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2012年5月22日 (火)

ボールを打つ時には、消極的から積極的へとの順番で考える

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「ボールを打つ時には、消極的から積極的への順番で考える」...ケン・ベンチュリー。

ケン・ベンチュリーはツアー14勝、メジャーは1964年の全米オープンの1勝のみだが、マスターズで56年・60年と1打差の2位と惜敗している。
後年、レッスンプロとして超一流の存在となった。
現役時代は、最高のロングアイアンプレーヤーと言われた。

ケン・ベンチュリーは、ショットを打つ際に最後に考えた事が結果に現れる事が多いと言う。
例えば、「フェアウェイ右に打ちたいが、左のOBが気になる」と考えた場合は、殆どの場合そのOBの方向にボールは飛ぶ。
また、「グリーンに乗せたいが、手前の池が気になる」と考えた時には、大抵の場合池に入れてしまう。

それと逆に、「左がOBだが、右に打って行こう」と考えた場合には、ちゃんと右に打って行ける。
「池が気になるけど、グリ−ンに乗せて行こう」と思えば、グリーンにボールは飛んで行く。

自分に照らし合わせて、覚えがある人が多いんじゃないだろうか?
ゴルフは技術だけうまくなっても、それがスコアに直結するものじゃない、という事は多くの人が実感しているだろう。
ほんの小さな心の動き、針の先のような不安感、小さなかけらのような恐怖感が、それまでの練習で作り上げたスイングを壊してしまうのだ。
あんな小さなボールを打つために、我々は一体いくつの筋肉を動かしてスイングするんだろう?
10?..100?...1000?...あるいはもっと沢山?
それらは、何もなければ十分統合して動けるように練習して身体に覚えさせて来たはずだ。
でも、そのうちのほんのいくつかが、「不安」や「恐怖」や「疑念」という異物で動きが狂ってしまったら...全体の動きは大きく変わってしまうだろう。

そんな異物の混入を防ぐには、実際のプレーでの良い体験の積み重ねで、ガードを強化するしかないと思っている人が多いが...そんな努力も、ショットを打つ前の考え方一つで泡のように消えてしまう。

ケン・ベンチュリーは、「考える順番を間違えるな!」と言う。
先に「積極的な事」を考えて、その後「消極的な事」を考えては、ショットは後に考えた「消極的な事」に影響されて消極的な結果になりやすい。

まず「消極的な事」を考えたら、その後必ず「積極的な事」を考えてショットした方がいい、と。
「グリーンに乗せる」「池は嫌だ」ではなく、「池は嫌だ」「グリーンに乗せる」だ。
もっと積極的に考えるには、「XXは嫌だ」「OOをするには、OをOすればいい」と考える。
そうすれば、身体はその目的のために動いてくれることになるだろう。

ゴルフ程、人間の力だけで遠い距離を動かすスポーツは他にない。
地面から動かないゴルフボールを、遠くへ飛ばすのは全て自分の動き。
その自分の動きは、小さな心の動きに大きく影響される。

だから、ゴルフは深いし、面白いし、飽きない。
身体の動きと共に、心の動きもコントロールする...それが出来たら、ゴルフはもっと面白くなる。

ケン・ベンチュリーの言葉、試してみる価値はある。

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