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2012年2月20日 (月)

右のかかとは、真っすぐ上げろ

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「飛ばしたい時には、右足のかかとは飛球線方向ではなく、真上に上げるように意識する」...セベリアーノ・バレステロス。

セベ(セベリアーノ)・バレステロスは、2011年5月に54歳の若さで亡くなった。
それ迄の常識を覆すような、破天荒なゴルフをするハンサムなスペイン人だった。
攻めまくる姿勢と、天才的な小技の冴えで、若くして世界で注目されたバレステロスが、メジャー勝利わずかに5勝というのは、本当に不思議な気がする。

そんなバレステロスが、こんな言葉を残している。
ダウンからフォローにかけて普通のゴルファーは、右足かかとは左足に寄って行くような形に上がる。
自分でクラブを振ってみると判るが、インパクトではどうしても右膝が左膝に寄って行って、右足かかとも左の方向に寄って行って上がるものだ。

特に左に身体がスウェイする人、上体が突っ込む人、身体の開きが早い人は、間違いなく右かかとは左方向に上がっているはずだ。
そういう人がこのバレステロスの言葉を思いだして、右足かかとを「上に上げ」るつもりでスイングすると、それらの悪癖が収まるのだと言う。

実際に右足かかとを真上に上げるつもりでスイングすると、いつもよりヒールアップのタイミングが遅くなる。
そして、体重が左に移り難く、右足に体重が残っているうちにインパクトを迎えるようなスイングになる。
...しっかりと「ビハインドザボール」の形のインパクトになる。
右肩が前に出難くなり、身体が開き難くなる。
その結果、何時もよりボールが掴まりやすくなり、強い球が出る。

が、しかし...セベの身体は普通の人より柔らかかったという。
身体の硬い人がこれを意識しすぎると、今度は腰が回らなくなり、手だけでボールを捉まえに行く「
手打ち」になり、左引っかけが多発するようになる。

「右足かかとを上に上げる」事を意識してスイングすれば、「ビハインドザボール」の形はしっかり作れるはずだから、あとは自分の身体の硬さとか、それで出てしまう「球筋」を見て自分で調整するのが良いだろう。

...普段のスイングでは多分意識しないであろう、「右かかと」の上げる方向を意識するだけで自分のスイングが変わるのを体験出来る。
次の練習では、是非試して欲しい。
名手の言った言葉は「一服の良薬」とも、「一服の毒薬」ともなると言う事、しっかり確認できるから。
もし、自分で体験した事の無い「掴まり」を感じたら、この薬は飲んでみるべき。
その後うまくいくかいかないか...それは服薬する薬の「量」の問題か、「種類」の問題か、自分で体験して判断するしかない。

ただ、世間の格言では「良薬は口に苦し」なんて事いわれているけれど、ゴルファーって種類の人間は、「効き目が速くて旨い良薬」を探している人間が殆ど。
苦い薬なんて、絶対に買おうとはしないはず。
じゃなけりゃあ、宣伝文句につられて「前のより飛ぶ」というドライバーを、あんなにとっかえひっかえする訳ないんだから。

さて、セベの薬、どうします?

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