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2014年6月 6日 (金)

細かい事を考え過ぎたら、バックスイングが・・

Bu140526_2「細かい事を考え過ぎたら、バックスイングがうまく出来る分けないさ」...アーノルド・パーマー。
この言葉には、あとに続く言葉にアーノルド・パーマーが見つけた我々に役に立つ「スイングの真実」がある。
曰く
「大事な事は、頭を動かさず、正しいグリップをし、クラブと腕と肩を一体にして後ろに引けば、トップの位置など全く問題ではない」

疑問は一杯あるだろう。
「頭を動かさない」のは判るが、今の時代のレッスンでは「頭一つくらい動いてもいい」が常識だ。
正しいグリップ?...言うのは簡単だが、実際何が正しいグリップなのか判らない。
「クラブと肩と腕を一体にして後ろに引く」...コックは? 左腕は? 右肘は? 左肩は?
「トップの位置はまったく問題じゃない」...どこに上げてもいいの?

パーマーのスイングは、確かにトップまで一気に上げる...コックだのシャフトの方向だのヘッドの位置なんて全く気にしていない様な勢いで上げる...だから「頭を動かさない」が、スイングの軸と言うか中心と言うか錨のようなものになるんだろう。
クラブも腕も肩も一体にして上げる...パーマーのスイングは、トップで完全に背中が目標方向を向く。
やってみれば判るけど、肩や腕を意識しないで背中を目標方向に完全に向ける程上半身を回せば(捻れば)、切り返したあとはその溜まったパワーで些細な事は関係ない様なスイングになる(笑)。

要するに頭を動かさずに背中を目標方向に完全に向ける程のバックスイングをすれば、些細な事は関係なくボールを引っ叩けるから結果が悪いはずは無い!...というパーマーの考え方。
まあ、普通のヘボゴルファーである我々にとって「そんな馬鹿な!」ってなる様な理論だけれど、いやって程ゴルフスイングを勉強したあげくに「テークバックの始めは30センチ飛球戦に沿って動かす」とか「左腕が地面と水平になったらコックを完成させて」とか「左手甲が正面を向いたらクラブフェースは」とか「右肘は身体につけたまま」とか...膨大なチェック項目をクリアーして行ったスイングで、あなたの納得のいくボールを打てただろうか?
望んだ様な結果や、それに近い結果を感じた事があるだろうか?

殆ど無いはずだ(笑)。
真面目に取り組んでいればいる程次々と新しいミスが出て来て、それを修正する度にますますスイング理論の迷宮に深く迷い込み...やがては自分が何を目指していたのか判らなくなる。

ならば、ここでパーマーの言う通りに古い上着(新しい上着か)を脱ぎ捨てて、素っ裸になってただ頭を動かさずに背中を向ける程に身体を回す。
そして、パーマーお得意の「ヒットイットハード!」だ。
頭が動いたりグリップが緩むとボールにちゃんと当たらないけど、意外に気持ち良く振り切れると思う。
ついでに言うと、「フィニッシュなんて考えない」もパーマーの言葉。
「インパクトまでが大事であって『打ち抜いた』らあとはボールの行方に関係ない」ということ。

真面目なゴルファー程、どうにもならない袋小路に陥りやすいのがゴルフスイング。
地面にあるボールは自分からは動かないから結果は全部自分の責任。
「悪いのはみんな自分」と自分自身を責め立てて、「ゴルファーってのはみんなマゾか!」ってくらいにイジイジと反省しながら嘆き悲しみ愚痴を言う。

だからこそ、「ヒットイットハード」と「ゴーフォーブローク」のパーマーゴルフ、やってみるとゴルフスイング理論に侵されたマンネリヘボゴルファー脳を、一気に覚醒させる事が出来るかも知れないぞ。

まあ、木っ端微塵になる事もあるだろうけど、一度壊した方がいいゴルフスイングもあるからね。

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