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2011年12月 5日 (月)

飛ばしたければ、大きな筋肉を使ってゆったり振れ

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「飛ばしたければ、大きな筋肉を使ってゆったり振れ」...ジャック・ニクラス。

ニクラスに関して...説明もいらない、ゴルフ界の帝王だった男。
メジャー18勝。

アーノルド・パーマーの敵役として登場したときから、その飛距離は大きな武器であった。
パーシモンの時代、ロフト13度のドライバーで地を這うような低いボールを打ち、その後3段ロケットで上昇するパーマーのボール。
それに対して、ロフト9度のドライバーで天高く打ち上げ、落ち際にフェードしてくるニクラスのボール。

ともに、現在に比べて遥かに飛ばないパーシモンのドライバーと、飛距離のでない糸巻きボールで280ヤード以上の飛距離を出していた。
多分、彼等の全盛期にいまのドライバーとボールがあったら、300ヤードクラスの飛距離を誇っていたに違いない。

そのニクラスの言葉。
「大きな筋肉」とはなんだろう。
背筋、腹筋、あるいは足や腰の筋肉...あるいはインナーマッスルと言われる筋肉...?


普通、ゴルファーが「飛ばそう」と思った時は、グリップに力が入り、前腕に力が入り、上腕に力が入り、首筋から肩に力が入り、ついでに頭に血が上って顔が充血し、鼻の穴が開き、眉が上がり、息が荒くなり、歯を食いしばる。
...まあ、そうなったら結果は殆ど、テンプラ・どスライス・チーピン・大ダフリ・果ては空振りまである。

これは本能的な行動だけど、ゴルフというゲームの奥深さ、面白さは、本能に従った行動はほぼ全てが間違いだと言う事。
ゴルフのスイングやプレーで迷ったときの行動は、殆どの場合「本能と逆の事」をする事が正解となる。
飛ばす事も同じ、という訳だ。


手で握っている道具を使うプレーだから、その道具を持つ手や、その手に続くところに力が入るのは自然な事。
そこで、ここはまるで禅問答のようだけど、それと離れた部分の筋肉を使ってみる。
手や腕から離れた部分の筋肉というのは、確かに大きな筋肉だし。
それに、手や腕を使うスイングはどうしてもリズムが速くなったり、出鱈目になったりする。
元々敏感に動ける部分であるから、自分が思っているより遥かに大きな動きをしてしまって、スイング写真を見て「え? 俺ってこんなに動いているの?」なんて思った事は誰にもあるだあろう。

ニクラスのいう「大きな筋肉」の場所が分からなくても、少なくても本能的に力が入る部分以外の筋肉を使う事...それが正解だろう。
それは、人それぞれに「腹筋」「背筋」「尻の筋肉」「太もも」「臍下丹田」・・・等々、イメージする場所が違うかもしれない。
とりあえず、それぞれそんな場所の筋肉で振るイメージを持ってスイングしてみよう。
ゆったりと振れて、しかしヘッドが意外に走るスイングを見つけたら、それで練習してみる。

そしてショップの計測器などで、そのスイングと「腕で振った」スイングのヘッドスピードの計測をしてみるといい。
腕で振ったよりも、他の筋肉を使ったイメージで振ったスイングの方が、ヘッドスピードが出ている事がきっと証明される。

...以前一緒になった巨漢のゴルファーは、「腹回りの贅肉を振り回すイメージなんです」と言って笑っていたけど、確かに太り過ぎて手が十分振れいなはずなのに、巨大な腹のターンで見事に飛距離を出していた。

例えば、こんな「大きな腹を使ってゆったり振れ」というのもアリかもしれない(笑)。

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