークションの世話になるつもり。

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2011年11月15日 (火)

躊躇

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Cさんは、ゴルフを始めようか悩んでいる。

子供達にはそれほど手がかからなくなり、自分で使える時間が多くなって来て、ゴルフをやらないかという誘いが多くなったのだ。
夫は10年くらい前に会社の付き合いでゴルフを始め、今では安いコースの会員権をローンで買って、競技ゴルフとやらに熱中している。

Cさんが健康のために週3回通っている、スポーツジムのプール仲間からも「ゴルフも面白いからやってみない?」なんて誘われている。
夫もゴルフを始める事に賛成してくれて、近所のゴルフ練習場の「初心者用ゴルフ教室」なんてもののパンフレットを持って来てくれた。

自分に「興味があるか?」と聞かれれば、「大いに興味がある」と答える。
心配だったゴルフ道具も、ウェアも、練習場代も、ラウンドでかかるお金もピンからキリまでで、贅沢を言わなければ月に一回くらいラウンドして楽しむ事は十分出来ると判った。
しかし、Cさんはこの年までゴルフなんて自分とは全く縁がないものと思っていたから、なんだかスタートに踏み切れない。
...テレビの中で見た事がある、あの広い奇麗な緑の上で、広すぎる程の青空の下で、季節を感じながら白球と戯れるなんて、まるで夢のよう...でも、自分がその中に入っていいのか?
あんな小さなボールを、あんな遠くの小さなカップに入れるゲームなんて、自分に出来るのか?

夫や、ジムの仲間のゴルフの話は、いつも面白おかしく、笑いっぱなしの楽しそうなものなので、「やってみようか」、という気になるのだが...

心配なのはテレビのゴルフの試合などで、結構有名なプロなんだろうけれど、何とも面白くなさそうな顔でゴルフをする人がいる事。
面白くないどころか、ものすごく不貞腐れたような醜い表情を隠そうとしなかったり、何とも不快そうに見える表情でプレーする女子プロがいる事。
なんだか、そういう女子プロ達が思い切り嫌な表情を出してゴルフをしているのを見ると、自分がゴルフを始めても同じような顔でプレーするかもしれない気がして、始めようとする気が無くなって来るのだ。

勿論、ニコニコと楽しそうにプレーをしている女子プロを見ると、あんな風に楽しそうにプレー出来るなら...とは思うんだけど。
実は「嫌な顔をさらけ出している」女子プロのプレーの方が「本当のゴルフ」だ、なんて事だったら、絶対にゴルフなんか始めたくない。

なんだか曖昧にしている自分の「ゴルフ始め」。
「自分は本当に楽しめるんだろうか?」と、もう一年の間迷っている。

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2011年11月14日 (月)

スライスを直したかったら右つま先を開け!

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「スライスを直したかったら、右つま先を少し開け。」...青木功。

青木功と言えば、元々の持ち球のフックボールをスライスに変える事で大成功したプロゴルファー。
ジャンボ尾崎との飛ばしっこをやめ、フェードボールをものにする事で「正確さ」を武器に世界を相手にするプロゴルファーへと成長して行った。

その青木が、スライサーに対するアドバイスとしてこう言っている。

普通は右足は飛球線に対して直角にするのがセオリーと言われている。
しかしこれが有名になったのは、フックで悩まされたベン・ホーガンがフェードボールをものにするためにこれを強調してかららしい。
プロゴルファーではない凡庸なゴルファーである我々にとって、右足を直角にセットするという事は「スエーをし難くさせる」「オーバースイングし難くさせる」という効果があるのだが、それは逆に「身体を回らなくさせる」「肩を入れ難くさせる」という結果になりやすい。

スライスの原因はいろいろあると言われているが、多いのがアウト〜インのカット軌道によるスライス。
そしてそのカット軌道になる原因は、ほとんどが肩が十分に回らなかったため(トップが浅い)に、ダウンで右肩や上半身が出てしまい、ヘッドが外から下りてくる、というもの。
...これを直すのは、トップで十分に肩が回ればいい。
最低でも背中が目標を向くくらいは回さなくてはいけない。

右足を飛球線に対して直角にしていると、右半身がブロックされるために普通の人には肩を十分回すのは非常に難しい...よっぽど身体が柔らかい人か若い人以外は無理だろう。
だから、右足のつま先を少し開いて構える。
そうすると、肩はちゃんと目標方向に背中を向けられる程回ってくれる。
肩がそこまで回れば、もうクラブはインサイドに入っているのでボールに向かって真っすぐ振るだけで、ちゃんとインサイドインの軌道になるはず。

ということらしい。
,,,やってみる価値はある。

ただ、ハロルド・ヒルトンは「右つま先を開くと、方向性という永遠のテーマに悩まされる」とも書いているので、やり過ぎには注意、ということだろう。

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2011年11月13日 (日)

ドライバー交換とセントレジャー市原

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9日から、身体の調子に違和感があった。
その前から、まず娘が熱を出し、奥さんが寝込み、最後に自分のところに来た、という感じだった。

10日には咳が止まらず、身体の節々が痛み、食欲が無く、起きていても咳とだるさだけが続くので、殆ど一日寝込んだ。
やっと11日に起きて仕事ができるようになり、咳の数も減って来た。

そんなところに電話。
ある出版社の若き飛ばし屋、N氏からだ。
「明日、セントレジャー市原でゴルフするんですが、空きがあるんで来られませんか?」
「ドライバー交換と、飛ばしっこしたいし」
N氏は、300ヤードワンオンとかの逸話が多い飛ばし屋だが、曲がるのも大きい。
その前に37・58とか言うお馬鹿なゴルフまでやってしまった原因が、「曲がり始めるとどうにもならないドライバー。」
この前一緒に回った時に、試しに自分のドライバーを打たせてみたら、とんでもなく良い球が出た。
それで、今回Xシャフトをやめると言う自分とドライバー交換をする約束をしていた。
宅急便で送るより直接手渡した方が良いか...と、体調不十分ながら、参加決定(勿論、今週「雨と風邪」でゴルフを出来なかったためもある)。

天気予報は曇りだけど、11日夜の出発時は土砂降り。
目的地、道の駅「あずの里いちはら」に着いたのは11時。
普通ならそれからゆっくり酒盛りなのだが...さすがに酒一缶で、風邪薬飲んでダウン。

翌日は朝から好天気。
気温もかなり上がって、長袖では汗だくとなった。
コースは、鈴木規夫プロとの仕事で、市原後楽園時代に何度もラウンドしたが、ともかくティーショットにプレッシャーのかかるホールが多い。
練習もせず、打った事のないドライバーをいきなり使うにはちょっと向いてないけど...OB連発は覚悟していろいろ遊ぶ。
飛ばしでは、自分のドライバーを得て「水を得た魚」状態のN氏に、「スインガー入門」の自分は相手にならず、彼との対決では始めて30ー50ヤード置いて行かれる。
こちらはN氏の使っていたドライバーはさすがに「暴れる」(連続左右OB)ので、とりあえずはオークションでポチした07年バーナーTP、9・5度でラウンド。
でも、それだと会心の当たりとN氏の当たり損ねが大体同じ...(汗?怒?)

力が十分入らない状態でのラウンドでの発見は、この日使った黒トップに当たりが戻った事。
フェースに食いつく感じが久し振りに多かった。
そうなると、この日7Wを入れて、3アイアンを外したのが失敗。
やはり自分はロングアイアンの方が好きだ。

スコアにはならなかったが、バーナーTPと黒トップで、かなり行けそうな感触があった。
バックティーから、ボギーを分け、パー以内を勝ち、ダボ以上を負けとする「コースとのマッチプレー」では、4勝4敗10分け。

納得している。

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2011年11月11日 (金)

何すんだぁ〜

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昨日は一日寝込んでしまった。
一昨日から咳が出て、なんだか身体に違和感を感じていたのだが...昨日は完全にダウン。
年に一度の鬼の霍乱だとも言う。
今日の本調子にはほど遠く、折角ポチしたドライバーも体調が万全じゃない時に打っても良いかどうか判らないので、そのまんま。

という調子の今日の朝、猫の柚は元気そのもの。
日に日に身体が強くなり、速く動けるようになるのが嬉しくてしょうがないというように駆け回る。
その身の軽さと、好奇心に満ちた行動は猫がまさに「家庭の野生動物」という事を実感させる。
虎であれ、豹であれ、ライオンであれ、その動きのしなやかさ、柔らかさは身体の大きさの違い以外、この子猫の動きと同じだ。

が、しかし、このいたずら者には、この世界の目に映る動くもの全てが、じゃれる獲物となるらしい。
朝、新聞を読んでいると、新聞の向こうに柚の顔が...
新聞を捲る指を、次の獲物と認識したらしい。

隠れてこっそり忍び寄って来て、ひょいと顔を出す。
読んでいる最中の新聞の上を、獲物を狙う真面目な顔つきで這い寄ってくる。
そして、新聞を持っている右手の親指に、猫パンチ。

「邪魔だ!」
と、首を掴んで放り投げても、へこたれずに(むしろ遊んでもらっていると思って)また突進してくる。
何か違う獲物を与えて、そっちに興味が移るようにしないと、新聞は読み終わる前にしわくちゃになってしまう。

最近の、毎朝の、食事時の出来事。

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2011年11月 9日 (水)

みんな俺が悪いのか?

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Nさんは、ホームコースで今年の春、ハンデ3になった。

9月の月例だった。
スタート前にキャディーマスター室に呼ばれた。
「ご一緒に回る方がいませんので、コースの研修生と回って頂きます。」
「え? 参加者が少ないの?」

...そうじゃなかった。
前の組も、後ろの組もちゃんとフォーサムで、顔を知ったメンンバー達が楽しそうに談笑している。
自分のスタートの9時丁度の組だけが、自分一人なのだ。
...Nさんは、毎週土・日と月例のスタートは、必ず9時に決めていた。
毎週毎週コースに顔を見せるNさんは、このコースの常連として知られた存在だった。
そのために、本来は申し込む時に決められるスタート時間も、「Nさんは9時スタート」という事が黙認され、月例に出るような人達は皆それを知っていた。

要するに、9時スタートをメンバー全員に避けられた、という事だった。

Nさんの父親は、この地方で名の知れた建設会社の社長だった。
20代半ばで父親から「仕事に必要だから」と言われて、ゴルフを始めた。
それなりに評判のいいこのコースの会員権も、父親に買ってもらった。

はじめはそれほど真面目にやらなかったが、30歳を越えて父親のあとを継いで二代目社長になった頃から熱中し始めた。
仕事のプレッシャーを忘れるのに、ちょうど良い遊びでもあった。
本来運動神経は良くなかったが、毎週毎週このコースに通ううちに、ハンデは徐々に少なくなり40を過ぎてシングルになった。
シングルになると益々ゴルフが面白くなり、月例の入賞や優勝を繰り返すうちに、ほかの人に勝つ快感に病み付きになった。

...ゴルフクラブでは、年齢や職業に関係なく、ハンデが上のものが偉いとNさんは思っている。
コースで良いスコアを出した方が、やっぱりメンバーに尊敬されるし、認められるのが当然。
何度も優勝や入賞を重ね、毎週必ず週末に来るNさんには、コースの人達はみんな挨拶をするし、何度も競技で争ったメンバーは最近の調子を聞くし、顔しか知らないメンバーが「あれがハンデ3のNさんだよ」なんて自分の事を噂しているのも聞こえてくる。
自分はこのコースのVIPなんだと自覚して、悪くない思いでいた。

フロントで支配人を呼んで、何故自分の組にほかの人がいないのかを問い質した。
支配人は、言い難そうに...しかし、はっきりと言った「すみません、皆様Nさんと同じ組にしないで...9時スタートにしないで、と仰るもので」。

何故だ?
俺が何をした?

俺はルールブックはちゃんと読んで、インイチキな事はしていない。
そりゃあ、ローカルルールだって何だって、ルールで許されている事は何でもするけど。
ロストボールだって、時計を持ってちゃんと5分間探すし、他人のも5分間を計っている。
自分の持ち時間だってきっちり30秒で打つし、アンプレヤブルや暫定球の処置だって間違えないようにルールブックを見て処置する。
勿論他人がいい加減にやっていたら、ペナルティーをつけて打ち直してもらう。
遠球先打は絶対にきっちり守って、遠い人が打たない限り自分は先に打たない。

スコアには拘る。
...当たり前だ、スコアを出すために競技をしているんだから。
とりあえずはオナーを穫り続ける事に拘るし、自分のナイスショットには浮かれるし、ミスショットには不機嫌になる。
タイガーだってやっているんだから、後に残さないために喜怒哀楽は我慢しない。
そんな事が表に出るかもしれないが、大の大人が「競技」をしているんだから、勝ち負けに拘るのは当然だ。
自分よりハンデが良い者に勝った時なんて、大喜びして何が悪い。
自分よりハンデが悪い者に負けた時に、悔しがって何が悪い。

なあ、みんな俺が悪いのか?
やっぱり、俺が悪いのか?

Nさんは、しばらく月例を休んで考えている。

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2011年11月 8日 (火)

Xシャフトとの決別

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軽さと柔らかさに逃げたらいけない。

そう言われてからずっと、ハードさから逃げずに来た。
でも、もうその時が来たんだと思う。
ドライバーのXシャフト。

今年最低のゴルフをしてしまった2ラウンド。
ブロガーズコンペではチーピン連発で、打ち直しの数の多さに同伴競技者に「時間がかかりすぎる」と舐められて、この前の漫画家コンペでは同じくチーピン連発で「昔は上手かったのに」と同情された。
本来遊び心で一杯のはずのゴルフが、情けないやら腹立たしいいやらで酷く残念なゴルフになる原因は、チーピンの止まらないドライバーのティーショット。

そのチーピンの原因は判っている。
本来堅すぎるシャフトを使うと、ボールが掴まらなくてスライスすると言われているが、チーピンにもなる。
少しゴルフをやっていると、「シャフトが堅すぎる」と感じた身体は、「捉まり難いから捉まえに行く」動きをする。
「ヘッドを先に行かせてボールを捉まえる」という動きだ。
そこにフェードボールを打とうなんて意識が入ると、腰を早めに切ってインパクトでボールを押し込んで行こうとする...それでなくても、上半身と下半身の捻転差が作り難くなっている年老いた身体は、腰を早めに切るつもりが肩を残せずに上半身全部が左に回ってしまう...そこにボールを捉まえる意識がヘッドを早くいかせる...手首も「ボールを捉まえよう」と返ってしまう。
立派な「左に行って左に曲がる」ボールの完成だ。
問題はシャフトの堅さなので、判っていてもすぐにこの動きを直せない事。

これは意識の問題でもあるので、直すにはシャフトを柔らかくするしかない。
普通にスイングして「ボールがつかまる」、という意識は肩の突っ込みを抑えられるし、手首のアクションも抑えられる。
パワーフェードは打てないけど、身体の正面で打てる意識が球筋を安定させる。
その証拠に、今使っている4wは柔らかいユニフレックススチールシャフトだけど、これでドライバーのようなチーピンはまず出ない。

チーピン連発以外に、やはりXシャフトを使う事は腰にくる...練習でも、ラウンドでも、ドライバーを振った後はかなり腰が怪しい状態になる。

そんなこんなで、「振れる限りは重くハードなクラブを使う事」という言葉に従って、振れるクラブに変更する。

今手元にあるのは、若い飛ばし屋の友人と交換したSXシャフトのドライバーと、以前使っていた300Sのデュアルアクティブ90のSシャフト。
それに、久し振りにオークションでポチした、5年程前のドライバーのSシャフトがもうすぐ来る。
これでも、普通の同年代の人に比べれば十分ハードだと思うけど、これからはSかSXで行く。

さよなら、若さの拘りだった「叩きに行った」Xシャフト。
これからはSXシャフトかSシャフトで、「スイングで打つ」ゴルフを始めよう。
(前にも何回か書いたよな...この言葉(笑))
....もう、若くないんだねえ(笑)。

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2011年11月 7日 (月)

肩は横に回さず、上下動させろ

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「肩は横に回さずに、上下動させる」...トム・カイト。

トム・カイトは、ツアー19勝・メジャー1勝(1992年全米オープン)。
身長170センチと小柄で非力でありながら、長い時間米ツアーで戦い抜き、1981年と1989年には賞金王にもなっている。

そのトム・カイトのこの言葉...我々が教わる「ゴルフの常識」とは違う「危険な言葉」だ。
今、世間にあるゴルフスイングの教本の90パーセントは、「肩は水平に回せ」とか「スイング軸に対して平らに回せ」と書いてある。
「肩を上下動させろ」なんて言葉は、むしろ「やっちゃいけない事」として書かれている。

ただ、「肩を上下動させてはいけない」というのは、つまり「頭」が上下動しやすいから、なのだ。
頭さえ上下動しなければ、「肩を上下動」させる意識はスイングのきっかけを作りやすく、アップライトな大きなスイングをしやすい。
肩を横に回転させるイメージは、フラットなスイングプレーンとなり、球筋が左右に散らばりやすくなる。
対して肩を上下動させるイメージは、アップライトなスイングプレーンのイメージとなり、(頭の上下動が無ければ)ボールの掴まった安定した球筋となりやすい。

ただし、これは怒り肩の人や肩周りの関節の堅い人には無理な話。
トム・カイトのように、なで肩の人や肩周りの関節の柔らかい人にしか合わない言葉なのだ。

ただ、肩や身体の堅い人でも、スイングの始動のきっかけに左肩を下げて、右肩を上げるイメージを持つと、スッとクラブが上がって行くのを実感出来るだろう。
堅い身体の人がやれば「ギッタンバッコン」スイングになってしまうが、(頭が動いてもいいから)こうしたスイングを意図してやってみると、アップライトなスイングプレーンでフックを打つスイングをイメージしやすい。
実際に左肩を下げてバックスイング(頭は左にクラブヘッドは右に)、右肩を下げてダウンスイング(頭は左にクラブヘッドは右に)でボールを打ってみると、フックボールが出る。
フィニッシュが明治の大砲になるのを覚悟してこんな振り方をしてみるのも、万年スライサーを自認するゴルファーには良い経験になるはずだ。

...この言葉のポイントは、頭を上下動させない事。
左右には多少動いても、決して上下動させない事...これが難しい。
このトム・カイトの言葉は、薬でもあるし、毒でもある。
この言葉が自分に効くか効かないかは、アドレスの姿勢で絶対に頭を動かさずに、ほんの少しだけ肩を上下動させてみたり、横に回してみると判る。
頭を動かさずにスッと上げられたら、大丈夫。

もし、なで肩で非力な人が、ハイドローを打ちたかったらやってみる価値はある

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2011年11月 4日 (金)

年に一度の家族旅行...2011年

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子供達も自分で仕事を持つようになると、「家族」で旅行をするなんて事は年に一度がやっとの事。

今年は長女が4日を休めないというので、はじめは家族3人と一匹で車中泊をしながらの旅になる予定だった。
が、折角年に一度なんだから家族全員で、と2日の夜に長女を迎えに行き、そのまま家族4人と一匹で3日一日の旅をしようという事にした。
もしその後も旅を続ける気なら、3日の夜に長女をアパートに送ってから再出発すればいいだろう、と。

とりあえず、向かったのが小淵沢の道の駅と、それに隣接する「延命の湯」。
この温泉施設「延命の湯」は、受付終了が23時、温泉には24時まで入れるので、車中泊には実に都合がいい。
道の駅には22時半頃到着して、23時半まで温泉に。

今のキャンピングカーは、4人で寝るにはセットがちょっと面倒だし、狭いのだが...
大汗かいてベッドメイクして、翌朝は5時半起き。
娘達が楽しみにしている清泉寮の朝食をとり、紅葉を楽しみ...そのあと娘達は子牛と戯れるつもりだった。
しかし、今年は「伝染病予防のため」に、牧場内立ち入り禁止とか。

がっかりする娘達に他に行きたいところを聞くと、「紅葉の奇麗なところ」というので、高校で行って以来の昇仙峡に行く事に。
娘達には、のんびり馬車に乗って紅葉見物と奇岩怪石を楽しんでもらうつもりだったのに、馬車乗り場への到着が遅くなって、馬車は既に終わっていた。
天気も、もう一つ晴れなくて、折角の紅葉がくすんでいたのも残念。

それでも、あちこちでつまみ食いをしたり、ロープウェーに乗ったり、お土産を買ったりで楽しんではいたようだ。

そして、始めての大旅行になった「柚」。
旅行が二日から三日になる事も可能性があったので、当然の事として旅の道連れに。
一番後ろの座席の下にトイレを用意して、助手席の足元に餌と水とを入れた皿を用意して、柔らかな毛布の上で寝るように準備した。
はじめは興奮しておびえていたようだったけど、すぐに慣れて写真のようにじゃれて走り回っていた。
しかし、子猫を車に置いて、人間だけが見物に出かけるので、帰って来た時に車の中で柚を見つけるのが大騒動。
心細くなると、狭い小さな場所に入り込んでしまうので、車のキーを開けると4人全員で子猫探しになる。
うっかり車内に入って子猫を潰してしまったりしたら大変と、おそるおそる名前を呼びながらの捜索。
見つけると、全員ほっとして座席に着く事が出来る。

...一日目の終わり、長女をアパートまで送り届けるのだが、その後も旅を続けるつもりだった次女が風邪気味。
それが移ったらしく、うちの奥さんも頭が痛いとかで風邪薬を飲む。
そして自分自身も、1日にゴルフ、2日の昼間はずっと仕事、2日の夜になってからずっと運転しっ放し...身体が非常に重く感じて、山道や階段を歩くのが非常にしんどい。
おまけにゴルフと座り続けのためか、腰がぎっくり腰一歩手前の違和感で一杯。

3人で相談して、今回は4人一緒の一日旅行で切り上げる事、意見一致。
子猫もストレスを感じないうちに帰ろう、と。

正直、長女を送り届けた後、自宅に夜の11時半にたどり着いたときは、疲労でボロボロの状態。
酎ハイを飲んで、倒れるように眠り込んでしまった。

まあ、いろいろと思惑通りには行かない旅行(今回は「旅」にはならなかった)だったけど、家族と一匹で気分転換出来たなら、「よし」として良いだろう。
最後に長女の行きつけのイタリアンレストランでの、お勧めの料理も「当たり」だった事だし。

今日も疲れが取れず、体重が100キロ以上あるように感じている。
もう若くはない...もう少し、休まなくては。

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2011年11月 2日 (水)

失望・絶望・自己嫌悪...

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なんか、酷く落ち込んでいる。
「もう、こんなものなのかなあ...」
なんてね。

1日に、前々回台風の中84で回って優勝した、いけうち誠一氏主催の「バレンタインカップ」に参加した。
夏の大会は都合で出られなかったので、気分はディフェンディングチャンピオンとして。

天気は、朝から晴れ上がった美しい秋の空、風も心地よく、気温も半袖でもいいくらいの好天気。
コースは「易しい」と評判の紫あやめ西コース。
(この西コースは、東コースに比べて距離も短く易しいはずなんだが、私はなぜか東コースよりスコアがずっと悪い。)

言い訳と言えば、この2日夜からの家族旅行の時間を取るために、28日からずっと日に15ー6時間パソコンの前に座りっぱなしで仕事をやっていて、腰が張って痛かった事くらい。

アウト1番で3メートル程につけて、それをバーディー狙いで3パットボギーのスタート。
5番で左に行ったが、なんとか打てた...6番チーピンで林、7番ドチーピンで左隣まで...ここで林の中から帰って来れずに、林で4回打って8!
ドライバーがチーピン連発でおかしい。
サニーフィールズでは曲がってもそれほどではなかったが、今回は酷い。
普通に打とうとすると左に曲がる。
絶対に左にかないようにと、無理に打つと右に盛大にプッシュアウト。
9番なんて、右隣のコースのさらに奥のOB間際まで、コースを越えて曲がった。
なんやかんやで、こんなコースでアウト47。

こんなはずは...という思いのインコース。
どうやってもドライバーのチーピンが止まらない。
たった440ヤードしかないロング二つ...スコアを考えればFWで良いのだけれど、おかしくなったドライバーをなんとかしたいと、過去得意にしていたパワーフェードを打つつもりでややオープンスタンスに構え、ボールを真っすぐに押し込んで行く意識で...振り切る!
イメージでは、これで低い弾道のボールが真っすぐに出て行き、その勢いが伸び切った頂点からゆっくりと右に戻ってくる....はずだった。
出たのは左に(スタンス通りに)出て行って、そこから急カーブで左に巻いていく...ドチーピン!
本当は前進ティー使用なのだが、もう一度ティーグランドから打たせてもらう...また同じ弾道のドチーピン!
やむを得ず、スタンスを戻して右にボールが出るように無理矢理振ると、今度はスライスして右の池。
結局このホール10!
次のロング、もう一度フェードを試す。
過去の(これを武器にしていた頃の)記憶通りに構え、珍しく素振りまでして...結果、左(ドチーピンまでは行かなかったが)OB。
勿論打ち直しは右に行って右OB(か池)...で9!

自分に怒るというより、深い絶望を感じた。
もう依然得意にしていたああいうボールは打てない、という事を認めなくては。
このドライバーの荒れようは、(やっぱりフェードを打とうとした)この前のブロガーズコンペの時と同じ。
呆れる程のチーピンは、ドライバーのスペックのためかもしれない...もう普通なら定年を過ぎる年齢で白マナのXシャフト、8・5度のクラブは、望む球筋を打つにはハードスペックに過ぎるのではないか...そんな「認めたくない事」を認めざるを得ない。
ただ、「ちゃんと当たれば、300ヤード近く飛ぶことは飛ぶ」のもこのクラブ...しかし、このチーピン連発にはそんな事を帳消しにしてしまう悲しさがある。

後半はそんな事で51。
トータル98は、情けないビリから3位。
(10年くらい前の「あやめ」の時も、凄く悪かった気がする...このコースは「自己ベスト更新のコース」とか言われているのに)

自分のゴルフを自分ごとゴミ箱に捨ててしまいたいくらいの、「情けなさ」。
古いメンバーに、「昔は神様のように上手かったのにねえ」と同情されたのも...思いっきりハートの奥に突き刺さる。

...今日の夜から、娘を連れての毎年恒例の家族旅行に行く。
今回は長女がどうしても有休を取れずに、家族3人(と一匹)なのが寂しいが...
少しゴルフを忘れて、その後で考え直そう。

若者にもハードスペックに過ぎるというクラブを、(老人用には絶対にしないが)「普通の」チョイハード目スペックに変えていく事を。
...こんな情けない思いとスコアを、二度と体験しないように。
目下、出るのは溜め息だけ、怒りで荒れ狂う元気なんてこれっぽっちもない。

そういえば気持ち的に素直に家に帰る気がしなくて、途中のパチンコ屋に寄って、その気違いじみた喧噪とタバコの煙の中で、ボーっとして「暗黒騎士」とやらを打っていたら...突然画面に「預言 幸福」と出て当たった。
...口惜しく情けない思いの、あやめのプレーフィーを返してもらった。

預言は幸福、か。
まだ今年は残っているし...な。

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