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2012年12月

2012年12月31日 (月)

さよなら 2012年

Bu121231もう大晦日。
いつも言っているのに、毎年毎年その思いが強くなる「あっという間」の一年だった。

一月は、水仙観光と初打ちを兼ねたゴルフから始まった。
二月は冬休み。
三月から、花粉症とともにゴルフシーズンとなった。
どうも春先の花粉症との戦いは、年々負け戦がひどくなるようで、シーズン到来の喜びも半減という所か。
マスターズが終わると本格的なゴルフシーズンだけど、最近はまだまだ花粉症から逃げ回っている感じだ。

やがていつの間にか花粉症がおさまる頃、楽しいゴルフシーズンが本格的になる訳だが...どうも腕は毎年落ちて行くばかり。
しかし、楽しみ方はいろいろと深くなって行き、回数の減少とスコアの悪化はゴルフの魅力を全然損なわない。
今年はそんな時期、最も不愉快な事があった。
親しげな表の付き合いと、裏でハンドルネームを変えて底意地の悪いコメントを入れてくるネットで知り合った人間との決別。
すぐに他人を信用してしまう自分には、ネットで知り合う付き合いは向いていないのか、と人間不信になりかけたが...

なんとその後に、ゴルフの神様は沢山の素晴らしい出会いを用意してくれていた。
スタイルも腕も様々ながら、フェアで真摯なゴルファーで、勿論ユーモアもたっぷりという共通した魅力を持った、ゴルフのブロガー達。
新しく、あるいは何度目かの出会いのなかで、ゴルフを楽しみ、酒を楽しみ、会話を楽しみ...次々にそうした機会が訪れた。
そのご一緒したラウンドは、どれも素晴らしく楽しいものだった。

いろいろな所でブロガーズコンペが行われて、それぞれに交際の範囲が広がっているようだけど、そのいずれもが私の世代には若すぎて参加を躊躇うもの。
しかし、ブログを通じて他のいろいろな機会に、こうした素晴らしいゴルファー達と知り合うチャンスがある事は本当に有り難い。
残り少ないゴルフ人生に、こういう刺激は多い方がいい。

更に、若い友人達との「300ヤード飛ばしっこ」も数回開いたが...これは、どうしても自分の飛距離の減少を嘆く事が多くなった。
当然、腰痛と膝通とめまいと太り過ぎと不整脈と運動不足と寝不足と...そんな事を言い訳にはしないけど(笑)。
でも、まだ白旗上げてないからな...いいドライバーさえあれば...か?

そして猛暑の夏に一休みしてから、秋のゴルフシーズンを楽しんだ。
なかに99回、100回と迎えた漫画家コンペが自分のゴルフ時間の軸となり、それに向けて久し振りに集中したが...
まあ、思った通りのならないのがゴルフの理。
それなりにショットの切れは戻ったけれど、「まあ、こんなものか」の残念でした。
そのかわり、25年来の古い同志との、25年前に戻ったようなお祭り騒ぎはそれは楽しいものだった。
結局スコアなんかに、大した意味は無かったって事だ。

ずっと若い人達との出会いとラウンド、古い友人との飲み会とラウンド。
人生と摘みなんて、こんなものがあればもう十分なのかもしれない。

さあ、悪い事は削除して、いい事のみメモリーしておいて、新しい時間を迎えるとしよう。

こんなものを読んでいて下さる方々、今年は本当にありがとうございました。

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2012年12月29日 (土)

二日目「タコスケカップ」inメチャクチャ寒い日

Bu121229_2宴会のあと、国民宿舎「白子荘」に戻って、風呂に入り直してから寝た。

二日目「タコスケカップ」は、マグレガーカントリークラブに8時集合。
そのため、少し早めに宿を出て波乗り道路に入り、パーキングで朝日を鑑賞。
久し振りの朝の海...やっぱり海の側に住みたかったなあ。

さて、二日目のマグレガーカントリークラブは、名前はよく聞くけれど初めてラウンドするコース。
前日の京カントリーよりトリッキーで、初めての人には大変なコースなんだとか。
前日にラウンドしたので、練習もせずに軽くストレッチしてから1番ホールスタート。
確かに、そこで早速2打目で見えない池に捕まる。
ラウンドして行くと、基本的に「打ち下ろしてから打ち上げる」というホールが多いので、1打目の距離感...自分のボールが何処までいくかが判り難い。
そして2打目はグリ−ン面が見えないのでピンまでの距離感が難しい。
そしてドッグレッグホールも多く、何処を狙うかが判らない。
おまけにグリーンが凍っているので、予想もしない事態のオンパレードとなり、その度びっくり...
その上慣れない短いパターで、昨日のゴルフの疲れが残っていて...おまけに超寒い...最高気温4度ってのは冷蔵庫のなかでゴルフをやっているみたいなもの。
まさに「苦行」と言ってもおかしくない。

しかし、ゴルフは楽しかった。
昨日の京カントリークラブは、同い年の漫画家松田一輝と田辺節夫氏、それに一回り以上若い漫画家石井貞義氏...実に回りやすく気持ちのよいリズムでゴルフを楽しむ事が出来た。
この日のマグレガーカントリークラブは、やはり同い年の原作者小堀洋氏と編集の望月氏と石井氏のアシスタントの道原氏...同じくリズムの良い、気持ちのよいゴルフが出来た。
皆ゴルフに対する話題も豊富で、ゴルフに関係ない会話もゴルフの話も、おちょくりも冗談も慰めも、ちょっとだけの脚の引っ張り合いもおだて合いも、気持ちのわかった心地よい時間を過ごす調味料となった。

さすがに、ドッグレッグのロングホールでセカンドをサンドウェッジでしか打てないなんて体験も、同伴の望月氏がこのホールの事などをよく教えてくれたためで、彼がいなかったらとてもスコアがあの程度でまとまるはずはなかった。
(このコースは、バックティーならもっと普通に攻められと思うけど、白ティーからだったので殆どドライバーは使えなかった)

ワンピン以内のバーディーチャンスには3回以上ついたが、ボールはカップをかすりもせず、あげく3パットなんてやらかして...
それでも上がってみれば48・43でグロス2位、順位も2位でなんと「1万円分の蟹」ゲット!
(コースとのマッチプレーは、京ccが2勝5敗11分け。マグレガーccが6勝4敗8分けだった)

寒さには参ったが、何ともすっきりした気持ち良さの残るラウンドが出来た。
まさに、「忘年ラウンド」として最高のラウンドだった。

主催者の池内誠一氏と石井貞義氏には、本当に感謝する。
...ちょっと、寒過ぎたけど(笑)。

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2012年12月28日 (金)

第100回「バレンタインカップ」やり直し大会

Bu121228_211月に大雨で中止・延期となった「バレンタインカップ100回記念コンペ」が、26日千葉県の「京カントリークラブ」で開催された。

暮れも押し迫った時期という事で、参加者は漫画家・イラストレーター・原作者.編集者などで28人。
天気は、中止になった千葉カンの時に比べれば、文句の無い快晴の上天気!
朝から雲ひとつ無い澄み切った青空が広がって。
文句は無い・・・最高気温6度・7〜8メートル以上の北風、という事が無ければ。

風が強いために、日向の池は波立っていて凍っていないが、日陰の池はカチンコチン。
練習グリーンにポンと落したボールは、カツーンという乾いた音がしてよく跳ねる。
スタ−ト前に懸命に身体をほぐそうとするけれど、寒さで固まってしまって解れない。

1番ホール、グリーン手前からのアプローチ...コツンとウェッジで転がしたボールは、カツンコツンという音を残してカップを通り過ぎてグリーンから出て行く。
なんと3人がグリーンそばから、グリーンに乗せられない...まるでコンクリートの上でゴルフをやっている状態。
2番ショートは、直接乗せるとグリーン大オーバーと判ったので、全員大ショート...手前の花道ではボールが思ったほど弾まない。
で、アプローチがビビってショートしたり、またオーバーしたり。

毎ホール、凍ったグリーンに翻弄され、悲鳴が上がる。
とはいえ、自分は次のロングはセカンドがグリーンそばまで行き、そこからのアプローチが凍ったグリーンで滑ったおかげでチップインイーグル。
しかし次のホールは1メートルを3パット。

これは今回十数年振りに、パターをロングパターから普通のパターに変えたため、ショートパットが全く入らない状態となったため。
これについては後日。

まあ、そんな具合でショットが良くても凍ったグリーンで予期せぬ状態に陥り、全員スコア的には大崩れのコンペとなってしまった。
それでも、スコアにカリカリするような人間はあまりいないので、大笑いしての楽しいプレーではあった。

結果は私の第1回と第100回の記念優勝はならず。
45・48(1イーグル・2OB・2池ポチャ)で、グロス3位、ネットで5位という結果でした。
問題のパットは、1ホールチップインで打っていないのにトータル41パット!
凍ったグリーンのためばかりではない。


さて、凍えた身体を十分温めてから表彰式。
5位の自分はパン焼き機をゲット。

そして、その日の宿国民宿舎「白子荘」に荷物を運んでから、近所の居酒屋「浜清丸」にて宴会。
舟盛りや鍋物、生ビール・焼酎・日本酒他での大宴会。
今まで25年、これから25年は...無理だろうなあ...なんて話題で杯を重ね、腹もいっぱいになり程よく酔った所で(一部泥酔者ありだったけど)、お約束の2件目カラオケ大会。
言っちゃ悪いけど、みんなゴルフよりよっぽど上手い。
ハンデ5下はいないけど、シングルクラスはゴロゴロいるなあ...
深夜まで大騒ぎして、これで終わらないのがゴルキチ達のコンペ。
せっかく房総の隅まで来たんだからと、翌日はコースを変えて漫画家の石井貞義氏主催の「タコスケカップ」開催。
賞品はグルメだとかで、盛り上がったまま老体に鞭打って、二日目に殆ど全員が突撃する気の夜でした。


(しかし!! 天気予報に寄れば、翌日のそのコースの最高気温は4度!...)
どうなるんだろう、俺...って気分。

(続きます)

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2012年12月25日 (火)

もう、あと一週間!?

Bu121225_2え?
ついこの前、2012年の1月になったばかりじゃない?

天皇誕生日が過ぎて、クリスマスイブが過ぎて、今日がクリスマス?
確かに、町にイルミネーションが眩しいと年末を自覚する季節ではあるけれど。

...しかし、なんで一年が過ぎてしまうのがこんなに速いんだ?
一月に水仙見に行った。
2月から花粉症が始まった。
3月からゴルフが始まった。
マスターズがあった。
花粉症が治ったら、暑くなった。
夏だなあ、と思ったら、全英オープンが終わった。
夏は暑かった。
いつまでも暑いなあと思っていたら、秋なんてあっという間に過ぎた。
もう誕生日か、なんて思っていたら12月になっていた。

で、あと一週間で今年も終わりかよ。

年を取るに従って、時間の過ぎるのが速くなると言うけれど...
子供のときの、あの「夏休み」の長さの記憶を「のんびり散歩」の時間に例えれば、大人になって早足になって来て、それがジョギングから、マラソン、中距離走から、短距離走...今じゃあもう、死にそうなほどの全力疾走で時間が過ぎて行くようだ。

「あっ」という間、なんて陳腐な言葉じゃ表現できないほど、あっという間の一年。

大事に過ごして来ただろうか、悔いの無いように生きて来れただろうか、無駄に怠惰な時間に逃げてはいなかっただろうか...
ああ、ダメだ。
楽に逃げる俗物根性は、全然治ってない...反省して後悔するのは一人前だが、俺には学習能力と、堅固な意思が欠けているらしい。
毎年年末になると同じ事考えて、毎年同じ後悔をして、毎年リセットして夢を見る。

まあ、しょうがない(いつもこうだ)。
俺は立派な人間じゃないんだから、しょうがない。
一応反省するし、なんとかしようとはする。
(ただ、それだけだけど。)

で、明日は「バレンタインカップ100回コンペ」。
寒いし(言い訳)、組み合わせが良くないし(言い訳)、コースが苦手(言い訳)。
でも、まあベストはつくそうじゃないの。
今年最後の祭りで宴会だし。

...とりあえず、今年もあと一週間!

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2012年12月22日 (土)

日本ツアーの終焉?

Bu121222_2いつの間にこんな風になってしまったんだろう。

今の世界のゴルフツアーでは、日本のゴルフツアーはアジアンツアーのずっと下の「格」というのが常識らしい。
先頭を行く米ツアーに、ヨーロピアンツアーが今並びかけている...トップを行くゴルファーが米ツアーを主戦場に選んでいるので、一応格は米ツアーの方が上という形だが、ヨーロピアンツアーの勢いというのはライダーカップの成績通り米ツアーを上回るものがある。
どちらのツアーも、名のあるベテランに若く優秀なゴルファーが挑み、若さの力が新しい大きな波を起こしつつある。

そしてどちらのツアーにも、韓国を始めとしたアジアのプロが参加して、実績を残している。
その結果、今まで日本ツアーより格下と(日本人が)思っていたアジアンツアーは、いつの間にか世界では日本ツアーより格上の存在として認められて来ている。

もう日本ツアーは、3流レベルのツアーなのだ。
実際、日本ツアーはここ数年、韓国のプロが米ツアーに挑戦するための資金稼ぎの場となっている。
アメリカに行く前に立ち寄って、何試合か勝って資金を貯めたら、すぐにアメリカに行って本気の挑戦を始める。
...そんな状況を見ていた日本のゴルファー達は、日本のプロツア−にはなんの期待も楽しみも感じず、結果も気にしなくなってしまった。
当然、テレビの中継にも興味がなく、試合の観戦になんて行く気にならない。
ゴルフは好きでも、それは自分がプレーする事が面白いからで、日本のゴルフの試合なんて見てもつまらないという人が殆どになっている。

どうしてこんな風になってしまったかを考えると、世界に通用するプロゴルファーが日本にはいなくなってしまったから、だと思う。
かって、青木・尾崎・中島の3人が強かった時には、彼等が世界の舞台に挑戦する事に普通のゴルファー達が期待し、共感し、応援した。
結果として海外で彼等は大した実績を上げられなかったけれど、どこかで「惜しい」所まで行き、「こんどこそは」の思いを一般のゴルファーにも残せた。
だから、彼等が活躍する試合は気になって中継を見たり、試合に行ったりした。

ところが今では、石川遼こそが米ツアーに挑戦するけれど、他には誰も世界の舞台に望もうとするプロはいない。
丸山と今田が残した実績を越えそうなプロはもういない。
そしてもう、日本のプロは世界のツアーでは通用しない、という事を一般のゴルファーが知ってしまったのだ。
世界で通用しないプロが、国内で偉そうな顔をして試合をしたって、誰も興味を持たなくなっている。
それに、そうした日本の「世界で通用しない」プロの多くが、小さな頃からゴルフでもてはやされて育ち、スコアだけ重視のスロープレーにスターの真似したマナーの悪さ、普通の挨拶も満足に出来ず、せっかく来てくれた観客を邪魔者扱いする、なんてことをする。
そんな姿を見て、「プロなんて言っても世界で通用しない奴が偉そうに...」
「そんなんでも高い賞金を当たり前の顔をしてもらって...」
「自分らには関係ないから、かってに試合でもやってれば...」
なんて思う人が増えるのは当然だろう。

タイガーが悪しきモデルとなって、パフォーマンスばかり大袈裟なプロ。
一般ゴルファーより上手いのは当たり前なのに、一般ゴルファーを馬鹿にするプロ。
そうした態度の反省とともに、本当に世界と戦えるプロを育てる事が出来なくては、数年で日本ツアーというのは消滅するかもしれない。
「プロは賞金を稼ぐのが仕事で、観客に媚びる必要は無い」というプロも、観客がいなくなればスポンサーが撤退し、賞金を出す所が無くなるという事に気がつかない。

そんなプロの意識を変えるとともに、もっと段違いにコースセッティンブを難しくして、日本のプロの技術と精神力の底上げが必要だろう。
今、なんでこんなに日本のプロが世界に比べて弱くなったのかと言えば、あまりに簡単な試合コースのセッティングとその割に高すぎる賞金にあると思う。
勿論、一般のコースで試合を開催するのに、そこで試合以外の日にプレーするゴルファーの事、試合をするコースの営業上の困難があるのは判るけれど、今の日本のコースの試合用セッティングでは世界相手に戦えるプロは育たない。

あの若い才能に光り輝いていた石川でさえ、数年の日本ツアーで輝きは鈍り才能は錆び付いて行った。
少し遅すぎたとは思うけど、厳しいアメリカツアーの洗礼を受けて、彼が再びあの才能の輝きを取り戻す事が今の日本ツアーのわずかな希望の光だろう。
そして、彼に続いて世界に挑戦する若い才能が次々に表れて欲しい。
...今年までの現状では全く期待できないが、来年には...
そしてその時には、世界に負けない難しいコースセッティングで、ボロボロになっても腕を磨けるような試合が続いて欲しい。
易しいコースでのバーディー合戦より、全知全能を傾けてコースに挑むタフな試合を見てみたい。

そうでなければ...

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2012年12月21日 (金)

さても楽しい忘年会

Bu121221これはささやかな忘年会...メンバーはとぼけて可愛いブログの人気者ホワイトタイガ−54さんと、端正な写真ブログで人気のmizuoさんと私めの3人。

住んでいる地域がご近所ということで、これが2度目の飲み会。
なんでも以前飲みに行った事があるが、摘みと酒がおいしかった事以外酔っぱらって覚えていないと言う、WT54さんお勧めの店...(笑)?

...が、ここは正解。
つまみが美味しかった。
勿論酒が美味しかった。
そして、お二人の話も美味しかった。
それぞれゴルフの世界で、普通の人とはちょっと違う関わりを持った方々なので、話は深く広く...

あまりここには描けない事柄が多いのが残念だけど、6時半から11時過ぎまでがあっという間だった。
生ビールで乾杯し、純米酒の旨い酒をいろいろと飲み、話は尽きずに来るべきシーズンのゴルフの話になって...

ずっとゴルフを続けるmizuoさんと違って、冬には冬眠するWT54さんと私は、3月からのゴルフの話。
そして、弾む会話のなかから、3月からのゴルフのいろいろな夢の計画が話題に上る。
それは...もし出来れば、私にとっても素晴らしい楽しみではあるのだが...(明日知れぬ身の自分に取っては腰が引けている部分もまたあって)、年が明けてからよく考えることに...

年齢のずっと若いお二人との忘年会はちょっと心配もあったけど、本当にゴルフを愛しているお二方であったからこそ、居心地の素晴らしく良い酒の席でありました。
いつの間にか自分の年も忘れて、熱い会話に入り込み、まるで同い年のように話していたりして...我に返って、「あ、いけない」と感じる事も度々あって。

...いつの間にか、自覚も無いままにずっと年上の老ゴルファーになってしまったこと、気をつけていなければいけないなあ。

ともあれ、素晴らしく楽しい時間、WT54さん、mizuoさん、ありがとうございました。
これに懲りずに、また近いうちに...なんてね。

さて、26・27日まで、気合い入れて行こう...っと。

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2012年12月20日 (木)

「アンカリング」の禁止について

Bu121220_2R&AとUSGAが、2016年に「アンカリング禁止」をルールに盛り込むと発表した。
しかし、その前のこの時期に「提案」として発表する事は、流れとして長尺パターや中尺パターで今のようなスタイルでのパットは「違反行為」としてみられる事を意味している。

この動きのそもそもの始まりは、そのクラブの一部を身体に固定して行うパッティングが「伝統的なゴルフスイングに反する」という事だった。
しかし、この長尺パターなどが出て来た背景には、「この方法ならパットがもっと入る」というより、「腰を痛めてパッティングの姿勢が取り辛くなったシニアにとって、楽にパッティングできてゴルフをもっと長い期間楽しめるようになる」事が大きくあった。
だから、現在もシニアツアーで使用している人が多く、普通のゴルファーにとっては使用率はそれほど多くない。

そもそも、グリップなどを身体の一部につけて「アンカリング」して、普通のスタイルよりパットが入るようになるだろうか?
最近になってこの「アンカリング禁止」の動きが大きくなり、こういう結果になったのは、偶々アンカリングするパットをしたゴルファーに負け続けたタイガー・ウッズの声が特別大きかったからだと言う。
いわば負け犬の遠吠えに、動かされたという訳だ。

勿論プロとは比べ物にならない下手くそな自分の経験であるけれど、この十年以上長尺パターでアンカリングしてゴルフをして来た自分が言えるのは、「長尺パターでアンカリングしたからと言って、それでパットが入るようになるなんて事は絶対にない!」ってことだ。
考えてみればいい。
そんな事でパットが入るようになるなら、食うや食わずで最底辺の成績でツアーに参加しているプロ達が全員やらないはずがないだろう。
妻や子供たちを賞金の少なさで飢えさせているようなプロが、一打でも少ないスコアで上がろうともがいている若手達が、よりパットが入る方法があるならやらないはずがないだろう。
それに何より、少しでもスコアを良くしてハンデを上げたい、3パット4パットが多くてスコアにならないアマチュアゴルファーが、やらない訳がないだろう。
それが一般にも全然流行りはしないのは、これでよりパットが入る事なんて「無い」からなのだ。
断言する。
アンカリングしたって、特別にパットが入るなんて事は「絶対にない!」。
...ただ、イップスで手が動かなくなったプロゴルファーに取っては、救いの神になるかもしれないが。

確かに伝統的なゴルフスイングの格好ではないのは判っているが、腰を痛めたゴルファーやシニアで腰が痛いゴルファーにとっては、この方法はゴルフを楽しみ続けるためのやむを得ない方法なのだ。
それを、奪おうとするこのR&AとUSGAの今回の決定は、「馬鹿な事を!」と思うしかない。
こうして、身体を痛めた普通のゴルファーの楽しみを奪って....

こういう元締めとでも言う機関が、こんな形で発表してしまえば、もう長尺や中尺のパターでゴルフを楽しむ事はし難くなるだろう。
それを使っているだけで「インチキしている」なんて思われてしまうのだから。
勿論グリップや前腕を身体に固定しなければ、長尺や中尺パターを使うのは違反じゃないと言うが...使っている事自体が非難される雰囲気になって行くだろう。

自分としても、アプローチも深く屈むと痛むので最近は転がし中心だし、なるべく腰を曲げないでスイングしようとしているが...これからは短いパターを使うしか無いだろう。
「違反なのに」なんて見られてゴルフをするのはたまらないから。
しかし、以前ギックリ腰が来たときは、パッティングのために腰を屈めたとたんに腰が抜けて、そのまま半年以上ゴルフが出来なかった。
それ以来の長尺だったけど...今度短いパターの使用でギックリ腰になったら、もうゴルフも引退なんだろうなあ。

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2012年12月19日 (水)

第100回バレンタインカップ記念忘年会

Bu121219_425年前は、30代後半の漫画家やイラストレーターが中心の会だった。

あれから25年、その後続いて参加して来た漫画家達が盛り上げて、年4回...100回目になる記念コンペが来週開かれる。
その前に区切りとしての忘年会でもしようという事で、昨夜記念忘年会が開かれた。

25年前の写真と比べると、みんな公平に年を取ったものだ。
それなのに、遊び心は変わらない...というか、何時までたっても落ち着いた大人になんかなりきれない、少年のような(中身の話ね)騒ぎっぷり。
...写真を見て、思いっきり真剣な表情でパットをして、結果に一喜一憂しているゴルバカっぷりがわかるだろう。
世間から見れば、みんないい年したオッサンばっかりなんだけど。

それぞれが漫画家として、原作者として、イラストレーターとして20年を遥かに越える年月を生き残って来た者達。
明日食えるかどうかがなんにも保証されない世界を、腕だけで生き残って来た者達同士だからこそ、こうして会うと「お〜、元気でいたか!」と喜べる。

仕事が無くなって消えた者がいる。
仕事がありながら、無理を重ねて病に倒れて逝ってしまった者がいる。
大きく名前が売れた者がいる。
地味に、けれど堅実に仕事を続ける者がいる。
近いうちにブレークする者も、きっと中にいる事だろう。
そんな作家達が30人弱、こうして集まって子供のように騒いで楽しむ。

...漫画家コンペといえば、既に名を挙げた巨匠達のコンペが世間に知られている。
そういう方々は、名前を言えば国民の殆ど全員が知っているような著名人ばかり。
そういう人達は、我々からしても雲の上の存在のようなもの。
それに比べれば、このコンペの参加者はあまり世間の人に知られていない。
勿論みんないい仕事をしているからこそ、何十年も仕事を続けていられるのだが...国民的な人気作家とは言い難い(ただし、それぞれの得意分野では有名な方々だ)。

売れないイラストレーターの自分が言うのも失礼かもしれないが、本当によく一緒にこの時代を生き抜いて来られたものだ。
普段から親しい付き合いがある訳ではないのに、こうして年に数回ゴルフを介して会う事を繰り返す度に、同じ時代を戦って来た「戦友」との思いが強くなる。

あと何年戦えるのか判らないけれど、お互いしぶとく戦って行こうじゃないか...
「とりあえず今度の100回大会は、俺が頂くけど」
...なんてみんな思っているんだろうなあ(笑)。

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2012年12月18日 (火)

選挙が終わって...

Bu121218ここは、政治的な話題はなるべく避けるようにしているブログなんだけど。
世の中の動きになんの関係もなく、ただゴルフを楽しんでいられるような身分じゃない我が身にとって、マスコミの論調と身近に感じる空気の違いは言葉にしておかなければならないだろう。

我々普通の中層以下の日本人というものは、政治的な事でも、思想的な事でも、宗教的な事でも、基本的に争いは好まない。
食べて行けて、ちょっと遊ぶ事が出来て、四季の移り変わりや時の流れの儚さを感じるほどの余裕があれば、何も文句は言わずに暮らして行く...そんな国民なんだと思う。

そこにあの大地震があり、原発の事故があり、グローバリズムの一環とやらで規制緩和を求められ、今までの暮らしを続けて行けなくなるような事態が続けて起こった。
TPPというものに加入するかしないのか...これが国家の将来を左右するものだと言われても、普通の人達には殆ど具体的な説明もない。

それだけの争点がありながら、この総選挙の結果はそんな事で決まった訳じゃないのが問題だと思える。
自民党の圧勝。
それは、熱狂的な勝利ではなく、冷めた消去法の上での勝利である事に誰もが気がついている。
...不思議な事に、この消去法の選挙に大きな影響を及ぼした事柄をマスコミは強く伝えない。
我々の周りに聞こえる声は、消去法で消して行った要素は原発でも、復興対策でも、TTPでも、消費税でもなかった。
あちこちで呟くように小さな声で聞こえたのは、両隣の反日教育をしている国の事。
特に友好国の看板を掲げながら、国の象徴の存在までを嘲り侮辱した大統領と、大使館にトラックで突っ込んでも軽い罪にしかならない反日無罪の
自称先進国という隣国の姿。

そして、どんな反日暴動をして略奪行為をしても、反日なら許される自称超大国の姿。
どちらも徹底した反日教育のために、未来永劫仲が良くなる事はない隣国なのに、そこに媚を売り利権を得ようとして国を売る政治家達の姿に、国民はNOと言いたかった。

結果は、一番はっきりとそれに「NO」の姿勢を打ち出していた、自民党安倍総裁の圧勝。
でも、この結果は盤石のものではない。
半年一年のうちに、期待を裏切られれば簡単に離れて行く程度の「民意」という奴だ。
気をつけなければいけないのは、そうした国民の気持ちであっても、決して戦争を望んではいない事。
我々は好戦的では絶対にない。
ただ、自分の連れている恋人や奥さんや娘が暴漢に襲われた時に、抵抗し戦わない者はただの卑怯者であって、生きている価値もないクズだ。

望むのは、国としての誇りを持って、毅然として意見を表明する大人の国家。
自分の懐に入れる金の計算ではなく、国のために身を捨てる事の出来る政治家の姿。

ただし、この民意はネット上での過激な意見のように、在日の人々あるいは国内にいる外国人の排除を意味するものでは決してない。
そういう偏狭な人種差別もまた、本来の日本人が好むものではない。
普通の国民である我々は、無駄な争いは好まず、仲良くして行けるものならのんびり一緒にお茶を飲み、酒を飲んで、季節の移ろいを愛でていたいのだ。
誰とだって、仲が悪くなって不愉快な思いなどしたくないのだ。

...難しい舵取りではあると思うけど、それを承知で国民は自民党にもう一度やらせてみようと思ったんだと思う。
一度は挫折を経験した政治家に、期待はしている。

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2012年12月17日 (月)

ふたつの同じようなホールがあってはならない

Bu121217_2「ふたつの同じようなホールがあってはならない」...英国のコース設計のための古くからの金言。

摂津茂和氏の「不滅のゴルフ名言集」によると、この言葉は古くからコース設計のために言い伝えられている名言なのだと言う。

今更なんでこんな言葉を、というと...巷で言われている「良いコース」、「名門」、「高いコース」、あるいは「大衆コース」、「二流コース」なんて評判が、この言葉に一致しないものが多いと感じるから。

日本では、古くから「名門」「一流」と言われるコースの条件として、「一年中プレーする条件が変わらない事」なんて言われて来た。
それはつまり、春夏秋冬何時来ても同じような難易度でプレーできる事。
だから日本の古い名の知れたコースは、ホール周りが松林の所が多い。
松林は一年中コースの景観を変える事をしない...勿論、芝は緑の芝から黄色い枯れ芝まで変化するけれど、ティーグランドに立ったときの松林に囲まれたホールの景観は、一年中ほぼ変わらない。
だから、何時来ても難易度も同じホールとして楽しめる...それが一流コースの条件でもある、というのだ。

ただ、自分はそうは思わない。
まだ、ほんの少しの数しか「名門」と呼ばれるコースを経験していない身だけれど、そのいくつかのコースでのプレーでは「同じようなホールが多いなあ..」という感じを多く受けた。
正直、似たようなホールばっかりで全然その違いを覚えられない、なんてコースもいくつかあった。

その反対に、世間の評判は大した事が無くても、回ってみると毎ホール新鮮な景観と意外性に感激して、スコアは別として本当に楽しめたコースも沢山あった。
その原因を考えると、この言葉に行き当たったという訳だ。
評判の良いコースでも、ショートホールがみんな似たようなものだったり、ドッグレッグがいつも同じような感じだったり、使うクラブがどれも似たようなものだったり...

松林に囲まれたコースと言うのも、個人的には奇麗だとは思っても好きではない。
今の自分は、ゴルフに対して「ボールを打つ楽しみ」だけではなく、「自然の中で遊ぶ」楽しみも求めている。
勿論ゴルフ場というのは「人工的に作られた」自然ではあるんだけれど、パソコンに向かう仕事の多い自分には絶好の「四季を感じる野遊び」でもある。
そうすると、せいぜい芝の色の違いしか四季の移り変わりが感じられない名門の「松林」のコースより、落葉樹に囲まれた新設コースなんかの方がずっと一日を楽しめる。

そういうコースでは、秋には落ち葉でボールをロストする事が多かったり、冬には枯れ木となって空中のハザードが無くなったりしても、春からの新緑の美しさ、夏の深緑となった木々の雄大さ、秋の紅葉の華麗さと儚さと...それはゴルフにプラスして、本当に生きている喜びを感じさせてくれる。

ただし、変化があるコースと言うのは、狭い土地に無理矢理作ったコースである事も多い。
ゆったりした土地にゆったり造ったコースが、なんだか似たようなホールばかりになりやすいのと同じで...
自分で体験して、面白さもつまらなさも自分の感覚で感じることだ。
ただ設計家の名前だけで、「ここは良いコース」だなんて思い込むのは馬鹿げている。


ゴルフは18ホールの旅、18回の小旅行。
自分の想像を超える、意外性と驚きの小旅行...旅を終わった時に、本心から「あー、面白かった」なんて言える野遊びを続けたい。

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2012年12月16日 (日)

冬ゴルフ用のアイアン試打ラウンド

Bu121215_2カチンカチンに凍ったゴルフコースでのコンペに備えて、オークションで2万円以下でキャビティーアイアンを落した。
寒くて厚着で、身体があまり動かないような状況でも易しく打てる様なアイアンを狙ったつもりだったんだけど...

落したのは、トミー・アーマーの845・v−31、EVO CAVITY。
TRI GOLDのSシャフトで、3〜P・S・60度ウェッジの10本セット。
TRI GOLDのシャフトは、番手ごとにキックポイントがフローしているとかなので、一度使ってみたかった。
また、845のクラブヘッドは、ちゃんとしたキャビティーで、ソールもバンスが効いていて写真では冬ゴルフ用に最適なクラブに見えた。
...おまけに、ウソか本当か「三浦技研製」のヘッドとか...
以前にも、三浦技研製のヘッドとか言うクラブは何回か使ってみたけど、まだその良さが判るほど使い込んだ事はなかったし、もう一度トライしてみるか、と。
(あとで調べてみると、V−25が軟鉄ヘッドで三浦製、V−31はステンレスヘッドで三浦製ではないようだ。)

送られて来たアイアンを見てみると、ソールは写真の通り冬ゴルフに使える形状だったけど...キャビティーは今流行のポケットキャビティーとは違い、ただデザインだけのハーフキャビティーのようだ。
フェースも特に大きくはなく、ほんの少しグースが入っているだけで特に易しそうなアイアンには見えない。
ロフトは10年以上前のアイアンなので、今まで使っていたアイアンと違和感はない。
ただPが47度、Sが55度で、60度のウェッジとの組み合わせは、ちょっと使い難い。
(本来はPとSの間に51度のGWというのがある)

そこで、このアイアンが冬ゴルフに向いているかどうか使ってみるために、木曜日の昼に電話して金曜日開催の玉造GC捻木コース9Hコンペに参加した。
一緒になった3人の方は、それぞれ一人参加の人達で全員プレーが速く、きびきびと気持ちのよいプレーぶりで、笑いながらの楽しいラウンドとなった。
ただ、冬ゴルフの実験のつもりが、朝のうちこそ霜で真っ白だったのに、日が昇るとすぐに一番上に着た防寒着を脱がないと汗ばむほどの気温に...風も殆どなく、最高のゴルフ日和になってしまった。

結局厚着で身体が動かないような状況ではなかったので、普通のゴルフとしての試打の感想は「普通に使えるアイアン」。
ソールの分だけミスに強いが、最初はボールはみんな右に出た...ちょっとライ角がフラットという事かもしれない。
それにショートアイアンやウェッジは、少し軽すぎる感じで「感じ」を出そうとするとトップする。
あとで家庭用秤で重量を量ると、7番アイアンで黒トップとTA-3が445グラム、T−31は430グラム...約15グラムほど軽い。
これが冬ゴルフに有効かどうかは微妙。
また、TRI GOLDのシャフトの有効性も実感は出来ず...
一番あわなかったのはウェッジ。
軽くてヘッドが効いてない感じは、鉛でもベタベタ貼らないと自分の感覚で使えそうにない。

という状況では、今度の年末の100回記念「バレンタインカップ」は、たとえ真冬の寒さになっても使い慣れたTA-3でいかないと後々まで後悔しそうだ。

このトミー・アーマー845 V−31は、ヘッドに鉛を貼って、冬の間にゴルフをする機会があったら使ってみる。
もっとも、特に易しいアイアンではないと感じたから、メチャクチャ寒い時にやらざるを得ないゴルフの機会が出来たら、うちの奥さんに以前買ってやった並行輸入もののレディースビッグバーサアイアンを使った方がいいかもしれない。
ついでに、ドライバーもレディース用のビッグバーサがあるから、それでもいいや。

今の所は、来年は最高気温10度以上でなかったらゴルフをするつもりはないけど。

(9Hのコンペなので入賞は期待していなかったけど、上がってみたら飛び賞の20位になり、日本ハムの詰め合わせ一箱が当たっていた...ハムやらソーセージやら正月向けに丁度良いものばかりで、写真に撮ろうと思ったらもうバラバラに冷蔵庫に入っていた(笑))

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2012年12月13日 (木)

どーしてもやらなくちゃいけない場合の「真冬のゴルフ考...2」

Bu121213_2最初に断っておくけれど、これらの事は長くレッスンのイラストを描いて来た間に、レッスンプロやツアープロから聞いた事柄を自分で勝手に解釈して当てはめた事。

元はプロの言葉とはいえ、私がかってに描いている事なので基本インチキだから(笑)。
くれぐれも、アスリートや競技ゴルファーを目指す方々、およびこれからゴルフを早く上手くなりたいなんて方は、こんな事は無視すること。
これは、どうしようもなく寒い冬に、それでもゴルフをやりたい方、やらなくてはいけないはめになった方々が、怪我無くゴルフを楽しむための1アイデアだから。

まあ、寒いんだから誰だって厚着になる。
最新の服を着込んだって、しんしんと冷える最高気温5度以下なんて時は、他の季節のようにスイングが出来ないほどの着膨れになるのが今の季節。
そんな時に、いつも通りのスイングなんて出来るはずもない...「できた!」と思っても、ボールは予想もつかない所に飛んで行ったり「こんなはずでは...」なんて結果になるのが当たり前。
それを無理すれば、筋肉や関節を痛める事になり、やがて来る本格的なゴルフシーズンを恨めしく見ながら休養する事になる。

その1のアイデアは、ニクラスのチンバックの様にあらかじめ顔を右にひねっておく、という事。
ただニクラスのチンバックを真似する人は、間違えるとただ顔が傾いているだけになりやすく、トップで左足体重のギッタンバッコンスイングになる事が多い。
ならば、「あらかじめ右を向いてしまえ」ということ。
そのまま右後ろを振り返る、そのままバックスイングを始めると意外に肩が大きく入るのが判るだろう。
そのまま顔をそこに残すつもりでスイングすれば、寒くても球が捕まるようになる。
ボールは左目の隅にチラッと見えてれば大丈夫...見えなくたって、結構ちゃんと当たるもの。

それでも身体が動き難いと思ったら、その2の「右足を引く」スタンスでスイングする。
まず普通に構えたあと、右足を靴一足分後ろに引く。
肩のラインはスクエアのまま。
そのスタンスにした後バックスイングすると、肩は十分に回り右の懐が広くなったのを感じるはず。
そこからおびえずに振り抜けば、左足が壁となり、グリップが流れずにヘッドが走る。
このスタンスにすると、普通のスイングよりむしろ飛距離が伸びる人が多い。
ただ、「フックするのでは」と思って途中でスイングを調整すると、フックもスライスも出る。
ポイントは真っすぐ飛ぶと信じて振り切る事。

さて、それも身体が寒さで動かない...寒さで身体中が凍ったようにカチカチに固まっているなんて言う人は、その3「インチキハンマー打法」がいい。
これは、今までのスイングを奇麗さっぱり忘れて、両手はグリップの真横から握る超フックグリップ。
ハンドアップにして腕とシャフトを一直線にして、ボールをスアタンスの中心に置き、ただハンマーで釘をぶっ叩くようにクラブを横に上げて、ボールに叩き付ける。
バックスイングは左腕が真っすぐになっている範囲でいい。
イメージはあのゲートボールのスティックで、ボールを横から引っ叩く、でいい。
本物のハンマー打法はこんなものではないので、これは本当に「ハンマー打法もどき」なんだけど、意外に簡単に出来て極寒の冬のゴルフを楽しめる。
何より身体に余計な負担がかからないのがいい。
ただし、最初のうちはボールが何処に行くのか判らないので、自分で調整するしかない。
上手くいけば、右に出て左に戻って来るフック球が打てるはず。
ランも出るしボールが捕まるので、結構病みつきになる。
ただし、暖かくなるとボールが捕まり過ぎてダグフックが出るようになる。

で、これだけやってもどうにもならない時には、このインチキハンマー打法に右足を引くスタンスを取り入れれば、ボールをとりあえず捉まえて打てるはず。

...それでダメなときは、ゴルフを中止した方がいい。
多分心臓や全身の筋肉と関節が寒さで悲鳴を上げているはずだから。

(でも考えてみれば、最高気温が5度以下でもゴルフをやる人なんて、ゴルフで死んでも良いと思っている人かもしれないなあ...)
そういう人はしょうがないけど、これから真冬のゴルフをやろうとしているご同輩、くれぐれも「ゴルフを遊ぼう」ね。

こんな季節に命がけのゴルフなんて...ちっとも格好よくないぜ。

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2012年12月12日 (水)

カラオケ

Bu121212_2なんでも良かったんだ。
Eさんは、そう思っている。
機が熟すのを待つ、とも言えるかもしれないけど、それまでは自覚していなかった。

近所のスポーツジムの仲間とで開いた、忘年会だった。
十人あまりが集まって居酒屋で乾杯したあと、2次会で7人がカラオケに行った。
カラオケはEさんは得意でもなく、一番親しいWさんに半ば強引に連れられて寄っただけだった。
自分で歌うなんて一年に2〜3回もあっただろうか。
このときも聞き役で、カラオケに自信がある人達が次々に歌うのを拍手しながら聞いているだけだった。
酒は生ビールだけだったが、そこそこ酔って半分眠っているような気持ちだった。
当然歌えと言われても「あたし音痴なので...」と固辞して、応援団役で許してもらっていた。
歌われたのは殆どが演歌で、Eさんのあまり知らない歌が多かった...みんな上手いのだけは判ったけど。

まるでBGMのように歌われる歌を聞いているうちに、耳に飛び込んで来たワンフレーズに、急にはっきりとした視覚的なイメージが浮かんだ。
「夕焼け雲に〜誘われて〜〜」
何処で見た夕焼けの風景だったろう?
みんなには悪かったけれど、その後は自分が何処でそんな夕焼けを見たのかを思い出そうとして、誰が何を歌っていたのか全然聞いていなかった。

思い出したのは自分のうちに帰って来て、布団の中に入ったあと。
...車で家に帰る途中に見た景色だ。
秋の終わり、北の方から自宅に帰る途中で、燃え上がるような夕焼けと、オレンジ色の空の下でくっきりと姿を見せていた影富士...
あまりの色彩の美しさに、何も言えず、助手席からぽかんと口を空けてみていた。

もう十年くらい前の事。
夫と一緒に行ったゴルフの帰り道!

思い出した。
それから少し経って、何時までたっても上手くならない自分と、一緒に行くと必ず喧嘩になる夫との関係と、経済的に厳しくなった状況が重なって...ゴルフをやめた事。
始めは少し寂しかったけど、2〜3年経つとそれも忘れ、もう十年近くゴルフをやっていない。
そんな事を思い出したら、もう一度猛烈にゴルフを始めたくなった。

そんな気持ちになるのを待っていたのかもしれない。
道具は幸いそのまま捨てずに残っている。
夫は仕事の関係もあって、ずっとゴルフを続けているし...自分も、今ならゴルフをしても以前のようにミスにカリカリして、「他人に何も言われたくない」なんて気持ちにはならないような気がする。

そうだ、多分これからは大丈夫。
あの夕焼けを覚えていたように、きっとこれからは記憶に残したいようなシーンが積み重なって行くはずだ。
スコアじゃなくて...まだよく判らないが、あの夕焼けのようなものが...

自分にとってはこういう風に感じる時が来るまで、これだけ時間が必要だったんだ。
そしてこの前のカラオケで、きっとゴルフの神様が自分にもう一度楽しむきっかけをくれたんだ。
Eさんは、あの時誰が歌ったのか、なんて言う歌だかは知らないけれど、自分にきっかけをくれたカラオケに本当に感謝している。

今度機会があれば、自分も歌を歌おう。
「...でも、ゴルフの歌なんてあったかしら?」

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2012年12月11日 (火)

ホントはやりたくない「真冬のゴルフ考」...1

Bu121211_2いよいよ寒くなって来たなあ...
普通ならもうこの季節は、天気予報が最高気温10度を超えない限り冬眠状態のはずなんだけど。
漫画家コンペがあったりするおかげで、本気で冬ゴルフに対する備えをしなくてはいけなくなった。

今あるもので対応できるのは、衣服の関係。
下着はヒートなんちゃらという、2〜3社の製品がある。
この最近の製品は本当に優秀で、気温10度になろうとする日などは汗をかなりかくくらい暖かい。
その上に丸首の厚手のゴルフシャツ、更に暖かいゴルフ用セーターを着る。
もし冷たい風が強ければ、更に防寒防風に効くベストを着ればほぼ大丈夫。
冷えきって頭が痛くなるような寒さのときは、耳まで隠せる毛糸の帽子をかぶる。
更に右手には手甲をして、電池式のカイロをポケットに入れて手を暖める。
更に下着の上から身体を温めるツボに「貼るカイロ」を貼ればいいだろう。

そしてゴルフの道具。
これは一日中氷が溶けないような季節には、自分のいつものゴルフに対するこだわりは捨てる。
こういう季節はなんてったって、「怪我をしない」事が一番だから。
こんな季節に無理をして、関節・筋肉を痛めたり、骨折や打撲などの怪我をすれば、このあとのゴルフシーズンにも影響が残り、下手すれば来年一年のゴルフをダメにしかねない。
更に心臓や脳の血管に悪い影響を受けるような事はしないに限る。

で、ドライバーはいつも使う奴よりシャフトが柔らかく、ヘッドが効いて、ロフトもあるものを使う。
これは何も新しいクラブを買う訳じゃなくて、ネットや中古ショップで古い安物(1万円以下)を買っておけばいい。
発売当時評判の良かったものだって、10年以上前のものなら数千円だ。
アイアンも、いつもは打感や球筋が気に入っているものを使っているとしても、真冬は怪我をしない事と身体が動かないスイングに適しているような、易しいキャビティーアイアンがいい。
どうせフェアウェイだってみんなライが悪いんだから、ソールは滑りやすく手にあまりショックがこないものがいい。
これも十年以上前の評判の良いキャビティーなら、2万円以下で買える。
ボールも同じ。
凍ったグリーンにスピンもへったくれもないから、安いディスタンス系のボールやロストボールで十分。
そして小物では、最近多くなった「置き型」のティーが便利。
凍ったティーグランドで、あのトンカチのようなもので穴をあけてティーを指す面倒がいらない。
ナビは、ハザードまでの距離が判るものが便利だと思うけど、老眼の自分には使い辛いし凍った硬いフェアウェイでは、ランの計算ができないのであまり必要ないかも。

あとは、意外と靴が難しい。
今普通に使われているスパイクレスや全天候型のソールと言われるものは、凍ったゴムや斜面の芝などで非常に滑りやすい。
冬場の凍った所で滑って転ぶ人は意外に多いし、結構大怪我になりやすいので要注意だ。
これは本当は昔のスパイクシューズがいいのだけれど、使用禁止になっている所が多いので、あまり斜面は歩かないようにするしかない。
変な所に言ったボールはさっさと捨てて、「アンプレヤブル」宣言をした方がいい場合が多い(そのためにも安いボールを使う)。

もちろん、ストレッチや柔軟体操はしっかりやって、スイングも今までのシーズンのスイングなんてしようとしないで大人しく振る事。
「ゴルフをやれる」事を楽しんで、スコアの事は忘れてしまえ、だ。

ただし、「ボールに触らない」という事は、夏冬関係ないことだけどね。

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2012年12月10日 (月)

クラブヘッドの事だけ...

Bu121210_2「スイングの間中、クラブヘッドの事だけ考え・感じるようにしていなさい」...ジム・ブレイクリイ。

いろいろと調べてみたけど、このジム・ブレイクリイという人の事はよく判らなかった。
しかし、これはいろいろと小さな違いはあっても、多くの名手やレッスンプロが昔から言って来た言葉だ。
曰く
「身体をいくら動かしたって、クラブが動かなきゃ意味が無い」
「仕事をするのはクラブだ、腕じゃない」
「手で打つんじゃない、クラブヘッドで打つんだ」
「手が速く動いても、ヘッドが速く動かなくちゃしょうがない」
「腕よりクラブが振れてない」
等々。

皆さんも一度は言われた事があるだろうし、昔読んだレッスン書のどこかには書かれていたはずだ。
要するにゴルフスイングの基本中の基本であるし、道具を使うスポーツに共通した常識といえる。

いくら奇麗に見えるスイングでも、クラブヘッドがちゃんと当たらなく打てはボールは飛ばないし、何処に飛んで行くかも判らない。
どんな格好悪いスイングでも、クラブヘッドがきちんとボールに当たっていれば、ボールは正確に飛ぶ。
ゴルフを始めた頃には、誰だってボールをクラブヘッドで正確に打つ事に集中したはずだ。

しかし、「クラブヘッドにボールが当たるのは当たり前」の腕(アベレージゴルファー)になってくると、それはだんだん忘れ去られてしまう。
今、自分がスイング中に何を思っているか考えてみるといい。
「肩が回っていないんじゃないか?」
「オーバースイングで格好悪いんじゃないか?」
「ちょっと右を向き過ぎてないか?」
「下半身をもっと使った方が、もっと飛ぶんじゃないか?」
「下からあおると、右肩が下がってチーピンになるか?」
「右半身が突っ込むからスライスするのか?」
「このドライバーは、ロフトがあっているのか?」
「シャフトが硬すぎるから、飛ばないのか?」
...

スイング中、クラブヘッドの事なんか考えるのを忘れている。
クラブヘッドが何処にあるか、どんな風になっているかを考えも感じもしないで、自分の身体の動きやクラブのスペックからの影響しか考えていない。

昔、ジャンボ尾崎の全盛期の頃、プロアマで一緒に回るアベレージあるいはアベレージ以下のアマチュアに、「ジャンボさん、私のドライバーは飛ばないドライバーですよね?」
と言われる事が度々あったそうだ。
その頃の尾崎は、野球で鍛えた身体でパーシモンで300ヤードを普通に打っていた。
一緒に回る普通のゴルファーは190〜220ヤードがせいぜい。
自分が飛ばないのはドライバーのせいだ、と尾崎に同意を求める人が多かった。
そんな時、尾崎はそのアマチュアのRシャフトのドライバーを打ってみせる。
尾崎はどんなクラブでも2〜3度素振りした後、ちゃんと270〜280ヤードは飛ばしてみせたという。
それは、レディスクラブでも同じだった。
2〜3度の素振りのあと、Lシャフトのクラブでも同じように250ヤード以上飛ばしてみせた。

...そして「良いクラブですよ」と言ったとか...


これは尾崎が素振りでそのクラブヘッドを感じたあと、クラブヘッドの動きを考え、感じてスイングしたからこそのエピソードだろう。

今、変な風にゴルフに慣れてしまって、クラブヘッドの事を考えられなくなてしまったゴルファーは、自分のクラブより数段柔らかいシャフトのクラブを振るといい。
柔らかいシャフトのクラブは、ヘッドの動きを改めて感じやすい。
つまり男性なら、奥さんや女性用のクラブを振ってボールを打ってみると、「クラブヘッドの事を考え.感じてスイングする」という事を改めて体験できる。

という事でもう一度基本に帰って、クラブヘッドの動きを考え、感じるスイングをやってみてはどうだろう?
「ボールを打つのは手じゃない、クラブヘッドだ!」なんだから。

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2012年12月 7日 (金)

宇都宮ロイヤルccのオープンコンペ参加

Bu121207_2昨日、イラストの仕事先の関係でお誘いを受け、宇都宮ロイヤルccのオープンコンペ「PHYZカップ」に参加して来た。
まあ、自分で選んで参加するのは賞品がグルメのコンペが大半なので、ゴルフ用品が賞品のコンペは久し振り。

このコンペは、一週間前の天気予報からあまりいい天気ではないと予想されていた。
3日前でも「雨のち晴れ、最低気温マイナス2度、最高気温6度」とか。
どう考えても、真冬の寒さで雨まで降る悪天候だろう。

例年なら、この時期は怪我も怖いし不整脈も怖い、コースも凍っていて面白くないので冬眠に入る時期。
ただ、今年は年末に100回記念の漫画家コンペ「バレンタインカップ」があるので、「冬ゴルフ」を嫌でもしなくてはならない。
...自分は、零度近くの環境でゴルフをすると普通のゴルフでは腰や膝肘などを痛めやすいので、そういう場合は「インチキハンマー打法」でゴルフをする。
このコンペは、久し振りのその「インチキハンマー打法」の練習にもなると考えた。

寒い日が続いた今週始め、寒い練習場での練習ではインチキハンマー打法は完璧だった。
厚手のセーターで身体が回らなくても、超フックグリップでややハンドアップ気味に左腕とシャフトを一直線にして、「ハンマーを叩き込む」あるいは「右中間にトスバッティングをする」なんて感覚で、いい具合にドローがかかる強い球が打てていた。

さて、いつもの車中泊...道の駅「宇都宮ロマンチック村」。
あのめまいの強烈な発作が起きた場所。
あの時の凄く嫌な感覚が残っていたが、なんとか無事に起きる事が出来て一安心。
...そして、外を見ると...なんと天気予報大ハズレの快晴!

それでも、コースでは一応完璧な冬対応の服を着込んでみたが...
練習場では、普通のハンマーで打つと悉く大フックに。
暖かくて身体が動き過ぎている。
スタート時には、もう汗ばむほどの気温に...
1番では左がOBのように見えたために右目に打って...枯れ葉の中にロスト。
2番ショートは左に大フックして、ロスト。
3番は左を嫌がって右に押し出して、ロスト。
3ホール連続トリ...
その後も、ハンマー打法の調整がつかずに午前中だけでボールが5個消える。
同伴したのは、定年で退官された某国大使だったご夫婦。
塩原に住んで、ゴルフ三昧を楽しんでいると言う陽気なお二人。
面白いのは先日ご一緒した「風太さんご夫婦」と同じように、奥さんがそれほど練習もしないのに遥かに素晴らしいショットを打っている事。
ご主人は自分で作り上げた個性的なクセのあるスイングで、楽しそうにゴルフをされるが...「いつも家内の方がスコアがいいので、夫婦喧嘩してますよ(笑)」なんだとか。

午後は、厚着を脱いで、大人しくゴルフをするつもりだったんだけど、この元大使のご主人が「そんなに飛ぶのにスプーンやバフィーでティーショットなんてなんてもったいない」「私なんかそれだけで羨ましいんだから、ドライバーでバーンと打って下さいよ」なんて...
しょうがないか...バーンと打った方が、きちんとフェアウェイに置いたゴルフより3人が楽しいと言うんだから。
で、午後はハンマーをやめても、ボール3個に「さようなら」。
...いい天気の下、笑いっぱなしのゴルフだった。
「また、是非春にもご一緒しましょうよ」と言われた事が賞品かな。

晴れた空の下、時折吹く強い風に大きく落ち葉が巻き上げられて、まるで桜吹雪のように長く宙を踊っている風景が実に美しかった。

同じ道の駅で車中泊をする時に、またあのときのようなめまいが起こるんじゃないかという不安は結構強かったけれど、無事やり過ごす事が出来て実はかなりホッとしている。
まだ真っすぐ歩いている時に少しふらつくけれど、年末までにもう一度ゴルフを高めよう。
寒いときの「インチキハンマー打法」、気温が一桁の日だったらきっと上手くいく。
年末の勝負までに、なんとかするつもり。

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2012年12月 5日 (水)

約束

Bu121205Uさんがその東京郊外の町に来たのは、ちょうど20年振りだった。
大阪出身のUさんが、大阪に本社がある会社の東京支店に新婚早々転勤になって、この町の借り家住まいを始めたのは25年前、27歳の時。

やはり大阪出身の嫁さんとともに、慣れない関東住まいに始めは苦労した。
大阪ほど親しく付き合うようには見えない新興住宅地の雰囲気が、「二人ボッチ」という感覚を強くして、一時は会社を辞めて大阪に帰る事まで夫婦で話したほどだった。

それが一変したのは、五軒となりに住んでいたOさんのおかげだった。
Oさんは、その地区にある草野球チームの監督をしていて、若く身体の大きなUさんにチーム加入の勧誘に来たのだ。
Uさんは一応中学・高校と野球をやっていたので、気分転換をかねて喜んで加入する事にした。
その草野球チームは何人かは野球経験者がいたが、殆どが遊びでやったぐらいの腕だったので、Uさんはたちまちピッチャーで4番というチームの中心選手になった。
毎週日曜日の試合や練習のあとの地元の酒屋での一杯で、Uさんは近所に知れた有名人になった。
そしてUさんの新婚の奥さんも、派手で交際好きで陽気なO監督の奥さんの紹介のおかげで地元の何処でも挨拶されるようになり、すっかり地域に溶け込める事が出来た。
草野球のチームは、市の大会でいい所まで行くようになり、地元の強豪チームとして一目置かれるようになった。
そしてUさんが30になった頃、チーム内でも流行り始めたゴルフをO監督から教えてもらった。
まだ給料が多くなかったUさんに、O監督は自分の使った古いクラブをフルセットくれて、練習場や近くの河川敷にも連れて行ってくれた。
腕前はすぐにO監督といい勝負をするようなり、「若いってのはいいなあ」なんてぼやかれる事が多くなった。

そして32になった頃、本社に栄転するような辞令が出て、Uさんは大阪に帰る事になった。
チームの送別会の時に、O監督に「東京に来る事があったら、絶対にゴルフの勝負しような」と約束させられた。

それから20年あまり、責任ある仕事を任されて時間に追われる生活が続き、何度か東京に出張する機会があっても、O監督のいる町でゆっくりする時間はとれず、素通りする事が続いた。

それが、一週間の時間のある今回の出張で、懐かしい町で時間を過ごす事を考えた。
...駅を出て以前住んでいた地区に向かう...しかし、記憶にあるような風景に行き当たらない。
家が殆ど新しくなっている、道路が広くなっている、見覚えのない大きな店が出来て見しらぬ道がある。
当然以前住んでいた貸家の姿はなく、アパートが建ち並び...O監督の家だった場所には知らない名前の新しい家が建っていた。

まるで浦島太郎のような心境で、やっと以前プレーした野球場にたどり着き、そこですっかり大きくなった立ち木に囲まれた見覚えのある風景に出会う事が出来た。
同じチームだった人達の半分以上は、あの頃貸家やアパートに住んでいたが、それらは殆ど立て替えられたようだ。
見知った顔に出会えない。
...諦めて帰ろうとした時に、声をかけられた。
やっと出会えた見覚えのある顔、同じチームのコーチをしていたNさんだった。

聞いた話は、O監督は3年前に亡くなったこと。
Uさんが大阪に帰ったあとの、O監督の波瀾万丈の人生。

会社の倒産。
奥さんとの離婚。
家族の離散。
トラック運転手としての一人暮らし。
酒を飲み続ける生活。
酒に飲まれる生活。
身体の不調。
そして、独りの死。

最後までO監督と付き合いのあったNさんの話は、まるで安っぽい小説のように現実味が無く...
あの陽気で世話好きで、男気に溢れ、酒を飲むと口癖のように「みんなが俺に頼ってくれるのが嬉しい」と言っていた優しい男。
O監督がいたから、逃げ出しそうだった関東暮らしが続けて行けたのに。

「Uさんの話もよく出ていたよ」
「東京に来たらゴルフを一緒にやる約束していたんだって?」

遅かった。
いつでもやれると思っていた。
...言い訳は次から次へと浮かんでくるけど、約束を守らなかった事実は変わらない。

「俺は、最低だ」
その言葉が、頭を回って離れない。

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2012年12月 4日 (火)

ボイスナビを買った!

Bu121204_2最近はゴルフをプレーする場合は、殆どがセルフプレーだ。
キャディー付きでプレーするなんて、年に2〜3回しかない。
そして、最近数年の自分のプレーする基準が「なるべく回った事のないコースをオープンコンペで」。

そうした時、どうしても正確な残り距離などを知るために距離測定機が欲しくなる。
以前、ニコンやライカのレーダー測定器を使った事があったけど、ショットの前にいちいちレーダーで測定するのは非常に面倒であり、また正確に測距するのもテクニックがいる使い辛いものだった。
そのためにいずれも2〜3回使ったあと手放した。

それに比べると今全盛のGPSを使ったナビゲーションの機械は、非常に正確で使いやすいと言うのは知っていた。
ただ、自分のように老眼になっていると、画面の数字を読むためにいちいち老眼鏡を出差なければならない...これが結構めんどうで使う気になれなかった。
そこに、画面ではなく音声で残り距離を教えてくれるナビがあるというので、ちょっと高かったけど手に入れて使ってみた。

製品名は「ショットナビ ボイスキャディー」とか。
(二木ゴルフで14900円だったか)

それが一ヶ月前...その後大雨で中止や、ナビ使用禁止コンペや、めまいでキャンセルなどが重なって、やっと1ラウンド使ったのがこの前の東の宮ccのラウンド。
その使用した印象。

これは楽。
押すだけで距離を言ってくれるのは、実に判りやすい。
多分測定結果も正確だろうと思う。

しかし、困った事も2〜3点。
まず、今の東の宮は2グリーンから1グリーンに変更してから数年経つのに、未だにいちいち「左グリーンまで」とか「右グリーンまで」とか言うので、その度に正しい側にポタンを押して変更しなければならない。
これはえらく面倒で、新しいデータに変えて欲しいものだ。

そして、初めて使ったので慣れてないために困ったのが、イラストの下の方に描いたケース。
1番ホールでボールが左側のラフに行き、そこから距離を測ったら、なんと後ろ側にあった9番ホールの距離を言い始めた。
1番ティーで1番ホールの距離を確認したあとなのに、2打目で勝手に9番になってしまい、その後2番ホールのティーに上がるまで9番ホールのグリーンまでの距離を言い続けた...残り9番のグリーンまで780ヤードです、とか。

あとで説明書で調べたら、ホールキャンセルとホール指定の方法が乗っていたけれど、下手に隣のホールに行ったりしたらこんな風になるかもしれないのが残念。
そのホールのティーから始めたら、2打目でいきなりとんでもないホールの測距になんてならないようにして欲しいもの。

でも、1グリーンのコースでフェアウェイに打っていれば、操作は実に簡単で役に立つ道具と言える。
私のように老眼で、普通のショットナビを使うのに躊躇している人にはお勧め。
ただし、ベルトにつけると、座った拍子にボタンに触れて、予想もしない時に音声が出て同伴競技者の迷惑になるので注意。
それに、ベルト辺りだと風が強いときなどに音声が聞き取り難い。
音声レベルを大きくすると回りに迷惑がかかるので、どうしても帽子とか襟とかが使いやすい。

...口惜しいのは、もう12月初めにはこの新型が出るらしいという事。
性能も良くなり、値段も安くなるなんて(おまけにイヤホンが付属するとか)...ちょっと買うタイミングを失敗したなあ...

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2012年12月 3日 (月)

ひとつ大きめのクラブで狙え!

Bu121203_2「ひとつ大きめのクラブで狙え!」...ジャック・バーク・ジュニア。
ジャック.バーク・ジュニアは、1956年のマスターズとPGA選手権に勝った名手。
1949年から1963年にかけて、米ツアーで20勝を挙げた。

ごくシンプルな言葉だ。
が、ゴルフを長く楽しむにつれ、この言葉が殆どのミスショットに当てはまるような気がしてくる。
ミスショット、と言うよりそれは「ミスジャッジ」なんだけど。

非常に稀にラフや雨で濡れたフェアウェイから、ドロップして長いクラブではないのにグリーンオーバーしてしまう事はある。
これはヘッドスピードの速いゴルファーには起こりがちな事ではある。
しかし普通のゴルファーにとって、グリーンをショートして手前のハザードに落すミスとグリーンオーバーするミスと、どちらが多いかと言えば圧倒的にショートのミスだろう。

これは考えてみれば、当たり前の事である。
だって、普通のゴルファーが自分のクラブの飛距離を確認して、データとして覚えるのは練習場でのショットからだろう。
あるいはコースのショートホールでのショットの経験からかもしれない。
どちらにしても、平らな場所からやティーアップしたボールでの飛距離だ。
しかし、コースでの2打目3打目、あるいは4打目でグリーンを狙うショットのライは、千差万別、千変万化、同じライなんて事は絶対にない。
左足下がり、右足下がり、爪先上がりに爪先下がり、フェアウェイにラフにベアグランド、泥がついてたり砂だらけだったり...
それに、風が吹き、雨が降り、太陽が照り、虫が飛び、欲が出たり不安が起きたり、緊張したり油断したり...
これがゴルフの魅力そのものとも言える、喜怒哀楽、裸のまんまの自分と向き合う事になる。
そうした時に、「いつもの」なんて思っている自分の一番正解に近いスイングなんて出来ようも無く、腕が縮んだり、頭が動いたり、ボールが見えなかったり、他人の目が気になったり...

その結果、90パーセントはそのクラブで「いつもの距離」が出ない当たりとなる。
130ヤード飛ぶ「はず」のクラブなら、120ヤード、110ヤード、あるいは100ヤードしか飛ばない。
本物の「トップボール」や「シャンク」は論外として、そのミスは1番手あるいは2番手大きなクラブを持てば、半分以上は助かるだろう。
精神的にも、多少ダフったりちゃんと当たらなくても、「十分グリーンに届くクラブ」を持っていると自覚するだけで、お祭り騒ぎロックンロール狂乱状態の精神は、軽いフォークソングぐらいの動揺に落ち着くだろう。
...それなら、そのショットを楽しめる。

いつも「ピンデッド」とか「グリーンにはフルショットでぴったりのクラブ」だとか...ごく稀に上手くいけば「凄い」とか「上手い!」だとか言われるものだから、殆どの場合にミスした事を忘れてしまっている。
思い出せ!...そうして、何度池ポチャでボールを無くしたか、何度バンカーで目玉になって大叩きの原因を作ったか。

古くからいろいろな名手達が同じような事を言っているけれど、これはシンプルで、実に有効な言葉だ。
もし、偶々会心のショットが出てグリーンオーバーしたとしても、それこそ自分のショットが正確だったということで、気持ちはそれなりにいいんじゃない?

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2012年12月 2日 (日)

冬...だよなあ

Bu121202_4 冬だよなあ...

以前、もう二十年以上前の話。
12月だって1月だって2月だって、季節に関係なく自分のゴルフシーズンは続いていた時代。
ホームコースが栃木の奥の方だったためか、積雪クローズなんて事も結構あった。
しかし、朝から雪が降っていたって燃えるゴルフ心は消えもせず、朝早くから月例の行われるコースに向かって車を走らせた。
その頃の車はあの四角いランクルBJ44だったから、家を出るときから4駆を噛ませ、走るに従って深くなる雪の積もった景色を見ながら100キロを走った。
笑っちゃうような話だが、「なんとか除雪すれば出来るかも」なんて思っていたのだ。
コースに入る進入路は結構な坂道だが、スリップしながら上って行った車のタイヤのあとが2本や3本ではない。
コースの駐車場は、積雪30センチを超えて真っ白になっているのに、駐車している車が十数台。
4駆は自分の他に1台(スバル)だけで、あとはタイヤにチェーンを噛ませている。

コースレストランに入ると、同じ年代の月例の顔なじみばかり十数人。
真っ白になってスキー場のようなコースを見ながら、口惜しそうにコーヒーを飲んでいる。
「今やめば、除雪してプレーできるかなあ」
「いや、太陽が出ればきっとできるよ」
「みんなで横一列に並んで雪踏みしてさ...」

ほんとに、ゴルフ馬鹿ばっかりだったと思う。
当然プレ−は百パーセント不可能で、ゴルフをしたい気持ちが無茶を言って...
どうしても諦めきれない数人は、コースから太平洋岸のコースに電話をかけて「おい、XXカントリーは雪降ってないってさ!」なんて、そっちに向かったり...

そんなエピソードが、まるで夢の中の出来事のようだ。
今は、天気予報の最高気温と最低気温を見ただけで、戦意喪失。
まして、太陽が出ないで最高気温6度以下だとか言ったら、やる気ゼロ。
...グリーンが凍って、ナイスショットが乾いた悲しい音を残してグリーン奥に弾んで消えて行く光景は見たくない。
ラフだと思って打ったら、芝までカチンカチンに凍っていて、打ったとたんに手に響く「ガチン!」なんて感触はもういやだ。
そして、ティーグランドで全くペグが刺さらず、トンカチのようなものでガッツンと打ち込んでやっとティーアップするなんて絶対いやだ。
そして、そして、ボールをティーに乗せようとしても、手がかじかんでボールを上手くつかめない...そんなゴルフはやりたくない!
楽しもうとする会話だって、寒さで歯がガチガチなって舌を噛むようなゴルフはやりたくない。
カートに乗っても、氷のような風に当たると頭が痛くなるので、のろのろと縮こまって小さくなって走るようなゴルフはやりたくない。

もう若くはないんだ。

てな季節に入った12月。
例年冬眠に入る時期だけど、年末のバレンタイン100回コンペがメーンエベントで残っている。
それまで、寒さに負けずにめまいに負けずに、もうひと粘りしなくっちゃ。

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