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2013年8月 5日 (月)

ダウンスロープで素振りをすれば..

Bu130805_2「ダウンスロープで素振りをすれば、正しいダウンブローでアイアンを打てる様になる」...荒井規矩雄。

荒井規矩雄は、ツアー18勝シニア2勝。
ラウンドごとに違うハットをかぶってプレーして、「Mr.ハットマン」と呼ばれた。
後年腰を痛めた為に、まるでダンスを踊る様に回転して打つ打ち方を工夫して試合に出続け、好きなゴルフをやめなかったゴルファー。
早くから自宅にトレーニングジムを作り、身体を鍛えたゴルファーでもあった。

さて、彼の言葉。
アイアンの失敗の原因の殆どが「すくい打ち」である事から、「ダウンブロー」が正しい打ち方というのは誰もが知っている事だけど、その正しい「ダウンブロー」がどういうものかを実感するのは難しい。
多くの人はボールを上から打ち込むだけのスイングをダウンブローと思ってしまう。
その結果、思い切りボールの後ろにヘッドを打ち込んでコースを穴だらけにする...しかし、派手な土煙の割にはボールはちっとも飛びはせず、終いには打ち込み過ぎて自分の手首を痛めてしまうゴルファーさえ出る。
最新のアイアン達はボールだけ拾えばちゃんと飛ぶと言われているけど、多少打ち込んだ方がもっとちゃんと飛ぶし「ボールだけ拾う」と言うのは結構難しい。
クロスバンカー(フェアウェイバンカー)から、ボールだけをキチンと打てる人はそうはいないはずだ。

そこでこの荒井規矩雄の言葉の様に「左足下がりのライ」で素振りをしてみる。
下り傾斜でアイアンを振る。
大事なのは「傾斜なり」に振り抜く事。
打ち込んで終わりではなく、傾斜なりに振り抜く感覚を覚えてから、平らな場所でも同じ様にボールに向かって振り抜く。
すると、ボールの先が最低点となる軌道でアイアンを振り抜く事が出来る...つまりダウンブローで振れる様になるってこと。
簡単に誰でも出来るから、やってみるといい。

自分の体験では、こういう下り傾斜で素振りをすると右肩が下がらない素振りでないとかなり手前をダフる。
スエーすると足場が不安定になり、奇麗に振り抜けない。
始めから左重心で、頭がスエーし難く、右肩が下がり難い...ヘッドを低く振り抜く感覚がつかめる。
自分のスイングでそういう部分に欠点があると思っている人は、是非やってみるといい。


ただし、これと反対の左足上がりの素振りはしない方がいい。
多分悪い所がなお悪くなるスイングになってしまう。
よくコースの練習場などで、地形的に平らな所が取れない為に打ち上げになっている所があるが(ひどい所は山の中腹に打ち上げる様なのもある)、ラウンド前には特にそういう練習場では練習しない方がいい。
ゴルファーというのは誰だって「ボールを空中に飛ばしたい」という本能があるものだから、打ち上げの地面に突き刺さるボールなんて打ちたがらない。
その結果、そういう練習場では右足体重に反っくり返ってもボールを高く上げようとする。
どうしたってすくい打ちになり、それが身体に記憶されてしまう。
もしコースの練習場でも、町の練習場でも地面が打席より高くなっていれば練習しない方がいい。
2階席があって、そこから「打ち下し」になるなら、2階席で打つべき。

運悪くコースに行ってそういう練習場しかなかったら、この荒井規矩雄の言葉の様に、左足下がりのライを探してそこで素振りをした方がその日のスイングには良い影響が出るはずだ。

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