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2012年6月

2012年6月30日 (土)

全英オープン話...1  (松村信吾)

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トム・モリス・シニアとウィリー・パーク・シニア

全英OPが1860年十月十七日に始まってから、150余年が経つが、元々この大会はこの前年に亡くなった“プロの始祖”アラン・ロバートソン(1815~1859)の後継者を決めるアマチュア抜きのプロ(当時はその言葉は無かったが)トーナメントであった。

会場はスコットランド西海岸のリンクスプレストウィック、主催も同地のプレストウィックGCの単独によるもので、試合方式は12Hのコース(3799ydで各ホール132~578ydと変化に富んでいた)を三回廻るメダルプレー、優勝者には大枚30ギニー(£31.10シリング)のチャンピオンベルトが用意され、三連勝者に永久贈呈される事が決められた。

 大会の参加者は八名で、主催であるプレストウィックの会員達は所属プロのトム・モリス(1821~1908)の優勝を信じて疑わなかった。
というのもモリスは参加者中最高のプレーヤーと見られていただけで無く、所属十年目で12Hのコースも彼が設計し、地の利があった上、彼と亡き師ロバートソンの最大のライバルであったマッスルバラの双子のダン兄弟はイングランドにいて参加しなかった為で、この大会も彼の売り出しの意味合いが有ったのだが…

蓋を開けてみると、意外な事にダン兄弟の後輩にあたるマッスルバラのウィリー・パーク(1834~1903)が174ストロークでモリスを二打押さえて優勝する大番狂わせが起きた。
 この大会以前にも二人は賞金マッチで戦いパークが二勝しているが、この大会から二人は宿命のライバルというべき戦いを繰り広げて行く。
これは大抵のゴルフ書籍に書かれている事なので少し掘り下げると

モリスは正確かつ堅実なプレーと長〜中距離パットに定評が有ったのだが、なぜか60~45㎝程度のショートパットを余りにもミスする欠点があり(恐らくイップスだったのではないか)彼と親しかったR&Aメンバーが『プレストウィック在住ショートパット外し屋殿』と手紙を送ったら届いた話が残っている。
 一方パークは下馬評で冒険がちと低く見られたが、長身大躯のハードヒッターであると共に息子のウィリーJr.(1864~1925、全英OP二勝)の名声に隠れ気味だが息子同様『パットの神様』と称されたパッティング巧者であったのだ。

タイプの全く違う二人のプレーは人を引き付け、大会の方もお互いに獲ったり獲られたりを続け1・2フィニッシュが四回有り、第八回大会までの間、六回大会のアンドリュー・ストラス(1836~1968)の優勝を除き、全英OPはパーク・モリスの独壇場であった。
(パーク1860,63,66,74優勝、モリス1861~62,64,67優勝)
更に彼等の戦いの感の強かった大会にモリスの息子達(トムJr.、J.O.F)やパークの兄弟(ムンゴ、デヴィッド)等も加わって初期の大会を彩り、1860年代終盤にはトム・モリスJr.の伝説的な活躍へとシフトして行く。


・参考文献
摂津茂和コレクション?ゴルフ史話       摂津茂和 1992ベースボールマガジン
摂津茂和コレクション?ゴルフ千夜一夜     摂津茂和 1992 ベースボールマガジン
ゴルフ名勝負物語               摂津茂和 1975報知新聞
ゴルフ殿堂の人たち              ロス・グッドナー著 水谷準訳 1982ベースボールマガジン
セントアンドリュース物語           角田満弘・邸景一・三島叡共著 2001日経BP
ゴルフギネスワールド             ドナルド・スティール著 岩田貞夫訳 1982 講談社
Golf In The Making(二版改定版)        Ian Henderson&David Stirk共著 1986
Antique Golf Collectibles (第三版)       Chuck Furjanic 2004
・参考サイト
The Open Championship Official Site


(松村信吾さんへのコメントは、「松村博士へ」として書いて下さい)

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2012年6月29日 (金)

寝ていい?

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誰も遊んでくれないし
脱走する訳にも行かないし
お腹が空いている訳でもない

じゃあ
寝るか

一応飼い主の我々の顔を見てから、徐に寝る準備に入る。
暑くも寒くもないし、外から吹いて来る風は気持ちがいいし...

...おやすみ。

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2012年6月28日 (木)

距離計

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久し振りに、クラブ以外のゴルフの小道具に興味が湧いた。

今はかなりのゴルファーが使っているGPS距離計。
最近は「まだ回った事の無いコース」でプレーする事を優先している自分としては、殆どがセルフプレーという事もあり、「使いやすいもの」なら欲しい道具だった。

以前からセルフプレーを楽しむための道具としての「距離計」には興味があった。
実際に、以前はニコンやライカの高級な「レーザー距離計」を使っていた事もあったが、すぐに手放してしまった。
その理由は、かさばる事と、測れる距離が「見える場所」に限られる事だった。
それに、見えたとしても「ピンまで」を計るには、手ぶれや測距対象の小ささなどが問題になり、結構時間がかかったり確信が持てない場合も多かった。

みんなが持ち始めたGPS距離計には興味はあった。
何より、見えないピンにでも距離が判り、誤差も少なく、操作も簡単だし、持ち歩くにもかさばらない大きさのものは欲しかった...
だけど、自分にはそれを使えない大きな問題があった。

元々、目が良くて遠くまでよく見えた。
40代までは左右2・0の視力に自信を持っていた。
それが50の前後から、近くが見えにくくなくなった...というより、ピントが合わなくなった。
...はじめはそれに気がつかず、自分のイラストが下手になったなあと頭をひねる事が多くなった。
それがある日、スコア提出所に偶々置いてあった老眼鏡を何の気なしにかけてみると...「わあ!」と声が出た。
世界が(というより近くの世界が、文字が、絵が)急にはっきり見えたのだ!
自分が老眼になっていたと気がついた瞬間だった。
元々眼鏡をかけた事が無かったし、目には自信があったから、そんな事に全く気がつかなかった。

それからは、近場は全て老眼鏡のお世話になりっぱなし。
それもパソコンで作業する事が普通になってからは、順調に老眼は進んで来た。

で、友人に借りてみたGPS距離計は、肉眼では全く読めない。
使う度にポケットから老眼鏡を出して見なければならない。
その面倒臭さで、GPS距離計を使う事は諦めていた。

それが最近、新製品とやらで「声で教える」距離計が出ていると教えてもらった。
ボタンを押すだけで、グリーンセンターまでの距離を言ってくれるとか...
...これは使えるかもしれない。

値段を見ると14000円くらいという事。
使った人の評判も悪くないみたいだし。
欠点は防水でない事と、グリーンまでの距離しか判らない(ハザードまでとかは判らない)、それに帽子につけるには少し大きいんだとか。

もう少し安く...1万円を切るなら買うつもりなんだけど、微妙な値段だなあ。
本当に、色々世の中進歩するもんだと思う。
でも、伝統的なゴルフを愛する人はこんなものの使用は、絶対反対なのかな。
コースを知っている人と初めての人とのハンデが、こういった道具で少なくなるなら、良い道具だと思うんだけど。

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2012年6月27日 (水)

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Mさんは75歳になる。

小さな工場で、少ない給料で、中学卒業から懸命に働いて来て,あっという間にこんな年になってしまった。
結婚しそびれて、一人暮らし。
故郷にももう知り合いはいないし、近所に酒を酌み交わす程親しい友人もいない。
金を貯める事が出来た訳でもないし、出世した訳でもない。
ただ、小さな家を買う事は出来た。

そんなMさんだが、一つだけ贅沢をして来た...それがゴルフ。
自分にはまるで縁がないと思っていた遊びだが、30年以上前に工場の社長に連れて行ってもらって夢中になってしまった。
運動神経に自信があった訳でもないので,何時までたっても上手くなれなかったが...面白かった。
汗と油にまみれた日常とは全く違う世界で、別な自分になった気がして白球と遊ぶ事は、Mさんの今までの人生に無かった「輝き」を感じた。。
辛い仕事も安い給料も、一人暮らしの寂しさも,月に一回ゴルフに行く事を思うことで我慢出来た。

道具は社長のお下がりで、ボールはロストボールを買い、ウェアは季節外れの品を安く買った。
それでも当時のプレーフィーは高すぎて、特にMさんが唯一休める土・日に行くためには、一ヶ月他の全てを我慢して暮らさなければならなかった。
それでもMさんには、ゴルフに行く事が楽しみでしょうがなかった。

しかし,やがてバブルが終わり不景気がやって来た時,工場も経営が苦しくなって,社長がゴルフに行く回数は激減した。
いつも社長に連れられて行っていたMさんは、年に1〜2回行くのがやっとになってしまった。
これは辛かった。

そしてさんざん悩んだあげく、Mさんは暴落して来た会員権を貯金の殆どをはたいて購入した。
わりと新しい、会員権が暴落したコース...資産としては危険だが、プレーするには余裕があると言われたコースだった。

...しかし,世間の噂通り、間もなくコースは倒産、経営者の交代、そして再び倒産...現在は大手のゴルフ場経営会社の傘下のコースになった。

そんな激動の時代に、会員権が紙切れになった事に関係なく、Mさんはこのコースでプレーを続ける。
75歳の今でも、3月、4月、5月、6月,そして10月、11月、12月に月一回ずつ。
...自分では「ゴルフが出来なくなるまで」、できれば「死ぬまで」このコースに来続けたいと思っている。
スコアは関係ない。

Mさんは、あるショートホールのティーグランドのずっと後ろにある「さるすべり」の木に会いたいのだ。
もう20年以上経ったので、かなり大きくなっている。
今年の初夏にも、また奇麗な花を咲かせるはずだ。
...その木の下に、小さな石が置かれている。
その石には、「198X年 5月X日 XX番 135Y」
そしてその下に「M ホールインワン記念植樹」と刻まれている。
Mさんがこのコースに入ってそれほど経ってない頃に、達成したホールインワンの記念に植えた木なのだ。

そのホールインワンのショットの感触は,今でもはっきり覚えている。
決していい当たりではなく,トップ気味に当たって手が少し痺れていた。
方向は良かったけれど、まさか入っているとは思わなかった。
グリーン上にはMさんのボールは無くて、奥や手前を散々探したあとの「あった!」だった。

Mさんは、この木に会うのが楽しみでしょうがない。
結婚も出来ずに、ゴルフも上達出来ずに、まして仕事も特別な事は無く、名も知れず生まれて、名も知られずに生きて、名も残らずに消えて行く...自分はそんな存在だと思っていたMさんに、生きていた証が出来たのだ...そう思っている。

Mさんは今日もまたこのホールに来て、前の組が終わるのを待つ間に、このサルスベリの木の下に来て話しかける。

「お前は私の生きてきた証なんだから、今年も奇麗な花を咲かせてくれよ。」

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2012年6月26日 (火)

俗物の悩み

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ドラの調子が今一だ。
アイアンはそれなりに当たって来たけれど、ドラがどうしても落ち着かない。
今使っているドライバーは、自分の感覚で8・5分の力で振れると、落ち着いたいい弾道でそれなりに飛距離も出る。
それ以上ちょっとでも力が入ると左に巻く。
ちょっと軽く打ちすぎると、右に逃げて行く。
その加減が難しい。

どうしても最初の数ホールで、右や左に行ったのを調整して行く事になる。
それが大怪我にならなければいいが、OBや1ペナや、林や池に行ってしまうと、最初の3〜4ホールで大叩きとなり、下手すれば回復不能のスコアになる。

去年ずっと酷いチーピンに悩まされた前のエースドライバーだが、そのチーピンになった理由が最近分かって来た。
...原因は、太り過ぎ。
それによるバックスイングの肩の回転不足、グリップが身体から離れる、手だけでボールを捉まえに行く、腹が回り難いために早めに腰が開いて、はじめから左に打ち出してしまう....

40頃までは体重70キロそこそこをキープしていた。
50を過ぎると80キロを超えて、腹だけが成長し始めた。

今は、90キロギリギリの攻防を続けている。
主食は減らしているのだが、酒と摘みがそれを上回って成長を促しているらしい。
そして、パソコンの前に座る時間が(仕事でね)長いことによる運動不足。

腰痛はずっと続いているが、なんとか背を伸ばして早足で歩くことを続けることによって重症になるのを防いでいる。
...しかし、急な動きや速い動きをするには、腰に違和感と痛みが続くのが怖い。
そして長く痛みが続く膝は、今は一応小康状態...ただし、ついうっかり高い所から飛んだり、階段を駆け上がろうとすると強烈な痛みを感じる。

...これらを軽減する方法は判っている。
10キロ減量すれば、自分の身体は倍以上早く動けるようになるだろう。
そうなればチーピンは無くなるだろう。
飛距離は50ヤードは増すだろう。
腰も膝も痛みは半減するだろう。

ならば、体重を減らせばいい...問題は簡単だ。
普通のダイエットなら出来るだろう。
食事を抜く事だって勿論平気。
...どうしてそれで太るのか?

(自分は、自他共に認める俗物だから)
...酒と摘みの喜びを我慢する、立派な心が無いだけだ。

遠い昔に、「判っちゃいるけどやめられない...」なんて歌があったっけなあ...

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2012年6月25日 (月)

ボールの打とうとする一点を凝視しろ!

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「漫然とボールを見ていてはいけない。ボールの打とうとする一点を凝視しろ!」...ジェームズ・ブレイド。

ジェームズ・ブレイドは、1900年当時ハリー・バードン、J・H・テイラーとともに「ゴルフ界の3巨人」と呼ばれた名手。
全英オープンで、ハリー・バードンの6勝に次ぐ5勝を挙げている。

で、この言葉。
賛否両論、功罪分かれる言葉だとも言える。
基本的には、「ボールから目を離すな!」、「ボールをじっと見ろ!」という言葉はレッスンの基礎の基礎とも言えることで、多分ゴルフの歴史上変わらず言われ続けて来た言葉。

今だって、巷の練習場の何処でだってこの言葉が言われない日はないだろう。
ついインパクト前に打とうとする方向に気がとられて、ボールから目を離して頭を上げてしまう「ヘッドアップ」。
あるいはスイングに気をとられるあまり、打った結果を打つ前から見に行く「ルックアップ」。
同じ事だが、「ボールから目を離したから、ミスになったんだ」と誰もが信じている「ミスの理由」だ。
レッスンプロでも、昔のレッスンプロには「xxの一つ覚え」のように、一日中それを言い続ける人もいた。

勿論正しい言葉。
間違いじゃない名言だ。

しかし、自分はこういう言葉を守りすぎるためにミスが酷くなる人が沢山いるとも思っている。
正しくこの言葉を守っている訳じゃなくて、それを忠実に守ろうとし過ぎて悪い動きになってしまっている人だ。
一番多いのが、「ボールをしっかりと凝視する」為に、アドレスから首を下げてボールに向け、目とボールの距離が近くなっている人。
背中は猫背になりやすく、顎はしっかり引き過ぎて、バックスイングすと顎にぶつかるために肩が十分に回らない。
そのままでは肩が回ってないために、ダウンスイングでもヘッドスピードは上がらず、距離が出ない。

ボールを凝視したままもっと肩を回そうとすると、左肩を下げて小さくなってまわす。
あるいは上体を起こして、手を上げる。
...自分では、一瞬もボールから目を離さないでスイングしたと思っているのに、ボールにちゃんと当たらない。
凄くスイングが窮屈で、気持ち良く振れない。

思うに、ボールから目を離さないのに上手く打てない人は、ボールから目を離してしまってミスする人より多いかもしれない。
「ボールを見ろ!」はゴルフを始めた時にまず最初に言われる言葉だから、ボールから目を離せる人は本当はごく少ないのだ。
むしろ、「ボールをずっと見続けようとしながらスイングする」事で、頭の上下動や左肘の引け、肩の回転不足、ヘッドスピードの不足、当たらないんじゃないかという恐怖感が多くなっているんじゃないか?

最近は、いろいろなプロが「ボールは何となく見えていればいい」とか、「ボールはぼーっと見ろ」とか言う人が増えて来たけれど、これも正しいと思う。
つまり、いろいろなゴルファーにとって、じっと見ていい人もいれば、ぼーっと見た方がいい人もいるってこと。
例えば頭を下げてボールを見すぎるビギナーなら、顎を上げて「ボールは下目使い」で見た方がいいかもしれない。
ある程度上手くなって、結果ばかりが気になるためにボールの捕まりが悪いような人は、打った後もボールのあった所を凝視し続ける方がいいかもしれない。

その上達の段階や、その人のミスの出方によって、ボールの見方は変わっていいんじゃないだろうか?
名言に間違いはないと思うが、弊害もあるかもしれないということ。

自分は、視界の下辺りにボールを確認する程度の方が結果はいい。
クラシックアイアンなどを使って、ボールの下半分にきっちり打ち込もうなぞと打つポイントに集中すると、頭が上下動するクセがあるようだ。

基本の基本の名言も、やるとなると奥が深い...

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2012年6月23日 (土)

松村信吾(博士)の「ゴルフ史発掘ノート」始めます。

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友人に、松村信吾氏という「類い稀なゴルフ史研究家」がいます。
まだ若い年齢ながら、その恐ろしい程の集中力と努力で世界中から資料を集め、殆ど日本では紹介された事のないゴルフの歴史上のエピソードを集め・調べ・整理しています。
彼は、そのあまりに凄い知識量のために、我々の間では「博士」の名で通っています。

私個人としては、著名な研究家として知られる摂津茂和氏や、エピソード研究に情熱を燃やした夏坂建氏に勝るとも劣らない知識の豊かさだと思っています(彼は作家ではありませんので、ストーリーテラーとしての才能の比較は出来ませんが)。
彼はまた、ヒッコリークラブの修理調整などの研究も重ね、独自の技術習得にも情熱を注いでいます。

その彼の今までに調べ上げた膨大な研究結果を、今の日本の現状では世に出す方法が見つからないために、私のブログを使って週1回程度ずつ発表して行く事にしました。
本来なら、これだけの研究結果はゴルフ雑誌などに発表されるべきだと思いますが、現状日本のゴルフジャーナリズムというのは広告収入と引き換えの新製品販売促進がメインであり、人気プロの技術紹介がメインで、このような真面目な研究を長期に取り上げてくれる所はありません。

私のこのような軽いブログで、彼の研究がどのくらい受け入れられるかはわかりませんが、とりあえず彼の研究を「世に出す」為に、このブログを使いたいと思います。

一応毎週土曜日に発表して行くつもりですが、彼にとっては仕事ではありませんので多少不定期になるかもしれません。
彼の研究結果の発表の部分は、全ての著作権は松村信吾氏に属します。
無断転載や流用は、彼の許可がない限り禁止いたします。

私は場所を貸すだけで、彼の研究に一切手は加えません。

松村(博士)の研究発表、楽しみにしていて下さい。

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2012年6月22日 (金)

外は雨が降っていて...

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外は雨が降っていて
遊び相手の蝶も来ない
からかうように歌うのは
雀と烏とムクドリと...

うちの柚は、やっぱり遅いんだろうなあ。
小鳥の動きについて行けない。
飛んでいる鳥を追うのは到底無理で、枝に止まる度に慌ててそっちを向き直す。
一応枝にとまった小鳥を見つければ、先祖から伝わる狩猟本能が身体に沸き上がってくるらしく、お尻をむずむずと動かして身構えて...

晴れた日に時折訪れるカラスアゲハの動きには、目も身体もしっかりついて行けて、追いかける事は出来るんだけど。
それでも敵は野生の生き物、柚なんぞに捕まる事はあり得ない。

最近、そうした興味ある動きをする生き物に本能を覚まさせられたらしく、箱入り娘の柚が脱走する事が増えて困っている。

野生で生きて行くにはあまりにもひ弱と思える猫なので、もし捕まらなかったらたちまち車に轢かれたり、他の猫に喧嘩でやられたり、怪我や病気になったりする心配があって、脱走してしまうと家族総出での捕獲騒ぎになってしまう。

今の所は逃げ方も拙く、わりと簡単に捉まえられるが...逃げるのが上手くなったら、本当に面倒な事になる。
...まったく、こんなに余計な心配をしなければならない猫を飼ったのは、始めてだなあ・・・

...その分、可愛いんだけれど。

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2012年6月21日 (木)

さて...

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昨日の暑すぎる陽気を言い訳に、昨夜はちょっと飲み過ぎた木曜日。

ゴルフなんて言う、ちょっと贅沢で、ちょっと敷居が高くて、ちょっと食わず嫌いの人が多くて、体験すると殆どの人がハマってしまうと言う、野遊びのことを考える。

ある程度ゴルフができれば、今のゴルフ環境は一日中の球遊びと、昼飯と、風呂までついて、1万円で十分におつりが来る値段で遊べる(勿論「名門コース」や「高級コース」とかいうのは除く)。
...はっきり言って、今の時代に大の大人が丸一日遊んで・食って・風呂まで入ってなんてしたら、どんな遊びも1万円はかかる。
酒を飲みに行ったって、女性の居る所は論外だし、小料理屋でも摘みや酒に贅沢すれば簡単に1万円は越えるし、大衆居酒屋だってちょっと多く飲むとそのくらいは行ってしまう...勿論、ゴルフを遊ぶ時間より遥かに短い時間で。
近所の川で釣り、なんて事だったら安くつくけど、海や沢に入ればそれなりに金はかかる。
散歩くらいならもっと安くつくけど、ゴルフを遊んだ時程の興奮や感動や落胆や後悔などの「感情」の変化は体験出来ない。

が、ゴルフを知らない人がこれから始めるとしたら、これは大変だ。
まず道具を揃えなくてはならない。
これはゴルフというのがクラブや、靴や、ボールや、他の小物を合わせると、恐ろしく沢山の道具を使わなくてはならない特殊なゲームである、ということであり...プレー自体も、ボールを打つ技術の他に基本的なルールやマナー、コースや同伴競技者への気遣い、ゲームの進行への協力など、知っておかなくてはいけないことが沢山ある。
まあ、クラブや道具は中古で揃えれば安くなるし、ルールやマナーもその気になれば本やネットで自習は出来る。

手っ取り早いのは、練習場などでやってる初心者スクールに入るのが一番。
結局長い目で見ると、こうしたスクールでちゃんとしたレッスンプロの基本から教えてもらった人の方が、自己流で始めた人よりも遥かに進歩が速いし、上級者にまでいく人が多い.

始めたあとは、残念ながら世の常通り、「金と時間」をかけたものの方が上手くなれる。
それ以外の方法で上達しようとする人には、「金と時間」のある人間の数倍の努力と情熱が必要となる。
...もっとも、そうした大変な量の努力や情熱は、「ゴルフにハマった人達」にとってはそれ自体がゴルフの楽しみとなってしまうので、不利や損な時間とは言えないんだけれど。

そうしてある程度スコアを気にするようになると、自分のゴルフの行き先を考えた方がいいだろう。
つまり、自然や他のゴルファーとの戦いが中心となる「競技ゴルフ」の世界に挑戦するか、造られた自然ではあっても四季折々の空気や風を楽しみホールを旅する旅人になるか。
どちらであっても、(情熱が続く限り)楽しんで行くうちにスコアは少なくなり、ヒットする技術は上がって行き、より深くゴルフを楽しむようになることが出来る。

ただ、自分のようにある程度年を取ってしまうと、修行僧のようにゴルフに打ち込み、忍耐と我慢と克己心と不退転の決意と....真剣にコースと対峙し、一つでも少ないスコアを求める求道者のようなゴルフは、「もういいや」と思ってしまう。
自分は全然大した所まで行けなかったけど、そうして努力を重ねて高みへと上って行った人が、たどり着いた先に更に何層も遥か上迄そうした人達が連なっているのに気がつき、絶望している姿を見たことがある。
「上には上があり、きりがない」のだ。
ただ、プロを目指す人だけがそうした道を駆け上がって行く。

...しかし、そんな「スコア」の上に造られた「ゴルフの世界」の他に、古来ずっと続いて来た「コースを楽しむ」世界がある。
ゴルフは、18回の旅と同じ。
求めるのは「スコア」ではなく、その道程の「ホールごとの旅の楽しみ」。
そこに、調味料を加えるなら、ライバルでも友人でも、先輩でも後輩でも、ハンデをつけて楽しむフェアなマッチプレー。
負けたら、せめてその日は尊敬を込めて勝者に敬語を使え。
大金なんか賭けてはいけない、ホールアウト後の一杯のビールかコーヒーでいい。
勝者は敗者のプレーを褒め、そのゴルフを認める。
敗者は、勿論勝者にそのショットを讃え、絶妙なパットに賛辞を贈れ。

そしてお互いに、次回の対戦まではその態度を変えてはいけない。

....スコアの事ばかり言わないで、そんなゴルフを楽しんでみない?


梅雨の合間のひととき、徒然なるままに思う、ゴルフ雑感です。

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2012年6月20日 (水)

ブロガー・K子

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K子さんは、ブログを開設して2年になる。
仕事に必要なパソコンに慣れるためと、日常のあれこれを日記代わりに書いて行こうと思って始めたブログだった。

しばらくするとK子さんは、自分のことではブログに書くことが無くなった。
そこで、仕事先であるスポーツ量販店でのことを書くようになった。
K子さんの担当は、ゴルフショップ。
若い新卒のゴルフ部出身の男性社員と、レッスンプロの資格を持つベテラン男性社員がいる。
K子さんはゴルフをやったことはなかったが、ゴルフの担当になってから一生懸命にゴルフの知識は増やした。
商品知識は勿論、ゴルフの歴史やスイングなどの技術についても勉強した。
そして、買い物客に対するレッスンプロの助言や、スイングについての注意、試打する客に対してのアドバイス、道具の向き不向きなどもメモして覚えるようにした。
疑問点は若いゴルフ部出身の社員に聞けば、たいがいのことは丁寧に教えてくれた。

しかし、どうもタイミングが悪いのか、K子さんが実際にゴルフを体験する機会はなかなか訪れなかった。
以前はあったと言う社員のゴルフコンペも、不景気で自粛ということが続いていたし、K子さんが自分からゴルフデビューするには時間も金も情熱も足りなかった。

...ブログで、仕事で覚えたお客さんの事を書いた。
自分の希望と現実の実力の違いのために、殆どの人がオーバースペックのクラブを買って苦労していること。
自分のスイングスタイルと合わないクラブを買って、上達できない人。
そういう人は、こんなクラブを使った方がいいのに...

そんな記事が思わぬ評判を呼んだ。
コメントで質問が相次ぎ、それに対して仕事で覚えた忠告を丁寧に返しているうちにファンがついて、いつの間にかブログを読みに来る人が増えて行った。
そのうちに「是非、うちのブロガーズコンペに参加して下さい」とか「こんなコンペに参加しませんか?」なんて誘いまで来るようになった。

K子さんは自分のブログに質問が来ると、店でレッスンプロや男性社員に聞いて真面目にコメントを返し...それで、お礼の返事が来るのが嬉しかった。
自分のブログに喜んだり感謝したりする人が少なからずいてくれることが、ブログを書き続ける張りになっていた。

しかし、実際のゴルフのプレーとなると....今から「自分は実際のゴルフプレーをしたことがありません」とは書けない。
「ゴルフは好きか?」 と聞かれると、「好き」だと思う。
でも、ゴルフの知識は沢山持っているにしても、本当は始めてもいない初心者。
今からクラブや靴やの道具を揃えて、一からスイングを教わって、練習を重ねてコースにデビューして...それを自分はやれるだろうか?
「女性ゴルフブロガー」として、評判になってしまった自分は一体...

悩んでブログを休むと、ファンのゴルファーの人から心配するコメントが入る。
そういう人達は、自分が表に出ないので勝手に「美人」で、「上手く」て、「魅力的な」ゴルファーのイメージを作ってしまっている。
K子さんは、自分では騙すつもりなんてなかったのに、勝手に歩き出した自分のイメージに身動きが取れないでいる。

自分は、これからゴルフとどう向き合えばいいんだろう?
ブログをどう書き続ければいいんだろう?

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2012年6月19日 (火)

楽しみのブロガー仲間ラウンド...2報

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と言っても、ネタの漫画です。

全て私の創作であり、作り物であり、ウソですので、誰か思い当たる人や似ている人がいる、というのはあなたの勘違いです。
天気が良くて、コースが面白くて、同伴してプレーする人達が面白ければ、ゴルフのウソ八百は湧いて来ます。

あ〜、それにしてもゴルフというのは思い通りにはいかないもの。
あっちを直せば、こっちがおかしくなり、こっちを修正すれば、良かったあっちが悪くなる。
ごくごく偶に、どれもいい日があったりしても、そんないい日は一瞬でどこかに消える。

本当に、ゴルフの練習っていうのは「モグラ叩き」みたいなもの。

とはいえゴルフの神様ってのは、やったらやったなりの何かに(ほんの少しであったにしても)、どこかでご褒美をくれるもの。

我々普通のゴルファーは、あの全米オープンのような「苦痛」と「忍耐」と「我慢」だけに満ちたゴルフなんかじゃなくて、一ホール一ホール・一打一打に何かしらの楽しみや喜びを感じるゴルフを目指したい。
それがたとえ「競技」であっても、自分を責めるだけの結果になるようなゴルフはしたくない。

今回の、殆どがはじめてお会いしたゴルファー同士であっても、ラウンドが進むうちに旧知のゴルファーのようになるのが一番いい。
仏頂面で、眉をしかめて歯を食いしばって回るゴルフなんて、お断り。

笑ってゴルフを楽しみ、笑ってゴルフを語り合う。

...案外、人生なんて、そんなものがあるだけでいいのかも。

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2012年6月18日 (月)

2012年全米オープン最終日

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見ていて疲れる。
ひたすら地味な展開に、眠くなる。

ゴルフ自体は、世界最高の技術を持ったゴルファー達が、頭と身体を限界まで使ってコースを攻略する高度なものであることは間違いないんだけれど。

いい所に打って行っても、深いラフに入る。
ちゃんと狙い所に落ちたのに、ボールは何処までも転がり、グリーンをオーバーする。
わずか1メートル程のパットを、名手達が次々に外す。
ガッツポーズは、バーディーやイーグルを穫った時よりも、やっとのことでパーをセーブした時の方がよく出る。

例えば深いラフや、バンカー、硬いグリーンなどは、全英オープンと違いはないのかもしれないけれど、全英オープンの開催コースが元からある「自然」を元に難しくなっているの比べて、全米オープンの開催コースの難しさは「人為的」に難しくしているのが判って、何となく悪意のようなものまで感じて見ていて疲れてしまう。

全英オープンのプレーヤーが自然と闘う「強者達」のイメージなのに対し、全米オープンのプレーヤー達は悪意に耐える「犠牲者」のように見える。

だから全英オープンのコースは「いつかプレーしてみたい」と思うのに対し、全米オープンのコースは「あんなとこでプレーするのまっぴらだ」と思ってしまう。

そんな全米オープンの優勝者は、ツア−3勝で最終組から3組前でスタートしたW・シンプソン。
全米オープンによくある、クラブハウスリーダーでの上位が自滅しての優勝だ。
昨年のマキロイのスコアがおかしいので、これがいつもの全米オープンの優勝スコア。
きっと責任者は、この優勝スコアにホッとしているんだろうなあ。

...マクドゥェルは、パターヘッドに噛みつきフューリクはウェッジのシャフトに噛みつく。
やっとバーディーが来たガルシアが怒り出す。
果てしなくバーディーパットを外し続けたエルスが、遂に疲れてパーパットを外す。

そんな気持ちが良く判るゴルフだった...けれども、最終組の二人はプレーが遅い。
特にフューリクは、パットの時に必ず一度構えを決めてからまた全部をやり直す...あれでは時間がかかるなあ、と思わせる...最後にスロープレーの注意が入ったそうだけど。
こんなことも優勝を逃がした原因かもしれない。

あ〜あ、今年の全米オープン、ひたすら「辛いゴルフだろうなあ」と見えてしまって、ストレスが溜まったなあ。


さあ、次は全英オープン。
真の世界一のゴルファーの出現を、期待して楽しもう。

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2012年6月17日 (日)

2012年全米オープン3日目

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そうだった。
殆どの選手はタイガーと回ると、そのスイングによる「シャフトの風切り音」「インパクトの音」、その「飛距離」「弾道」、アプローチやパットの集中力、派手なガッツポーズ、そしてタイガーファンの「声援」「歓声」、タイガーが打ち終わると動き出す雑音....等々で、自分のプレーが出来なくなり自滅して行くものが多かった。
かなり自分の個性を強く持っていたファルドやモンゴメリーでさえ、自分のゴルフが出来なかった(もっとも、コリン・モンゴメリーなんかはタイガーファンと喧嘩までしたんだからしょうがないけど)。

しかし、このジム・フューリクは違っていた。
タイガーがスーパーショットを打とうがミスをしようが、「我関せず」。
自分のルーティンを絶対に守り、自分のペースを崩さない。
最後はむしろタイガーが、フューリクのプレーに影響されているようにさえ見えた。

あまりにマイペース故に、その個性的なダブルオーバーラッピンググリップのスイングと同様、一般受けはせず、むしろ玄人好みのゴルファーとして知られているが、既に全米オープンは一回勝っている。
案外、彼はタイガーの天敵だったかもしれない。

まだまだ、あのコースセッティングでは優勝なんて誰がするか判らないが、1位タイが二人とも全米オープン優勝者というのが面白い。
マクドウェルも、予選落ちしたマキロイの代わりに調子が戻って来ているそうだし、なんとベルギー出身のプロが上位にいたり、17歳の高校生アマチュアが上位にいたり・・・

タイガーはショットもパットもアプローチも、全盛期に比べると切れていない。

それでも、明日の最終日、最終ホールまで優勝の行方は判らないだろうなあ。
1メートル程のパットをボロボロ外す一流プロの姿を見ていると、この試合は精神的にタフなゴルファーの方が勝つことになるんだろう。
いちいちミスする度に顔をしかめるようなプロには、女神は絶対に微笑まないと思う。

最後に誰が、ゴルフの神に祝福されるのか...
そして、そのプロがどんなものを背負ってプレーしていたのか、それに興味が湧いてくる。

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2012年6月16日 (土)

2012年全米オープン2日目

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予選カットの日。

例年通りのどSな設定の、カリフォルニアのオリンピッククラブ。
この全米オープンというのは、昔からパープレーが優勝スコアになるように設定するんだとか...

昨年のマキロイの16アンダーというのが例外中の例外で、オーバーパーの優勝というのも珍しくない。
多分昨年のコース設定というのは「大失敗」という判断だったと想像していたので、今年はかなり難しくしてくると思っていた。
深いラフと超高速グリーンと、長い距離、プラス風が加われば、今年の優勝スコアはせいぜい3アンダーくらいになるはず。

今日のカットで、応援していたB・ワトソン、昨年の優勝者R・マキロイ、世界ナンバ−1のL・ドナルド、初日好調だった石川などが姿を消した。
他にもD・ジョンソンや、T・イメルマンや藤田以外の日本勢もカット。

藤田は持ち前の正確なショットで、6オーバー42位タイ。
1オーバーまで戻せれば優勝争い出来るんだけど。

優勝争いは、タイガーを中心にヒューリク、D・トムズ、G・マクドウエル...
ヒューリクは3日目にタイガーと一緒というのが辛い。
別な組だったら可能性はあると見るんだけど。

そういう意味では、面白い存在と思うのが3オーバーのM・クーチャー。
彼の表情は、「笑っている顔」と「もっと笑っている顔」の二つしかない、というキャラクターが気に入っている。
ショットは正確だし、メジャーをとれば一気に強くなるゴルファーだと思っているんだが。

今調子が上がって来たタイガーと回ると、殆どのゴルファーは壊されてしまう。
なので、タイガー以外に優勝者が出るとすれば、3日目も4日目もタイガーと同じ組にならないで上位に残っている誰か...それが誰かを推理するのが面白い、今年の全米オープンとなりそうだ。

でも、また睡眠不足が続くのか...あ〜あ。

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2012年6月14日 (木)

楽しみのブロガー仲間ラウンド...一報

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梅雨だというのにとんでもない好天気となった今日、グレンモアccで期待していたより遥かに楽しいラウンドをして来た。

メンバーは中心になって4人をまとめてくれた、「ファイターあぶらげの闘魂ゴルフ日記」のあぶらげさん。
そのゴルフ仲間で、まるで仲の良い兄妹にように見える本格派アスリートゴルファー、「ニャンゴル」の風太さん。
そして最近あちこちで美人本格派ゴルファーとして名が聞こえるようになった、「ホワイトタイガ−54のブログ」のホワイトタイガ−54さん。

ホワイトタイガ−54さんとは、以前あるブログコンペでご一緒したことがあり、そのゴルフの奇麗さは確認済み。
あぶらげさんとは、別のブログコンペでご挨拶してお顔は知っていた。
そのあぶらげさんのお仲間で、私のブログにも時々コメントを頂いている風太さんとは初の対面。

でも不思議なもので、ブログを通してある程度の時間をかけていると、こうしてはじめてお会いしても違和感なくゴルフを楽しめる。
,,,まあ、「楽しむ」というにはこのコースで男性は青ティー、女性は白ティーというのはちょっとハードだった。
特に女性が使った白ティーは、大部分が青ティーと同じティーグランドの「前と後ろ」という感じで、かなり距離的にもきつかったと思う。

で、ゴルフはというと....

ホワイトタイガーさんは、ちょっと肩が「XX肩」とかで腕が十分上がらず、以前お会いした時よりも苦戦している様子。
あぶらげさんはと言えば、直前に新潟遠征でゴルフに酒に大暴れしたとかで、さすがに疲れを残している様子。
風太さんは、きちんとしたスイングする方で、ちゃんと当たれば奇麗なドローボールで距離も出る。
しかし、風太さんは前回のここのプレーで、私と同じよう相当痛めつけられた記憶が強く残っているらしく、ホールによってかなり打ち難そう。

私はと言えば、前回のようにシャンクは出なかったものの、ロングホール4つのうち3つで「9」を叩く「大叩き」病が(その殆どの原因はやっぱりFW)。

インスタートで
ー +2 +4 ー +4 +1 ー ー ー   47

アウト
ー +4 ー ー +1 +2 ー ー ー   43

結局90打ち。
でも、パーを勝ち、ボギーを分け、それ以上を負け、とすると11勝5敗2分けで、一応雪辱戦は成ったかな、という感じ。

このドタバタゴルフのエピソードは、いずれ何かの形で2報として描きますね。

お三方、今日は楽しいゴルフをどうもありがとうございました。
多人数のブロガーズコンペはちょっと参加は差し控えたいと思っていますが、こういう形で楽しいゴルフが出来るなら、是非またご一緒に「こんなゴルフ」やりましょう。


あ、もちろん、「飲み会」もね。

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2012年6月13日 (水)

一芸

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Bさんは、今年45になる。
身長170センチ、体重90キロを超える...普通見た目で「デブ」と言われている。
会社では、真面目だが特に優秀な訳でもなく、女性との噂もなく、酒の席でも何もなく、運動が得意という訳では決して無く...要するに、体型以外は殆ど目立たない存在だった。

彼の会社はいわゆる中小企業だが、不景気なこの時代に珍しく好調を維持していて、社長の趣味と従業員の福利厚生のために年に一度ゴルフコンペを開催していた。
Bさんは、運動に自信が無いためにこのコンペが苦手だった。
初参加でブービーメーカー、その後もずっとメーカーかブービーかの位置から外れることはなかった。

そんなBさんの意識を変えたのが、手酷い失恋だった。
同じ部の5歳下の、美人ではないが明るく優しい女性に心惹かれ、彼女の方も不器用だが誠実なBさんを意識するようになっていった。
仕事の帰りに食事をしたり、酒を飲んだりするようになり、何となくお互いに好意を認め合うような関係になった。
近いうちにプロポーズする気になっていたBさんとの関係が壊れたのは、3年前のゴルフコンペの時。
いつも通りブービーかメーカーでしょうがないと、気のないプレーを続けていたのを後ろの組でプレーする彼女が見ていた。

「あなたはきっと私と結婚した後も、普通の生活でああいうプレーをするのよね。」
プロポーズした時に、彼女はこう言って断った。
...間もなく、彼女は他の男性と結婚して退社して行った。

Bさんにとっては、立ち直れない程のショックだった。
あのゴルフの態度がいけなかった...しかし、運動神経のない自分がどうすれば良かったというのか..

その後、もう彼女が戻って来ないことが判っていても、悔いだけが残った。
ゴルフに立ち向かわなければ、自分が価値のない人間のままになると思い詰めた。
しかし、どんなにレッスン書を読んでも、DVDを見ても、レッスンプロについても、ゴルフの腕は上がらず、スコアも悪いままだった。
しかし、ある練習場のプロに「全部が上手くなるのは無理だから、アプローチかパットだけでも毎日やればいい」と言われて、心を決めた。

パットの練習は、いくらやっても自分の練習とコースのグリーンが重ならず、役に立たない。
でも、アプローチなら自分で一生懸命に続ければ何とかなるかもしれない。

それから、毎日毎日、押し入れから布団をたらし、そこに9番アイアンでアプローチの練習をした。
サンドやピッチングウェッジでは、自分の腕ではザックリやトップが多くてダメ。
7番では、全然力の加減が判らなくてダメ...ということで、小さく振ってきちんと当てることに集中出来たのが9番アイアンだった。
手元を小さく動かして、きちんとフェースに当てて布団の下の方に打つ...それだけを毎日欠かさず続けた。
条件を難しくするために、安い座布団を買って来てその上に立ち、座布団の上にマットを乗せて打ち続けた。
その座布団はもう3回も買い替えた。

出来るだけ安いコースでのラウンドを増やし、距離感を必死に覚えた。
勿論、普通のショットはバコン・ポコンと変な音ばかりだし、飛ばないし、曲がるし、一向にBさんのゴルフが上手くなったなんて誰にも見えない。

しかし、3打目や4打目や5打目でも、グリーンに50ヤード以内に来れば、Bさんはほぼワンピン以内に寄せられるようなった。
後は、パットが入ったり入んなかったり。
しかし、2年前のコンペでは、それまでの平均130オーバーのスコアが99で上がれた。
優勝は無理だったが、社内最大の30のハンデが効いて準優勝になった。
一緒に回った上司が「ショットはヘボなのに、なんであのコロガシだけが上手いんだ?」
もちろんBさんは、自分の特訓のことなど言わずに、「運が良かったので...」
...彼のあだ名は「一芸男」と変わった。

ハンデは一気に24に減らされて、もう上位入賞は難しいけれど、Bさんの毎日の練習は続いている。
ただひたすら「コツン」「コツン」と打っていると、気持ちが落ち着き、無我の境地になれるような気がする。
なんにも自信の無かった自分に、打てば打つだけ自信が溜まって行くような気がする。
原因となった彼女のことも、その存在が軽くなって行った。

「一芸男」との呼ばれ名が、自分の社内の存在感を重くさせていると感じる。
上司や同僚の見る目も変わったと思うし、女性の見る目も「無視」から「存在している」に変わったような気がする。
...なにより、嫌々やっていた「ゴルフ」というゲームがだんだん面白くなって来て、ゴルフ自体を楽しめるようになった。

そうだ、この「一芸」を元にして、もっと自分の芸を増やしてみようか...
今はそんな気持ちになりかけている。

勿論、今日も帰ったら1〜2時間は9番を打つ。

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2012年6月12日 (火)

あさっての楽しみ

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何時からだろう,,,

「若いっていいねえ、よく飛ぶよ」
「俺も若い時には君みたいに..」
「まだまだこれからだねえ..」
なんて言われて、いつもその組で一番若いゴルファーだったのに...気がついてみるといつの間にか自分が一番年上、なんて事ばかり。

先日数年ぶりに参加したホームコースの月例では、スタート前の練習グリーンで知った顔に一人も出会えなかった(名門でもないコースはメンバーの移り変わりが激しい)。
以前良く来ていた頃には、キャディーさんも殆ど顔見知りで、見かけるとみんな手を振って挨拶してくれたのに...それが殆ど知らない顔に変わっていた。
...まるで浦島太郎になったような気持ち...おまけに経営が代わったことで進行の手続きが違っていて、スタート前の集合で競技委員に注意され...その競技委員他にも知り合いは居なかった。

やっぱり年を取ったんだなあ。

...なんて溜め息をついていた時に、ブログで知り合っていた女性からゴルフのお誘いがあった。
どちらも美人で男前のゴルフをする女性ゴルファーお二人と、猫好きアスリートとお見受けする男性ゴルファー(当然私よりずっと若い)と。
場所は、以前パーシモンにクラシック黒トップでオープンコンペに挑戦し、なんとシャンク大連発で轟沈したグレンモア。
これは、せめて楽しんで雪辱しなくては、と大喜びで参加させてもらうことに。

そのラウンドが明後日となって、他のお三方が楽しんでくれるようなゴルフが出来るかちょっと心配している(ちょっと前には、某ブロガーに一緒に回った私のせいでスコアが悪くなったと書かれたこともあったし)。

ドライバーを変えて、以前のようなチーピン連発は無くなったと思うけど、場所がピート・ダイのグレンモア...まずスコアとしてはまとまらないだろう。
一ホールでの大叩きは当たり前と覚悟して、何ホールイメージに近くアタックすることが出来たか、を楽しむことが一番な気がする。
トータルスコアではなく、ホールとの18番勝負を何勝何敗で行けるか、だ。
...ボールは沢山持って行かなくちゃいけないとは思うけど(笑)。

お三方のブログを読んで判るのは、ゴルフに対して同じような価値観と楽しみを持っている方々だということ...基本的に笑いの絶えない中に、キラリと何かが光るゴルフになる予感。
天気もかんかん照りよりは、曇りや少しくらい小雨でもあった方がいいくらい。

なんだか、競技やオープンコンペや旧知のゴルフ仲間とのラウンドとは、ずいぶん違った楽しみと期待と緊張を感じている。

...こんなのも、いいなあ...

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2012年6月11日 (月)

右手の使い過ぎを抑えるのは..

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「スイング中の右手の使い過ぎを抑えるのは、ゴルファーの永遠の戦いである。」...ジョージ・ダンカン。

ジョージ・ダンカンは、1920年の全英オープンのチャンピオン。
バーナード・ダーウィンとの共著の「Present Day Golf」が有名。

この言葉、勿論「右利き」のゴルファーへの言葉である。
「左利き」なら、当然「左手の使い過ぎを抑える」ことが問題になる。

いろいろな意見や反論や逆説や、変則な意見が多くあっても、結局殆ど大部分の右利きアベレージ「普通」ゴルファーのスイングのミスは、右手の使い過ぎに起因するのは「真理」だろう。

ゴルフスイング自体は、日常身体が覚えている普通の動きとはかけ離れたものなので、教わった通りに動ければ、大した問題は起こらないはず...
(それは、案外ゴルフスイングというのは力のない女性や、非力で運動神経のない男性の方が「良いスイング」をしていることが多い事の理由でもある)

地面に置いてある小さなボールを、長い棒切れで横に振って遠くに飛ばす...なんて動きは、ゴルフが広まるまでは、人類にはなかった動きなのだ。
モグラや地面の動物を攻撃するには上から棒で叩くだろうし、木こりの動きが近いとはいえ、非常に重い得物で上からぶつける動きは、やはり近いようで遠いとも思える。
なぜなら、ゴルフスイングで「右手」が悪さをするのは、振るクラブが右手1本の力でどうにでも動いてしまう程「軽い」のが原因であるから。
これがせめて野球のバット程の重さがあれば、右手だってそうそう簡単に悪さを出来ない。
しかし、バットの重さのクラブでは、ゴルフの一番の魅力である「飛距離」がままならない。

勿論ゴルフの楽しみは飛距離ではないという人も居るだろうけれど、飛距離を落して楽しもうとした「ケイマンボール」が結局広がらなかったように、ゴルフをする人の殆どは他のスポーツでは決して味わえない「飛距離」に魅了されている。

しかし、その「飛距離」こそが「欲」につながり、「右手」が余計な動きをする原因となる。
右利きなら、たいがいの人は左手より右手の方が力が強い。
そして、左手より繊細に動き、体全体の筋肉も右手を活かせる方向に働かせることに慣れている...右肩が一緒に行き、腰を開き、さらに右足も早く動いて地面を蹴って右手をフォローし、右手に入れた力が更に集中出来るように背筋も腹筋も総動員する。
でも、こんな動きの殆どは「地面に置いたボールを打つ」のとは違う方向に働いてしまう。
・・・軽すぎるクラブと、長いシャフトの先にあるクラブヘッドの動きが忘れられているから。

実際にボールを打つのはクラブヘッド。
クラブヘッドに力が伝わらなければ、身体のどんな動きもタダ働きの間違いダンスに過ぎない。

...先人達は、そんなことを苦労したあげくに理解して、名言の数々を残してくれた。
「ゴルフは左手」
「スイングで大事なのは左手」
「右手が利きすぎればミスになる」
「左手がリード」
「左手がハンドル、右手がエンジン」...等々。

ゴルフの動きというのは、人がそれまでに培った「本能的な動き」と逆な動きが正しい事が多い。
クラブを持って構えた時に、「右利きだから右手で打つ」という自然な思いに疑問符をつけてみよう。

ただ、スイングは「左手で」というのも、間違いだろう。
それじゃあ飛ばないし、ボールに当たる気がしないかもしれないし、トラブルショットなんかで腕力が必要な時もあるし、ストレスが溜まるかもしれない...

この言葉、「右手の使い過ぎを抑える」と言う所がポイント。
決して「右手を使わない」という訳じゃないんだから。

つまり、クラブヘッドに仕事をさせる「右手の使い方」が大事ということ。
その加減、答はそれぞれで見つけるしかない。

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2012年6月10日 (日)

目覚め

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あまりに無防備な寝姿を見ると、人間てのはちょっかいを出したくなるらしい。

今頃の季節は毛皮を来た猫達にも風が気持ち良いらしく、少し動かないでいるとこっくりこっくり居眠りを始める。

ちょっと目を離していると、もう完全に気持ち良く寝ている。
ついこの前までの季節のように小さく丸まることもなく、腹を見せてゆったりと寝ていることが多い。
しかし、その寝姿は同居人達にとってはいじりがいが十分にある代物。
つい腹の毛を触ったり、前足、後ろ足の肉球を触ったり、尻尾をいじくったり...

触らなくても、そばで息を吹きかけたり...(本当に人間てのはしょうがないもんだ。)

そんな気配で目を覚ます猫が、(本当は機嫌が悪いのかもしれないが)嫌な顔もせずに目を開けるように見えるのが有り難い。
目を覚まさせた人間の方は何となく後ろめたく、「あ、ごめん、ごめん」なんて言って、また猫を寝かせようとするんだけれど。

...さすがに、猫も迷惑に思っているのかもしれない。
以前は人の居るところで寝ていたのに、最近は人が居ない所で寝ていることが多くなった。
(それでもしょうもない同居人達は、触りたくなると寝ている場所を探し出しても触りに行くんだけれど)

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2012年6月 9日 (土)

スコアをつくるために?

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どうも最近は、新しい道具に興味が薄くなって来た。
ドライバーだけはまだ今一しっくりしていないから、気持ち良く振れるものがあれば欲しい気はしているけど。

それでも、飛距離はともかく2打目を打てる範囲にバラツキが収まっているN氏のドライバーで、スコアメイクの方向が見えて来た。
最近珍しく毎週一回は練習をしているので、自分の戦う武器としてクラブ選びを考えている。

ドラはN氏ので良い(試しに使った白マナXも、昔の300Sのデュアルアクティブ90Sも満足な結果は出なかった)。
フェアウェイウッドだが、先日の月例でのダボの原因となったので、少し練習場で打ち込んでみた。
その結果は、青マナSのツアースプーンは最近の数ラウンドでは殆ど出番無し...たまにフェアウェイから使っても殆どミス...なので、少しお休みさせることにした。

スチールシャフトの4Wと7Wは、「ウッド」という考えを捨てて「アイアン」としてパンチショット気味に打ち込むと、高く上がりすぎず、飛距離も出て、グリーンで止まることを確認。
ただ「打ち込む」意識のために左に巻きすぎることが多いので、それを注意してスイングすれば使えると判断。
4Wで230ヤード前後、7Wで200〜210ヤードがカバー出来る。

そこでこの数ラウンド使う機会の少ない3アイアン。
7Wをアイアンのように使えると、3アイアンは出番は無くなる。
練習場では7Wのパンチショットで、曲がりも飛距離もイメージに近く打てているんだけれど、コースでどうなるか。

そして、引っ張り出して使ってみて面白かったのが、ピンアイ2プラスの2アイアン(青)。
210ヤードくらいを低い弾道で打って行ける。
わりと曲げるのも言うことを聞く。

そんな風な練習で、来週に迫った「男前の女性ブロガーお二人」と「猫とゴルフ好きの男性ブロガー」さん達とのラウンドを楽しむ道具を決めようと思う。
ただコースがコースだけに、空中爆発して「男前の」女性ブロガーに「ごめんなさい」することになる可能性が大きいけれど。

まあ、どうせスコアなんてその時にパットが入るかどうかが一番大きなファクターだと思っているので、同伴される3人の方に楽しんで頂けるように、気を引き締めなくちゃ。
問題点は、珍しく練習なんか真面目にするから、腰が張っていることくらい。

来週は、そんな楽しみが...楽しみだなあ。

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2012年6月 7日 (木)

さよなら「夢のキャンピングカー」

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いくら抵抗しても、車検の時期が来れば手放さなくてはならなかったディーゼル規制。

燃料効率の良い、より省資源なはずのディーゼルエンジン車への、(自動車業界・石油業界の利益を優先した)使用者だけに犠牲を強いる攻撃は、これで大儲けをしようとしている何者かの悪意が見えて腹が立ち不愉快きわまりないものだった。
そして、「ディーゼルの排ガスをクリーンに」の大義名分の前に、怒りの持って行きどころがなく、ただ「もう二度とディーゼル車なんかに乗るものか!」、という思いしか残らなかった。


車を買おうという人には2種類の人が居ると思う。
それはいわば、その人の生き様とか人生の過ごし方に共通するものだと感じる。

一つは、スポーツカーや、高価なドイツ車や、ヨーロッパ車、アメ車などの「走り」と「見栄」を楽しもうという人々。
手に入れた車は、自分の憧れの姿の実現であり、現実の自分から遊離した別な「カッコいい」自分になるための鎧兜...いわばガンダムやロボットを操縦する子供の頃から夢の実現だ。
こうした人は、いつも自分の車を良く手入れし、晴れ着を着るような気持ちで車に乗る。

もう一つは、車を単なる道具と見る人。
走れれば良いという人から、家族が移動するためにとバンやワンボックスワゴンを選んだり、寝られればもっと良いとキャンピングカーを選んだりする。
走りそのものより、それ以外の目的に合っていれば、走行性能はそれほど気にしない。
外観とかはあまり気にしない。

実際、乗っている車を見れば、その人が自分と話が合うか、価値観が近いかは判断出来る。
勿論2台も3台も持っている人は良くわからないが、普通は車という高額なものを買う時にはその人の価値観が出るものだし、その人の志向や人生の目標まで判ってしまうものだ。

まあ、それが違うからと言って馬鹿にしたり羨望の気持ちを持つことは必要ないが、根本で価値観が違うだろうという予測をして付き合うことは出来る。
これは後で余計なトラブルになることを防ぐことにもつながる。

自分の話に戻ると、結局車は売るにも売れず、作ってもらったセキソーボディーで引き取ってもらって、代わりに(もう金が無いので)試乗用の中古の展示車両を安く売ってもらうことになった。
それこそなけなしの最後の貯金で買ったのが、今も乗っている小型のキャンピングカー。

勿論ガソリンエンジンで、ホンダのステップワゴンベースのキャンピングカー。
就寝定員3人を4人に改造してもらって今も乗っている。
以前の車に比べればとんでもなく狭いけれど、もう大人になって仕事に就いている二人の娘が一緒に乗ることはあまりなく、夫婦二人ならこんなものかな、と思っている。

家族が一緒に旅行したりキャンプしたり出来る、最後の十年をあのキャンピングカーで過ごせたことは今も後悔していない。

...貯金もなんにもないけれど、小さなキャンピングカーでいつでも旅に行ける(勿論貧乏旅行ね)自由は、今もこの手にしっかり掴んでいるし。

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2012年6月 6日 (水)

退職

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Sさんは、本当は血液占いなんて信じちゃいない。
でも、自分たちのことを説明するには血液占いが一番みんなが納得するし無難なので、最近はそればかりだ。

去年、Sさんの夫は退職した。
その夫の退職した日に合わせて、自分も「夫の奥さん」を退職する、と夫に宣言した。
ただ、離婚する訳ではない。
全てを夫に合わせていた生活を、「もうやめる」というだけの話だ。

血液型で言うと、SさんはB型、夫はA型。
夫は真面目で几帳面で、現実的で心配性で、全てが計画的でその通りに進まないと気がすまない。
対してSさんは、真面目そうには見えないけど真面目ながら適当で、楽天的で堅苦しい予定が嫌いで、何となく幸せなら満足している。
夫は決まった時間(何時何分)に食事が出来てないと怒るし、四角い部屋を丸く掃くSさんの掃除の仕方が気に入らない...部屋の隅の塵をいちいちチェックするような性格だった。
Sさんは、夫の四角四面で神経質な生活パターン通りに合わせて暮らすのが苦痛でならなかった。

40年弱の結婚生活中、息が詰まるようで疲れ果て、思い余って夫と離婚しようと思ったことが3回程あった。
しかし、夫は度を過ぎて几帳面で神経質なだけで、子供は可愛がり給料もしっかり渡してくれる。
他の旦那達と比べて、特別「悪い」訳ではなかったので思いとどまってきた。

ただ、退職後のこれから先もずっと、夫の細かく決めた予定や決まり通りに生活する気にはなれなかった。
それで、夫に「私もあなたの奥さんを退職します」と宣言して、それぞれが自分で思う通りに生きるということを確認した。
離婚するつもりはなかった。
...夫は、始めはひどく驚いていたが、渋々納得してくれた。

「さあ、これでゴルフも私の好きなように楽しめる。」
それがSさんのもう一つの喜び。
夫はその几帳面すぎる性格のためか親しいゴルフ仲間が少なく、この何年かは夫婦でゴルフに行くことが多かった。
夫はそれで奥さん孝行をしているつもりだったらしいが、Sさん自身は夫とのゴルフは楽しくなかった。

夫のゴルフはその計画的かつ安全第一のゴルフのため、基本ボギーペース...「行くか刻むか」では絶対に刻み、...Sさんにとっては何が楽しいのか判らないゴルフだった。
Sさんのイケイケゴルフを心底馬鹿にしていて、偶にうまくいって良いスコアが出ても絶対に褒めてはくれなかった。
それなのに、そのコースが有名な誰々の設計だとか、もう何年経った名門だとか、この借景がデザインが奇麗だとか、従業員のマナーがだとか、能書きはうるさかった。

Sさんにとってはそんなことは殆どどうでも良いことで、一打一打の冒険に心躍らせ、一か八かの勝負に緊張し、良いスコアでも悪いスコアでも思い切り楽しみ、天気や季節に感動するのがゴルフだった。
Sさんは近所の友達とのゴルフの方が夫とのゴルフよりずっと楽しく、夫とのゴルフはいわば「お勤め」として付き合った。
...その夫とのゴルフも「退職する」と宣言した。

夫は、その後一緒にゴルフをする相手が居なかったらしく、退職金で安いゴルフコースのメンバーになり、月に何回か一人でコースに行っている。
Sさんは近所の奥さん同士で、あっちに行ったりこっちに行ったり、ワイワイガヤガヤ楽しいゴルフを月に1〜2回楽しんでいる。


(...Sさんが夫とのゴルフで一番嫌だったのは、几帳面な夫が必ず行きも帰りも同じ道しか通らない...その退屈さに耐えられなかった、ということは誰にも言っていない)

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2012年6月 5日 (火)

スイングを変える...その2

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前に書いた、「スイングを変える」の続き。

下半身を固めて、上半身(肩)を捻り上げて行って、「ギリギリ・バシーン!」から、「その場でクルリ」のイメージだが、上半身だけくるりと回るイメージではなく下半身も回すイメージにする。

ただ、その下半身の回し具合が難しい。
足元だけ動かさずに、足首から上のすべてを回すイメージだと、一打一打タイミングが違って来るしスイングがルーズになる。
また、ついルーズに下半身を回してしまうと、右足が伸びて右腰が突っ張り、ギッタンバッコンの酷いスイングになり、ミスヒットが増えてしまう。
スイングプレーンがバラバラになり、ヘッドが安定した軌道を走らず、インパクトのタイミングもバラバラになる。
そこで右足の膝を伸ばさずに、アドレスのままの角度を変えず、そこで下半身の回転を抑えるようにしてスイングすとインパクトが安定してボールが掴まる。

と、そこまでは理解しているのだが、今度はグリップの位置がまちまちになって球がばらける。
つい下半身の回転に乗って手を上げ過ぎてしまうと、また球筋が暴れてメチャクチャになるし、ダフリトップ(ドラならテンプラ・トップ)まで出る。

右膝の角度を変えずに、積極的に下半身を回転させ、手を大人しく右肩より下のイメージで抑え、下半身の戻り回転に合わせて手を「下に」下ろして行ければボールが気持ち良く掴まり、ドライバーもSXのシャフトのものなら安定したフェードになり、ピンにかぶって行くアイアンが打てる。

おかげで最近のラウンドではバーディーが増えている。
...しかし、このタイミングがまだ完全に掴めていない。
下半身を何処まで回すか?
手を何処まで上げるか?
手をちゃんと下に下ろせるか...下半身を積極的に回していると、ダウンで手が下半身の回転に合わせてボールの方に行きやすい...そうなった時にはボールは、イメージより遥かに左に飛んで行く。
それに何より、きちんとボールが掴まらないことが多い。

いい感触は戻って来ているけど、一打一打同じスイングにならない。
下半身の回転する位置がバラバラ、手と下半身のタイミングがバラバラ、トップの手の位置がバラバラ、ダウンのタイミングがバラバラ、手を下ろす方向もバラバラ...

これは、練習とラウンドで自分のものにして行くしかないんだろうなあ。
久し振りに真面目に練習に取り組もうか...まだ身体が動くうちに。

残り少ないゴルフ人生のために。

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2012年6月 4日 (月)

ボールをヒットするまで息を止めていれば..

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「ボールをヒットするまで息を止めていれば、パッティングのストローク中に頭や身体が動きにくい」...ジャック・ニクラス。


パッティングは、ワンピン以内の距離なら、10年15年ゴルフをやっているアベレージゴルファーより、むしろはじめてパターを持った子供の方がカップインする確率は高いくらいだとも言われている。

そんなアベレージゴルファーのパッティングのミスの原因として、一番多いのが「ミスヒット」というのは、ゴルフの「深さ」を象徴しているようで面白い。
ただ、わずかな力でボールを打って短い距離を転がすだけなのに、長いクラブで思い切り振ったショットの時より「打ち損ない」が多い、なんて考えてみれば不思議なことなんだけど。

...打った瞬間に、「あ、ちゃんと当たらなかった」なんて経験、結構多いはず。
そんな、ゴルフをやらない人から見れば滑稽なくらいの短いパットのミスの原因は、昔から「ボールから目を離した」「カップが気になって打つ前にカップを見た」「身体が揺れた」「スエーした」...等々言われている。
そして、それを戒める名言格言には「カップインの音を耳で聞け」とか「カップインの音がするまで、ボールのあった所を見ていろ」とか「セットしたら、もうカップを見るな」とかの言葉がある。

...短い距離のパットというのは、「入って当たり前」と感じてしまうもの。
それが、「欲」と「緊張感」と、「失敗したときの屈辱感」と「自信をなくす恐れ」と「弱いと見られる心配」が、自分では意識しない余計な動きを呼び込んでしまう。
...自分ではボールを見て打ったつもりなのに、気がついたらカップに意識が行っている。
ラインばっかりに気をとられて、手が動かない。
真っすぐ打とうと思い過ぎて、身体がスエーする。
なまじ力を加減して動かさなくてはいけないストローク故に、そんな余計な動きがどんどん正確なヒットの邪魔をする。

そして、短いパットミスを繰り返していると、自信をなくし、苦手意識ばかりが大きくなって行く。
シャフトの長さを変えたり、グリップを変えたり、パターを次々買い替えたり、あの手この手と藁にもすがる気持ちで試行錯誤するけれど...自信を持てるようになるのは難しい。

まあその前に、このジャック・ニクラスの簡単な言葉を聞いてみよう。
「セットしたら、打ち終わるまで息を止めておく。」
案外集中出来る。
そんなに長く息を止めることも出来ないから、セットしたらもう迷っている時間はない。
息を止めることを考えていると、緊張で浮ついていた身体がしっかりと落ち着く...ような気がする。
「ヒットするまで」だから、ヒットする前に集中力が切れることはない。

簡単なことだから、パターを変える前にどうだろう?
ただし、ラインや芽目の読み違えはパットを打つ以前の問題で、短い距離が全部入るようになる訳では決して無いので、ご注意。

(...他人がパットを打つ時って、同伴競技者だって息を止めて見ていることが多いんだから、打つ人が息を止めて打つってのは当たり前の気もするんだけどね。)

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2012年6月 2日 (土)

すまん!

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何となく見ていたら...

ついシャッターを押してしまった。

面白い、と言うか、

...凄い顔だよね。

怖いとも見えるし...


でも、普通に戻れば可愛い顔なんだからいいんじゃない?


ダメ?

,,,失礼いたしました...

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2012年6月 1日 (金)

ジュンクラシックccの9Hオープンコンペに参加

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変わりやすい天気の中、好天が予想された31日にジュンクラシックカントリークラブの9ホールオープンコンペに参加して来た。

このコースと、姉妹コースのロペ倶楽部とは、洒落ていて女性が喜ぶような魅力も多く、コースも美しく考えられた作りで面白い...という評判は高かったのに、以前は「遠いのに高い」コースの代表だった。

平日でも軽く2万は超えるような料金設定だったように覚えている。
そして宿泊施設も洒落ていて、ショートコースなんかも宿泊すれば無料で楽しめて、食事もおいしい...つまり、時間も金も余裕があってゴルフを優雅に楽しめる人向けのコースだった。

ゴルフを楽しみ始めたうちの奥さんも連れて行きたいとは思っていたが、とても一回のゴルフに高速代やガソリン代、宿泊費を含めると軽く7〜8万を超える金を出す余裕はなかった。

それが、いつの間にか平日なら1万円程で(食事別)ラウンド出来るようになっていた。
二人でも回れるけれど、ゴルフはやはりいろいろな人との出会いが面白い。
それで日曜日に電話して、「組み合わせ」をお願いして9ホールのコンペに申し込んだ。
今まで、18ホールの新ペリアのコンペは入賞率が高かったけど、9ホールのコンペは全く入賞無しなので、コンペの成績については全く考えていなかった。

一緒になったお二人は、横浜の55歳のIさんと、結城の68歳のHさん。
期待通り、お二人ともゴルフ焼けした顔と、陽気な挨拶でその日のゴルフは楽しいゴルフとなった。
二人ともノータッチで、決断も速く、ゴルフっぷりが潔く、他の人のゴルフに気を配り、自分のミスを他人のせいやコースのせいになんか絶対にしない。

自分はと言えば、折角借り受けているN氏のドライバーの8・5分振りが調子がいいのに、なんとこの日は久し振りに「夢よもう一度」か「見栄でも使い切りたい」と戻してもらった白マナXを使用。
「暖かくなったし、あのドラで調子がいいから、今なら73Xをちゃんと使えるかもしれない」なんて夢を見てしまったのだ。
...結果は、「今の自分にはやっぱり無理」。
当たれば左、左が嫌で無理に合わせるとプッシュスライス。
数少ないけどちゃんと当たれば、ロングホールを2オンしてバーディーとったり、残りをウェッジでバーディーとったり...だけど、多くは左の林か右の林,,,木の後ろだのワンペナだのと大叩きの原因を作るだけ。

結果的には、大笑いだが...バーディーホールは隠しホールに入らず、ドラで打ったダブルパーやトリやダボが全部隠しホールに入る大当たり。
はじめての9ホールコンペでの入賞が、なんと優勝となりました。
やけに大きなクールボックスは、重さもかなりあり期待一杯で家で開けてみると...なんと「ゆば製品の詰め合わせ」!
がんもどきとか、刺身とか、キンピラとか、そばとか...
なんか...凄く微妙(笑)。
多分、肉とか海産物なら歓声が上がったんだろうけれど...「さて、どうやって食べようか」。

まあ、酒の摘みになりそうなのが2〜3品あったので、自分はそれで良いから、と(笑)。

我々4人の組は、誰もが非常にプレーが速く、2〜3ホール後の売店で前の組からの伝言。
「ずっと追われているようで落ち着いてゴルフが出来なくて辛いので、どうか売店でゆっくり休んでいて下さい」と。
折角天気が良くて空いているのに、ちょっと可哀想か、と話し合って一ホール以上開けてから再開。
確かに、そのまま行けば1時間半でハーフ終わっていただろう。
意識的にゆっくり回っても2時間を切っていたし。

で、生ビールで乾杯の食事後は、我々が先にスタート。
前も後ろも居ない貸し切り状態で、天気も良く最高に楽しいプレーだった。
それでラウンド終わって午後1時前...「これでは帰れないでしょ」と言われて、何年振りかのワンハーフ。
さすがに疲れて(おまけにXシャフト振り回したので腰に来て)、あまり良いゴルフにはならなかったがコースの風景や春ゼミの鳴き声や、気持ちのよい風をずっと楽しめた。

うちの奥さんは、この日一日中ドライバーの当たりが良く、アイアンやFWも時々良いショットをしてスコアにはならなかったけど楽しめた、と言う。
ドライバーがトッ散らかって、コースをジグザグに進む自分の代わりに、Hさんが奥さんの面倒を見てくれて非常に助かったし。
やはり、こういう風にオープンコンペを利用して、楽しいゴルファーに出会うのは面白い。

来月には(やっぱり安くなった)ロペに行って見ようか...
でも、あそこはオープンコンペやっていたっけ?

(スコアは48・42の90でした)

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