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2012年10月 9日 (火)

転がす時は右ひざを送る

Bu121009_4 「転がす時には右ひざを送る、止めたい時には右ひざを止める」...トム・ワトソン。

トム・ワトソンは、海外メジャー9勝、米ツアー38勝、その他に27勝を誇る名ゴルファー。
「帝王」と呼ばれたジャック・ニクラスに次いで、「新帝王」と呼ばれた。

これは「名言」と言うより「ワンポイントレッスン」みたいな言葉だが、即効性があるので頭のどこかに入れておくといいだろう。

実際には、アプローチにはグリップやスタンス、手の動きや肩の動き、腰の使い方、ボールの位置やボールのライ等、いろいろと細かいテクニックなり感覚がある。
あるプロは「アプローチはパターのように打て」と言うし、あるプロは「短いアプローチでも、下半身を使う」と言ったり、「肩と手で振れ」と言う人がいたり「腰のターンで打つ」と言う人がいたり...
そんな意見は、普通のショットを小さくしたのがアプローチと言う人と、パットの延長がアプローチと言う人の二つに分かれる。

仕事で20年以上色々なレッスンプロに話を聞いたり、レッスンイラストを描いて来た身としては、アプローチなんてのはパットと同じで「結果として寄ればいい」と言う事で、自分に合った方法ならどんな形でも、何を使っても良いというのが自分の結論。

ただどんな打ち方にしても、右ひざの動きを気にしてみると、ダウンスイングで右ひざを左に送ればボールはより転がる。
まあ、右ひざを左に送ることによってヘッドスピードが上がり、ロフトも立って入るという事なんだけど、同じ振り幅で転がりが多くなるという結果になる。

逆に右ひざを止める意識で打つと、ボールは上がり、落下してからそれほど転がらずに止まる。
ボールの位置を変えずに同じように打ったつもりでも、明らかに打球に変化が出るのが判る。
右ひざを止めればハンドファーストの度合いが弱くなり、ロフトが寝て入り、ボールは上に飛び出しスピンもかかるという事だろう。

これを意識してやってみると、同じ振り幅で同じスピードで打って球質が変わるので、アプローチがよりシンプルになるとも言える。
これで使うクラブを換えれば、殆どの状況に対応できるだろう。

アプローチとパットは、力を制限して振らなくてはならないが故に、普通の月一ゴルファーには難しい。
どれほど力を制限すればどうなるかを覚えるには、絶対的に経験が不足しているし、これから覚えるにも時間が足りない。
ましてフェースを開いたり閉じたり、打ち方を変えて上げたり転がしたりで距離を合わせるなんて...(月一ゴルファーじゃ)まず無理。
ならばアプローチなんてものは、こんなワンポイント以外なるべくシンプルに機械的にしたほうが良い結果を生み出しやすいだろう。

トム・ワトソンのワンポイント。
こんな言葉が「名言」と言えるかどうかは、やってみた人の成果にかかっている。

如何、かな?

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