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2012年4月

2012年4月30日 (月)

ゴルフは私に、いかなる不運をも...

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「ゴルフは私に、いかなる不運をも甘んじて受け入れる、という自制の美徳を教えてくれた。」...フランシス・ウィメット。

フランシス・ウィメットは、1913年に全米アマと全米オープンを制した、生涯アマチュアを通した名ゴルファー。
その、当時を代表する有名プロゴルファー、ハリー・バードン、テッド・レイという2選手を降した、1913年の全米オープンの試合の様子は、「ザ・グレイテストゲーム」という映画になっている(これは今でも見ることが出来る)。
アマチュアとして数々の実績を残し、後年米国人としては始めてのロイヤル&エンシェントGCのキャプテンに任命された。

さて、この言葉を読むと、つくづくゴルフって奴は「やせ我慢とカラ元気」プラス「誇り高い心意気」が必要なゲームだということを思う。
よく、「運と不運は同じ数」とか、「ラッキーもアンラッキーも同じ量」なんて言われるけれど、数多いる普通俗物凡ゴルファーにとっては、「自分の幸運対不運の比率は1対9」が実感じゃないのか。
あんなに練習したのに...
ずっと頑張って努力しているのに...
前より上手くなっていると思っていたのに...

で、ウィメットのように考えられない凡ゴルファーは、自分の不運を嘆くだけじゃなく、
コースのせいにする
クラブのせいにする
同伴競技者のせいにする
天気のせいにする

身に覚えは一杯あるから、書いてて赤面の至りだけど...これはやっちゃダメ。
腹の中では煮えくり返っていても、「顔で笑って心で泣いて」がゴルファーの心意気。
ウィメットの言葉をかみしめて、己を恥じて、やせ我慢をするしかない。

ここで道を間違うと、ウィメットが別に言っている
「ゴルフでごまかすことは簡単だ。しかし、ゴルフ程それをやってしまったものが軽蔑されるゲームはない。」
の言葉を覚えておくしかない。

上手く行かない、コースが悪い、同伴競技者が悪い...そんな理由で、叩き過ぎた数字が気持ちに重くのしかかる...「オレはそんなに打ったのか?」「本当にこんな数字か?」と悪魔が心にささやきかける。
打数を少なく言う・・・過少申告だ。
しかし、悪意でそれをするものは本当はごく少ない...と言うか、今まで会ったことはない。
しかし、うっかり数え間違えた、ということは自分も覚えがかなりあるし、誰でもよくあることだ。
バンカーですぐに脱出出来なかった、林の中で何回か木に当たった、お先にを失敗したりしてパット数が判らなくなった...とか。
そんな時には、念には念を入れて数えていても、何かを抜かしてしまったり...同伴競技者に指摘されて、恥ずかしい思い一杯で訂正する、なんてこともあるだろう。
ただ、これは普通の誰にでもあることだから大目に見てもらえるが、もし同じハーフで2度も3度も間違えるとそうは思われなくなる...気をつけなくてはならない。

ウィメットの言う「自制の美徳」、これがちゃんと備わっている人はきっとゴルファーとして好かれる存在になっているだろう。

我々にとっては「自制」というのは「やせ我慢」。
胸はって頭を高くして歩くには、「顔で笑って心で泣いて」。

まあ、なんてゴルフって奴は、大変な遊びなんだろう(笑)。

それに、自分だって「やせ我慢」しているつもりだけど...最近太って来ちゃって、どう見たって「デブ我慢」としか見えないし。

やっぱり、やせ我慢のためにも...ダイエットしなくちゃなあ。

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2012年4月28日 (土)

果たし状(笑)

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今の季節、まだ娘達が小さい時に、「海を見たい」というので出かけたことがあった。
それが、帰りにゴールデンウィークの大渋滞に巻き込まれ、やっと家に帰り着いたのは深夜12時過ぎだった。

娘達は勿論、奥さんも自分も疲れ切り、次の日は家族全員寝込んだ...

それ以来、何処も渋滞が予想されるゴールデンウィーク中は、大人しく家にいるというのが当たり前になった。
なんとか花粉症も収まって来て、芝も緑の芽を出し、雑木林が新緑に染まるこの時期は、ゴルフをやるのに最も気持ちのいい時期なんだけど。

そんなわけで、今年も家でのんびりしていようか、という時に...果たし状が舞い込んだ。
自分よりずっと若い、元気バリバリ全開のゴルファーからの、「勝負しましょ」という連絡だ。
5月2日の水曜日。
場所はあの昔の「真里谷」...いまの「きみさらずゴルフリンクス」だ。

易しい所じゃつまらないから、「ここでガンガンに行きましょう」だって(笑)。
う〜〜ん、これは相手もコースも手強い...
きみさらずゴルフリンクスになってからは行った事が無いけど、真里谷の時代には何度も行って、そのスリルを楽しんだコース。
ピート・ダイがやり過ぎだろうってくらい、いろいろと詰め込んで...ちょっと土地が狭すぎる気がするが、ピート・ダイもここで名を売って日本でコース作りを始める気だった頃だから、かなり本気に作ってあるとの評判だった。

...ボールをなくすだろうなあ。
少しずつ当たりが戻って来ているのが有り難いが、まだきみさらずをまとめる程にはなっていない。
勿論300ヤードヒッターの彼のこと、飛ばしでも勝負を挑まれそうだし...
まだ、今年になってから一度もマン振りスイングはしてないけど、この日は何回かは「背骨も折れよ」とぶん回さなくちゃならないかも(笑)。

丁度良いから、残っているV1Xを一掃するか...なんか最近、カラーボールの方が気持ちがいいし。
グリーンの状態が良かったら、嬉しい。
普通のコースは、ゴールデンウィークを目安に仕上げているはずだから、ここも奇麗に仕上がっていることを期待出来る。
こういうポテトチップグリーンのコースで、スリルに満ちたパッティングにワクワクするのも非常に楽しみ。
基本的にピート・ダイのコースって好きだし。

問題は、行き帰りの混雑だけ。
帰りの混雑は覚悟しなくちゃならないだろうなあ...海辺で一眠りして深夜帰宅がいいかもしれない。


一週間の怠惰な日々の予定が、一気にゴルフ集中の日々になるとは有り難い。
楽しいお誘いに、大感謝。

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2012年4月27日 (金)

大きくなった!

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柚が家に来てから半年になる。

手のひらに乗るようなサイズで連れて来られたのが、去年の10月のはじめ。
左の写真の柚は昨年10月4日に撮ったもの。

がりがりに痩せて小さく、満足に真っすぐ歩けなかった。
野良の母猫から生まれた3匹のうち、この猫だけ育ちが遅れて小さく、他の猫の動きについて行けなかったと言う。
そのままでは間もなく死んでしまうだろうと、娘が拾って連れて来た。
自分の体の弱さのせいか、人間を恐れることはなく、むしろ人間に頼り切りになる子猫だった。

が、可愛い子猫の時期はあっという間に過ぎて行く。
動きや性格は十分子猫のままだけど...ふと見た時に、「ああ、大きくなったなあ」と思ってしまう。

相変わらず、その灰色が主体の体の色は目につき難く、薄暗がりにいるとつい見えずに蹴飛ばしたり、踏みそうになったり...本当にこの猫はステルス性能が高い。

性格は、いたずら者の部分と、ちょっと抜けているアホ猫の部分が半々。
時々、想像もつかない馬鹿なことをする。

例えば、高い所で寝ていて、伸びをした途端に落っこちたり...
自信満々で飛びついたものに、手足が滑ってひっくり返ったり...
驚かすと、逃げ回ったあげくに、頭だけ狭い所に突っ込んで隠れたつもりになっていたり...

「ひょっとすると柚って、アホじゃない?」なんて。
すました顔は、凄く知性的に見えるんだけど...

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2012年4月26日 (木)

クラブの組み合わせ考

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最近思わぬ所で我が身の悪行を指摘されて、考えること多い今日この頃だけど、ゴルフシーズンが始まってラウンドしたからこそ実感する「クラブの組み合わせ変更」を考える。

ドライバーが思ったより感触が良くて、球筋も大怪我をするような心配が無くなると、今までの「長モノ」のクラブの必要度が変わってくる。
まず、ドライバーであまりにチーピンが連発した時に、その代用にと考えて入れていたテーラーメイドのツアースプーンが出番が無くなる。
これはティーショットには役に立つけれど、フェアウェイからは自分の実力では半分がミスになる。
...故に、フェアウェイウッドは安定して当たるスチールヘッド3の1本でいい。
となると、代わりにロングアイアンの2番を入れるか...これも悩みどころ。
今はまだ、ロングアイアンの自信はあまりない。

それと一緒に、58度のウェッジが考えどころ。
この前もこのウェッジのアプローチで、ピタリと止めていくつかのバーディーはとれたけど、バンカーショットが安定しない。
アプローチにむいたバンスの少ないソールが、バンカーからだとショートしたりオーバーしたり...ワンピン以内につけられる成功率は3割くらいだろうか。
そこで、これをバンスのついたクリーブランドの57度に変えようと思う。

そこでまた考える。
ツアースプーンを抜いたあとにロングアイアンを入れるより、60度のボーケイウェッジを入れた方が良くないか?

まだ今のスイングではロングアイアンがちゃんと当たらないので、ウェッジを増やした方がグリーン周りで重宝しそうだ。
ただ、こうなるとウェッジはPW、53度、57度、60度の4本となる。
...どうなんだろう?

次のラウンドは河川敷のクリアビュー。
自分は別に名門とか名設計家のコースだけにこだわっているわけではないので、河川敷には河川敷の旅が楽しみ...こだわるのはただ一つ、グリーンだけはちゃんと転がるグリーンであって欲しい、ということ。

だから、いや、まてよ...河川敷は風が強くなるケースが多い...ということは、ロングアイアンやロフトの少ない3wの方が出番があるか...いや...それとも・・・

そんなこんなが、これもまたゴルフの楽しみ、というわけだ(笑)。

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2012年4月25日 (水)

取り返しのつかない夢だった

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Hさんが仕事を終えて帰って来たのは、深夜12時近かった。
4畳半一間のアパート、家具は殆どない。

どうせすぐには眠れないので、いつものように安い日本酒を飲む。
チューハイや発泡酒の方が安いのだが、夜中にトイレに行きたくなり、翌日寝不足になるので一番安い日本酒で我慢している。

摘みは何もないが、小さなテーブルの上に2枚の紙が置いてある。
格調高く、仰々しく、もったいを付けて印刷されたこの2枚の紙が、Hさんの人生を変えてしまった。

「オレがそんなに間違っていたのか?」
そんな問いかけをして、自分を責めるために酒を飲む。

Hさんは、東京の下町で親の代からの小さな印刷所を経営していた。
そんなに大きくは儲からないが、確実な付き合いのクライアントが多くいて、安定した仕事が続いていた。
時はバブルの始まりの頃、Hさんも仕事仲間に勧められてゴルフを始めていた。
子供のいなかったHさんは、奥さんも誘ってゴルフを楽しみ出した。
景気が良くなるとともに仕事も順調に増えて行き、奥さんと一緒に週1回のゴルフを楽しむために安いコースのメンバーになった。
会員数数千人と言われるその大衆コースは、会員権も無理なく変える値段だったのでメンバ−になれたが、スタートをとるのも大変だったしメンバーらしい特別な扱いを受けることもなかった。

それでもゴルフを二人で楽しむ日々が続き、仕事は忙しくなり、おまけに印刷工場の土地を買いたいと言う不動産屋が現れ、驚く程の高額な値段を示された。
そのとき土地を売ってしまえば、死ぬまでゴルフを続けられる金が手に入るような気がしたが、親の始めた仕事だったし、いつでも高額で売れると考えて売らなかった。

そうしてバブルが花開き、仕事は天井知らずで伸びて行き、土地の値段も上がり続け、Hさんは大金持ちになったような気がしていた。
その頃、あちこちで有名デザイナーの設計した新設ゴルフコースが、会員の募集を始めた。
Hさんの所にも「縁故会員」だとか「第1次募集」だとかの話が持ち込まれた。
会員数は数百人で、会員になればHさんの憧れていた「メンバーライフ」が十分味わえる。
今までのように,狭くてしょうがないロッカーで隣の人とぶつかりながら着替え、大衆食堂のようなレストランでせわしなく昼食を食べ,銭湯のような風呂でやっと湯につかる...そんなレベルじゃない,優雅なメンバーライフを味わえる...それはゴルフを始めて以来の夢だった。

Hさんは、仕事は好調で収入は増え続けているし,いざとなれば土地を売れば十分おつりも来る,この有名デザイナーのこんないいコースなら買った値段より下がることはない...おまけに銀行は「金を借りてくれ」と連日のように訪ねてくる。
...どう考えても悪い話じゃない、とHさんはあるコースの立ち上がり2000万円募集の会員権を,奥さんの分と2枚購入することを決めた。
ゴルフ雑誌でも毎週のように広告を出しているし,2枚買っておけば万が一何かあっても片方を売れば済む,そう考えていた。
さあ、これで苦労をかけた奥さんも一緒に,何時もゴルフ雑誌に書かれていた「優雅なメンバーライフ」を自分も味わえる...そう信じていた。

...バブル,という庶民には縁がない馬鹿騒ぎが終わるのは速かった。
コースの完成を待っていたHさんの所に,コース完成のニュースはとうとう来なかった。
Hさんの印刷所の仕事は急速に減り始めた。
パソコンの普及とともに、小口ではあっても沢山依頼のあった商店の印刷の仕事が無くなった。
会社関係の印刷物も自社内で印刷するようになって、Hさんのような町の印刷所に頼むことは少なくなった。
そうした時に、Hさんが会員権を買ったコースが資金不足で倒産した,とニュースが流れた。
景気が良かった時にはあれだけペコペコと頭を下げて来た銀行の営業が、会員権のローンを厳しく取り立てに来るようになった。

3000万円を超えるローンを抱えて、Hさんが最後に頼った自社の土地も,バブルが弾けるとともに買い手が現れなくなった。
一時は億単位の声もあったのに,周りが虫食いだらけで残ったために利用し難い土地となり、Hさんの土地を買う業者はいなかった。

間もなく,印刷所をやって行ける程の仕事は無くなり,奥さんに相談もなく買った2枚の会員権のことで,奥さんとの関係が悪化して...Hさんは奥さんにあるだけの財産を渡した上で離婚し,自己破産した。
勿論土地も工場も,バブルの時とは比べられないくらい安く手放し、Hさんは無一文の丸裸となった。

その後、ゴルフ仲間の紹介でスーパーの駐車場の案内係の仕事に付き,寝る前の酒を楽しみに日々を過ごしている。
ただ,その全ての元凶となった2枚の会員権証書は,なぜかずっと手元においている。
毎晩,その2枚の会員権証書を見ながら酒を飲み、もしかしたら自分がおくれたかもしれない「素晴らしいコースでの奥さんと二人の、ゆったりとしたメンバーライフ」を夢見るのだ。
...もしかしたら、別れた妻とそういう時間を過ごせたかもしれない...

Hさんは、自分のようなごく普通の庶民が,ゴルフ雑誌に載っているような「理想のメンバーライフ」なんてことに憧れたのが間違いだった、と今は思っている。
「ゴルフとは、このように優雅に楽しむものだ」とか、「真のメンバーライフとは、こういうものだ」なんてコピーに、憧れてのせられてしまった自分が愚かすぎたのだ、と。

その2枚の破れてしまった夢の証拠は、毎晩の酒の苦い苦い摘みとなる。

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2012年4月24日 (火)

キャンピングカーの装備

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一大決心をしてキャンピングカーを手に入れたのは、約20年前。
それから10年程キャンピングカーに乗り続けている間に、世の中の状況が劇的に変わって行った。

ランクルで車中泊していた時代から、キャンピングカーでの車中泊を始めた頃まで、車中泊をするのは観光地や総合運動公園などの、トイレのある広い駐車場がメインだった。
そのために、そういう人同士で何処の駐車場が静かで良いとか景色が良いとか、情報交換をしながら旅をしていた。
しかし、そうした情報で車中泊する場所も、決してトイレはきれいではなかったし、静かに寝られるような場所は少なかった。

そして、食事も夜やっているような店は少なかったし、飲食店に入ると金が高かったりかで、簡易ガスコンロなどを利用してインスタント食品を食べるのが普通だった。
そのために、キャンピングカーを造る時には、トイレとキッチンは必需品だと思ったし、それに汗を流すための温水シャワーは絶対必要だと思っていた。

それが変わって行ったのは、まず「コンビニ」の増加。
それも24時間営業の店が増えるとともに、いつでも暖かい食事や飲み物、それにトイレまで使えるようになった。
そして、今も日本中に出来つつある「道の駅」の誕生。
これは凄いことだった、これで文字通り「道の駅」から「道の駅」に、まるで鉄道のように泊まる場所への不安が無くなった。
何より駐車場が広いし、トイレもコンビニより使いやすい...今では、ウォシュレットのついたトイレや暖房便座のトイレも多い。

そして、やはり日本中に増えた「日帰り温泉」。
これで数百円で温泉に入れてのびのび出来る。
一人ずつ温水ボイラーでお湯を沸かして、狭いトイレ兼シャワールームで湯量を気にしながらシャワーを浴びなくても済む。

こういう状況になると、あとで自分で排水や下水の始末をしなくてはならない、車内の温水シャワーやトイレを使うことは、まず無くなった。
キッチンも、極偶にコーヒー用のお湯を湧かすくらいしか使わなくなった。

そして、見かけは豪華な装備と見える電子レンジや冷蔵庫は、実際に使ってみると期待はずれな代物だった。
電子レンジは走行中なら何度か使えるが、消費電力が大きいために停車中に使うと1回しか使えない。
巨大な車載バッテリーを2台も積んでいるのに、2度目にはバッテリーが上がって使えなくなる。
冷蔵庫も同じ、停車中にスイッチを入れたままにしていて、バッテリーが上がったことが何度かあった。
それに、はっきり言って冷えない!
氷を作るなんてとんでもない話で、ビールもジュースもろくに冷えはしない...結局あとはクーラーボックス代わりに、コンビニで板氷を買って中にいれ、それで冷やしていた。
いずれも、家庭で普通に使う感覚では車載バッテリーを使用した製品は使えないということ。

役に立ったのは、まず吸排気兼用の換気扇...暑すぎるのも寒すぎるのも、これの換気能力は強烈で外の新鮮な空気を入れたり、こもった熱気を逃がしたり、よく活躍した。

そしてプロパン利用のガスFFヒーター。
これは良かった...どんな寒い時でも、スイッチ一発で数分で車内が暖かくなった。
吸排気とも車外なので、室内の空気の心配をすることがなく、安心して使えた。

そして、あまり知られていないけど役に立ったのが、後部の車体に取り付ける簡易ジャッキ。
鉄の棒1本で簡単に2トン近い車体をリフトして、後輪を上げてしまう。
そうすると後ろのタイヤの分がジャッキで支えられ、殆どの車体の揺れが収まる。
車中泊に慣れていないと、一番気になるのが車体の揺れ...寝返りを打っただけで車というものは揺れるので、その度にほかの人が目が覚めてしまう...というより自分で揺れで目が覚める。
車が揺れなくなるというのが、どれほど安心して寝られるかよくわかる。

そしてもう一つ、車内のシャワーは殆ど使わなかったが、車外に取り付けたシャワーはよく使った。
足を洗う、手を洗う、の他に、野菜でも果物でもちょっと水で洗うというのに、よく使った。
...一番使ったのは、娘達が海で遊んで砂だらけになったあとの、塩と砂落としだったけど。

しかし、そういう時代の変化と関係なく、キャンピングカーで一番大事な装備は変わらない。
そのキャンピングカーで一番大事な装備とは、安心して寝られるベッド。

他の装備はともかく、安心して寝られるベッドを持ったキャンピングカーが一番。
現実に、殆どのキャンパーは向かい合わせの椅子テーブルセットなんて使わない。
まず、いいベッド、それを考えることだ。

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2012年4月23日 (月)

インパクトをゆっくりすれば、スムーズに振り抜ける

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「インパクトをゆっくりすれば、スムーズに振り抜ける」...サム・スニード。

サム・スニードは、米ツアーで過去最高の82勝を誇る名ゴルファー。
メジャー勝利は7勝、世界で185勝を挙げている。

天性のスインガーとして知られ、田舎者丸出しの人間性と自己流でありながら最も美しいスイングの持ち主として有名だった。
そのナチュラルスイングの持ち主が残したスイングのポイントは、なぜかインパクト近辺のクラブの動きに関してのものが多い。
例えば以前このコーナーで書いた「タンポポの花を打つようにスイングしろ」とか。

この「インパクトをゆっくりすれば..」というのも同じ。

これは、彼が我々ヘボゴルファーのスイングの欠点の多くがが「インパクト付近のヘッドの動きにある」、ということを確信していたからではないだろうか。
彼の見定めた、その下手くそ達の間違った動きというのは、
「インパクトに意識を集中しすぎる」
「インパクトで力を入れすぎる」
「インパクトでヘッドを速く振ろうとしすぎる」
ということらしい。

しかし、我々がよく目にするレッスン書やゴルフ雑誌のレッスン特集には、「インパクト付近でヘッド加速する」「インパクトからフォローでヘッドスピードを最速にする」なんてことがいつも書いてある。
普通はこういうレッスンを信じて、ボールのある付近、あるいはボールより少し先でヘッドスピードを最速にしようと、ダウンから必死の思いでクラブを持つ手や腕に力を入れて行き、ヘッドがどんどん加速するように体を動かすだろう。

が、しかし、その結果は皆さんそれぞれの記憶に残る最近のラウンドの結果にある通り、満足のいくものにはほど遠いものだろう。
・・・本当に真面目に誠実に、レッスン書の通りにやっているつもりなのに。

「なぜだ!」
なんて言葉が、この前のラウンドで一度でも口からこぼれ出た哀しいゴルファーは、このサム・スニードの言葉を聞いてみよう。
「トップまで行ったら、インパクトをゆっくりするつもりで振り下ろす。」
「ボールを打つのではなく、タンポポの花を打つようにスイングする」

さあこれで、「あれ?」っていうくらい、軽くクラブが振り抜けるはずだ。
今までの自分のスイングに比べたら、まるで半分以下の力しか使ってないような気がするはず。
しかし、クラブは思ったよりスムーズに振り切れた...

で、ボールは?

ちゃんとクラブフェ−スに当たっていれば、自分の思っているよりずっと奇麗な弾道で飛んでいる。
飛距離だって、ひょっとすると自分の今までのフルショットより飛んでいるかもしれない。

ただし、この言葉もスイングも、「インパクトをゆっくり」しても、ちゃんとクラブフェースに当てることが出来るだけの技術はなくてはならない。
この言葉に従ったのにダメだった人の共通項は、「ゆっくり」とか「無駄な力を抜いて」と言うと、スイング自体がデレデレのギクシャクスイングになってしまって、ろくにボールに当たらないケースが殆ど。
素振りのスイングは比較的まともなのに、本振りスイングは全く違ってしまう人に多い。

ボールがあると、どうしても手や腕や体に無駄な力が入ってしまう人は多い。
その力を抜け、ということは言葉では簡単だが、実際にやることは非常に難しい。
そこで、そういう人は練習場でこのサム・スニードの言葉を思いだして、「インパクトをゆっくりする」スイングの練習をすればいい。

練習場で飛距離を競ってもしょうがない。
「インパクトをゆっくり」して、ちゃんとボールに当たり、「振り切れる」感覚を覚えることが出来たら、きっとコースでそのサム・スニードの言葉に感謝するに違いない。


「ゆっくり」と「タンポポ」だ。

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2012年4月21日 (土)

今年のゴルフを楽しむために

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18・19日は、久し振りの2日間連ちゃんのゴルフだったけど、体の疲れや痛みは少ない。
バチモンマウンテンバイクや、腰痛予防の早足散歩が効いているようだ。

二日間ラウンドしたホウライカントリー倶楽部と西那須野カントリー倶楽部は、ティーグランドこそ前過ぎて残念だったけど、自分のゴルフの今の状態を判断するにはフェアで素晴らしいコースだった。

自分のゴルフ、と言っても「よりゴルフを楽しむ」ためのゴルフであって、アスリートとして良いスコアだけを目指そうなんてことは考えていない。
一ホール、一ホールを楽しみ、挑戦し、勝負し、喜んだり悲しんだりする...その一ホールずつが見せてくれる流れをまた楽しみ、序章から盛り上がり、クライマックスを迎え、その落ち着く所を味合わせてくれる、そんな心ある設計家の問いかけを考え、味わい、自分なりの答を出し...多分、多くの後悔とともに再びの「旅」を思う...そんなゴルフを自分のゴルフと考える。

それなりに長くゴルフをしていて、そういう楽しみはゴルフ場の「設計家」によって大きく左右されることを確信するようになった。
ただその「設計家」というものも、世間や歴史の評判ばかりで選ぶことはしない。
過去の日本の有名設計家のコースであっても、プレーしてちっとも面白くないコースと言うのもあったし、世界的に有名な設計家のコースであっても、「何だこのコース、馬鹿みたい」なんていうコースもあった。
勿論それは一般的評価とか、公正な評価というものではない。
あくまで自分の好み、の話だ。

例えば、ジャック・ニクラスの設計したコースは、難易度も色々あり、狭い広いも色々あっても、どのコースも期待を裏切られることなく楽しめた。
それに引き換え、デズモンド・ミュアヘッドの設計したコースと言うのは、どのコースも回っていて腹が立ってきて、大嫌いになるコースばかりだった。

そうした中で、ジム・ファジオの設計した「オールドオーチャードGC」や、今回のロバート・ボン・ヘギーの設計した「ホウライCC」や「西那須野CC」は、最高にゴルフを楽しめるコースだった。

...そういったコースで十分にゴルフを楽しむための、「自分のゴルフ」を再考している。
ドライバーは交換したドライバー(マジェスティーのヘッドにクレイジーシャフト)のものが使えそう。
強く振ると曲がるが、それは右に出るミスでチーピンは出ない...「叩かない」で「スイング」すれば、安定した球筋となることが判った。
アイアンのダフリは、この前の練習で「頭の上下動」ばかり気にしていて、いつの間にか上からボールを見つめていたのに気がついた。
これを、ボールを下目使いで見るように変えたら、ダフリは出なくなった(やり過ぎては−フトップが出たりするけど)。
ウェッジは、キャロウェイの58度をどうしようか考えている。
今回、このウェッジで50ヤードをピタリと止めて、いくつかバーディーをとったけど、バンカーが上手く行かない...オーバーやショートが多い。
クリーブランドの57度の方が、使い道が多いのではないか、と。

ボールは、ここの所ずっとタイトリストのV1だけど、競技に出ていないのにこのボールは必要ないんじゃないか...
確かに、グリーン上で止まるけど、ショットの曲がりがやはり大きい。
それに、偶然使ったツアーステージやホンマのカラーボールなんかは気分転換にもいい。

さて、どうするか。
...とりあえず、次のゴルフの予定は5月8日に、池内誠一氏の「バレンタインカップ」があるだけ。

そんなことを考えながら飲むコーヒーは、なかなか...旨い。

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2012年4月20日 (金)

憧れの女性と逢ってみて

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...なんて言うと思わせぶりなようだけど、ホウライも西那須野もちゃんと魅力的な存在でありました。

車中泊をした「道の駅 湯の香しおばら」からは、両コースは極近かったために、7時前にはコースの駐車場に到着。
一日目のホウライは天気に恵まれ、まだ誰もスタートしていないコースの眺めは、その朝の光の中での光と影コントラストが実に美しい眺めだった。
コースは狭くはなく、緩やかな傾斜の中に作られた雰囲気はまさに女性の美しさをイメージするものだった。
うねりのあるフェアウェイと、ラフに植えられた「ラブグラス」の組み合わせ、それに絡む池と白いバンカー、傾斜よりも近くの山からの強い芝目に影響される厄介なグリーン。
背景の那須の山々も美しく、背の高い松林でセパレートされ、あちこちに残る元々の植生の雑木林...山桜やコブシなどの花。
クラブハウスも奇をてらうような派手なものではなく、練習場もしっかりと造られている。

ただ、残念なのは9ホールのオープンコンペということで、その「白ティー」が極端に前だったこと。
フルバックティーから見ると、50ヤードは前方にある。
そのために、1日目のホウライではパ−5はツーオン出来る距離になってしまうし、パ−3は120ヤード前後のホールが3つ、パ−4では殆どのホールが突き抜けてしまうためにドライバーを使えないゴルフとなった...それどころか、3wや4wでもバンカーなどは越えてしまうために、とても「ロバート・ボン・ヘギーのコースをプレーした」なんて言えない気分(彼に失礼だ)。
あくまで今回は「ロバート・ボン・ヘギーのコースがどんなものか、見に行って来た」という程度だと思う。

ホウライは、特に左ドックレッグのホールがいくつもあるので、遥か前方の白ティーからは全部同じように感じてしまって面白くはなかった。
勿論、そんな白ティーなのでバーディーもいくつかとったり、突き抜け大叩きもいくつかあった...こんなインチキ前方ティーからのスコアはインチキだと思うので、以前書いたようにボギーを引き分け、パー以下を勝ち、ダボ以上を負けとして勝ち負けを書いておく。
ホウライは7勝4敗7分け、西那須野は6勝6敗6分け。

ホウライに比べて西那須野は、なんだかリンクスの雰囲気を強く感じさせられて、ホウライよりも厳しさを感じさせてくれる。
パ−3・パ−4・パ−5に、それぞれ変化があって、自分としてはホウライよりもずっと気に入った。
グリーンの形状も、ホウライよりもずっと変化に富んでいて、面白い。
ショットに対する成功と失敗がはっきりと示されて、意図したショットが上手くいった時にはスコアに関係なくゴルファーに喜びを与えてくれるコース、とも言える。
そして失敗した時だって、ゴルファーに「もう一度」と挑戦する気持ちを与えてくれるコースだと思う。

西那須野でついてくれたキャディーさんが、コースの珍しいエピソードをいろいろと聞かせてくれて、実に楽しかった。
中でも、この2コースでよく目につく「ラブグラス」というもっさりとした植物...多分以前の真里谷や石岡で知られるようになったものと同じだと思うが、夏になると大きく育ち、よくボールをロストにしてくれる植物。
このラブグラスにロバート・ボン・ヘギーは非常にこだわっていて、「お好きなように設計してください」とこの両コースの設計を頼まれた際、全ホールにこの植物を多用するつもりだったという。
それが、費用の面か、はたまた後のプレー進行での心配かは不明だが、かってにこちら側で今くらいの量に減らしてしまったのだそうだ。
そのために、コース完成でロバート・ボン・ヘギーが来日して、完成したコースを確認したとたん「これは私の設計したコースじゃない」と怒って帰ってしまったのだと。

...たしかに、まだ枯れている今の状態では、ただのコース脇の飾りにしか過ぎないが、緑に育ってくるとボール隠しでロストボールを量産することは間違いないだろう。
ということで、今の両コースは決してロバート・ボン・ヘギーが納得したものではない、ということらしい。
しかし、自分はこれはこれで見事なコースだと思う...もし、西那須野をバックからプレーしたら、いくつのスコアを叩こうとゴルフを満喫した気分で納得して帰って来れることだろう。

だから、次は緑の季節に、風の季節に、光の季節に、それぞれプレーしたいと思う。

書き忘れていましたが、グリ−ンの芝目が厄介でした。
順目・逆目で恐ろしい程違います。
横からの目には、キャディーさんがいないとどうにもなりません...ラインを聞いても信じられないくらい。
1〜2メートルが、殆ど入りません(泣)。
まだ重い状態ですが、速くなったら楽しみ倍増になるかと思います。

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2012年4月17日 (火)

初めて会う(噂の)美人

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「恋は遠い日の花火ではない」...なんて、泣かせるコピーのCMがあったなあ。

まだまだ気持ちは18〜9の頃と変わっちゃいない、なんて心の奥で思っていても、鏡に映る姿を見てしまったり、街角のショーウィンドーに映る自分(らしき者)の姿を見る度に、「時は過ぎてしまったのだ」と自分を納得させる日々が続く。

「お!いい感じだなあ」なんて女性の姿を見かけても、若い女性なら「娘と同じか、もっと若いか...」、大人の魅力を漂わせる雰囲気の女性だって「ああ、それでも20年は若いのか...」なんて、枯れ切れない男の寂しさを身にしみて感じることになる。

...なんて事が普通の今の時代に、まるでそんな女性とのデートの前のように心が踊っている。
もう何年か前から評判を聞いて、プレーしたいと思っていたコースでプレーが出来る。
ゴルフをよく知り、コースに対して知識も経験もあるゴルファー達が、口を揃えて褒めていたコース。
「難しい」
「ボールをなくす」
「グリーンが凄い」
「景色がきれい」
「フェアで、全てのクラブを試される」
「ゴルフの厳しさを教えてくれる」
...等々。

西那須野塩原インター近く、千本松牧場の奥にあると言う「ホウライカントリー倶楽部」と「西那須野カントリー倶楽部」。
ロバート・ボン・ヘギーの設計で、完全に一ホールずつセパレートされた林間コース。
ちょっと距離があるので、なかなかプレーすることに踏み切れなかった。
それが、18・19日と連続でオープンコンペがあるので、今回何年越しかの夢が実現する事になった。
今回は初めてラウンドするので、オープンコンペ(9ホール)の結果は無視する。
どちらのコースも、ずっとその魅力を聞かされて来た「魅力的な女性」との初デートで、本当にどんな魅力があるのかを実感するラウンドとなる。
勿論、期待に反して「なに、これ?」なんて事があるかもしれない。
あるいは、「惚れたー!」なんて言って、夢中になるかもしれない。

そんなこと、まだ逢ったことのない女性の姿として思い浮かべながら、コーヒーを飲む。
...これもゴルフの大きな楽しみの一つだろう。

明日のコースは、明るく派手で肉感的で、ダイナミックな魅力を見せてくれるんだろうか?
あるいは、楚々とした風情で、奇をてらうこと無く、しかし深く惹き込まれて逃れられないような魅力を見せてくれるんだろうか?

心配なのは、天気と自分の体の状態。
雨が降らなければいい。
そして、自分の腰が二日間持てばいい。
...実は昨日、あのダフリが納得いかずに練習場に行って、ダフる原因を考えた。
ただ頭の上下動だけであんなにダフるわけはない、と言う気持ちがあったので。
「ああ、そうか」と判るまでに200球を打ってしまった...ちょっと打ち過ぎで腰が張っている。
折角の魅力的な女性との初デートなのに、腰が「イタタタ!」では、あまりにも情けない。

...でもまあ、そんなのこそ今までの自分の人生、みたいな気もするんだけどね(笑)。

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2012年4月16日 (月)

スイング中に右手グリップに力が入ると

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「スイング中に右手のグリップに力が入ると、スライスになる」...ジャック・ニクラス。

アーノルド・パーマーが「キング」と称されたあと、「帝王」と称されたジャック・ニクラス。
ニクラスについての栄光の歴史は、改めて書くこともないだろう。

フェードボールが持ち球のニクラスだが、これは落ち際に右に少し曲がるだけで、決してスライスしてはいない。
そのフェードボールを打つ際の、グリップに対する注意がこの言葉。
「スイング中に」というのが重要で、ニクラスは「スイング中はグリップの力はいつも一定にしておく」と言っている。
ニクラスはグリップのポイントは、
全部の指が開かないようにぴったりと握る。
始めは軽く握り、バックスイングの始まる前に「ぎゅっと締め」て、スイング中その力を変えない。
だと言う。

我々殆どのアベレージゴルファーの場合は、トップからダウンに入る時に「ギュッ!」と力を入れてしまう...それが一番いけないらしい。
インパクトでは意識しなくても自然にグリップに力が入るものだから、「スイング中はグリップの力を一定に保つ」事だけを考えて振ればいいと。

そうだろうなあ..とは思う。
しかし、自分の場合はバックスイング前に「ギュッ」とグリップを締めてしまうと、どうしても前腕に力が入り腕力(特に右腕)に頼ったスイングになってしまうように思う。
ニクラスのように、全ての指を密着させて握ると、どうしても左手が主導とならずに右手が主導して...アウトサイドインの軌道になってしまう。
そこで今流行の「ゆるゆるグリップ」にするのだけれど、バックスイング中に緩くしていても、つい「切り返しで右手のグリップに力が入ってしまう」事が多く、それがスライス、引っかけ、チーピンの原因となっている。

そこで、ダブルオーバーラッピンググリップを試したり、右手の人差し指と親指を伸ばしたりして...
スイング中のどこかで右手が暴発しないような努力をしてはいる。
普通のスライサーだって、判ってはいるんだよなあ。
スイング中に右手に力が入りすぎるのは良くないと...でも、同じグリップの力でスイングするってことは、言うのは簡単だが、やることは本当に難しい。

多分、これは「技術」ではなく「意識」の問題なんだろう。
「素振りはいいのに、ボールを打つ時は全然ダメ」とか、「広いホールではいいのに、狭いホールではダメ」なんていう事と同じ。
スイング中に右手グリップに力を入れないためには、気持ちを強く持つことか、能天気な自信過剰ゴルファーになることだ...そんな風に思えてくる。

本当は「純粋にゴルフができることだけを楽しむ」というのが一番いいかもしれない、なんて思うんだけど...
どうだろう?

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2012年4月15日 (日)

セキソーボディのキャンピングカーを手に入れる。

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資金繰りは大変だった。
それでも、すべての貯金をはたき、中小企業向けローンを組んでキャンピングカーを手に入れた。

「本当に手に入れるべき時は今しかない」という思いだった。
子供も一緒に長い旅に行けること、なんとか仕事が続いていること、...それに、その頃ゴルフに対する熱が冷めて来て(ぐれて、とも言う)、ゴルフに対してあまりお金をかけなくなっていた。

ベースの車は、いすゞのトラック...いすゞエルフ1・5トン車、そして4WD。
それにまるで家一軒分くらいの設備を乗っけて、全長5・1メートル、全幅1・9メートル、全高3・1メートル。
高さはあるものの、それほど大きく感じなかった車体だが、中は不思議なことに自分の家の6畳間より広く感じた...「まるで不思議の国のアリスの世界だね」なんて感想が出たほど。

この車を手に入れたことで変わったのは、「時間」からの自由が大きく増したこと。
例えば今までの車であれば、「旅行に行こう」なんて思った時に、まず日帰りか泊まるかを考える。
もし泊まるとしたら、宿泊場所の決定と到着時間の決定が求められる。
子供連れの場合は特に、先に予約をしておかないと不安だろう...当然人数分の宿泊代の用意も必要だ。(電車で行くなら、もっと時間の割り振りがシビアになる)
二泊三泊なんて言ったら、その準備も宿泊代も馬鹿にならない。
普通の家庭では、たとえ時間が取れたって1週間の家族旅行なんて不可能だろう。

それが、キャンピングカーならそれほど無理せずに可能になる。
(勿論それだけの休みが取れる、ということが大前提だけど.)
まず、宿泊代が殆どいらない(オートキャンプ場などに泊まれば、料金はかかる)。
旅の予定を決めないで、行き当たりばったりの旅が出来る。
気に入った所に何時までいてもいいし...いわば、動く別荘の気分で滞在出来る。

このキャンピングカーを買った20年程前には、今のような「道の駅」は無く、コンビニも少なく、日帰り温泉も少なかったので、それぞれのキャンピングカー所有者の情報交換などで「車中泊」に適した駐車場を見つけて、旅をしていた。
アメリカなどではすぐにピストルを持ったのが出て来るので、門が閉まるオートキャンプ場以外は危険で出来ないという車中泊も、幸いなことに日本では十分安全だった。
そうした中で、特に北海道は別世界で、昔から観光地や絶景ポイントに、奇麗でトイレや他の設備の整った公共駐車場が多くあった。
しかし他の地域ではそう言った駐車場は少なく、車中泊というのも知られていなかったので、パトロールの警官に職務質問されたり、暴走族と喧嘩になったり、いろいろと大変だった...(そう言ったエピソードは後日)。

そうそう、この頃極端に少なくなったゴルフのラウンドで、前夜に近くの駐車場に行って、一人宴会をやりながら昔のマスターズなどのビデオを見る、なんて新しい楽しみを発見する。
そして、そのゴルフ前夜の一人宴会が、なんだか本番のゴルフより楽しくなってくる。
この時期から、今につながる「自分の新しいゴルフの楽しみ」が始まった、とも言えるだろう。

勿論、人生を変える、というようなキャンピングカーにもいい所ばかりではなく、困ったことや苦労することも多くあった。
そんなあれこれは、また次回。

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2012年4月14日 (土)

パンチショットへのこだわり

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先日のラウンドの午後のハーフで、パンチショットを失敗し続けたことに対して質問があったので、書いておくことにする。

私の場合で言う「パンチショット」とは、普通のスイングからインパクトでボールをクリーンに捉えたら、「それで終わり」というスイングのこと。
これは、ゴルフを初めて1年あまりでシングルハンデになったあと、一番練習をしたショットで、これで一番いい時にはJGAハンデの4まで行けて、その頃入っていたコースとその周辺のプロが一緒になったコンペで、ハーフでもプロ達に勝てたスコアの元になった技術だった。
今では夢のような話だけれど、70台でまわるのが普通だった時代が、ずっと昔の一時期にはあった。
まあ、パットや暴れるティーショットおかげで、クラブハンデは結局6止まりだったけど。

その他にミニツアーなどに参加した時にも、この技術ではプロに対抗出来ていた、という得意なショットだった...それも遥かに25年以上前の話だけれど。

ぐれた年(ゴルフやらなかった年)が十年あまり。
再開して5〜6年か...今では、そのショットが上手く打てない。
今では、結構真面目にラウンドしても90はすぐ叩く。
原因は、このパンチショットが上手く打てないと、実は自分の取り柄の「トラブルショット」が上手く行かないから。
この「インパクトで終わり」というショットがある程度出来ると、木の枝の下を抜くショットはもとより、ベアグランドだろうとバンカーだろうと、ディボット跡だろうとラフからだろうと、他人があっと驚くようなショットが楽しめる。
フェアウェイを外すことの多いティーショットが殆どの自分だからこそ、このパンチショットに自信を持てれば、スコアもマシになるしコースもより楽しめる。

それなのに、最近のラウンドでは、このショットでミスが酷い。
取り柄であったトラブルからのスーパーショットが、ほとんど上手く出来ない。
この前の午後のハーフの時と同様、ボールの手前に入る...ダフるミスが多くなった。

原因は、トップからの頭の上下動...だと思っている。
スクープソールの黒トップを上手く打つために、ダウンブロー(というより「打ち込み」)のショットを続けていて、その上下動が酷くなったように思う。

18・19日のコースを楽しむのには、ちょっと間に合わないのでこの打ち方はとりあえず封印するつもりだ。

...まあ、パンチショットと言うと、特別に地面を掘り返すショットのようなイメージを持つ人が多いが、私のは上手く打てればそれほど大きなターフはとらないで済む。

良いライからなら、特に使う必要はないショットだ。
ただ、これが上手く打てるというのは自信になるので、この前のハーフではフェアウェイからも全部打ってみたんだけれど...それが悉く大ダフリだったのは、正直大ショックだった。

ゴルフというのは厳しいゲームだ...真面目に練習を続けていないと、必ず腕は落ちる。
一度いい所まで行ったと言っても、それは今の実力とは関係ない。
自分の今のハンデは多分18くらいだろう...今はそれを上げようなんて気はないけれど、コースを楽しめる程度にはなっておきたい。

...そうしないと、これから出会うコースに失礼だし、残り少ない自分の人生とゴルフが「もったいない」と思うから。

練習しなくちゃなあ。

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2012年4月13日 (金)

2012年オープンコンペ挑戦 第2戦

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急に決めて、12日のオールドオーチャードGCのオープンコンペに参加して来た。

18・19日のホウライ・西那須野の初ラウンドに向けて、難しいと評判の両コースを楽しめるレベルまでに自分のゴルフをまとめておきたかったのが急なラウンドの理由。
せめてある程度は狙った所に打てるようになっていないと、折角の名コースでただ出鱈目に打っているだけで終わってしまう。
...「あの辺に打ちたいとか、「この距離を打ちたい」とかが、楽しめる程度にはしておきたい。

ラウンドテーマは、初めて本格的に使うドライバーと、アイアンでボールを捉まえること。
ただ、漫画に書いたように、思わぬ出来事が起こった...コースの練習場で打っている時に出たシャンク...それも3回も。
原因は、今やっている手の動きを抑えてボディターンで打つ練習の、「間違ったやり過ぎ」なのは判っている。
しかし、このおかげでインスタートの3ホールくらい、アイアンで打つ時に手が縮んでしまうのが困った。
なんとか4ホール目辺りから、振れる様になってホッとしたけど。

ドライバーは、はじめは飛ばそうとして強く振るとかなり堅い感触があり、ボールも先で吹き上がるような感じでがっかりした。
ところが、好きな14番ホールで、あまり力を入れずに振り切った時、意外に柔らかい感触と好みの低い弾道のボールが出て驚いた。
飛距離が特別出ているわけではないが、その後意識して八分ショットをすると、ホールのスペースで狙い打つことが出来た。
「これは使える」

アイアンは、16番でバンカーからの50ヤードパンチショットを大ダフリしたので、午後はこれをなんとかしようと決めた。
それも、ある程度曲げて打って乗せることに自信が持てたからだったけど...
そもそもはパンチショット(ノックダウンショットとかスティンガーとか呼ばれているショット)は、得意な打ち方だった。
悪いライからでも、これで結構グリーンオンさせていた。

しかし、このハーフのパンチショットは大失敗。
悉くダフリかトップ。
これは練習場で打ち込むまで使うのはやめておこう...自分のスイングがそこまでぶれているとは...ちょっとショック。

うちの奥さんは、ドライバーが絶好調。
スコアにはならないが、かって見たことがない程タイミング良く振り切れて、距離も出ている。
本人も自分で驚いている程、いい当たりが続く。

まあ、スコアは奇跡的な、5試合で3回目のブービー...普通あり得ないよなあ。
自分は大叩きがはまってネット2位。

これは今回のラウンドの付録だったけど、漫画のような立派なお土産をいただいた。
あとは、1回練習場でアイアンの修正をしておきたい...パンチショットを忘れるために(笑)。


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2012年4月11日 (水)

シーズン・イン

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久し振りに面白かったマスターズを見終わって、桜の花がやっと咲いて...

気持ちは、これからゴルフシーズンが始まる。
今年もこうしてゴルフを楽しめる事は、なんて幸せなことなんだろう...先に逝ってしまった友がいる、ゴルフを「卒業」した友がいる、無念の思いでゴルフと別れた友がいる...のだから。
自分があと何年、肉体的に経済的にゴルフを楽しんで行けるか...冷静に見て、それほど長い時間が残っているわけじゃない。
これからのゴルフ、1ラウンドも無駄にする事なく楽しみたい。

そのために、まず自分の緩んでしまったゴルフをなんとかする。
最近やっと当たって来たアイアン、トッ散らかるドライバー...その理由が判って来たので、立て直せる望みはある。
まあ、大きな原因は年齢による体の柔軟性の喪失だけれど。
...以前のように、下半身を固めて肩を十分回すなんて事は、自分の年齢ではかなり無理があり、そのために最近はずっとただの手打ちになりボールが掴まらなくなっていた。
それを、下半身を固めずに成り行きで左肩をボールの所まで回して(スウェイも覚悟して)、手の振りを小さくすることで、アイアンの掴まりがやっと戻って来た。
これでドライバーの方向性も良くなれば問題がないのだが、これはまだ調整中。

これからのテーマは、ニクラスのチンバックまで取り入れて肩をボールまで持って行き、手の動きを小さくして振ること。
下半身の動き具合がまだまだ試行錯誤中だけど、ボールが掴まりさえすれば遊ぶことは色々出来る。
しかし、その効果を知るにはちゃんとしたコースでラウンドをしなければ判らない。

ということで、急遽明日オールドオーチャードのオープンコンペに参加する事にした。

ドライバーは若い飛ばし屋君と交換した、クレイジーシャフトの付いた奴。
3Wにテーラーメイドの青マナS。
4Wにキャロウェイのスチールヘッド3、ユニフレックススチールシャフト。
3〜PがクリーブランドTA-3、DGS300。
それにクリーブランドの53度と57度(キャロの58度と考え中)。

自分の今シーズン最初のラウンドというつもり(白ティーだけど)。
ドライバーを主にフェードボールで、2打目を打てる場所に打つこと。
3W、4Wのティーショットを有効に使うこと。
ミドル・ロングアイアンの精度向上。
いずれにしてもセカンドは曲げてグリーンオンを狙うこと。
アプローチは全て1ピン以内に寄せること。
...そんなことをテーマにまわるには、なんと言ってもフェアで難しいこのコースが最適。

打ちたい球筋で打てた上で、85くらいでまわることが目標。

さあ、今夜も車中泊から...だ。

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2012年4月 9日 (月)

2012年マスターズ 最終日


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オーガスタの最終日は、乾燥注意報が出ているとかでグリーンが乾き、突出して好スコアを出すゴルファーがいない状態となった。

そして想像した通り、最終組は伸び悩み、その前の組やそのまた前の組のゴルファーの優勝争いとなった。

テレビ中継を見ていると、いきなり2番のロングホールでウーストハイゼンのダブルイーグルが飛び出した。
このウーストハイゼンという男、身長178センチということだが、もっと小柄に見える。
しかし、無駄な力の入っていない安定したスイングは、軽く打っているように見えてB・ワトソンに負けないくらいの飛距離を出す。
体重移動を感じずに、その場で無理なくまわるような奇麗なスイング。
全英オープンに勝ったのは、天候と組み合わせに恵まれたラッキーの部分が大きいと思っていたが、そうではなく本当に勝つ実力があったのだと認める。
多分これからも、大きな試合には上位に来る選手だろう。

B・ワトソンは2部ツアーのときから、いつもツアー1〜2位の飛距離を誇り、小技もパットも上手いという評判だった。
それだけの才能がありながら勝てないのは、ハートの問題だと言われていた。
確かに注目して見ていると、ここ一番のショットの時には、何か目が落ち着かず、大きなミスをすることが多かった...例えば昨年の全米プロのプレーオフで、勝負の一打を池に打ち込んでしまったように。
奇麗とはいえないスイング、それなのに圧倒的な飛距離。
実に柔らかい、小技のタッチ。
このマスターズ優勝で大きな自信をつけたら、このあと大化けするする可能性がある。
案外、タイガーの次の時代を背負ったりして。

ウェストウッドは、やっぱり届かなかった。
首位に立ちそうなチャンスになると、ショートパットをミスする...やっぱり、噂は...

ノーマン・ロックウェルが描く絵の中の「良きアメリカ人」みたいな、マット・クーチャー。
ショットは一番安定していたのに、1ピン以内のチャンスが悉く入らない。
テレビに映る度に、バーディーチャンスを外す映像...あのパットが半分入っていたら、楽勝の優勝だったろう。
それにしても、いつもニコニコしているその表情。
なんでも、彼の表情は「笑っている顔」と「もっと笑っている顔」の2種類しかないそうだ。
タイガー・ウッズとは、正反対かな(笑)。

ミケルソンは、ショーットホールの6さえなかったら...でも、もう3回勝っているんだから。

松山の80。
それだけグリーンが難しかった、とか。


B・ワトソンの使っていた「どピンク」のドライバー。
あんなもの買う奴はいない、と思っていたけれど...
勝っちゃったし、ドライバー自体は飛んでたし、安定していたし、で、案外大売れになってしまったりして(笑)。


というわけで、今年のマスターズは楽しめた。
眠くてしょうがないけれど。

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2012年4月 8日 (日)

2012年マスターズ 3日目

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「ムービングデイ」と言われる3日目。

スコアを大きく動かして来たのは、やはりトップを追っていたグループ。
首位に立ったP・ハンセンは、2アンダーから7打伸ばして9アンダー。
2位のミケルソンは、やはり2アンダーから6打伸ばして8アンダー。
3位のL・ウーストハイゼンは、4アンダーから3打伸ばして7アンダー。

それに対して、二日目の首位だった5アンダーのF・カプルスは3打落として2アンダー。
同じく5アンダーのJ・ダフナーも3打落として2アンダー。
B・ワトソンとM・クーチャーは、それぞれ2打伸ばして6アンダーと5アンダー。

タイガーは沈んだまま浮かび上がれず、優勝争いに絡めそうなのは上記の顔ぶれにプラスして、L・ウェストウッドとH・ステンソンくらいか...

ウェストウッドがメジャーをとれないのは、いざという時にパットで手が動かなくなるから、と言われているが..それらしい兆候が出て来てしまったらしく、勢いは失われたように見える。
タイガーは昨日ミスしたクラブを放り投げ、あげくは足で蹴飛ばしていたが、H・ステンソンもミスする度にコースに八つ当たりしていたのが頂けない。
...それでなくても、アメリカの観衆はアメリカの選手を応援するんだから、コースのパトロンを敵に回してどうするんだか...

そして、今日三日目の中継を見ていて一番受けたのが、12番ホールで二人ともバーディーを穫ったときのマキロイとガルシア。
中継に全く出て来ないと思ったら、なんとマキロイはアウト42!
ガルシアは40で、同じ組の二人して大叩きをしてしまい、12番が揃って二人の今日初バーディーだったとか。
二人してグリーン上で抱き合ったのを見た時には大笑い...完全に二人は今年のマスターズにギブアップ、と見えた。
二人の表情に、「ダメだこりゃ!」という感じがもろに出ていたのが、実におかしかった。

ということで、明日の最終日、優勝が誰になるのかは全く判らない。
ミケルソンは今日が出来過ぎのような...あのパットが明日も同じように入るとは思えない。
かといって、メジャー初優勝を狙うハンセンが、今日のようにスコアを伸ばせるとも思えない。
...有利なのは最終組より一つか二つ前の組だと思う。

眠いけど、もう一日...サンデーバックナインが楽しみだ。

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2012年4月 7日 (土)

2012年マスターズ 2日目

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予選カットが決まった。

トップには、そのスイングが大好きなベテラン、フレッド・カプルスと、昨年いい所で勝ち切れなかったジェイソン・ダフナー。
ただ、まだ充分なリードというものは無く、誰が優勝するかなんて全く判らない混戦状態。
フレッド・カプルスのファンなので、彼を応援したい所だが...彼は1回勝っているから、メジャーにまだ勝っていないウェストウッドやガルシアに勝たせてやりたい気持ちも強い。

タイガーは、昨日はショットが悪く、今日はショットもパットも悪かった。
特に今日は、フェースが開いて入って、ボールが酷く右に行くケースが多かった。
かなり左に振り抜く素振りを盛んにやっていたけれど、体がかなり先に行き、手が遅れてフェースを返せないまま打ってしまうようなミスは、彼がやろうとしているスング改造の結果なのかどうか...

カプルスの若い頃と変わらない、フェースにボールを乗せて運ぶようなスイングとは、酷く違う。
...自分では出来ないけれど、カプルスのようにボールをヒットしたいとは昔から思っていた。
あと二日、カプルスのスイングを楽しみたい。

松山の、トラブルショットにおけるギャンブルショットの連続は、カットラインが「首位から10ストローク」というのを知らないで、パープレーか1オーバーがカットラインだと思ったためにの必死のプレーだったと言うから笑わせる。
2年連続で出ていて、カットラインの決まりを知らなかったとは...思ったより大物かも、松山英樹。

L・ドナルドは、上位に上がるような見せ場も無く、距離に苦しんでいる。
やはり、彼はパットが入りまくらないと厳しいなあ。

石川は、大崩れして9オーバー。
今回のような「特別な推薦」は、ゴルフ以外の要素が絡む裏口のようなものだったから、なんとか予選だけは通って欲しかったけれど。
他の世界のツアーのゴルファーと比べると、やはり線の細さやひ弱さを感じる。
このあとはアメリカでツアーにもまれて、真の強豪に育って欲しいと思う。
...これからどうするかは本人次第だが(でも、日本の環境ではこれ以上強くなるとは思えない)。

明日は、ムービングサタデイ...カプルスやウェストウッドを楽しみたい。

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2012年4月 6日 (金)

2012年マスターズ1日目

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朝4時起きで見ることになった。
年々作り過ぎになって行き、プロ達の使う道具が我々の参考にならないのを確認する作業にもなって行くけれど...

そこは、「春のゴルフ祭り」。
華々しく明るく、浮かれた調子があってもいいだろう。
だって、元々はボビー・ジョーンズのプライベートコンペだもの。

初日のスコアで、優勝は誰になりそうだかなんてとても判りやしないけど、それぞれの立場が見えて来るのが面白い。

昨日書いた面々では、キロスが6オーバー、石川4オーバー、ドナルド3オーバー。
この辺は明日好スコアを出さなくてはカットされるので、苦しいだろうなあ。
スネデカー、ウッズ、カプルスがイーブン。
マキロイ、カブレラ、松山が1アンダー。

ちょっとしくじったのががミケルソン2オーバー、ダレン・クラーク1オーバー。

トップは、メジャー無冠のリー・ウェストウッド、5アンダー。
ウェストウッドもこういうチャンスで勝てないと、あのコリン・モンゴメリーのようにヨーロッパで圧倒的な力を発揮しながら、遂にメジャーに勝てなかった悲劇の二の舞いだ。

面白いのはバッバ・ワトソン。
プロらしからぬスイングで300ヤードオーバーを連発し、全てのボールを曲げて打ってくる。
小技も上手いし、パットも悪くないのに、今日は3パットを何度も...問題はハートだと以前から言われていたけれど、これを乗り越えたら時代を作るゴルファーになれるのに。
...でも、あのスイングで世界一になってしまったら、彼で記事を作らなくてはいけないゴルフ雑誌やレッスン担当者は相当悩むだろうなあ...あれはバッバ・ワトソンだけの、彼が独学で作り上げた独特のスイングだから。
...でもピンクのドライバーは流行らないと思うなあ(笑)。

明日は、カットされる前後のゴルファーのサバイバルゴルフが面白い。
誰が落ちて、誰が残るのか。

今日も早く寝るとしよう。

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2012年4月 5日 (木)

いよいよ2012年のマスターズが始まる

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今日から(日本時間のテレビ放送は明日の早朝から)、いよいよ2012年のマスターズが始まる。
毎年書いていることだけど、ゴルフのシーズンというのはマスターズから始まり、全英オープンで終わるような気がする。

勿論、ゴルフは雪や嵐の時以外は1年通じて楽しめるものだけど、いわゆるハイシーズンはマスターズの4月から全英オープンの7月までという気がする。
(実際にプレーしやすいしコースも奇麗なのは、夏の終わりから冬の始まりの期間とも思うけど。)

そして今週のマスターズ。
オーガスタナショナルでのメジャー第1戦は、まさに「花のマスターズ」という形容詞がぴったり来る。
実際にはショービジネスの国アメリカの祭典らしく、花を間に合わすための仕掛けや、コースを奇麗に見せるための細工が完璧に施された「人工」の祭りでもあるのだが...

それでも花のマスターズ、見たい選手が勢揃いする。
1番は、テレビにあまり映らない歴代の優勝者達の姿。
その中では、今回石川と一緒の組になったフレッド・カプルスが、一応優勝争いに一番近いシニアではなかろうか。

そして、昨年三日目まで独走しながら最終日に大崩れしたローリー・マキロイ。
その後の全米オープンで歴史的独走優勝しながら、その後はパッとしない成績だった。
ただの強いゴルファーから、歴史を作るゴルファーになるためには、今年のマスターズで勝たなくてはダメだろう。
他にオーガスタでの活躍を見てみたいのは、アメリカのバッバ・ワトソンとスペインのアルバロ・キロス。
ただの飛ばし屋というだけではなく、小技の切れも併せ持つ二人が、ここで弾ければ一挙に世界のスーパースターになると思う...この二人、ひょっとすると時代を背負うかもしれない能力を感じるのだ。
他には、プレースタイルが好きなブラント・スネデカー、世界ランク1位でも「小物」の感覚が消えないルーク・ドナルド、かってホワイトタイガーと呼ばれたアダム・スコット。

騒ぎまくり、メディアの記事の中心になるであろうタイガーや、唾はきまくるキーガン・ブラッドリーの姿は見たくない。

石川や松山は、予選を通れば合格だろう。
今年の組み合わせは、まわりやすいベテランゴルファーと一緒になったと思うが、彼等ベテランの底力を感じ取れれば将来に大きなプラスになると思う。

さあ、明日の早朝から、睡眠不足の日々が始まる。

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2012年4月 4日 (水)

遺産

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ゴルフ場で父が倒れた、と言う連絡を受け取った。
父が一人で住む故郷にMさんと妹の二人が帰って来た時には、既に近所に住む人達の手で葬儀の準備が進められていた。
この故郷の地方では、隣近所の人達の手で葬儀が行われるのが普通だと知っていたMさん姉妹は、その隣近所の「組」の人にその後の成り行きを任せた。

Mさんも妹も、結婚してこの地を離れ、父が一人で暮らして15年あまりになる。
Mさんは東京、妹は大阪に住んでいる。
妹は夫婦と子供二人の4人暮らし、夫は公務員で何度か転勤していて、今は大阪にいるがこの先はまたどこかに行くはずだ。

Mさんは、娘との二人暮らし。
夫とは3年前に別れて、娘一人をなんとか育てている。
妹は祝福されての結婚だったが、Mさんは父親に反対されての駆け落ち同様の結婚だった。
いつもは温厚な父が、Mさんの結婚相手には激しく反対したのだ。
「あの男は信用出来ない」「あの男には情がない」「あの男は嘘をつく」...
「お前は見かけに騙されてはいけない」
と言われた...

反対を押し切って東京に出て、一緒に暮らし始めてやっと父親が言った言葉が理解出来た。
ハンサムで見映えのいい夫は女性に持てた。
しかし、楽をしようということばかりでまともに働かず、女性に手を出し、平気で借金を重ねた。
娘が生まれてからも、子供を可愛がるということもなく、反対にMさんや娘に暴力をふるうことさえあった。
借金の額が大きくなっても、浮気をしても我慢していたMさんも、娘に手を上げる夫を見て離婚を決意した...少なくはない借金の肩代わりをすることで、娘を引き取って離婚することに合意出来た。
それから必死に働いて来たけれど、もう限界かもしれない、という時に父が倒れたという知らせが来た。

葬儀が終わった後、「亡くなった後のことを任されていました」という弁護士から話を聞いた。
土地や貯金を妹と二人で分けると、ほぼ1500万円ずつ。
それぞれに生前作っていたという遺書が渡された。

Mさんは、父の残してくれた遺産のおかげで、肩代わりしていた借金の残額600万円程を返済することが出来た。
勿論働かなくてもやって行ける程の遺産を貰ったわけではないので、これからも娘のために働き続けるつもりだが、借金が無くなったという開放感は嬉しかった。

それから、妹への遺書のことは判らないが、自分への遺書には「お前にもゴルフを楽しめる程の余裕ができるといいのだけれど。」と書いてあった。
父には高校時代からゴルフを教わり、何度も一緒にゴルフに行った。
結婚前には、シングルハンデの父といい勝負をするくらいの腕になっていた。
...結婚してからの生活は、食べることに追われてとてもゴルフする余裕はなかった。
父の反対を押し切って家を飛び出した手前、家にはなかなか帰れず、数年前に娘と二人で一度帰っただけだった。

「ゴルフ場で死ぬなら本望だ。」
と昔から言っていた父だから、それは大往生と言えるだろうとMさんは思う。

でも...遺書の最後には
「お前と一緒のゴルフは楽しかった。また一緒にプレー出来たら。」
と書いてあった。

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2012年4月 2日 (月)

パットの極意は「そのパットを入れたい」と思うこと

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パットの極意は「そのパットを入れたい」と思うこと...ピーター・トムソン。

ピーター・トムソンは、一風変わった成績を残したオーストラリアのプロゴルファー。
その最たるものが、全英オープンの5回優勝。
特に1954年から55・56年と3連勝し、その後に1958年・1965年の2回勝っている。
欧州で24勝、オーストラリアで20勝、日本で7勝しながら、アメリカでは1勝だけ。
後年、シニアツアーで11勝してはいるが、アメリカツアーでは殆ど活躍していないので世間的にはそれほど知られているプロゴルファーではない。
しかし、同じ時期には、1953年がベン・ホーガン、1959年にはゲーリー・プレーヤー、1961年62年にはアーノルド・パーマー、1966年にはジャック・ニクラスがそれぞれ全英オープンに勝っているのだから、ピーター・トムソンというゴルファーが彼等と同等以上の力があったゴルファーだったというのが判る。

そのピーター・トムソンの言葉。
「そんなこと当たり前だろう!」なんて、みんな思うだろう。
しかし、まるで禅問答のようにも聞こえるこの言葉、以外に深くて役に立つ。
...自分に照らし合わせてみると、パットを打とうという時に「絶対にこのパットを入れたい」と思っている事って、案外少ないような気がする。

アドレスに入った後で、「このパット、絶対に入れる!」なんて思わないで、「3パットしたくないなあ」とか「バーディーパットなんてはいるわけが無い」とか、「オレはパット苦手だからなあ」とか「この前は5パットしたよなあ」とか考えている。
内心では、始めからそのパットが入ることを信じていない。
「入るわけがない」と思おうとしている。

そして、外すことを前提に、外した後の言い訳を考えていたり、入らないのが当たり前の難しいパットだということをあらかじめアピールしたりする。
そんな準備は、グリーンに上る前から「難しい所に乗ったなあ」とか「下りが残っちゃったよ」とか言っておく。
ボールの所に歩いて行く時には、「老眼になってから傾斜が判らないよ」とか「始めてのコースだから芝目が読めないよ」とか呟いておく。

そんなこと、覚えがあるだろう?
こうしてアドレスに入った時に「このパットを入れたい」なんて気持ちになっているはずがない。
次のパットが「お先に」出来れば、心底ホッとする程度。

じつは私は、「パットなんていうものは、人間の力が6割にゴルフの神様の力が4割」なんて考えているんだけれど、それもきっと「このパットを入れたい」と思ってこそのこと。
「入れたい」と思っていないパットなんて、ゴルフの神様だって手を貸してくれるはずがないだろうし、まず9割は入らない。
入るのは打ち損なったときだけ。

次からは、パットを打つ時には「このパットを入れたい」と念じてから打ってみよう。
不安や迷いや、言い訳や格好付けを抑えてそんな気持ちになれたなら、今までよりは気持ちの籠った転がりのいいパットが打てるかもしれない。

...それでも入らないときは入らないと思うけどね。

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2012年4月 1日 (日)

2012年オープンコンペ第1戦

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29日に、オープンコンペに行って来ました。
29日だから、賞品は「肉」という大日向カントリー倶楽部のオープンコンペ。

9ホールのパーティーの無いオープンコンペは、オープンコンペとは名ばかりの「ただの賞品付きゴルフ」に感じてしまうので、「オープンコンペ挑戦記」の枠に入れないのだが、ここは18ホールの新ペリア。
久し振りに18ホールのスコアを考えて楽しめる。

勿論この日にコンペに出るのは、天気予報で暖かく風も弱いゴルフ日和になるという事が判っていたから。
風は本来強い方が好きなのだが、花粉症でやられているこの時期は、花粉まみれになりたくないのでこういう天気でいい。
大日向カントリー倶楽部は、富沢誠三設計という所であまりトリッキーさは無いという事は想像がつく。
ただ、コースの評判は「広くておおらか」...コースのHPでも、「OBが少ないコース」とあるくらいで、本当の打ち始めのゴルフには手が縮まなくて良いだろうと思っての参加。

実際にコースは広くて緩やかな傾斜でブラインドホールも極端に少なく、また2グリーンなのでグリーン周りも広くてゴルフが崩れ難いコースと言う印象。
そしてグリーンもこの時期にしては良い仕上がり。

調整には充分と言う状態なのに、落とし穴はスタートホールだった。
スタートの1番がいきなり「ドラコン」。
そりゃあ、ホールは真っすぐだし広いし、ドラコン向きだとは思うけど...スタートの1番は無いよなあ(勿論それがコースの狙いで、意外な人がとれるチャンスを作るつもりだろう)。
その罠に引っかかったのが自分というわけ...一応ドラコンはある所ではフェアウェイに行きさえすれば取ってるし、賞品は結構いい和牛だと言うし(笑)。
体が慣れてもいないのに「オリャアー!」と振った一撃は、感触は良かったものの・・・途中から左へ左へと巻いて行き...左の林の奥の崖下へと消えて行った...OBじゃ無いと言うけれど。

これで罰が当たったか、左へのボールが嫌で打った2番は右に遥かに曲がって行って...
次からは、得意の右へ左へのワイパーショット炸裂の状態。
結局フェアウェイキープは、たったの2ホール...そこでは簡単にバーディーとパー。
他のホールでは殆どがグリーンを狙えない「出すだけショット」が2打目となった。
ドラが悪いのか自分が悪いのか、それは後で考える事にして、アイアンの切れが久し振りに戻って来たのが嬉しい。
打った瞬間に満足出来る手応えのショットが、結構多かった。
これは、これからのゴルフの一番の楽しみになる。

新ペリアのハンデは、東では完璧にはまってアンダーとなったが、西のロング・ショートが入れ替わっていたため、トータルネット72・2で終わった。
これでも、普通の80人くらいのコンペでは10位以内確実なのだが、この「肉のコンペ」は人気があるという事で参加者136人。
おまけに、いつも出ている人が多いとかで、みんな「ここは先週はハンデホールだった」とか「今日はここが怪しい」とか...

なんとネットパープレーでも16位という厳しい結果。
10位以内に入るためにはネット71・6まで行かなくてはならないとは...優勝は69・0!
自分の新ペリアの成績として上出来だったけど、ほかの人の成績が良すぎると言う事。

ただ、うちの奥さんがなんと125位で飛び賞ゲット...実に旨い大田原牛のステーキ肉の大きいのが2枚も入っていた。
これなら、人気でみんなが狙うのも判る。
(参加賞は牛肉のハンバーグ2個だった。)

一緒にまわって頂いたKさんとHさんはこのコースのメンバーで、殆ど毎週ここに来ているそうだが、二人ともシングルの腕なのに「6インチルール」を多用していたのが惜しい。
例えば崖下に落ちたベアグランド上のボールを、近くの芝の上に乗せて打つ、なんて事は...
それを何度も繰り返して70台でまわった所で、胸を張れないゴルフだろうと思うのだが。
まして、コースの競技にも参加していてハンデ向上を目指しているのなら。
お二人とも実に好感の持てるゴルファーだっただけに、それが惜しい、と。
私がノータッチでプレーしていて、ディボット跡からアプローチするとき、二人して「動かしていいんですよ!」と言うのも...「?」。

...さあ、これから2012年のゴルフをスタートする。
自分なりの、「いいゴルフ」を楽しむ一年にしたい。


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