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2014年2月 1日 (土)

ゴルファーは勇敢で臆病でなければならない

Bu140128「ゴルファーは、勇敢で臆病でなければならない」...ジョン・ヘンリー・テイラー。
ジョン・ヘンリー・テイラーは、R&Aゴルフクラブの終身名誉会員に推挙された名手。
謹厳実直で知られた人で、バーナード・ダーウィンに、「テイラーはゴルフを嫌うがごとくプレーする」と言う有名な言葉を言われたエピソードが残る(摂津茂和著「不滅のゴルフ名言集」より)。

普通これだけゴルフに対して「厳しい」という評判の人には、ベン・ホーガンのように「変人」「奇人」の評判も残るものだけど、そうは言われてない様なので気配りも忘れない人だったんだろう。

で、「勇敢」と「臆病」。
自分のプレー振りを顧みて、この二つ...二人の自分、ちゃんと存在しているだろうか。
攻めるべき時は、失敗を恐れず思い切りの勇気を出してチャレンジする。
守るべき時は、迷い無い決断を持って危険を回避する。
簡単なようだけど、コースでのプレーを見ているとこれを実践出来ているのは相当な上級者...ハンデで言うと5下の人くらいだろう。

普通の人、つまりアベレージ以下の人からハンデ6〜7くらいまでの人は、これを考えているようで考えていない。
だから、そんなハンデなんだけど。
多くは、「勇敢」になりっ放しか「臆病」になりっ放し。

例えば自分は勇敢にゴルフをすると考えたら、どんな所でも「GO FOR BROKE」で「イケイケ」のゴルフをしてしまう。
可能性が5分5分どころか、10パーセントも無い...プロでも躊躇する様なケースでも、無謀な攻め方をする。
それが勇気だと思っているから、失敗しても失敗しても「挑戦し続ける自分」に酔ってしまって、取り返しがつかないスコアになっても「悪いのはコースだ」とか「今日は調子が悪かった」としか思わない。
まあ、運動不足解消の運動目的だったらそれもいいけれど、スコアをつけるならただの学習能力の無い自信過剰の馬鹿者と言われてもしょうがないだろう。

対して、「臆病」なゴルフをする人は、これまた勇敢とは正反対に「全てに臆病になって」プレーしてしまう。
池や谷やOBが見えたら、どんな場合でも刻みまくる。
右がOBなら左の谷に、左が池なら右の山に打つ。
わずか100ヤードでも刻む。
刻んだ先のアプローチがどれほど難しくても、危険から逃げるのが目的になってしまっているので他の選択肢を考えようともしない。
そのくせスコアに拘ったりするから、なお臆病になって行く。
なのに本人は「自分は考えてプレーしている」と思っているから始末が悪い。
「勇敢」だけ、「臆病」だけのゴルフをする人は、本人以外の人には「ため息をつかせる」ゴルファーだって事に気がつかない。

テイラーが言うように、ゴルファーはどっちも使い分ける事が必要なのだ。
時には失敗覚悟のチャレンジも、時には唇噛んでの撤退も...
本気の遊びであるからこそ、ある時には生き様まで伺える遊びであるからこそ、勇気あるチャレンジと臆病覚悟の撤退とを使い分けたい。

本人が「勇敢」だと思っている攻めっ放しのゴルフも、本人が「考えている」と思っている臆病なゴルフも、そればっかりでは「勇敢」は何も考えていない「お馬鹿ゴルファー」だと思われるし、「臆病」は人間性まで疑われる「つまらないゴルファー」のレッテルを貼られてしまう。

両方必要なのだ。
体力任せに攻めるのが好きな人間も、たまには頭を使って違うルートを考えてみる。
ただ逃げ回ってばかりのゴルファーも、たまにはOOタマが縮み上がる様な(女性には失礼!)チャレンジをしてみるといい。
たとえそれが上手く行かなくても、周りの見る目は「お、頭を使っているな」とか「勇気を振り絞って決断したな」とか感じてくれるだろう。

上手く行けば、そのゴルファー自身が一段上のレベルに上がったという事で、目出たし目出たし、なんだし。


...自分の事は言えないけどね(笑)。

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