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2014年7月

2014年7月 5日 (土)

いざ、出発...

Bu140629今日は夜に漫画家コンペ「慢房杯」の宴会が有る。
そして、明日は山田ゴルフクラブで「慢房杯」コンペ。

...順番が逆なんだよねえ。
今日の夜飲み放題の宴会やって、明日コンペなんて結果が見えているってーの(笑)。
長い付き合いで知っているが、明日の為に今日の宴会は飲むのを我慢して...なんて奴はまずいない。
そんな事をする奴は、「男の風上にも置けねえ!」なんちゃって最後はシッチャカメッチャカで酔っぱらって...

明日のティーグランドでは、アドレスに入ってから「オエ〜〜」とか、打ったあと林に走って行って「オエ〜〜」だとか。
ボールがどう見ても二つに見えたり揺れて見えたり...
まあ、それをネタに大笑いしながらまわるんだろうけど。

20年から30年以上も長く漫画家やイラストレーターで食って来れた奴ばかりだから、宴会は盛り上がる。
そして明日のコンペも、大人げも無くマジになる(笑)。

まあ、左手の負傷が結構長引いているけれど、それなりのゴルフは出来るだろう。
明日は、久しぶりにスコアを作るゴルフをしたいと思う(願望)が...二日酔いで上手く出来るかどうか。
メンツとプライドもかかっているから・・・真面目にやろう(願望)。

酒のせいにはしませんから!(キッパリ)。
...なんて、できるかしらねえ...

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掘っくり返し屋の戯言 「皆が思うよりは...?」

Bu140627You-Tubeに、ヒッコリーゴルフについて、Stアンドルーズで復刻クラブを作っているStアンドルーズ・ゴルフ社を絡めたディスカバリーチャンネルの番組がアップされている(英語と日本語字幕の2種あり)。
番組内で工房内のクラブ製造の様子が挙げられて居るが、その中で興味深く思ったのが、ゴルフの発展はクラブよりもボールによる所が大きいとする見解を示す為に行われた、工房製の古式クラブを用いた年代別試打実験であった。

実験は室内ゴルフの設備を使い(画面はオールドコースの18番)、テスターが460ccチタンーグラファイトのドライバー、1920スタイルのブラッシー(ヒッコリー)、1880スタイルのセミロングノーズで同じ硬度の柔らかい現代ボールを打つ、と言う物なのだが面白い結果となった。
チタン(ティアップ)278yd、1920ブラッシー(ティなし)269yd、セミロングノーズ(ティなし)262ydと、現代と130年近く前のスタイルであるクラブとの差が十数ydしかなかったのだ。
方向性は、古くなるにつれてヘッドの大きさや幅が小さくなっている事による重心距離の変化からか、チタンがほぼストレートなのに対し、ブラッシーが11:45、セミロングノーズが11:30方向へのプルとなっている。

これを見て筆者が思ったのは、出場者全員が同一ボールを使う競技があればヒッコリー党が現代軍を叩きのめす事が出来るのでは? という淡い期待と、以前から考え、同論の方もいる(ロングノーズはなんとも言えないが)、あらゆる時代のクラブで、ちゃんと威力のある一定の球筋を打つ事のできるスイングが必ず有るという確信であった。

昔のクラブは距離が云々という言を目にされている方々には、どういうことだ? と思われるだろうが、それについてはボールの影響が大きく、過去から現在に至るまでに行われた現代・古式クラブの対比実験で(当時)最新のボールを使用した際の飛距離は、現代(当時含め)クラブとの距離の差が余り〜殆ど無いと言う結果が出ている。

1964年7月にアメリカの雑誌「Popular Mechanics」のアレンジで、アーノルド・パーマーがスチール・ヒッコリー両セットでフロリダのラ・ゴーシCCの9ホールをプレーする対比実験をした際、結果は現代のクラブが36ストローク、ヒッコリークラブが39ストロークであったが、八番ホール482ydパー5ではブラッシーで290ydのドライブ、ミッドアイアンでグリーン左へ持って行き、ニブリックでカップから6いnに着け見事なバーディー4を見せた記録が有る。
が、パーマー本人は、飛距離と最上のコントロールを求めている身として、愛用のクラブに比べヒッコリーには信用が置けないとのコメントを残している。
(E-bayに於ける実験使用クラブ出品の際の商品紹介及び掲載の雑誌記事より、2006年6月15日時確認、他Golf Journal1975年6月号より)

1972年には前年のアフリカOP勝者、サイモン・ホブズデイが正規のヒッコリーセットで9Hプレーをしたのだが、驚くべきことに飛距離が現代クラブと比べほんの少し落ちる程度であり、またアンティークパターの方がスチールシャフトの物よりも20ftのパットが安易であったとの報告が有る。

日本でも本格的な物は確認出来た中で「Choice」が1980年代に二回行っているが、85年1月号の企画が一番充実していた。
これは城村克身プロと久富章嗣氏らアマチュア三人がニッカースーツにネクタイと言う出で立ちで河口湖CC南コースでヒッコリーにガッティボール(フローター)を使い、9Hをプレーすると言う企画であった。
服装についてのスウィングの影響は、進行役の城村・久富の両氏は窮屈には感じないとしているが、プレーでは反発力が少なく軽いガッティでは、この二氏でも150〜170m(164〜186yd弱、当時はメートル表記な為、以下ヤード換算とする)のドライブがやっとで、スコアも城村プロの45がベストであった。
*近代のコースでガッティのプレーは流石に無理があったと言えるだろう。ガッティ時代のコースで今のパー72に相当するのは4500〜5300yd台で、6000ydを越えるコースはボギー80台が普通であった。

ガッティでの結果は芳しくなかったが、実験中余番563ydパー5で城村・久富両氏にヒッコリー・ガッティ、モダンクラブ・モダンボール、ヒッコリー・モダンボールを打ち比べると面白い結果が出た。
(クラブ・ボールの種類は上記の順)
城村プロが175yd・317yd強・281yd強、久富氏は186yd強・257yd・297yd強と、ヒッコリー・モダンボールでロングドライブを出しているのだ。
会場が富士山麓の高地に在る事や、久富氏のドライブの落下地点がダウンヒルでランが多めに出たとしても、ヒッコリーシャフトの優位性を示してくれているだろう。
(続く五番153yd弱パー3でもモダンボールで打ったところ、城山プロ(アイアンの)クリークでオーバー、久富氏はマッシーでカップ手前3メートルに着けている)

USGAも1994年に役員で1988年全米ミッドAm勝者David Eagerに、複製ロングノーズと1915ブラッシーで、フェザリーから1930年代までの様々なボール(複製)を打たせる実験を行っている。
当時のモダンボール、コンプレッション90のバラタと彼が当時使っているドライバー(メタル)の距離が242〜228ydに対し、同じボールをブラッシーで打った所228〜194yd、1920年代ボールの複製では、メッシュカバーの平均204ydと言う記録が残っている。

メタルのドライバーはヒッコリーの試打を終えてから打っているが、Eager曰く「古いクラブのスゥイングが、新しい物を使う手助けをしている」との事で、その為「ヒッコリークラブをトーナメント前のウォームアップに使うか?」という質問に対し、「方向性は良いが飛距離が短い」として笑顔で否定した。その一方この種のクラブでの感触の良さや風雅については多いに同調している。

現代の対比としては、海外のヒッコリーゴルファー達の「ドライバーが今の3番ウッドの距離」という説や、私の知っているヒッコリー使用者達が「アイアンクラブは同じロフトの現代の物と差異が無い」と語られているが、これらの意見はヒッコリークラブがマッチドセット時代の物でも、ロフト・レングスが現代の物よりウッドが1番手、アイアンが2〜2・5番手程下がる為であるが、私自身も使用者としてそう感じる。

ヒッコリーから少しずれてしまうが、近代パーシモンの距離についても、高反発ドライバー登場の頃かその規制が取り沙汰された頃であったか、読売新聞のスポーツ欄でヘッド素材ごとの反発係数と飛距離の差を取り上げていたのを覚えているが、パーシモンとチタンの差は10〜7yd前後と描かれていた様な..
(クラブ制作・研究家であった佐藤勳氏の1999年発行の著書には、公的機関の発表では差は2〜3%で、やく9ydの差と紹介されている)

また2010年の「Choice」(4〜5月号か)に「最後のパーシモンメーカー」と言われるルイヴィルゴルフの役員がパーシモンについて書いた広告で「98%のゴルファーがパーシモンの芯に当てたショットとチタンのショットの飛距離が変わらない」という話を挙げている。

この時代のクラブとなると国内雑誌でも1〜2年に一回くらい対比実験を行って十数〜二十数yd現代の物より落ちると報じているが、その際に「当時のスペックで」という訳なんだろう、当時のオリジナルの糸巻きボールを使用している。が、ボールの経年劣化による飛距離のロスを考えると、これでは正確な対比が出来ないのではないか?

これはここ数年の対比実験であるが、最近の「Choice」2014年春号に掲載された対比実験では、互いに当時のマッチングでのテストの他、お互いの時代のボールでも計測をしており、現代のクラブとボール、パーシモンと1990年代糸巻きボールの差は23yd程であったが、パーシモンで現代ボールを使い、スピンが抑えられ一番飛ぶと言われるトゥでのヒッティングでは9・6yd短いだけであった。(惜しむらくはチタン・糸巻きでのテストがトウヒットのみで、センターでは行われなかった事だ)

どの時代の物にせよ、純粋にクラブ同士の差を調べるのであるならば、冒頭のStアンドルーズ社の実験の様に同一のボールを使うべきであり、クラブもスペックをしっかりと表示しておく事(特にアイアン)。また、時代ごとのクラブとボールの組み合わせの差を探るのであればUSGAの実験のように復刻させたボールを使うか、当時の物と同じ反発係数のボールを使用すべきと考える。

と、冒頭の趣旨からズレ気味かつ、いろいろまとまりの無い事を書いたが、私を始め「変人」達の考える「クラブの進化は大々的に語られて程の物なのか、その比重は殆どボールが締めているのではないか?」について、冒頭・文末の結果や自分達で試し定説に疑問が出る結果が出ている以上、それらの証明にせよ否定にせよ、正否を引き出す為にはもっと沢山の事件結果が必要になってくる。

You-Tubeには海外の有象無象が行う対比実験(試打・マッチ)やヒッコリーゴルフの動画が2009年頃から多くUPされているが、国内でもゴルフ誌が(しがらみが色々と有るだろうけれども)更なる詳細な実験をやってくれないかしら?
それが望むべく物でないならば、草の根である我々が結果を集め、黙殺者や定説者達に突きつけるしかないだろうか。

妄言多謝
2014年4月5日

松村信吾

文中表記以外の参考史料
私のゴルフ図書館   佐藤勳  1999 Office アイ・サトウ(私家本)
Golf Journal(USGA)1975年6月号 「Hickory Hackers」 Joseph S.F.Murdoch
Golf journal(USGA)1994年1・2月合併号 「The Old Ways」David Earl
Choice 1985年1月号 「その昔ボギーが今のパーだった」(塩田正 構成)



「掘っくり返し屋」の著作権は全て松村信吾氏に所属します。

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摩訶不思議!!

Bu140626_2梅雨時とは言え過激な天気が続いている。
例によって道の駅でお楽しみの前夜泊をして、早めにコースに着いた。
そこで風太氏とホワイトタイガー54さんを待っている時に、その日コンペをやるらしいグループの会話が聞こえて来た。
「昨日家に着いて車庫にクルマを入れた時、ものすごい雹が降って来てあっという間にクルマのドアが開かない程積もった!」
「車庫から家の玄関まで行けなかったんだ!」
「あんなに雹が積もるなんて生まれて初めて知ったよ!」
そんな話で盛り上がって大騒ぎ。
上の娘の住む町でも大雨であちこちで水が溢れたと、前夜下の娘がメールでやり取りして騒いでいた。

この日の天気は、ネットのいくつかのゴルフ場ピンポイント予報サイトで「曇りで急な雷雨がある」と一致していた天気だった。
近くの筑波山を始めとする山々も厚い雲で全く見えず、四方にはいずれも暗い雲が重なっている。
一緒にまわるのが、ボナリでは雨予報を晴れ間ありの曇りに変え、台風直撃の予報の時には台風をスライスOBさせて晴れにしたホワイトタイガー54さんと、最近はずっと「晴れ男」を自負している風太さんとはいえ....さすがに今日のこの状況でこの雲では雨は避けられないだろうと覚悟はした。

ゴルフコースは、JGMゴルフクラブやさと石岡コース....ロイヤル国際とかやさとロイヤルだとか短い間に名前が2回も変わったのでカーナビなんかには違う名前でしか載っていないコースだ。
ここで昨年12月に開催された、仕事をしているニッカンゲンダイのオープンコンペに風太さんWT54さん、喫茶店のマスターとの4人で参加した。
それぞれそれなりの成績で賞品はゲットしたけれど、その中で行われたじゃんけん大会...勝った人には一組分平日ご招待のプロがプレゼントした優待券。
ここで生まれて初めてじゃんけん大会優勝をしてこれをゲット、この優待券の使用期限切れが6月末なので、この日のラウンドとなった。

自分にとっては30日の漫画家コンペに向けての調整のつもり(思った以上に左手の中指・薬指・小指の捻挫の治りが遅くて、練習は全然していない)。
普通なら天気予報を見てからラウンド日を決めるのだけど、お二人とのスケジュールを合わせて「この日しかない」となったので...雨もあり得ると思っていた。

大体、超晴れ女のWT54さんが自分でも雨だと思って雨用の帽子しか持って来なかったというのだから(笑)。
それなのに4人揃って練習グリーンに出て行くと、その真上の空が急に晴れて行った。
日差しさえ射し始めて来たので、慌ててWT54さんも風太さんも夏用の帽子を買うくらい(笑)。
この日のコースコンディションはスタート前にキャディーさんが「昨日の異常な大雨で7番ホールが水没してしまったので、インを2回まわる事になります。すみません。」と。

確かにスタートしてみると、バンカーは池になっているか砂が流れ出して地肌が見えている所ばっかり...
私は全くクラブを握っていなかったので、やっぱりスタートホールは引っ掛けチーピン2連発。
このところのラウンドはチーピンから始まって、だんだん良くなって行って、ラウンド後半は左手が握れなくなってボールが抑えきれずに右に飛んで行く、の繰り返し。
いろいろと練習出来てよかったが、弱点は解消されず...

それにしても、奇跡と言うか、神懸かりと言うか、摩訶不思議と言うか、ウソだろ!と言うか...
ホールを歩いて、ふと空を見上げると...そこには青い空が輝いている!
しかし、いつもそれを囲む様な入道雲が四方から黙々と湧き上がっているのが見える。
右を向いても白い入道雲のてっぺんが輝いている...が、その下には暗い色をして厚みのある雲が重なっている。
左からは速く流れる厚い黒雲の向こうにやはり立ち上がって行く入道雲が見える、後ろからは暗い厚い雲がだんだん近付いて来るように見える、前からも横に流れて行く黒雲が切れ目なく続いて間もなく大粒の雨になる様な気配を寄せてくる。
そして近くで雨が降っているのを知らせるような、涼しい突風があちこちから吹いてくる。
あげくの果て身は右の雲からは、ゴロンゴロンと言う低いうなり声が起きてだんだん近付いてくる。
と、それに呼応するかのように左の雲からも遠く「ゴロゴロゴロ...」という音が響く。

...我々は、いつ雷が近付いて来て警報のサイレンが鳴るかびくびくしながらショットを打つ。

なのに、何故かプレーしている我々の周りにはまるで夏の日差しの様な太陽が、ずっとちりちりと射しているのだ!
周りには、ひっきりなしに低い黒雲が流れ、入道雲がそびえ立ち、暗くなった雲の間から腹に響く雷鳴が轟き、時折大粒の雨粒が落ちてさえ来るのに...それもただの天気雨になって、ここだけは強い日が射して肌を焼いて汗をかかせる。

まるでハリウッド映画のCGの場面の様だ。
黒い雲に囲まれた、頭上だけの青空がまるで嘘くさい(笑)。
この不思議な天気は、ちゃんと我々がホールアウトするまで続いてくれた。
心配していたラウンドも、水没した7番ホールを特設ティーでやり過ごして無事IN-OUTでラウンド出来たし、雨の影響以外ではコースコンディションは良かった。

(...そしてお風呂後にレストランで一服して、コースを出て家に帰り始めたらたちまち強い雨の中に突っ込んだ。)

WT54さんと風太さん、本当に何か持っているのかも知れない。
お二人ともそれぞれゴルフでは非常に安定していたプレーを見せていた。
WT54さんの連続バーディー、風太さんのキレのあるベタピンショットは一緒にプレーしていて実に楽しい。
今年これからの彼等のゴルフ...風太さんのクラチャン挑戦や、WT54さんの大物食いゴルフは期待出来るだろう。

うちの奥さんの怪我の光明の「テンフィンガーグリップ」は、インパクトの正確性を高めてゴルフが面白くなったようだ。
私は、やはり左手の指次第...30日はちょっと苦しいか...

晴れ女と晴れ男、本当にいるもんだ。
こう言うのを神通力だとか、超能力だとか、念力だとか、サイコパワーだとか言うのだろうか?

晴れのゴルフをしたいなら、彼らをお誘いする事を是非お勧めする...本当に、「神懸かり」なんだから。

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やっぱり梅雨だよなあ

Bu140624雨模様の日が続いている。

が、明日は久しぶりのゴルフの予定が...
昨年12月のニッカンゲンダイのオープンコンペで、全員じゃんけんで勝ち抜いて獲得した(じゃんけんで勝ち抜いたのは初めて!)平日プレー券を使って、あの時と同じメンバーでプレーの予定。
ただしハーフで肘の古傷が壊れた喫茶店のマスター氏は、まだ故障が直らないのと店を平日は休めないので参加不可能。
で、うちの奥さんがかわりに参加して私と一緒に、風太氏とホワイトタイガー54氏の灼熱の戦いを見物するつもり。
多分明日は二人とも同じティーから勝負、って事になるんだろうね....まあそれで負けたら風太氏がずっと敬語を使う事になるんだからおもしろいなあ。

自分はと言うと、折角のPP747が新溝規正に適合してないかも知れないという事でちょっとテンション下がり気味。
使い心地は最高だし、抜けもいいし...本当にいいアイアンなんだけどなあ。
やっぱり競技用には2010年以降のアイアンを1セットは揃えなくちゃダメか...

SLDRのドライバーも、何か左巻きが多いのが気になる...それでも最近のドライバーの中では飛びの可能性を一番感じるから、なんとか安定した飛びが出るように使い込みたい。
月末にはプライドとメンツの争いとなる漫画家コンペ・慢房杯が控えているので、それに向けて仕上げて行きたい。

明日の天気は非常に微妙なんだけど、雨になる事はまずないはず....あの強烈な晴れ女のWT54さんに任せておけばね。

それと、何と日曜日に紹介したラインのスタンプイラスト「勝てくっても負けなきゃいいんだ」が、そのまま今日承認されてしまった。
リジェクトもなく承認されるなら、なぜ2ヶ月も承認されないで放置されていたんだろう...もう既にあそこには3000くらいのスタンプが承認されていて、今更リリースされても大量のスタンプに埋もれてしまって探すのも大変だ。
先程golf is like lifの日本語版「ゴルフは人生?」もリリースされました。...急に承認なんて、審査の人がこのブログ見ているはずもないと思うんだけど...?
しかし、これならゴルフのスタンプの日本語版もすぐに承認されそうだ。
月一回くらいのゴルフ代になって欲しいなあ(笑)。

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ぶっ飛ばしたいなら、まず両腕の力を抜け

Bu140623「ぶっ飛ばしたいなら、まず両腕の力を抜け」...ジーン・サラゼン。
ジーン・サラゼンは、1920〜30年代を代表するプロゴルファー。
サンドウェッジの考案者でも知られている。

この言葉、多分聞いたって出来はしないだろう。
ボールをセットして「飛ばしたい」という気持ちになった時、腕やグリップに力を入れるのは当たり前。
ものを投げるにしろ、棒や剣で何かを叩くにしても、そういう気持ちになったら自然に上腕や前腕や握っている手に力は入る。
重いモノを投げたり、重い剣で叩き切ろうなんて思ったら、力を入れなくちゃ狙った所に飛ばしたり叩き込んだり出来ない。
それが人間の本能的な動きで、人間はそうやって生きて来た。

ところがゴルフに関しては、飛ばしたいと思って腕に力を入れてもちっとも飛ばない。
むしろ普段より力を入れた分だけ曲ったり、当たり損ねのミスになる。
普通のアベレージゴルファーが「ここ一番」で飛ばそうとすると、まずグリップに力が入り続いて前腕に力が入り筋肉が硬くなり、肘は外側に向いて、肩の筋肉が盛り上がり肩とグリップを結んだ三角形はガチガチに筋肉で縁取られる。
そしてついでに大胸筋が硬くなって盛り上がり、ちょうどゴリラが胸を張って威嚇する様な姿勢になる。
スイングを始めればトップまでにどんどん力が入って行き、普段のトップの位置まで来たら「ここが勝負!」なんて気持ちになって、更にもう一段トップを深めて力を貯めようと力の漲った両腕が頭の上を舞う。
頭はスエーしたあげくに戻って来てボールを殺気を持って睨みつけ、最大限に力を入れあげた両腕はクラブヘッドを頭の前にまで振り回し、息を止めて集中した気合いは窒息しそうな苦しさの中で「ボールを引っ叩く!」ことだけを思って....あとはそれを解放すればいい...はずなんだけど。

手応えは情け無い程の「外れ」感覚で、ほぼインパクトと同時に自分の口から悲鳴が飛び出すのを感じる。
飛んで行くボールを見つけると(殆どの場合はボールは見失っているはずだけど)、自分の思いとは正反対の方向へ情け無く飛んで行く。

みんな覚えがあるはずだ...当然自分もある(笑)。

原因はなんだろう?
簡単に言えば、ゴルフクラブは軽すぎるし、細すぎるし、長すぎるし、打つ場所が変な位置についていすぎるから。
腕に力を入れることで、軌道が反れ、ブレーキがかかり、スイングのタイミングもリズムも滅茶苦茶になり、自分でも驚く様なトンデモショットになってしまう。
そして運の悪いことに、ごくたまに出会い頭のまぐれ当たりショットで飛んでしまうこともある。
100回打って100回ミスすりゃどんなアホでも間違いに気がつくものなんだけど、100回に1回あり得ない様なミスショットで飛んでしまう...悪い動作と悪いタイミングと悪いリズムが重なって信じられない好結果になることがあるのだ。
ただ、そんなものの再現性は「全く無い」のに。

ところが上級者やプロになると、飛ばしたい時には「クラブヘッドに仕事をさせる」ということが判っている(逆に言えば「クラブヘッドに仕事をさせることが出来た」から、上級者になれたんだろうけど)。
それはどういうことかと言うと、腕力を使わない方が「ヘッドが走る」ことに気がつき、さらにヘッドを走らせる為にはどこをどう使えばいいかを彼等なりにそれぞれ追求して、彼等なりの方法でクラブヘッドを走らせる事が出来る。
それを彼等なりの言葉で言うと、「腰を速く切る」だとか、「右足の蹴り」だとか、「肩のターン」だとか、「ゆるゆるグリップ」だとか、「シャフトを長くする」だとか...
「腕力を鍛える」という人はまずいない。
飛ばす為に腕力を使うというのは、実に自然でシンプルで簡単で楽で当たったときの快感もあるのだけれど、実はそれを我慢して「身体の他の部分を上手く使ってヘッドを走らせる」というのがゴルフスイングの真実...

多分その「身体の他の部分を使って」という所には、それぞれのゴルファーに合った方法というのがあってそれを見つけるのが一番大事な事かも知れない。
「ここは飛ばす」と思った時に、ある人は「テークバックをいつもより大きく深く」なんて言うし、「ある人はトップから思い切り腰を左に回す」って言うし、ある人は「いつもよりゆっくりしたリズムで」と言うし、ある人は「いつもより小さめなバックスイングでただ身体の回転スピードを上げる」なんて言うし...
ヘッドスピードをいつもより上げようと思うだけで、これだけそれぞれのイメージが違う。
自分なりのクラブヘッドの走らせ方を探すのが飛ばしのコツとでも言う事だろうと思う。

自分に関して言えば...「飛ばそう」と思っただけで、ミスをしてしまう(笑)。
だから、「飛ばしたい」という本音をいかにして隠して(騙して)飛ばすスイングが出来るかが勝負(笑)。

スイングに入る時に「俺は飛ばしたいなんて思ってないさ」って独り言を言って、打ったあと「実は飛ばしたかったんだよねえ」なんて呟ければ大成功。

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ラインのスタンプ...2

Bu140622aBu140622b   (このスタンプは募集二日目に応募して、以来二ヶ月間「審査中」で、スタンプとして売り出されてはいません)

このスタンプはラインクリエイターズマーケットの募集開始の翌日4月18日に応募したものだが、以来クリエイター名のリジェクト(日本語を入れてしまったため)が一回来ただけで既に2ヶ月以上放置されているもの。
このスタンプ募集というのは「コンテスト」ではなく、一利潤追求会社の営業戦略としての募集であるので、会社にとって「利益になる」「話題になる」という基準で選考するのは当然の事だ。
だから、このように募集初期に応募したものでも会社の望んだ方向と明らかに違うというものは、結局販売承認を拒否されても仕方がないと覚悟している。
...このスタンプを製作した動機が、多分ラインという会社が一番問題にしたくない「ラインいじめ」に関係しているものだからなおさらだろう。

以前、下の娘が高校時代の話だ。
娘は本が好きなので、ヒマさえあれば学校の図書室でいろんな本を読んでいたらしい。
そこで、いつも一人で本を読んでいたクラスの違う同学年の女子生徒と知り合う。
本好き同士で意気投合した娘達は、しょっちゅう会ってはいろいろな本の話やその内容に話が弾む。
しかし、ある時娘にこんな忠告が入る...「あのこと会っていると、xxさんも仲間はずれにされるよ。」
そこで娘が聞いたのは、その女の子が中学時代からいじめられていて高校に入ってもそのいじめが続いていること。
彼女はいつも皆から仲間はずれにされていて、いつも一人でいること・・・図書室に一人でいたのもその為だった。
しかし、娘はその忠告を聞かなかった...「そんなこと私に関係ない」と、彼女と連れ立って帰ったり、彼女の家に遊びに行ったりした...彼女にとって、家に遊びに来た友達はうちの娘が生まれて始めてだったとか。
そうした関係を続けていた時に、卑怯ないじめが起きる。
「xxさんがあんたと付き合っていると、xxさんもあんたと同じ目に遭うんだから!」と。
...彼女は娘と知り合ったのが嬉しかったという言葉を残して、マンションから飛び降りた。

私と娘は激怒して高校と渡り合った。
特に、その少し前に修学旅行の班分けをした時に、先生が「好きなもの同士で班を作れ」と言った結果、彼女一人が後に残されていた....結局、修学旅行は彼女はいつも先生と二人で行動することになったとか...その話を聞いたときは泣いた。
...しかし、いろいろな複雑なことがあってそれはそのまま終わらせた事件だった。
(その彼女の命日はもうすぐ来る...娘とそのときの担任は今でもずっと彼女の家に行っている)

そんなことに自分の無力さを感じていたから、「ラインいじめ」で仲間はずれにされて女子中学生や女子高生が自殺したなんてニュースを聞くと「何か出来ないか」なんていつも思っていた。

そんな時のこのスタンプ募集だ...考えた。
仲間外れにされている当人に「頑張れ」だとか、「仲直りしろ」なんてのは全く意味のない言葉。
私の貧弱な頭が思いついたのは、「群れない女の子」と知り合いになればいい...そんな女の子と友達になれればいいということ。
別に特に可愛いとか頭がいいとかじゃなくていい...喜怒哀楽は普通に感じる普通の子だけど、意味もなく誰かとつるんで誰かと一緒じゃないといられないなんて感覚の全く無い子。
一人で決めて、一人で素直に感じることが出来て、仲良くなりたい為にお愛想なんて言わない子。
頭の中に「angry girl」なんて言葉が浮かんで、眉間にしわ寄せて愛想笑いなんてしないこのキャラクターが出来た。
この子は群れない、でも親しくなった子は絶対に裏切らない、正しいと思ったらみんなが反対してもこのこの味方を絶対やめない。
you are not alone, she is always your side.

なんて英語の出来ない俺にこんな言葉が浮かんで、日本語タイトルが
「勝てなくっても負けなきゃいいんだ」
説明文に
「強くなくても諦めない。勝てなくっても負けなきゃいいんだ。いじめられてもぼっちにされても、あなたは絶対一人じゃない。怒っている彼女が味方。」

まあ、思ったように絵は描けなかったし、こんなスタンプどうやって使うんだ?なんて事はあるだろうけど、いじめられてまいってる子の目にとまってなんかの励ましになればいいなあ...そういう気持ちのスタンプだった。

2ヶ月経っても放置されている状況は、このスタンプが売り出される可能性は酷く低いと思う。
もし間違って承認される様なことがあれば、そういう子達に無料であげたいって思っているけど...果たしてこんなものが応援になるかどうか...それが心配。

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ラインのスタンプ

Bu140621aBu140621b   最初に聞いたのは、2月の末頃だった。
若いゴルフ仲間のゴルフ雑誌編集者N氏と飲んでいる時に、彼がこう言い出した。
「大叩き男さん、是非ガラケーをスマートフォンに変えてラインを始めて下さい。」
「そろそろガラケーのカメラ機構が使えないんで、ケイタイは替えなくちゃいけないかと思っていたんだけど...なんで?」
「今度ラインでスタンプを一般から募集して売り出すという企画が発表されたんです。」
「40種類描いて売れば、50%が収入になるって...。自分でもやってみたいんだけどとても素人には40種類もかけません。」
「売れればゴルフ代くらいは出るだろうし、そういうカットは大叩き男さんは得意だったでしょ?」

面白い話だと思った。
もう40年近くなるフリーのイラストレーター生活で、かってはゴルフ週刊誌3誌「ダイジェスト」「パーゴルフ」「アサヒゴルフ」全てで連載を持っていたし、他に月刊誌季刊誌などでも仕事をしていたため全てでキャラクターを変え、ペンネームを多く使って違う人が描いたようにして仕事をしていた。
アイデアもキャラもリアルから漫画まで、それなりに描き変えるのを自分で楽しんでもいた。
40くらいのアイデアならすぐに出来るし、キャラも浮かぶ。
それに、アナログでの仕事が激変して衰退して行くこの時代に、デジタルでの収入になるかも知れないというのは魅力があった。

4月17日に募集が開始されるまでに、ゴルフで一つ、それによく耳にしていた「ラインいじめ」での仲間はずれされていじめられている少年少女達への応援歌(これはこの話を聞いたときから描きたかった事)、それに人生の哀歓についてのカットを全部で4つ描いた。
この募集には今全盛の「カワイイ」とか「ユルキャラ」とか、猫・犬・パンダなどが殺到するのは予想出来たので、自分でも描けるけどそれは避けて長く普通の人達に共感されるものが出来たらいいと思って描いたものだった。

ただ、いきなりずっこけたのは募集開始の日...準備していたので早速応募した...つもりが、自分の古いマックのパソコンではラインの募集条件にサファリが反応せず、結局娘のウィンドウズを借りて最初の「golf is like life」(英語でしか応募出来ないのがまたしんどかった)が応募出来たのが翌18日でこれがID1700番台(これは日本語版)。
そして続いていじめに対する応援(のつもり)の「angry girl」(勝てなくっても負けなきゃいいから)がID2000番台。
そして人生の哀歓ポイのを出して3000番台。

販売を開始したのが5月半ばだったが、待っている間にあと二つ応募していた...
そして、リリースされた500程があっという間に数百万も稼いだとニュースなどで大騒ぎとなったが、私が出したものは全て放置されたまま。
その後クリエイター名に日本語を入れてしまったことで最初のリジェクト...修正して、次には透過ミスでリジェクト...しかし、すぐに修正しても放置されたまま。
販売されたスタンプが1000を越え、1500になり、2000を越え3000にもなった時に、放置されている間に気まぐれで最初に出したゴルフスタンプを英語に変えたものを出してみた...ID12000番前後。
すると、こんなものがあっという間に販売許可・・・それがこれ。
英語が不得意の自分には、半分以上冗談の気持ちだったんだけど。
しかし、3000くらいのスタンプが販売されている今、始めの頃の熱気などあるはずもなく初日の昨日の売り上げは640円!
まあ、こんなもんだろう...描いている時に「捕らぬ狸の皮算用なんかするなよ」と、頭の片隅から声が聞こえていたっけ(笑)。
とてもゴルフ代にもなりはしない、これが現実。

皆さんにこれを紹介するのは、こんな風な仕事を以前いろいろなゴルフ週刊誌でやっていた事をお見せしたかったため...殆どが違うペンネームだったので、私が描いたって知られてはいない事だから。
これをみてスタンプを買う事はありません。
私もまだ、スタンプを使った事がないのだから...それにいろいろなゴルフ仲間にプレゼントしようと思ったんだけど...私の古〜いマックでのサファリに、ボタンが全然反応しない(笑)。

ちなみに、その他の最初に応募したゴルフスタンプ日本語版も、次の「勝てなくっても負けなきゃいいから」も他のも全て、2ヶ月経っても未だに放置状態でリリースの承認はされそうにありません。

もし、見てみたいとのご希望があれば明日にでも、「勝てなくっても負けなきゃいいから」のスタンプを公開します。

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夫の実家

Bu140619「今度の休日、実家に行こうと思うんだけど..」
夫が申し訳なさそうに、言いに来た。
「ちょっと、おふくろの様子見て来ようと思うんだけど」
「わかった」
悪いけど、あまり乗り気じゃない気分を表すようにして答える。

夫の実家は、東京から高速に乗って2時間ちょっと。
代々地主を続けて来たと言う広い土地を持つ大きな屋敷で、地元の名家らしい。

結婚を決めるとき、姑と嫁の争いというのはよくテレビや本で見ていて知ってはいたが、実際にそんな酷い関係になる事はないだろうと思っていた。
自分のうちは、中学の時に父が事故で無くなった時に生活が苦しくなったため、母が一人で働いて兄弟3人を育てていた。
しかし、あまり身体が強くなかった母を見かねて長女だった自分は高校を中退して働き出した。
昼間はスーパーのレジをやり、夕方6時からは近所のゴルフ練習場の受付や掃除などをバイトでするようになった。
10年くらいそうして働いていた時、練習場の常連であった今の夫と親しくなった。

5年程付き合った後、プロポーズされて結婚したが...初めて連れて行かれた夫の実家で、姑にはっきり言われた。
「息子がどうしてもと言うから結婚させたけれど、あなたの様な学歴も家柄も良くない人はうちの嫁とは認めません」
...あまりに面と向かってはっきり言われたので、驚いて口をぽかんと開けたまま何も言えなかった。
夫は間に立って気を使ってくれるものの、自分はただ「家に泊まりに来た息子の知り合い」の扱いしか受けていないのはよくわかった。

「うちのおふくろは家を継ぐ為に立派な家系や学歴の女性を探していたらしいんだ。」
「兄貴もおふくろの目に叶わない女性と恋愛結婚してさ、とうとう夫婦でこの家を出て行ったんだ。」
「うちは一緒に住まないからさ、なんとか我慢してくれ。」
そう頼まれて、年に一度くらい数日の我慢と覚悟して夫の里帰りに付き合って来た。

姑は気性が激しく頑固で、その態度は初対面のときからずっと変わらなかった。

そんな姑も高齢になって身体が弱り寝込む事が多くなったというので、夫が「2ヶ月に一回くらい帰りたいので付き合ってくれないか」と言って来た。
「でも、お義母さんは、あたしが行ってもちっとも嬉しい顔しないわよ」
「まだ、結婚してから一回もお義母さんからありがとうって言われた事ないもの」
「わかってる...息子の俺でさえ、おふくろの頭の固さには...」
「でも、兄貴が家と絶縁すると言って家を出てから、余計にああなっちゃったんだ...お袋は兄貴を溺愛していたからなあ。」

「俺一人で帰っても料理一つ作れないし、こまごまとした事が判らないから、頼む!一緒に帰ってくれ。」

「そのかわり、行きと帰りに2ラウンドはこの辺のゴルフ場に連れて行くから」
そうだった...夫と自分が知り合ったのはゴルフ練習場。
夫は熱心な常連なのに、あまり上手いとは言えないアベレージゴルファー...はっきり言えば下手な部類で、100を切るかどうかがいつもラウンドでのメインテーマだった。
自分はゴルフ練習場で夕方6時から11時まで働いていたが、特にゴルフに興味がある訳ではなく、クラブを振った事もなかった。
夫がいつも声をかけてくれるようになってから、少しは打ったりしてみたが面白いとも思えなかった。
しかし、結婚して夫に教わりながらラウンドし始めてから、急にゴルフに夢中になった。
ゴルフ友達も沢山出来たし、特に近所に住む同年輩の3人とはいつも同じようなスコアを争う握り相手だった(と言っても握るのはラウンド後やお茶飲み会のときの甘いものの代金だったけど)
みんな月に1〜2回ラウンドのゴルファーだったけど、交代で勝ったり負けたりでライバル心は結構持っていた。

それが、夫の実家に度々行くようになってから、自分が頭一つ抜け出すスコアでまわれるようになった。
その訳がこれ。
夫の実家の周りや行き帰りの道には、「遠いけど」という形容詞がつく「良いコース」が沢山あった。
姑のきつい言葉を我慢して世話するかわりに、夫がそれらのコースを行きと帰りに2ラウンド連れて行ってくれるようになった。
ここまで遠いとプレーフィーも東京の近くのコースの半額にもならない値段で、二人でまわっても1万円で十分おつりがあった。

つい最近の仲間4人でのラウンドでは、自分がぶっちぎりで勝った。
「なんで、急にそんなに上手くなったの?」「なんか普通の上手い人みたいじゃない?」
仲間にさんざんそんなことを言われた。
「これはね、姑のおかげよ」
「え〜、いいわねえ、姑さんが理解があって」「姑さんて昔ゴルフやってたの?」
なんて頓珍漢な質問が相次いだ。
「まあ、そんなもんよ」

2〜3日間の、辛い意地悪や侮辱への我慢とストレスの代償に、行き帰りのゴルフを楽しんでいる、なんてとても他人には言えやしない。
あまりの意地悪と屈辱に家を出た義理の姉さんの事を思うと、そんな事を楽しみに我慢して世話をしているなんてとても言えやしない。


でも、確かに最近自分のゴルフが良くなっているのは感じている。
...もう夫よりは上手くなっている。

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梅雨の晴れ間に

Bu140617何日か雨の日が続いて、その合間に晴れた日が続く。

そんな晴れた日に会う度に、夏が近付いている事を感じる。
もう夏の様な青空に、白い入道雲が湧き上がっている。

人生なんだから、何もかも順調にいく事なんてないってことは、もう十分に学習しているはずなんだけど...
日々の降り積もった小さな怒りや不満や悲しみが、時折怒りや嘆きを呼び覚ます。
今まで生きてこられたんだから、望んだ仕事を続ける事が出来たんだから、それこそ十分有り余る程のラッキーだったというのに、これ以上一体何を望んで怒り嘆くというのか...その自分の小物さ加減に腹が立つ。

...今ひとつ興奮しなかった全米オープンが静かに終わり、ずっと世間が注目していたサッカーW杯も大事だった第一戦を逆転負けして熱気は急速に冷め、梅雨の世間には何となく「終わった」感が漂っている。

しかし、ゴルフの世界では7月半ばに今年のツアーのクライマックス、全英オープンが開催される。
自分にとっても、月末の漫画家コンペ「慢房杯」に向けてこれからゴルフをまとめて行かなくてはならない。
でも、今はまだ痛めた左手の中指・薬指・小指が痛くて、ハーフの終わりには左手グリップが緩んでしまう(...まったく、スクープソールの怖さをこんな形で思い知るなんてなあ。)
折角買い替えたアイアンもどうやら新溝規制に引っかかるようだから、競技をやるなら溝規制にかからない2010年以降の新しいアイアンを一セットは買わなくちゃいけない。
久しぶりに飛んだドライバーは、その後も安定性は今ひとつ...しかし、これは自分のスイングの調整で十分何とかなる可能性を強く感じている。

最近は旅に出ていないので遠出しての「旅ゴルフ」でもしたい所だが、今現在そこまでの余裕はちょっとない。
今週末にでもホームコースに行って調整してみようと思ているが、どうも「アイアンが違反クラブなのか?」という気持ちだと乗り切れない。
それでも真夏の酷暑のゴルフになる前の今、なんとか晴れ間を見つけて出来るだけラウンドしたいと思っている。

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2014年全米オープン4日目

Bu140616何のドラマもなく、独走状態のままM・カイマーが完全勝利した。
これだけ差がつくと多少のピンチも余裕でかわして、追う方のゴルファーが無理攻めで自滅して行く展開を高みの見物していればいい状態。
そんな気持ちだからカイマーの「入らなくてもしょうがない」なんていう長いパットは入ってしまい、「これを入れなければダメだ」というパットを打ち続ける2番手3番手のゴルファーはみんな外して落ちて行く。

追うゴルファーの中では、そんなゴルフの神様まで味方に付けた様なカイマーのゴルフを直接見ていながら、大きく崩れずに粘りに粘ったR・ファウラーのゴルフが面白かった。
他には2度の心臓移植を経験しながらプロゴルファーとして12年からPGAツアーに参戦と言う、苦労人エリック・コンプトンの必死のゴルフが目を引いた。

しかし、試合の流れとしてはこんなにつまらないメジャーは久しぶり。
途中何度も居眠りをしてしまった...誰が勝つか、という試合への興味は全く無くなり、淡々とホールをこなすカイマーのゴルフと、攻めようとする気持ちが空回りして自滅するゴルファーを交互に見る繰り返し。
他のゴルファーが何度も外す1M前後は全部入れるし、グリーンセンターに安全に乗せただけのパットが入ってしまう...まるでゾーンに入っている様な「誰も敵わない」という流れ。

なぜカイマーのゴルフを「つまらない」と感じてしまうんだろう。
昨日からそんなことを考えていて、今日彼のゴルフを見ていて自分なりにその理由が判った。
彼のスイングは機械的すぎるのだ...「再現性が高いスイング」が良い、というのはツアープロでもレッスンプロでも誰もが言う事だし、ゴルフのレッスン書にも必ず書いてある言葉だが、カイマーのスイングはその「再現性の高いスイング」そのものだった。
何度かカイマーのスイングを昨日と今日のものを上下に分けて同時にスローで流したのを見たが、バックスイングからインパクト・フィニッシュまで全く同じタイミングだった。
まるでロボットの様に正確に再現されるスイングは、自分にとっては「見事ではあるけれどなんだか血が通った感じがしないつまらなさ」と感じてしまうらしい。
真面目で練習熱心でもあり、そのタイミングやスピードを極限まで正確に作り上げるということは、彼がドイツ人であるせいかも知れない。
同じドイツ人のランガーにはそういう感じはあまりしなかったが、カイマーには非常に真面目で几帳面で、「正確さ」こそが一番の美学という「ドイツらしさ」を強く感じてしまう。

しかし、今回これだけ圧倒的に強かった彼の力が本物であるかどうかは、7月の全英オープンを見ないと判らない。
そんなに風も吹かず、ラフからでも十分グリーンに打てるケースが多かったコースでの勝利が、ただ「ゾーンに入った」為にずば抜けたものなのか「本物」の突出した実力をつけたものなのかは今回の結果だけでは判らない。
...風吹きまくる全英オープンで勝てたなら、彼は真のスーパースターになったのだと言えると思う。

こういう言わば「無敵のゴルフ」は、ずっと以前にデビッド・デュバルの「勝ちまくった半年間」で見た記憶がある。
それは本当にタイガーを含めて世の中の全ての強豪ゴルファーを相手にせずに吹き飛ばした期間...「デビッド・デュバルのゾーンに入った半年間」、デュバルはずっと今回のカイマーの様なゴルフをしていた。
しかしその期間が過ぎ去った後、二度と再び彼にはその「ゾーン」はやって来なかった。

カイマーはどうなるのか...一つ、全英での楽しみが増えた。

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2014年全米オープン3日目

Bu140615サッカー負けちゃったねえ。
これで、このあとの日本の試合は見なくても良くなっちゃった(録画では見るかも知れないけど)。
で、明日一日は全米オープンを楽しむとしよう。

3日目。
みんなスコアを崩す中で、3アンダーでまわったのがR・ファウラー。
最終日は最終組となってカイマーとまわることになったけど、最終組というのが良かったか悪かったか...
彼もメジャーに勝ったりすると大化けするかも知れない魅力があるが、ショットが安定していてアプローチも上手いカイマーが大崩れする可能性は低い。

D・ジョンソンはいつも最終日に崩れてしまうが、今年は婚約者のモデルで女優とかいう気の強そうな派手目の女性が応援していて、崩れそうになると気合いを入れているので案外やるかも知れない....それにしたってカイマーが崩れたら、の話だが。

見ていて面白いのはジンバブエのデ・ヨング。
公称182センチ104キロだが絶対にウソ...体重130〜140キロはある!
その見事な巨大な腹を邪魔にもせずに、奇麗なショットを打つ。
彼を見ていると二つのことが頭に浮かぶ。
まず、そんな巨大な腹でも(予選落ちはしたけれど)A・カブレラみたいに首がなくても、ゴルフスイングには全く影響がないってこと。
そして、ゴルフはいくらやっても絶対に痩せない、ということ。

つまり、何もアスリート体型になろうとダイエットしたり、筋肉質の身体になろうとしなくてもゴルフスイングは出来るし、上手くもなれる。
世の中には、むしろダイエットしたり体質を変えようとしてゴルフ上達に失敗したゴルファーの方が多いほど。
例えば、プロでもD・デュバルや丸山茂樹のようにトレーニングしたりダイエットしたりして体質改造した結果、本来のスイングを壊してしまい、とうとう全盛期の様な輝きを永遠に失ってしまったゴルファーもいる程だ。

そして、プロゴルファーってのは我々と違って毎日桁外れのボールを打っている。
それは腰の捻転運動が主体な身体の動きだけど、そういう腰の捻りは世間では腹周りを細くする運動として知られているの。
だから、毎日それだけ腰の運動をしていれば腰回りは細くなりそうなもの。
なのに、プロスポーツの中で現役選手に「デブ」が多いのは、相撲の次にゴルフだろう。
....ゴルフはいくらやっても痩せないのだ。
痩せたかったら、他の運動をした方がいい(笑)。

さて、明日の最終日。
風が吹いてグリーンがパンパンに硬くなったら、誰が勝つかは運任せ。
パターが一番入ったものが勝つ。
話題的には、ミケルソンならグランドスラム達成、ジョンソンならやっと因縁のメジャーを初優勝、スピーシーやファウラーなら次世代のエースの誕生...そのくらいかなあ。
全米オープンというのは、以前はこれだけに強いという地味な選手がよく勝っていたから、全く無名な選手が勝つ可能性もあるけどね。

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2014年全米オープン2日目

Bu140614_2あまり気乗りもせず見ていた全米オープン二日目。
ドイツのマーチン・カイマーが2位を6打引き離してトップ。
見ている限り危なげなくプレーしている...が、前から自分はこのカイマーに魅力を感じていない。
スイングはいいしアプローチもパットも上手いけど、見ていてつまらない。

彼より5位タイに8打差でつけているダスティン・ジョンソンの方が見ていて面白い。
何度もメジャー優勝の大チャンスに立ちながら、あっけなく大叩きしたりペナルティー食らったり...飛ばし屋だし、小技も上手いし、いつも果敢に攻撃してくるプレー振りは危なっかしくて面白い。
B・ワトソンと同じように、1回メジャーに勝てばブレイクして何勝もしそうな魅力がある。

そのB・ワトソンは全くいい所もなく予選落ち。
こういう荒れ地の様なコースには気が乗らないように見えた。
メジャー初優勝を狙うリー・ウェストウッドも予選落ち。
もう優勝するだけの力と気力が無くなってしまったように見える...ラッキーででもいいから早い機会に勝たないとチャンスはそう何度もあるもんじゃない、彼の挑戦権はもう期限切れになってしまった...そんな風に感じる。

松山とケビン・ナ、着ているものからサングラスまで同じでますますそっくりに見える。
兄弟と言われてもおかしくないみたい。
そのケビン・ナは、三日目プレーの非常に速いスネデカーと同じ組。
遅い方か速い方か、どちらが主導権をとるかはちょっと興味がある...どちらかが大きく崩れるのは間違いない。
プレー振りの好きなスネデカーにもメジャーはとって欲しいんだけど、全米オープンは向いてないように思える。

...それにしても、この全米オープン開催コースのパインハーストNo.2というコース、見ていて自分がやりたいとは全然思わない。
500ヤード前後がパー4とか、190Yを9番で打つとかだし...見ていてつまらないゴルフだし、ゴルフコースだなあ、としか感じられない。
やっぱりゴルフって言うのは、いくつ叩いたって無名のコースだって自分がプレーする方が全然面白い。

優勝の行方は、カイマーが走るか崩れるかだけになってしまった。
サッカーもあることだし、このあとをちゃんと見ようかどうか非常に迷っている。

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2014年全米オープン1日目

Bu140613あまり気合いが入る訳でもなく全米オープンを見てしまった。
ちょうど松山・ファウラー・スピーシーの組が中心となり、ミケルソン・ローズ・フィッツパトリックが前の組...マキロイ・スネデカー・クーチャーなどのプレーの様子が中継されていた。
初日なのでそれぞれのプレー振りがいいプレーごとにとりとめもなく流れていたけど、パインハーストの2番というコース、本当に「荒れ地」に造ったコースなんだなあ、と感じる。
フェアウェイを外れるとラフ、というのが普通のコースだけど...ここはフェアウェイをちょっとでも外すと酷い荒れ地。
荒れ地に生える草の後ろに行くか打てる場所に出るかは運次第。
元々のこの辺は砂地の荒れ地だったとかで、フェアエイの緑以外は白い砂の荒れ地とバンカー...池は一カ所だけだとか。
それにあの殆ど全てがまんじゅう型に盛り上がったグリーン...砲台と呼ぶには意地悪すぎる様なグリーン形状は、硬くて速くなったらとても手に負えないだろう...以前のこのコースの試合で、ジョン・デイリーが何回打っても元の所に戻って来てしまうアプローチに切れて、戻って来る途中のボールを打って棄権した気持ちがよくわかる。

お祭り気分のマスターズと違って、この全米オープンは出場しているプロ達の「切れそうになって我慢している」顔ばっかりになる「我慢大会」が特徴。
それは、優勝スコアの理想が1アンダーと言うこの大会の考え方によるものだけど、見ている方も結構疲れるのでどうも面白くない。
それは多分、全英オープンが同じような我慢比べに見えても、あちらは「自然との戦い」というものが根底にあるのに対し、こちらは人間が意図的に良いスコアが出ないように調整すると言う考えが基本だからだろう。
つまり悪く言えば、そういう「人間の悪意に対する我慢比べ」みたいなものを感じるから、この大会を心底楽しめないんだろうと思う。

テレビで見た限りでは、松山の地力が上がっているのを感じる...が、あの髪型は似合わない・・・暑苦しく不潔に見えるし、スロープレーで有名なケビン・ナにそっくりだし。
アメリカツアーでヒールになろうというなら別にいいんだけれど。

優勝争いなんてまだまだ全然判らないが、見ていて気になったのがそのクラブの飛距離。
ドライバーや3wが飛ぶのは判るが、180y前後のホールではほぼ全員が8番アイアンで打っていた。
これが今のプロ達の8番の平均的な距離なんだろうか?
これはロフトは何度くらいで、一昔前のクラブ(20年くらい前)では何番相当なんだろうか?

8番で180yということは番手間が10yとしたら、170yが9番、160yが10番かピッチング、150yが11番かアプローチアイアン、140ヤードは?
130yや120yや110・100y、それより短いものは?
一体9番アイアンの後に何本のクラブが必要になるの?

最近の番手距離というものがさっぱり判らない....

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昼夜逆転生活...か

Bu140612梅雨っぽい天気が続いているが、今日の夜からメジャーの第2戦全米オープンが始まる。
シーズン始めのマスターズに続いて、シーズン真っ盛りのゴルフのお祭りだ。
これが終わると夏の終わりを思わせる、寒い寒い英国のリンクスで繰り広げられる全英オープンが7月にあって...それで何となく今年のゴルフシーズンは終わった様な気になってしまう。

まあ、我々のゴルフ遊びシーズンは雨の梅雨時と酷暑の真夏を避けて一休みになり、9月後半からベストなゴルフシーズン第2章があるんだけど。

ただ、今年はこの全米オープンに次いでサッカーのワールドカップが始まってしまう。
アメリカにしてもブラジルにしても、日本には地球の反対側の国であることに違いはなく時差はちょうど昼夜逆転になる。
だからこれをしっかり楽しもうなんて思うと、夜中起きていて午前中から寝る昼夜逆転生活形にしなければならない。
しかし、この昼間の気温が30度になろうなんて季節に、昼間に寝るなんてクーラーを効かせなければまずは無理だし、一日二日は無理が効いてもこれを一ヶ月続けるなんて絶対不可能。

朝まで起きていればほぼ確実に体調を壊すのが判ってるから、全米オープンは手抜きしてみる。
普通に寝るなら、夜は起きているのは2時頃まで。
あるいは9時か10時に早く寝て、3時か4時起きで見るか...昼寝付きで。

...しかし、世間の興味の流れはほぼサッカーに行ってるみたいで、巷で全米オープンの話題は殆ど聞こえてこない。
松山が勝った後でこうなんだから、ゴルフ人気はかなり陰って来ている気がする。
自分でも、今は誰が勝とうがあまり興味を持てない状態だし、特に気にする様な話題もない。

それに、新溝規制の問題で気が抜けた部分もあるし...
よっぽど面白い状態にでもならない限り、今回の全米オープンはあまり記事にしないかも知れない。
いつも通り晩酌をしながら中継を見て、昼夜逆転の生活にならないで「軽く楽しむ全米オープン」で終わりそうな気がするなあ。

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再開

Bu140611Hさんは、一年中出しっ放しのコタツに入ってワンカップを開ける。
摘みには柿の種...最近はずっとこんなもんだ。

もう東京を離れて10年になる。
東京、と言っても近郊の所謂ベッドタウンだが、Hさんは都心まで1時間程の街でずっと暮らしていた。
親の代から続く小さな工務店を経営し、誠実な仕事ぶりで地元での評判は非常に良かった。
二つ下の妻と二人の娘とで、贅沢は出来ないがそれなりに不満のない生活を送っていた。
そしてHさんは真面目な工務店経営者という顔の他に、近所のゴルフ練習場の常連であり、練習場の常連達が数多く入っている近県の中堅コースのメンバーでもあった。
そのコースでのハンデは3...練習場の経営者以外ではトップハンデで、仲間達のレッスンをしたりゴルフ関係の悩みの相談に乗ったりもしていた。
妻も女性としては立派なオフィシャルハンデ10で、ゴルフの上手い夫婦として名が知れていた。

ずっと続くと思っていたそんな生活が、急激に変わったのは15年程前か...
メインで仕事を受けていた地元の大手の建設会社の経営がおかしくなった。
その建設会社自体の業績は悪くなかったのだが、そこが関わっていた全国区の大手の建設会社が問題を起こした。
いくつかの犯罪的なゴシップが報道されて、一気に経営が傾いた。
そこから仕事で関わっていた地元の大手が、本来受け取るべき資金を失った。
倒産を避けようとその大手は資金の流れを絞り込み、傘下の企業に対して無理を承知の支払い延期を頼み込んだ。
Hさんの所も当然そうした連絡を受けて、困難な状況になった。
早い段階でHさんは覚悟した....入り口が止められれば出口にまわる金はどうやったって自分に都合出来るものではなかった。
ずるいことではあったが、苦肉の策として奥さんに都合出来るだけの現金を渡して離婚した。
そして残りの全ての資産を金に変えて、世話になった所から順に支払い出来るだけの借金を支払った。
間もなくHさんの工務店は不渡りを出して倒産...同時に練習場に来ていた人達はHさんが自己破産して夜逃げした、との噂を聞いた。
練習場の経営者はこっそりHさんから挨拶されていたが、事情を他の人達に話すことはなかった。

今、Hさんは九州の果てにいる。
この地の反対側には離婚した妻の実家があって、そこで妻と娘は暮らしている。
年に1〜2度会いに行くが、あとはHさんは一人でこの地で宅急便の運転手と清掃の仕事をして暮らしている。
4畳半一間のアパートにはテレビもないが、ゴミ箱で拾って来た新聞や雑誌を見る。
なるべく生活を切り詰めて、ある程度お金が貯まると以前の知り合いの借金の返済に充てる。
練習場のゴルフ仲間には、仕事が傾き始めた時に借りた借金がいくつかあった。
彼等はゴルフ仲間の信用で、百万単位の金を貸してくれたものだ。
今はそれを全て返し終わるのが人生の目標になっている。

部屋の片隅には燃えないゴミの集積場で拾って来た古いアイアンが一本ある。
こんな生活で外で素振りなんかすると目立つので、たまにグリップしてみるくらいだが...クラブを持つとあのゴルフを楽しんでいた時代のことが頭に蘇る。

そして、またあんな風にゴルフを楽しみたい、としみじみ思う。

まだ借金は残っている...自己破産したんだからかえさなくてもいい理屈だけれど、ゴルファーとしての自分を信じて金を貸してくれたかってのゴルフ仲間達を裏切れない。
もう既に騙してしまったのが事実だけど、せめて借りた金だけは返したい...返し終われば、いつかまたあの練習場で、あのゴルフ場でゴルフを楽しめる時が来るかも知れない。
勿論彼等に土下座して謝ってからだけど。

ワンカップ一杯と柿の種を肴に、Hさんはいつも緑の夢を見る。
緑の中を飛んで行く、白いボールの夢を見る。
青い空の下で、ゴルフを再開した記念のショットを打つ自分の姿。
...その傍らには、きっと自分と再婚した妻が一緒にいるはずの。

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シニアと女性ゴルファーは

Bu140609「シニアと女性ゴルファーは、身体の最大のターンと腕の最高の伸ばしをあまりにも早くあきらめすぎる」...ジャック・ニクラス。
「帝王」二クラスの言葉。
このあとに「頭がスウェイせず、グリップが緩まず、左かかとが地面から2・5センチ以上上がらない限り」オーバースイングにはならないから...と言っている。

他のプロの言葉に「シニアになれば身体が硬くなるのだから、オーバースイングなくらい振り上げた方がいい」というのがある。

今回はニクラスの言葉のままじゃなくて、逆説的ヒントとしての名言考。

コンパクトなスイングでの正確なショットと、他人から褒められる奇麗なスイングを維持し続けるのも立派な事だが、そういうゴルファーがシニアになって身体が硬くなり筋力も落ちると、急速に飛ばなくなって今までパーオン出来ていたのが寄せワンでしかパーを取れなくなる...するとゴルフがいつも「拾う」「耐える」だけになり、ただひたすら辛いものになってしまう。
やがてゴルフをやめてしまう人も多くなる...それじゃあ、もったいないだろう?

飛ばなくなったシニアゴルファーに共通しているのが、今までよりだんだんバックスイングが小さく変化して行く事....若い頃はべた足でも肩が十分まわっていて左腕は真っすぐ伸びていたのに、年をとるに連れて肩がまわって来なくなる...それを感じるから以前のトップの高さまで上がらない腕を、肘を曲げる事によって「以前と同じ様な所に上がっている」と錯覚させるトップになって行く。
当然腕だけで上げる形になるからヘッドスピードは落ち、タイミングも狂い、飛距離はどんどん落ちてくる...なんとかそれを道具でカバーしようとするが、結局そのままでは報われることもなく「もう年だ、全然飛ばなくなった」と諦めてしまう。

年をとったからこそ「振らなくちゃいけない」のだ。
見栄や格好を自慢するより、「当たって飛んでこそ」のゴルフ遊びだ。
ニクラスの言葉はオーバースイングにさせない為の言葉だから、ここはその逆で行ってみる....腕をなるべく伸ばし、身体を思い切りターンさせて、オーバースイングでもいいからクラブを振り回して飛距離を取り戻す為に。
つまり、頭は多少スウェーしてもいい。
グリップは緩んでもいい。
左足は2・5センチ以上上げてみる。
それで、引っ叩く。
その方が気持ち良いし飛距離も絶対出るはずだ。
勿論多少は曲がるだろうけれど、競技で優勝を狙うのでもなければこんな振り方で距離を取り戻して楽しむ方がいいんじゃないか。
大きくヒールアップした左足のおかげで、腰も肩も楽にまわるはずだ。
そうしたら意識して左手を伸ばし続けてスイングする...左手が伸びていればそれがガイド役になって力を入れ過ぎても軌道は狂い難い。
グリップはインパクトで締まっていればいいから、トップでもしっかり握るなんて考えない...ヘッドが行き過ぎるくらいでいいだろう。
それであとは「インパクト命で引っ叩く」...フォローやフィニッシュなんて考えない...飛んで行くボールだけに意味がある。

女性ゴルファーも同じだ。
「美しいゴルファー」を目指すなら、これはやめておいた方がいいけれど...他の女性より飛ばしたいなら、やってみる価値がある....友達同士なら飛んだ方が一目置かれて気持ちが良いに決まってる。

ニクラスがこれを言ったのはまだ30代の時。
女性や、50代後半以降のシニアの気持ちはまだ判らない時代。
ジジイのオレは、前半は正しいが後半は判っていない、と敢えて言う。
左腕を伸ばすのも、身体を思い切り回すのもシニアゴルファーに大事な事だけど、その為にはタブーを犯す必要がある。

勿論「左腕を伸ばす」というのも、「できるだけ」と言う事...実際にシニアになって左腕を伸ばし続けてスイングる事には無理がある...ただ、イージーに腕を曲げてのスイングはスイング軌道が小さくなり手だけで当てることになり、「打ち抜く」強さのスイングにはならないから飛距離は全く出なくなる。
シニアになって飛ばなくなったら、ニクラスが言う「オーバースイングになってしまう」ことをあえてやって、やっとクラブを振り抜くスイングになるということだ。

ゴルフはやっぱり、飛んだ方が面白い。

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えええっ〜!? という話

Bu140607参ったねえ...本当に。

「こりゃあ使える!」って喜んだ、ホンマのPP737。
当然自分じゃ「これは溝規制には違反してないはず」と思っていた。
エースだったクリーブランドのTA-3を手放す事にしたんだって、Aクラスの競技に出られない(と言っても出場するのは一年に1回か2回なんだけど)クラブじゃあ、他でスコアを競うコンペなんて時に使っても口の悪い同年輩の奴らから文句が出そうだったからなのに。
(大体、こんなルールを作るからトップアマなんつうものに全く全然関係ない我々見栄アマチュアでさえ、コンペなんかで「あいつは違反クラブで優勝しやがって」なんて悪口言われるんだから迷惑この上ない)

それなら、以前から使ってみたかったPP737なら文句はなかろうし格好もいいじゃないか...と思った訳なんだけど。

ネットでホンマのアイアンの記事を読んでいたら、数年前に737の復刻版を発売した時の広告に「新溝規制にも適合し,,,」とあるのを見つけてしまった。
「え? それじゃあ昔の737は適合してないの?」
という事で調べてみたが、R&Aの適合表なんかを調べても古いクラブの分は載っていない。
ホンマのHPを見ても判らない....それではとネットで調べて行くうちに、溝規制をする事になった経過や世界のアイアンの製造の流れが判って来た。

私自身は今回の溝規制は、特にプロに対して「激スピンウェッジ」に代表される、「どんなラフからでも止まる」とか「誰でもバックスピンがかけられる」、一回打っただけでボールが傷だらけになる様な「やり過ぎ」の溝を規制する事だと思っていた。
プロが試合でラフに打ち込んでも、フェアウェイにあるボールと同じようにスピンをかけてピンそばに止めてしまうシーンを良く見るようになって、それじゃあおかしいと思うのは当然だろう。
だから、溝規制が始まる2010年頃のアイアン...多分2000年代に入ってからのアイアンには、溝規制に引っかかるものが多いだろうと思っていた。

だから、1980〜90年頃のアイアンならそんなに「ラフから止まる」なんて評判のものは、オーソドックスなマッスルバックタイプのアイアンにはなかったから、PP737なら大丈夫だと思っていた。
(ピンをはじめとする前衛的なキャビティバックのアイアンには、そんな事を売りにするものが多かったが)
...それが間違いだったとは....

そもそもの溝規制の切っ掛けになるアイアンは、ピンのアイアンだった。
ピンアイ2が角溝で評判となり、それが溝規制の問題で使用禁止となった事件が起きたあと、ピンアイ2プラスでその溝の問題をクリアーしたのは知っていた...自分でもその後ピンアイ2プラスを使った時期もあった。
その問題が起きた時が1985年!

1985年以前のアイアンの溝は三角だったのが、ピンアイ2プラスの角溝が認められた事で、その後殆ど全部のクラブメーカーは角溝にしたらしいのだ。
当然、ホンマもミズノも他の日本のメーカーもそれにならって角溝が世界の標準になった。
それがだんだん溝の角を尖らせたり、溝の幅を広げたりと「やり過ぎて」今回の規制となった。
その規制は「やり過ぎた」クラブを規制するだけではなく、1985年当時許可された角溝を否定し、昔の三角溝に近い...角を丸め、溝の幅を狭めた規制となった。
これが1985年以降2010年までに作られたアイアンの殆どに引っかかる今回の規制の正体だった。

つまり1988年に作られたPP737は、角溝で新溝規制には適合していない、というのが事実らしい。
新溝規制に適合するアイアンを選ぶなら、1985年以前に作られたアイアンじゃなくてはいけなかった訳だ...

なんて事だろうねえ。
まあ、そんなルールにうるさい競技以外は2024年までは普通に使える訳だから、自分のゴルフには殆ど影響ないんだけれど...競技でこういうアイアンを使って、上位に入ったら気持ちいいと思っていたんだけどなあ。

黒トップも今回のPP737も、打って気持ちの良いアイアンだから普通に使い続けるつもりだけれど、これから2010年以降に作られた新溝規制完全適合の超易しい(どうでもいい)ポケットアイアンなんぞを1セットオークションで探してみようと思っている。
1〜2万でメーカー問わず、ただ条件は「打った感触が良い」というだけでいい。
競技で文句を言われないアイアン・・・ただし普通のお楽しみラウンドでは全く使わない、でもいきなり競技で使っても普通に遊べるアイアン、なんてのを。
シャフトも楽な奴でいい、ロフトも立ってて飛ぶ奴でいい、美学関係無しのラウンドだからともかく楽に出来ればいい、なんてのを。

あ〜あ、特別な激スピンなんてものが売りのものでないオールドアイアンが、こんな溝規制に引っかかるなんて全然思っていなかったなあ。

我々レベルに影響があるなんて、やっぱりこんな溝規制おかしいんじゃないか?
こんな規制は大金を奪い合うプロの世界だけでいいんじゃないか?
(ひょっとして、これはクラブメーカーにクラブを売らせる為の談合なんじゃないのか?)

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外は雨

Bu140606今年もついに梅雨入りしてしまった。
朝から雨のこんな日でも、ゴルフを楽しんでいる人は大勢いるんだろう。

自分は極力雨の日はゴルフはやらない...ゴルフに行く予定を決めるのは、一週間前の週間天気予報を見てから雨の確率が殆ど無い日を選ぶ。
だから自分から予定を決めるラウンドでは、突然のにわか雨以外に雨のゴルフをする事はない。
しかし他の人から誘われた日だったり、出ると決めた競技の時(最近はそんな事は滅多にないけど)には、一緒の人が「やめよう」と言わない限りは雨でも付き合うけれど。

よくゴルフのマナーに厳しい方が「雨だからってゴルフをやらないなんてゴルファーの風上にも置けない」なんて言うけれど、30年以上ゴルフをして来た身には「雨の日のゴルフに楽しい事なんて一つもなかった」という経験から来た一つの結論があり、おまけに自分が怪我したり他人に怪我させる確率が非常に高いという事実があるんだから...たとえ「マナー知らず」とか「ゴルフが分かってない」なんて言われようとも「雨の日のゴルフは(自分からは絶対に)やらない」という持論は変わらない。
ただし、風の日のゴルフは大好きだ...台風の様な風だって、ゴルフはいつもより以上に楽しめる。

そんな訳で、雨の多い6月はゴルフをする機会が少なくなる。
しかし、せっかく「これは!」というドライバーと、十分エースの戦力になるアイアンを手に入れたのだから、週間天気予報で雨の日の隙間に晴れのいい日があったなら、当然(気合いを入れて)ゴルフに行くつもり。

...風薫る5月はあっという間に過ぎ去り、雨の続く梅雨になり、この梅雨が終われば酷暑の夏が来る。
時が流れ、季節は変わり、世の中が変化して行く。
梅雨の間に読む本は、近所の中古本ショップがつぶれ、その閉店セールで文庫本が一冊10円で投げ売りされていたのを袋一杯持てるだけ買って来たもの。
もうこの街では大きな新刊書店が二つ潰れ、ついには中古本のショップまで潰れ...文具店は殆ど無くなり、アナログの文化は消えて行こうとしている。

アナログがダメならデジタルで...と言っても、デジタルの世界なんて本当は実体のない虚構の世界。
先日某ゴルフ雑誌編集者に勧められて、ラインと言うアプリのスタンプイラストを普通の人が作って売れるという「クリエイターズマーケット」のスタンプ募集にいくつかスタンプを出してみたが...
まず、募集開始時に自分の使っているマックのバージョンが古くてアップ出来ずに乗り遅れ、次の日に娘のパソコンで応募してみると、もう1700番台と2100番台...ゴルフのスタンプと、その他にラインいじめが問題になっているのが気になっていたので、いじめられてる子に対する応援スタンプを作ってみたんだが...出来は悪くないと思うんだけど、今や4〜5000番台が公開されても私のスタンプは審査中のまま、ず〜っと置き去りに(笑)。

まあ、そんなものかもね。

ああ、まだ外は雨が降ってるねえ...
テレビの天気予報は、晴れるのは1週間先だと言っている。

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いつだって楽しい宴会ゴルフ

Bu140605昨日は梅雨入り前の最後の晴れ間だった。
4月に計画したものの大雨予報で中止した、もう20年くらい続く「宴会ゴルフ」(元々は年の終わりの忘年ゴルフで、ラウンド後にアンコウ鍋で宴会したのが楽しかった為に恒例行事になった)で古河ゴルフリンクスに行って来た。
天気は曇り時々晴れ、風は「気持ちいい」と感じる程度で、数日前の35度以上と言う猛暑に比べると暑いながらも命の危険までは感じない暑さだった。

メンバーは長い付き合いの優雅なスインガーY氏と、気合いのゴルフで楽しいH氏、それにY氏の部署の新人でまだゴルフ初めて4ラウンド目と言うT氏。
私はオークションでポチしたホンマのPP737を、一度も振らないうちにバッグに突っ込んで宅急便に出してしまったので、これが本当の試打ラウンドとなる。
いつもならバックティーを使うラウンドだけど、今回はまだビギナーとも言えるT氏がいるので大人しく白ティーから。

私はアイアンの試打ともう一つ、一度は目を見張る程飛んだSLDRをいろいろと振り方を変えて打ってみる事も試してみたかった。
が、1番はいきなりチーピン...左のラフから木を避けて低いフックを打つイメージで4番アイアン。
これが本当に初めてのPP737ショットだったが...残り200ヤードを奇麗にフックがかかってグリーン手前まで...「易しい!」、そう感じた。
4番472Yのロングでは、残り190Yをやはり低いフックをかけて打つと、上手く転がってグリーン左のカラー...楽にバーディーとなった。
その後もPP737のショットは170〜80ヤードの5番6番からピンに絡み、120〜130ヤードはピンにかぶさって行った。
アイアンショットは、10番で抑えたフルショットをしようとしてシャンクが1回あった他はほぼ完璧。
ただ一緒に入っていたPP102のサンドは合わなかった...50〜60Yで、殆ど右に行ってピンに絡まない...60ヤードからバンカーに1回、右に外したのが1回...バンカーからはショートが1回オーバーが1回。

この日はグリーンが激重で、アウトでは3パットを4回もしてしまったので42。
午後のインでは3パット2回、ワンペナ1回で39。
ショット的には、73〜4でまわれると感じたくらい、アイアンのショットは良かった。

なにより、PP737は黒トップに比べると本当に抜けがよい...いかにスクープソールの黒トップが難しいアイアンだったかと思い知ると共に、難しいと言われているPP737をこんな風に「易しい」と感じる事は、黒トップを使って来た事は無駄じゃなかったし、これからも使い続ける意味があると確信したラウンドだった。
もう一つの実験...ドライバーショットはやはり八分くらいの力でしっかり振ると「凄く良く飛ぶ」。
それ以下やそれ以上の力を入れると、チーピンになる。
この「八分の力」というのが結構難しいのだが...その結果を見れば、やらなくちゃならないだろう。
白ティーで278ヤードのミドル、グリーン上に人がいなくなってからピンに向かってライン出しショット(自分ではかなりコントロールしたつもり)をして、上手くラインに乗った。
これがピン真っすぐに行ってグリーンオーバー...ただのパーにしかならなかったが、このドライバーでこれからのゴルフをやって行くという事を決めたショットだった。

で、終わったのが2時過ぎ。
ゆっくり風呂に入って、さあお楽しみの宴会...と言っても殆どの店がまだ開いていない。
駅までゆっくり歩いて、駅前の唯一開いていた中華料理屋で「乾杯!」
生ビールから始まって、瓶ビール・ウーロン杯、紹興酒...摘みもいろいろとって5時半まで延々と宴会。
5時半過ぎたら駅前のいつもの居酒屋に店を変えて、また「乾杯!」。
ビールに焼酎と杯を重ねて8時近くまで...いささか酔っぱらって電車で帰宅。

今はちょっと頭が痛いが、気持ちは満足。
仲間との酒は美味しいし、アイアンは使えると判ったし、ドライバーも上手く使える目処が見えて来た。
問題はサンドウェッジだが、これはまた時間をかけて探してみよう。

もう6月。
梅雨の間の晴れ間を見つけたら、また出かけよう。

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ポチッで来たもの−2

Bu140603オークションで落としたもう一つのアイアンセットが届いた。
PP737を落としたあと、買う気もなく出品されているアイアンを見ていて落とす気になったのには理由がある。

この「ダンロップリミテッドモデル」...似ていたのだ、かって因縁の有ったアイアンに。
それはずっと以前記事にした「ロフト・ライ角調整には気をつけて」の、犠牲になったアイアン。
これからずっとエースアイアンにしようだなんて思って、ローンで無理して買ったのに1ラウンド使っただけで滅茶苦茶にされたアイアン。
...月例で初めて使った時に、一緒の組になった知り合い(この時ゴルフショップを開店したばかりだった)に、「うちでロフトやライ角の調整が出来るからやってあげますよ」と言われ、「友達だから無料でやってあげます」との言葉に乗ったのが間違いの元だった...
一応目安となるロフト角とライ角を伝え、その場で彼に手渡した。
2週間後、遊びのラウンドで彼から手渡されたアイアンは確かにロフトもライ角も「数値通りきっちりと調整しましたよ」という事だったかも知れない。
しかし、そのアイアンをグリップして構えた瞬間...多分自分の顔色が変わっただろう。
それは、3番がグース、4番は出っ歯、5番はストレート、6番は出っ歯、7番は超グース...
全ての番手のアイアンのリーディングエッジが、シャフトから出たり引っ込んだり...およそアイアンのセットとしての統一感が全く無くなったただの寄せ集めアイアンに成り果てていた。
一度そんな風にされたアイアンが元に戻るはずもなく、「友達だから無料でやってあげた」と自慢顔のその男に確かに悪意はなく....次の日に、そのセットは秋葉原で定価の一割で売り払った。
...ローンはまだ半分以上残っていたのに。

そのアイアンセットは、確かプロリミテッドとか言う名でで発売数は凄く少なかった。
その後中古で見かける事もなく、オークションでも見かける事はなかった。
今回のアイアンセットは、バックフェースとか刻まれた数字とかが似ている感じがして、「ひょっとしたら」という思いでポチッた物だったが,,,ちょっと違ったようだ。
私が昔買ったアイアンは、その頃ではもう珍しかった「銅下メッキ」も宣伝文句に有った様に記憶しているが、今回のはサンドのフェースを少し削ってみても銅下メッキの赤い色は出て来なかった。
しかし、この「リミテッドモデル」のアイアンも、調べてみても情報がなくどんな代物だか判らない。
ダンロップ社自身のHPでも、過去のアイアンはDP201くらいからしか載っていず、このアイアンの情報も私がかって買ったアイアンの情報もわからない。
どなたか、このアイアンや銅下メッキをしたダンロップの限定アイアンの情報をお持ちの方はいらっしゃらないだろうか?

このアイアンはまだ打っていないので打感とかは判らないが、背面にはいかにも軟鉄鍛造の柔らかい鉄を使ったという様な小さな当たり傷が沢山ついている。
フェース面はそれほど使われた様子や使用傷もなく、グリップを交換すれば十分使える状態の良さなので近いうちにコースで遊んでみたい。

今回のポチッは、「まあまあ当たり!」 ってことで。

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まさか、優勝するとはねえ...

Bu140602_2寝る前に見ていた。
昨夜1時過ぎからメモリアルトーナメント...松山が3位でスタートとは知っていたが、画面には終盤をまわるミケルソンと石川が苦戦している様子が映っていた。
ミケルソンはそれでも2週間後の全米オープンには調子を合わせてくるだろうけど、石川には線の細さばかりが目立つ。
ずっと昔からこんな光景を繰り返し見ていたなあ...と思い出したのは、30年以上前から続いているメジャーに臨む日本選手達の戦いの光景。
それはまるで、普通で3000ccから6000cc、あるいは8000ccをオーバーするかの様な巨大なエンジンのアメ車達に望む、1000ccや1500ccの小さな日本車達のレース風景。
小回りの性能を効かしターボまで積んで対抗しようとしても、直線で軽くぶっちぎられる小さなエンジンの日本車達....
超全力ショットでアメリカ選手の飛距離に肩を並べているつもりでも、ここ一番で振って来たあっちの選手には軽く7〜80ヤード置いて行かれる....なんとか距離をつめようと力以上に振り回してはひん曲げて崩れて行く日本の選手達の姿...何度繰り返しそういう光景を見て来た事だろう。
どうしても石川のプレーにはそんな昔からの日本選手と同じ線の細さが感じられてならない。

それに引き換え...松山には線の細さは感じられない。
まるで、ディーゼル8000ccの農村特別トラクターのようなふてぶてしさを感じる。
そう、なにか奇麗なハイウェイを8000ccにターボをつけたトラクターで泥を散らしながらぶっ飛んで行く様な...

1番、バーディー。
2番、バーディー。
寝ようとしていたんだけど、「これは?」と思ってテレビの前に座り直す。
とたんに3番でティーショットひん曲げ、セカンドショットミスでボギー。
「まあそんなもんだろ」で、寝る事にした...ここで3時過ぎ。

で、朝になって結果を見たらプレーオフの末優勝だって...
まさか、勝つとはねえ...

これで、アメリカツアーでも一人前扱いとなるはずだが、そうなると松山にはマナーやルールでいろんな問題が改めておこってくるだろう。
まずは去年全英オープンで問題になった「スロープレー」の問題。
これはアメリカツアーでも、まだペナルティーにこそなっていないが「松山は遅い」という事が知れ渡っている。
そして先日問題になったマナーの問題...パットが入らないと言ってグリーンを傷つけたり、クラブに当たったり...今回も終盤でミスしたドライバーをへし折ってしまった。
プレーオフでは3ウッドでティーショットを打って、結果的には相手のクリークへのミスで優勝が転がり込んだが、後々問題になる行為だった。
もしクラブ契約が有るなら、そのクラブをへし折るなんてそのメーカーへの大変な背信行為でもあるだろう...タイガー以来、そうした感情をストレートに出す行為がカッコいいとでも思われているような気がするが、プロがこれをやっちゃいけない。

石川と違って「線が太い」と感じる松山は、これが唯一の勝利なんて事はなくてこれから何勝もするだろう。あるいはメジャーにも初めて手が届く選手かも知れない。
だからこそ、今のうちにこんな評判が定着しないように気をつけて欲しい。
アメリカツアー初優勝へのお祝いと共に、敢えて苦言も呈しておく。

とりあえず、「1勝目、おめでとう!」

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