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2011年12月 4日 (日)

日の当たる場所

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秋の終わりから年の終わりにかけては、人のいろいろな別れが多くなる季節。
季節の移り変わりに追いつけず、時の流れの速さの圧倒され、変わらないものは何も無いという無常観にどうしようもなく覆われる。

冬の始まりの日々の、ほんの小さな暖かさを感じさせられるスペースに、まだ幼い子猫が寛ぐ。
そこはすぐに冷たい影に覆われてしまうのだが、陽の当たっているわずかな時間は、まるで南の国のようにあたたかな空気に満ちる。

その時間、そこで子猫はゆったりと身を伸ばし、毛繕いをしながら気持ち良さそうに微睡む。
いつもは疲れも見せずに追いかけ回す、紙を丸めた獲物だって、起きようともせずに手だけ伸ばす。
寝た姿のまんま、手で引き寄せたり、足で蹴ったり、噛み付いたり...

両手で抱えて噛んでいるうちに、だんだん眠くなって来たらしく、次第に目が細くなり動きが遅くなって行く。
そして、全く無防備に、腹を上に向け手を伸ばしたまま寝てしまう。

しかし、眠くなるような暖かい日射しは、すぐにその場所から逃げて行く。
日陰になって空気が急に冷たくなると、子猫は悲しそうに起き上がり、自分の寝る箱に向かう。
そこは娘がレンジで温めた「湯たんぽ」を下に置いて、上に暖かい毛布を敷いた寝床が用意されている。

これから春までは、多くの時間、子猫は日なたぼっこと炬燵と自分の寝床で丸くなる。

野良では、秋に生まれた子猫は育たないんだと言う。
秋に生まれた子猫は、拾われて育つと、寒い冬の季節を家の中で過ごすために、家に落ち着く「家猫」になると言う。

柚も普通の家猫になるだろう。
昨日、ワクチンの注射をしたとかで、今日は少し熱が出てだるそうだ。

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