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2014年8月

2014年8月 7日 (木)

旅ネコ柚との夏の旅

Bu140731火・水と酷暑の関東平野から逃げ出して、1000メートルを越える高所へと避暑の旅をして来た。
勿論、うちの旅ネコ柚も一緒だったけど...記憶力の無い柚にはまたまた驚きの体験だったらしく、最初のうちは尻尾を丸めて椅子の下や布団の間に逃げ込んで小さくなっていた。
それでもすぐに慣れて普通に寝るようになったけど、後席の娘の足にピッタリくっついて離れないので娘が「暑い暑い」と悲鳴を上げていた。

目的地は日光。
車中泊地は、夜間には寒いくらい温度が下がる戦場ヶ原の駐車場。
楽しみは、一日一回は入りたい源泉かけ流しの温泉と、二日目に大笹牧場でのジンギスカンや和牛の焼き肉定食。
今回長女は仕事の関係で行けず、次女が一緒の三人と一匹旅だが、次女の一番の望みは牧場で色々な動物とふれあう事。

そんな要素を入れての二日間の行き当たりばったりの旅。
出発は火曜日の9時頃、久しぶりの高速を使って日光へ...いろは坂を上る前に日光市内で昼食や夕飯や酒の摘みを買い込む。(前回はいろは坂を上ってから中禅寺湖周りを探したけれど、上にはコンビニは一軒も無い事が判ったから)。
お土産屋の食事に美味しいものは殆ど無く、値段も高いのは知っているのでこんな準備が...

まず最初の目的地は竜頭ノ滝の滝見茶屋の団子....これは娘も奥さんも大好物で、特に奥さんが食べたい食べたいとうるさかった。
そこで一服してから立木観音駐車場に行き、天気が良かったので中禅寺湖一週の遊覧船に。
セーターを着なければ寒いくらいの気温は、それまでの体温越えの死にそうな暑さに比べるとまさに別世界。

そしてのんびりした後、本当は滝見茶屋下の日帰り温泉施設「憩いの湯」に入るつもりだったけど...この時期は空いていると思って来たこの日光...実は大変な林間学校のシーズンだった!
行きから何台も連なるバスが多いな、とは思っていたが...そこら中にいる沢山のバスがほとんど全部都内の小・中学生らしき団体のもの。
観光名所は勿論、遊覧船や遊歩道も先生を先頭にゾロゾロ歩く子供達の群れで一杯で、その甲高い歓声に囲まれて落ち着けやしない。
そして、日帰り温泉でさえ、「すみません、今日は子供達に貸し切りなんです。」だって!

しかし子供達のこない所、と言う事で「日帰り入浴できる旅館とホテル」のリストの中から偶然探した「湯元ヒルサイドイン」という小さなホテルは正解だった。
入浴だけで一人800円ではあったが、源泉が隣にあると言う事で白濁した硫黄分の強い温泉がかけ流しになっていて、大きくはない内湯と露天風呂がのんびり湯を楽しむには最適だった。
1時間以上のんびりと湯を楽しんだ後、散歩して時間をつぶしてから赤沼の駐車場に入って車中で宴会。
普通の生活に比べるとまだまだ速すぎる時間だったけど、満天の星を楽しんだ後...寝る。

翌日は簡単におにぎりで朝食をとった後、いろは坂を下りて霧降の滝などに寄り道しながら大笹牧場へ。
ここは娘の「どうしても動物に触れたい」という希望と、名物のジンギスカンと牛の焼き肉定食を食べるのが目的...ゆっくりと時間を過ごすつもり。
(しかし、この羊の肉はオーストラリア産、牛カルビはアメリカ産、というのがどうもね..)
それにソーセージと野菜を追加して、腹一杯になったら私はのんびり昼寝タイム...娘らは色々な動物を触りに動く。

かなりの時間を過ごした後、湯西川の道の駅に行ってその2階の日帰り温泉に。
ここは大人510円で安いけれど、温泉は透明なアルカリ泉。
半露天もあり、休憩室もあるのでそれなりにのんびり出来る。
しかし、個人的には前の日に白濁して硫黄臭の強い湯元温泉に入っていたので、そちらの方が温泉らしく好きだなあ...そっちの方が何か身体に良い様な気がするし....

ゆっくり休んでから、下道をあちこち寄り道しながら帰宅。
やっぱり...下界は暑い!
こんな暑さでゴルフはとても無理と思うけど、あの日光くらいの高度がある場所なら涼しく出来そうなので、8月に入ったらラウンドも考えてみる...多分左手の指も温泉で少しは良くなったと思うし(あれっぽっちじゃ、無理か...笑)

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掘っくり返し屋のノート(10)「彼等はどうなったのか、第一回日本プロ出場の三人のその後」

Bu140728「彼等はどうなったのか、第一回日本プロ出場の三人のその後」

先年から第一回日本・東西三プロ選手の顛末やプレーヤー達のその後を書く為、調査と文の手直しを繰り返していたが、その途中雑誌「Golf Style」で第一回日本プロに関する事柄が発表され、更に日本プロゴルフ協会殿堂のHPコラムに大会の新聞記事がアップされるようになった。
後出しに関するご批判は承知しているが、このまま死蔵させるのもイヤなので、プレーオフの福井・宮本の各ホールのスコアと、余り知られていない越道・村上・関の三名の評伝と戦績を発表させて頂いた。補足として皆さんの参考になれば幸いである。

*プレーオフ各ホールのスコア(大阪毎日新聞1926年7月11日朝刊より)
宮本留吉
1st 434.444.434=34 454.464.335=38 Total 72
2nd 445.334.437=37 244.684.466=44 Total 81 153

福井覚治
1st 355.435.634=38 355.643.446=41 Total 79
2nd 454.343.544=37 444.763.545=44 Total 81 160


〜三人の評伝〜

越道政吉 1894頃〜没年不明
〜日本プロ以前〜
神戸GC キャディ出身、同クラブのキャディトーナメントに中上数一と共に名があり、青年期はハウスキャディをしていたようだが詳細不明。1920年に福井覚治がプロになったのを聞き、彼のアシスタントに。1922年に横屋GA跡地が甲南GCとして復活した際にヘッドプロとなる。
〜日本プロ以後〜
彼はこの後、1930年代前半まで国内〜関西のトッププロとして活躍しており、1930年には日本プロ選手権で二位Tに入っている。
プレーについては、スコットランド式のフックを打つ纏まったスタイルの持ち主で、図太いナーヴを持っていたという。
筆者は1937年11月15日の関西PGA月例会(アンダーハンディ)で優勝した記録までを確認している。この時の所属地も甲南GCである事から、翌38年の表六甲連山の山津波による壊滅からの移転及至戦争による閉鎖まの間まで在籍していたと見られる。
この以降については不明で、筆者が確認出来たのはJPGA30年史の安田幸吉・山本増二郎の座談会で、1946年の関東PGA再発足の際に集まったものの一人として名が挙がっている事、同士の物故会員の欄に名がある事の他、1954年に宮本・安田が南郷三郎を囲んだ座談会で(「Golf(報知新聞)」同年4月号)彼について、この時にはもう活動していないか、亡くなっている様な記述をしている程度であった。
所属 舞子CC(アシ)1920〜1922、甲南GC1922〜1937以降(1931年時無所属?)
戦績 日本OP4位-1920・30、日本プロ2位T-1930、 関西OP3位ー1926、 関西プロQuf1931〜32、 茨木招待4位−1928、 東西対抗戦西軍 1930〜33

村上伝二 1885〜没年不明
〜日本プロ以前〜
広島の銀行家の五男として生まれる。慶応大学〜社会人野球で活躍した後、大正初期にゴルフを始め、鳴尾GA第三期メンバーとして入会。海外のレッスン書の熟読、フォーム作りの為の3ヶ月の打ち込みによりクラブでもトップの腕前となり、1923年プロ転向(西村貫一の「日本のゴルフ史」より、しかし同年5月に行われた鳴尾GCのクラブ対抗戦の雑誌記事に、「村上なき後」と書かれている)、国内初のアマチュア出身・大卒プロとなる。
〜日本プロ以降〜
この大会後もトーナメントでプレーし続けるが、余り活躍出来なかった。
27年大会は優勝を意気込んでいたが、持病の痔疾で力が入れられず病欠。リベンジとなる28年度日本プロでは残り9Hで二位に立つが、11番でショットを松の木の傍に打ち込み、狙いに行った2打目を木に当てた所から大崩れをし、六位に終わったのが彼のキャリア最大のチャンスであった。
プレーの内容は確認出来た限り、一貫して82前後で廻る腕前で(30年代半ば頃で中の中位のレベル)、ナーヴが弱いとされたが理詰めの策士として知られ、東西対抗の代表や補欠にも選ばれている。
出場していた関西OP・プロの記録は史料不足(上位以外省略になっている史料多し)で、1930年代半ば以降のものを確認出来なかったが、月例会には1930年代後半も出場しており、戦前最後の記録は1942年古巣鳴尾GCで行われた月例会で1ラウンドだけプレーしたのを確認。
プロ仲間への・からの干渉を好まなかった為(信条であった)、プロ間では一匹狼的存在であったというが、アマチュアの間では海外の技術論も原文で理解している理論家の教え上手として、クラブ後輩の石角武夫と並んで有名な存在であり、友人の息子である古賀春之輔をプロにしている。
戦後も活動を続け、82歳時に元気で働いている事が雑誌「Golf(報知新聞)」1968年4月号で取り上げられている。

関一男   生没年不明
〜日本プロ以前〜
根岸の日本レース倶楽部GAのキャディ出身。父親が倶楽部の日本人マネージャー(グリーンキーパー、バーテンダーとも)であり、彼はクラブハウスで生まれたというからコースの出来た906年以降の生まれか。青年期に関東学院に通いながらキャディをしてゴルフを覚えていったが、英語が出来る事からプロになった。
〜日本プロ以降〜
彼は他のプロに比べて史料(と言うより記録)があまりにも少ない。プレーヤーとしては日本OP最初の参加者の一人でもあり、1929・30年も出場しているのだが、同大会は1930年の9位以外は第一ラウンドで大叩きをして予選落ち、日本プロは1929年に再出場したのみで、しかも足を痛め第二ラウンドで棄権している。プレーの写真は三枚しか見た事が無いが、カーヌスティ型のスイングをしていたようだ。
根岸には1929年まで働いており、1930年版「Golfer`s Hand Book」のNRCGAの欄にH・Sekiの名が載っている。この年に(兵役?)退職をした瀬戸島達夫の後釜として千葉の武蔵野CC(六実)へ。この頃、曜日を決めて帝大OBの社交倶楽部、学士会の同会館でレッスンをしていたと、彼からレッスンを受けた事がある農学博士・佐藤昌が著書「世界ゴルフコース発展史」に記している。
1930年以降は武蔵野を退職したのかトーナメントにも出ておらず、動向も不明である。
摂津茂和は「(新旧)日本ゴルフ60年史」で「英語の出来るインテリプロとして、村上や石角と並んで優美なフォームと共に広く知られた」と書き残している事から、1930年代初頭の関東を代表するレッスンプロとしてインドアや野外練習場で働いていたと推測される。
戦後の動向について宮本・安田は、1954年の座談会で彼について「生きているんじゃないかな(安田)」「全然見んがね(宮本)」と語っている事から、廃業した可能性がある。
所属 NRCGA 1926・7月以前〜1929、 武蔵野GC 1939年頃、学士会館にて出張レッスン
戦績  日本プロ3位ー1926、日本OP9位ー1930、茨木招待9位−1929

文中未記載の参考史料 
大阪毎日新聞1928年12月1日昼・夕刊
Golf Dom 1922〜1943年分
Golf(目黒書店)1931〜37、39〜40年分
Golfing(関西GU)1938年10月号(大阪GC50年史付録)
Golf(報知新聞)1954年4月号「ゴルフ鼎談 日本ゴルフの創生期」
Golf(報知新聞)1968年4月号「レッスン一筋に44年 82歳のプロ・村上伝二さん」
日本ゴルフ60年史 摂津茂和 ベースボールマガジン 1977
ゴルフに生きる 安田幸吉 ヤスダゴルフ製作所 1991
ゴル不一筋 宮本留吉回顧録(新装版) ベースボールマガジン 1986 
佐藤昌が見た世界ゴルフコース発展史 佐藤昌 2001
ゴルフ日本のテクニック 浜伸吾編集 ベースボールマガジン 1986 
ゴルフその神秘な期限 井上純勝 三集出版 1992
日本プロゴルフ協会30年史 日本プロゴルフ協会 1987
シリュはJGA資料室、国立国会図書館、自宅蔵書より調査・閲覧



この記事の著作権は松村伸吾氏に所属します。

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暑気払い

Bu140727完全に気温が体温を超えていた昨日、ブログで「暑気払いが...」と呟いていたホワイトタイガー54さんの声に答える形で暑気払いの飲み会が開かれた。

場所はホワイトタイガー54さんが探した、北千住の居酒屋。
どうも私が好むであろうと言う観点から探してくれた店らしいのだけれど...この強烈な暑さの夕方に、コンロで自分でいろいろ焼きながら飲み克つ食うというのは....暑い・熱いです(笑)。
それにともかく人が多いのはこの日開かれる花火大会の影響らしく...

メンバーはゴルフでよくご一緒する、風太さんとみずおさん。
WT54さんも、この二人のイケメン(?)に囲まれて満足げな様子。
この店で生ビールや酎ハイを飲んだ後2時間で店を出る(これは2時間制限があったため)、そして暑気払いのついでに28日が誕生日だと言うWT54さんの誕生会もかねて、2次会は通りすがりに見つけたイタリアンの店に。
結局この店が大当たりで、食べ物がどれも美味しい。
名物とやらのペッパーで味付けしたやみつきチキンというのがすっかり気に入ったWT54さんは、お代わりを繰り返して一人で10本以上食べていた(笑)。
それに白ワインは受け皿にまでしっかりこぼしてくれる居酒屋スタイルだし、エビや貝類も味は良いし高くはない。
それにWT54さんの誕生日という事で、お店からくす玉プラス小さなケーキのプレゼントまで。
食べ物美味しい、酒が旨い、それに(元?)イケメン二人に挟まれてWT54さん最高の誕生パーティーになったかも(笑)。
風太氏もみずお氏もいつもよりずっと彼女に気を使っている風で、WT54さんは今まで見た中で一番楽しそうに笑っていたんじゃないかなあ。
私はワインは苦手なのでずっと酎ハイを飲んでいたが、3人はワインのお代わりを繰り返して相当な量飲んでいた。
かなり酔っぱらった様子の風太氏...無事に帰れた?
みずお氏とWT54さんも、途中の駅でWT54さんを送るとき二人して反対方向に行こうとしてたから、かなり酔っていたはず..二日酔いは大丈夫?

最寄りの駅で降りて歩き始めたとき、深夜であるのにまだまだ気温は高いまま...
みんなは近々ゴルフのプレーの予定があるそうだけど、私はまだまだこんな季節にゴルフはしたくない。
あと1〜2週間して、身体が暑さに慣れて来てから涼しい所のゴルフを考えてみる。

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暑すぎる...

Bu140726扇風機をかけて寝ていたが、送られて来る風が熱風になってしまってよく眠れない。
朝になっても暑さであまり寝た気がしないけれど、頭から首筋を流れる汗が気持ち悪くて無理矢理起きてシャワーを浴びる。

梅雨明け後は強烈な暑さになると言われていたが...暑すぎる。

クーラーは起きた時からつけっ放しじゃないと生きて行けそうな気がしない。
ちょっと外に出て日の光を浴びると、暑さよりも痛みを感じる様な刺激の強さだ。

昨日も何かを描こうとしていたのだが、なんだか記事をアップする集中力が出ない。
クーラーを効かせた部屋で氷を入れたお茶を飲みながら手足を伸ばすと、毎夜の寝不足の所為かすぐに眠くなり...ついウトウトと居眠りをしてしまって、この前は椅子から落ちそうになった。

とてもゴルフは出来ない...する気にならないし、したらすぐに熱射病になるのは間違いない。
一週間もすれば少しは暑さにも慣れるだろうけど、今は外を出歩くのもしんどい。
涼しい高原に行って、木陰にハンモックでも架けて昼寝をしていたい。
涼しい風を受けながら、缶ビールでも飲んで本を読んでいたい。

こんな暑さの中、外には一歩も出たくない...と言いながら、今日は夕刻から暑気払いの宴会の予定。
暑さにめげずに働き、克つ良く遊ぶという方々の元気を少し貰って来よう。


にしても、今日はこの地方は体温越えになるらしい...

土曜日だからってゴルフやる方々、気をつけないと死ぬからね。
ちょっとでも変だと思ったら、絶対にすぐにプレーをやめる事!

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訪問者

Bu140723家ネコの柚は基本的に外出禁止。

やっぱり、自由に憧れるネコの性として外の空気の吸える場所が好き。
2階が暑くなると、1階の木陰になって涼しい網戸の前で寝るようになる。

その網戸には色々な訪問者が訪ねてくる。
小鳥の類いは動きが速すぎて柚の感覚ではついて行けず、アゲハチョウくらいのスピードが柚にはちょうどいい。
そんな網戸に今日は一匹のカナブン。
動きが遅い...と言うか、網戸にとまるとほとんど動かなくなる。

それでも足が動いているので、柚は興味津々でカナブンの前に座り込む。
じ〜〜と見ている...柚は近眼なんじゃないかと思うくらい顔を近づけて見る...殆ど目をくっつけるくらい。
そして匂いを嗅ぐ。
カナブンは少し足をもじもじさせているが、基本的に動かない。
しかし、時折何センチか網戸を上ったりする...と、柚は興奮してつい手をチョンチョンと...爪は出していない。
顔を近づけ、匂いを嗅ぎ、下手したら舐めたりしそう(笑)。

いつまでも飽きもせずに見ていて、思い出したように手を出してみるが...網戸の向こう側にとまっているカナブンには届かない。
そこにいるのに手で触れない柚は、身をくねらせてもどかしがる。

網戸の向こうの遊び相手は、まるで叶わぬ恋の様にどんなに近くに見えていても決して届かない、柚にはそれがもどかしい。

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夏休み〜

Bu140722多分、今日が梅雨明け。
もう真夏なんだねえ...小さな子供達の遊ぶ声が聞こえる。

「夏が来た!」って言っても、もちろん何十年も前のようにやって来る灼熱の季節に訳の分からない期待と興奮を覚えるなんて事は全く無く、ただどうやって無事にこの季節を乗り切るか、なんて事以外頭にないんだけれど。

不思議だよなあ...なぜ若い頃にあんなに夏に期待してたのか。
小説でも映画でも「夏」には他の季節には無い出会いや別れや、生き方を左右する様な経験をするとかいうけれど、オレには夏休みとしてリュックを背負って周遊券で旅をする、くらいの事しか出来なかったっけ。
勿論ロマンチックな出会いなんて無かったけれど、この一人旅の経験が流れ歩く旅の面白さを教えてくれて、それがやがてキャンピングカーの流れ旅に繋がって行く。

暑さに耐えながらのゴルフをする気は今は無い。
やるとすれば涼しい場所や時間のゴルフを考えてはいるけれど、とりあえずは左手指の状態を治す事に専念する。

でも、ゴルフに関係なく海には行きたいと思う。
20年以上続いた、夏の家族の海キャンプに行かなくなってから何年経つんだろう。
もう使っていたテントやテーブル・椅子や照明・バーナー類は使えなくなっているだろうし、水汲みを毎日やる体力も無くなっているだろう...それに一番の楽しみだった「海を前にして灼熱の太陽の下、日傘の陰でビールを飲む」というのもきついかも知れない...海や空や雲の姿は変わらないであるのに。

...時は過ぎたんだなあ...

さて、今年の夏はどんな夏になるんだろ。

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2014年全英オープン4日目

Bu140721やっぱり、のマキロイ優勝だった。
しかし以前の2回のメジャー優勝と違い、スコアを伸ばせずに2打差まで詰め寄られての優勝で、決して楽勝という様な勝ち方ではなかった。
どうしてもメジャーに勝ちたいガルシアの執念と粘り、それに同伴競技者の同い年のファウラーの意地のゴルフが、ガルシアを最後まで楽な気持ちにさせなかった様に見えた。

これでマキロイは全米オープン・全米プロ・全英オープンとメジャーを三つ勝ち、後はマスターズに勝てばキャリアグランドスラム達成という訳だ。
マスターズはマキロイに向いている試合と思えるので、数年以内には達成しているだろう。

調子に乗ったマキロイは本当に素晴らしい球を打つ...その飛距離はD・ジョンソンに全く引けを取らず、ここ一番のショットの安定性は世界一だとも思える。
なのにマキロイのゴルフに、タイガーやニクラス・ワトソン達が強かった時の様な「彼が来たらもう決まりだ」と他のプレーヤーに思わせる、圧倒的な強さをなぜ感じないんだろうか?
どこか「崩れるかも知れない」と思わせる脆弱製が彼のゴルフから感じられるのはなぜだろうか?
(そう言うふてぶてしさ、みたいなものはむしろ松山の方に強く感じてしまうのがおかしい(松山はまだまだ力不足だが、今までの日本選手と違って周りに影響されそうにない鈍感さと馬力が頼もしい)。)

口惜しかっただろう...ガルシア。
数年前の大チャンスを取りこぼし、再びのチャンスに賭けていただろうかっての「神の子」ガルシア。
猛る気持ちを抑え必死に食いついて行って、今日は6アンダー...それでも今日1アンダーのマキロイには2打及ばなかった。
獲物のないメジャーハンター...ウェストウッドに次ぐ挑戦回数のみが増えて行くのは辛い。

そして大健闘と言えるファウラー。
ボギーなしで今日5アンダー...しかしマキロイとの差はまだ2打残っていた。
厳しいパーを拾い、チャンスで確実にバーディーをとっても追いつくにはまだまだ不十分だった。

結局マキロイの勝因とは3日目の終盤、16番と18番のイーグルだった。
これが両方ともバーディーだったら今日はプレーオフになっていた。
ゴルフの女神の気まぐれなのか、そういう順番だったのか...1日目と2日目の天気に恵まれて飛び出し、3日目も4日目も天気の良い時にプレー出来た。
ほとんど風も吹かず、3日目以外は青空とそよ風の中気温22度くらいと言う絶好のゴルフ日和、1・2日目と最終日は選手も観客も皆半袖で、アイスクリームを食べながらの観戦風景は全英オープンには似合わない。
数年前のダレン・クラークが勝った時のように、強風の中を地を這う様なショットでグリーンに転がし上げる...宙に浮いたボールはどこまで流されるか判らないくらい強風にもてあそばれる...選手も観客もセーターの上にレインウェアを着込み、寒さに震えながらプレーし観戦する...そんなゴルフこそが全英オープンだと思っている。

今回はいつもの天候の全英オープンではなかったのが、今一つつまらなかった。

とは言え、これでマスターズから始まったゴルフツアーの季節は終わる。
8月の全米プロは自分の気持ちの中ではメジャーとは思えないので、プロ達の花の舞台の観戦は今年は終わり。

多分、明日梅雨明けして夏になる。
夏の猛暑の間はお休みのつもりだが、1〜2度は涼しい高原やナイターで遊びながら、自分のゴルフの楽しみの「秋のゴルフシーズン」の準備をしよう。
まず私は指を完治させてから、色々と遊ぶ事を考える。

ゴルフはやっぱり自分がやる方が見ているより何倍も面白いからね。

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2014年全英オープン3日目

Bu140720天候が不順との事で、全英オープン史上初の3人組とアウトイン同時スタートになった3日目、終わってみれば6打差でマキロイの独走...

途中、追うファウラーに12アンダーで並ばれた瞬間があったが、後半16・18のパー5をどちらもイーグルと言うスコアで「あっ」という間に突き放した。
このドライバーの飛距離、アイアンの正確さ、パットの安定感を見れば、マキロイがやはり次代を担うスーパースターである事は揺るがない事実だろう。
これを追うファウラーとガルシアも素晴らしいショットを打つが、マキロイの正確さと技術には見劣りする。

では、これでマキロイの逃げ切りで決まりかと言うと...なにかマキロイには天才の脆さを感じる所があって(ここが全米オープンのカイマーと違う所か)、まだ何かが起きそうな気もしている。
多分、天才故の「気分の問題」なんだと思う。
気が乗らなくなるとそれがすぐショットに影響して、粘りも無くなりあっさりと大叩きする...そんな部分がマキロイにはある。

気楽に見ている自分としては、一番勝たせたいのはガルシア....「神の子」と言われたガルシアも、もう30代半ば...今勝てないとあのコリン・モンゴメリーやリー・ウェストウッドと同じ道を歩みそうだ。
もし勝てれば、続いて複数のメジャーにも勝つことが出来るだろう。

そしてリッキー・ファウラー。
いかにも若々しい彼のゴルフは見ていて気持ちが良い。
特別の飛距離はないけど、キレのあるアイアンショットが素晴らしい。
まだマキロイやアダム・スコット達の「後に続くもの」という立場だが、これに勝てれば第一線の彼等と肩を並べて時代を背負うゴルファーになる事は間違いない。

どちらにしてもマキロイが崩れなければ優勝は難しいと思うが、天才故の気の弛みがマキロイに出ればチャンスはない訳ではない。
そして残念なのがタイガー・ウッズ。
マキロイが勝つなら「タイガーを倒して」という形が一番良かったはず。
時代を背負った物が次の時代を背負う物と一騎打ちして、その背負った時代を譲り渡す...ちょうどニクラスがワトソンに手渡したように...そんな試合だったら良かったんだけど。
タイガーに全盛期の輝きは全く戻っていない。

明日は最終日、優勝争いはマキロイとガルシア・ファウラーの3人に、伏兵としてD・ジョンソンを加えた4人。
ジョンソンはパットさえ入れば...あると思う。

最終日こそ、全英オープンらしい風が吹いたら面白いんだけど。

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2014年全英オープン2日目

Bu140719よくある事だけど、運・不運の分かれる予選となった。
前日遅いスタートで天気の悪化で苦労した組は、今日は早いスタート時の悪天候に苦しめられた。
初日早いスタートで全英オープンではあり得ないような穏やかな天気の中でスコアを伸ばした組は、2日目もすっかり回復した好天の中でプレー出来た。
不公平なもんだけど、人生だって似た様なもんだ。

マキロイの独走...こんなもんだろう。
数年前の全米オープンでぶっちぎりで優勝した時には、これから「マキロイの時代が来る」と書いたけれど...マキロイという若者は「ゴルフ一途」な若者ではなかった。
人生、というより才能と運に恵まれた若い時代をより楽しもうとする若者であって、ゴルフは適当に続けながらも(それでもぼちぼち勝ってしまう実力はある)、ゴルフの神に選ばれた人間の贅沢と恋と諸々の楽しみを十分に謳歌したい人間だったみたい。
....そして、時々チャンスと必要があれば一気にゴルフに集中する。

また独走して勝ってしまうかも知れないけれど、彼が世界に君臨する様な時代は来ないだろう。
彼は天才として、何年かに一度メジャーで爆発的なスコアで勝ち、自分の人生の楽しみを我慢する事なく人に羨まれる様な人生を送る事だろう。
...羨ましいね、全く(笑)。

それに比べると自分はプレー態度が好きではないけれど、タイガー・ウッズはずっと真面目に真剣にゴルフに取り組んでいると言える。
しかし病み上がりとは言え、身体はますます鍛え上げられているし、故障した部分以外の体力はむしろ上がっているように見えるが...プレー振りに自信のなさと不安が見える。
そして、以前は感じさせなかった「焦り」が時折見られる事に、「老い」を感じてしまう。
自分の能力や伸び代に限界を感じているんだろう...どんなに努力しても体力の強化では追いつかない部分で。

そして、粘っているセルジオ・ガルシアにも「老い」を感じるようになった。
かってはバレステロスの後を継ぐ「神童」と呼ばれた若者も、いつの間にかメジャーに勝てないまま30代も半ばとなり、勝利を前にして敗退するパターンが繰り返され過ぎて、やはり「焦り」がプレーに見えるようになった気がする。
予選落ちしたウェストウッドが、「あと一歩」を繰り返しながらある時からだんだん近付く事さえ出来なくなって消えて行く...あのコリン・モンゴメリーの歴史を自分が繰り返すのを恐れていたのに。
メジャーの試合では勝たなければ歴史に残らず、記憶にも残らない(唯一、カーヌスティーの悲劇のバンデベルデは例外)...運・不運は判っているけど、彼等の歴史にいつか栄冠がもたらされる事を!

それにしても、松山のファッション。
あれだけCMをやったり、契約を得たり、金を稼いでいてスタイリストとかいないんだろうか。
あまりにも似合わない・ダサイ・格好悪い・柄が悪い・センスがないで、見た人の印象が良い訳ないんじゃないか?
それとも、笑いが欲しいんだろうか?
あの格好をさせている周囲の人間の悪意さえ感じてしまう。
良いスタイリストを、今すぐ雇えよ!

さあ、明日の三日目は中休み...風が強烈に吹いて欲しいなあ、いつもの全英らしく。

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2014年全英オープン1日目

Bu140718_2さて、今年最後のお祭り全英オープンが始まった。

ゴルフチャンネルだと中継放送が、夕方5時から次の日の午前4時までの11時間だからちょっと全部見るのは辛い。
でも、日本の放送の中継ではどうせ松山と石川しか映さず、同伴競技者が誰であろうと最後まで映らないだろうから見る気がしない(以前、石川と一緒にまわったのがトム・ワトソンだった時、ワトソンが映ったのは18番が終わって握手する時だけだったので二度と日本の中継は見ない事に決めた)。

しかしゴルフネットワークにしても、タイガー・ウッズが久しぶりに復帰と言う事でタイガーがプレー中の時はタイガー中心だったからどっちもどっちか。
そのタイガー、スコアはまあまあだけど相変わらず自分のショットの時には一寸した音にもイライラして不愉快そうな顔で睨みつける...そりゃあスイング中に音が聞こえるとタイミングやらが狂うと言うのは判るけど、あれだけの人間がタイガーを追いかけているんだから全く音がしないようになんてのが無理だっつーの!
以前日本を代表する超有名プロの全盛期、「自分のショットのミスは全て周りで見ている観客のせいだ」と言うように、ミスする度に周りを醜い形相で見回して睨みつけていた姿を見てすっかりこのプロが嫌いになった事を思い出す。

1日目の中継が始まった時間のイギリス・リバプールは、「え?これがイギリス?」というくらい穏やかな青空と風のない好天期だった。
選手はもとより観客まで殆どが半袖に短パンや短いスカートで、いかにも「夏」らしい格好の人ばかり(でも水遊びしている人は誰もいない)。
グリーンもよく止まり、選手達はどんどんスコアを伸ばして行く。
マキロイやモリナリ兄弟やマナッセロやガルシアや...上位陣はほとんど全員この風もなく好天の早いスタート時間の選手達。
松山や塚田・小田という上位に食い込んだ日本のプロ達も全て早いスタート時間の人達。

これがミケルソンやB・ワトソンや石川達がスタートする時間になると、かなりの風が出て来てグリーンも硬くなりスコアが伸びないどころか崩す選手が続出する。
こういう試合の運・不運は確かにあると感じる天気...ゴルフっていうのは不公平なゲームだと言うのがよくわかる。

まだ1日目なので優勝がどうとかいうのは全く判らないけれど、明日以降スコアが良かった選手達は良いけれど、崩してしまった選手達が数字を引っ込めるのには大変な力が必要だ...カットラインは多分パープレーぐらいと言うから...

放送で気になったのが、(多分)j・ウォルターズ(違うかも知れない)というゴルファー...ジョン・シングルトンでした(ファルコン松原氏より情報)。
何でも、コースからわずか5分という場所に住み、日頃は工員として働いているという。
それがこの「ザ・オープン」にマンデーから挑戦して、本戦の出場権を獲得したと言う。
5オーバーと崩れてホールアウトしていたが、応援に来ていた知り合い(多分家族)に手を振る姿は胸を張った実に堂々とした姿だった。
こうした「職業・工員」という人が挑戦して、本戦にまで出られて健闘する...これぞ「ザ・オープン」と言う名で語られる世界最古の大会の素晴らしさなんだろう。

こう言うのを見ていると、日本にいる沢山のプロ達はなぜこの「ザ・オープン」にもっとマンデーから挑戦しないんだろうと不思議に思う。
ゴルフというのは、いつもコース相手にアンダーでまわるゴルフをしていれば、いつか世界一までになる道が開かれているフェアな競技だと思っている。
渡航費用や滞在費やプレー代などがかかりはするが、なんとかイギリスまで言ってマンデーから挑戦すれば、このメジャー競技に参加する事もそれに優勝する事までも「不可能」ではないのに。
勿論簡単な事ではないのは判り切っているが、「プロゴルファー」になった以上こんなチャンスには絶対に挑戦するべきではないだろうか?

力さえあれば世界一にまでなる事が出来る...「ザ・オープン」なんて言われているこの試合は腕に自信のある世界中のゴルファー達の夢の終着点なのかなあ...そんな事も考える。

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今日から始まるねえ

Bu140717今日から2014年のゴルフのクライマックス、全英オープンが始まる。
何度も書いているけど、ずっと昔から自分にとってはこれがマスターズから始まったゴルフシーズンの、最後のお祭りと言う気がしている。

本当は暑い夏を越えて、9月・10月・11月がプレーを楽しむには最高のゴルフシーズンであり、12月の凍てつく北風が吹きすさぶ頃までは充分ゴルフは楽しめるんだけど。
昔はもっと身近に感じていたプロゴルフツアーの世界は、今ではまったく自分とは関係のない別な世界の催し物と感じているので、こんな風に「ショーの季節は4月のマスターズから7月の全英オープンまで」なんて思うんだろう。
これは自分の楽しんでいる「ゴルフ」とは全く別物の「ゴルフショー」なのだ。
ショーなんだから、当然そこには我々を楽しませてくれるテーマやドラマがなくては困る。
全米オープンがつまらなかったのは、そこに何の意外性も逆転のドラマも演じている人間のドラマも感じなかったからだろう。
「再現性」を極限まで作り上げたスイングをしたアスリートが、淡々とスコアを作って行っただけの話だった。

私個人が初めてゴルフと言うものに触れて魅力を感じたのは、30半ばと言う年齢であった為か「これは大人こそが楽しめるゲームである」という部分が大きかった。
つまり、年端も行かない若造にはこのゲームを本当に楽しむ事も、上達する事も難しい...逆に言えば、若いパワーが無くなっても積み重ねた経験と技術で若者を圧倒する事が出来るゲーム、と思ったからだった。
もう30半ばを過ぎると、どんなにそのスポーツを愛して努力していても反射神経とスピードは衰えて行きスタミナも消えて行く。
ほとんど全部のスポーツでは第一戦を退き、競技者としての楽しみの喜びも縁のないものとなってく。
...それが、ゴルフだけは違う。
30過ぎで初めても第一線で戦う競技者になれるし、それは50歳でも充分戦える...そんな風に感じていた。

が、しかし現実のゴルフの世界はどんどん違って来てしまった。
競技と言う競技で勝つのは社会経験どころか人生経験もろくにない10代のガキばっかり。
そんな競技ゴルフには人生経験なんぞ全く関係なく、勝つのに必要なのはパワーとスピードとずるさと無神経さ...それにゴルフを好きなだけできる金が必要なだけ。

そんな世界がすっかり嫌になってしまったんだと思う...日本アマだろうと日本オープンだろうと、誰が勝とうと勝手にやってれば、と言う気分。
自分のゴルフは色々な遊び方を考えて、興味は尽きないしまだまだ飽きもせずに楽しむ事が出来るけど、プロゴルフの世界やツアーがどうのこうのには全く興味がなくなった。

ただ、メジャー競技だけは...マスターズ、全米オープン、全英オープンだけは別(全米プロはいらない)。
ゴルフ界最高のショーとして楽しみたいと思っている。
ただし、役者達には後世に残るドラマを演じて欲しい。
全米オープンの様な一人芝居はいらない。

ハラハラし、共感し、失望し、一世一代の決断や、二度とない様なラッキーや、神の悪戯の様な珍ショットや、諦める事のない執念や、万策尽きた悲しみや、成し遂げた結果をただ喜ぶ...演者達のそんなドラマを期待したい。

今年の全英オープンは、結構因縁を持った役者が揃ったし...
今日からの4日間が楽しみだ。

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クラチャン予選のカットライン

Bu140715_2あるゴルフ仲間の男が、予選のカットラインを自分で勝手に判断して諦めてしまい、折角予選を通って楽しめるはずだったマッチプレーを不戦敗すると言うチョンボをやらかしてしまった。

彼が社会人として立派に仕事をこなす傍ら、時間を作っては練習に励み真面目に努力して来たことを知っているし、その結果として彼のゴルフの実力が間違いなく向上していることを確認している自分としては、彼の誤った判断が悔やまれてならない。
彼のコースが18ホールの予選だった為に「セッティングと天候によってはカットラインが下がる可能性が強い」と彼に警告したにもかかわらず、自分のスコアじゃダメだと勝手に判断してコースに確認の電話を入れなかったのが不戦敗の原因だ。

それで、自分の競技ゴルフ歴なんて自慢するものなんて何もないけれど、その経験と仕事柄多くのコースで聞き集めたクラチャン予選のカットラインというものを書いてみたいと思う。
名門と呼ばれるコースのことは判らないが、多くの大衆コースで行われる「クラチャン」というものはゴルフのベストシーズンに開催される。
クラブの一番の競技であると言うことから、普通にメンバーを大事にしているコースなら5月か6月、あるいは10月か11月に行われる。
このクラチャンを、一般客の少ない真夏や真冬に行う様なコースははっきり言ってメンバーになっちゃいけないコースだと思う。

そしてコースとしては普通の営業のときより、クラチャンの予選やマッチプレーをする時はグリーンを速く硬くしてピン位置を振って難しくする。
(クラチャンの時期に普通の時と同じようにしたり、易しくしたりしているコースも、入会なんなんかしてはいけないコースだと思う。)

すると不思議なことに27ホールの予選をするコースのカットラインは、毎年どこのコースでもほぼ同じになる。
ハーフ40平均の120なら予選通過。
41平均の123で、多分通過。
42平均の126で、運が良ければ16位タイには入れるかどうか。
43平均の129は絶対通らない。
これに天気要因が加わって多少上下するが、余程の強風や大雨の時でも27ホールで130では絶対に通らないと思った方が良い。

だからクラチャン予選での目標スコアはハーフ40平均の120、そこから123までになんとか抑えられれば通過する可能性が高い、と考える。
123以上叩いた場合は、それこそ運任せで他人の結果を見ているしかない。
27ホールの予選の場合、最初の18ホールが70台だと残り9ホールを極力安全に行こうとする。
もし85〜6くらい叩いた場合は、残り9ホールを攻めまくってスコアをつめるように奮闘する...毎年、どのコースでもこの辺は変わらない。
ただし、これは予選通過を狙っているレベルの話。
メダリストはたいていアンダーかパープレーだし、クラチャン経験者やクラチャンを本気で狙う人は110〜118までにほぼ入っている。
その下のレベルが団子になって予選突破を狙っていると言う訳だ。
その辺はやっと通っても1回戦でメダリストやベスト3の人間と当たる訳だから、マッチではコテンパンにやられる可能性が高いが、マッチは意外に捨て身のゴルファーの番狂わせもあるもの。
そういう「大物食い」が楽しみで楽しみで、なんてゴルファーはどこのコースにもいるもんだし(笑)。

27ホールの予選はそんな感じで、きちんとクラチャン用に整備されたコースでの予選カットラインは毎年予想通りになる。
しかし、クラチャン予選を18ホールでするコースはちょっと違う。
上位の実力者達にとっては、慎重に70台でまわればいいと波乱は起き難いものの、その少数の実力者以外のスコアは荒れる。
27ホール予選のように、途中で自分の位置を確認して「ギアチェンジ」することが出来ずに、「その日の調子」のままで終わってしまうから、良ければ81〜2、悪ければ84〜85までカットラインがぶれる。
特に、コースがちゃんと「クラチャン用」のセッティングをしてくれるコースだったら、意外にみんなが叩いてラインは下がるもの。
今回不戦敗をしてしまったゴルファーのコースは、支配人らがきちんとピン位置などをセッティングした為に85までカットラインが下がったのに、本人が勝手に自己判断して結果を確認しなかったのが原因。

彼のブログを読んで、その可能性をコメントで伝えたのに...たった一本の確認の電話をコースに入れなかった彼の大チョンボだったが...

大事なクラチャンの予選通過者「たった16人」に、コース側から何の連絡もしなかったと言うのも、その対応に疑問が残る。
少なくともメンバー、それも「クラチャン予選に出る様な熱心なメンバーを大事にしていないコース」と言う印象が残ってしまう。

クラブ最高峰の競技「クラチャン」を目指して一年間練習し努力して来たゴルファーと、それを開催するコース....両者とも、こんな事態になった事が凄く残念だ。

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最後のパットまで...

Bu140714「最後のパットまでベストを尽くすことが出来ない人を、私は軽蔑する。」...ボビー・ジョーンズ。
ボビー・ジョーンズは、あのマスターズの開催を始めたことで知られるゴルフ史上の人物。
「球聖」と呼ばれ、プレーの技術やマナーに於いて「ゴルファーの鑑」となる人物として知られている。
しかしこのボビー・ジョーンズでさえ、若い頃は上手く行かない時にはクラブを投げたり、試合を投げたりしたことがあったことは余り知られていない。
短気でマナーの悪さを指摘されたりした若き時代の後、「パーおじさんを発見した」という言葉が知られる辺りから「よきゴルファー」の見本と言われる様になっていった。
だからこれは、自分に対する自戒の言葉だとも言えるんじゃないかと思う。

覚えは誰にでもあるはずだ。
一生懸命練習して、かなり自信も持って望んだラウンド....朝から高揚した気分で、明るい希望に満ちたスタート...
ところがあれほどの時間と労力をかけた練習の成果が出ない。
それどころかやることなすこと裏目に出てしまって、それ以前のゴルフにだって出なかった様なミスが出る。
ラッキーなんて言葉の出る幕は全く無く、アンラッキーばかりが自分に襲いかかる。
「あれほど練習したのに」「あんなに気をつけていたのに」「なんでこんなに...」、そんな言葉が頭の中をぐるぐる回る。

そうしてラウンドの半ば程で、積み重なるミスの重さに耐えかねて悪魔の自分が顔を出す。
「ふざけんなよ!」「やってられねえよ!」「オレには才能なんてものがないんだ!」「練習なんかしなけりゃよかった」....
集中力は無くなり、不満と愚痴ばかりが口から出て今まで練習したことを無視するようにいい加減にボールを打って、早くラウンドを終えようとする。
コースから逃げるように帰って行って、「もう二度とゴルフなんてやるものか」とさえ思う。
...本当にゴルフをやめるなら、それでもいい。
道具を売っぱらうなり捨てるなりして、ゴルフをやめるのもひとつの正しい選択だ。

しかしどんなに時間をおいたとしても、またゴルフを続ける可能性があるなら、これは絶対にやっちゃダメなこと。
後にゴルファーとしての恥ずかしい記憶が強く残ってしまうから。
自分もそう...帰りにパターを河に投げ捨てたり、クラブをへし折ったり....みっともなく恥ずかしい思いが沢山ある。

そして、例えばやめるまで行かなくてもコンペなんかで体験すること。
それは途中で大叩きしたりして、もう優勝とかライバルに勝つなんて可能性は無くなったと思い込んで、投げやりになったり、マゾヒスティックに無茶したり、「起死回生のショット」ばかりを選んだりして更に崩れてコンペを終える....すると、あら不思議....優勝やら、ライバルに勝つやらには、何とたった1打足りなかったりする!
「ああ、あの時にバカな攻め方をしてなければ」「あそこで切れずに慎重にプレーしてれば」「あの最後のパットをお先にしないでちゃんと入れてれば」....
そんなことは皆経験しているだろう?

こんな時には、こう思うのだ。
「オレが叩いている時には、みんなも叩いている」
「このコースのアンラッキーは強烈だから、きっとみんなにもやってくる。」
「これはオレの修行だ...きっと近くで奇麗な女神さんがオレのやることを笑って見てる。」

まあ、本当は崩れて傷だらけになったとしても、ゴルフをやめない限り...次のラウンドに心弾ませて望みたいなら、ラウンドを投げたり絶対にしないことだ。

「顔で笑って心で泣いて。」
「武士は食わねど高楊枝。」
痩せ我慢出来ないなら、ゴルフなんてやらない。

...そういうことだ。

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暑い!

Bu140712台風がスライスしたあげくにロストボールになっちまった後...一気に気温が上がったみたい。

今日はもう体温以上あるんじゃないか?
午前中はまだよかったけれど、西日が入る我が仕事部屋は午後になると一気に温度が上がる。
パソコンの熱まで加わって、とても扇風機だけでは生きていけなくなる。

てなわけで、クーラーのスイッチを入れる。
一気に気温が下がって来て人心地がつく。
ああ、涼しいってことはなんて気持ちがいいんだろう....

しかし、今日もラウンドしているひとは居るんだよなあ。
いったい何人が熱射病や何やらで倒れるんだか、それが心配だ。
8月に入ってからの真夏は、もうそれまでに身体に暑さに対する慣れが出来るからそれなりに対応出来るだろうけれど、今の梅雨が明けるかどうかの時期のいきなりの猛暑は身体が対応しきれない。
ゴルフやっている人は、少しでも異常を感じたらすぐにラウンドを中止してクラブハウスで休むべき。
自分でも以前猿島カントリークラブの平日月例で、まさかの熱射病になりかけたことがある。
それは7月の終わりだったか8月だったか、少し寝不足ではあったけれど体調は悪くなかった...珍しく調子が良くて、アウトのハーフを36で終えた後のインでのこと。
初めは、やけに景色が眩しいな、と感じてた。
そして、ホールが進むに連れて身体の重心が軽くなった様な気がして、集中力が無くなってきた。
景色はますます白っぽく眩しくなって、飛んでいくボールがよく見えない...グリーンに乗ると、妙に遠近感がおかしくなってやることがちぐはぐな気がしてくる。
そんな自分に同伴競技者が「顔色が青くなっているぞ」と声をかける...自分でもおかしいのがわかっていたので残り3〜4ホールを残してプレー続行を諦めた。
ハウスからカートで迎えに来てもらって、風呂で冷たい水シャワーを浴び続けて身体を冷やした。
その後、水分を取りながらしばらくソファーで横になって...なんとか回復できた。
多分、あのままプレーを続けていたら倒れていた....仲間にはアウト36・インでNRてのはなんて勿体ないと笑われたけど、熱射病の怖さを知識として知っていて良かったと思う。

これからの真夏の期間、休まずにプレーする人は十分に頭に入れておくべきだ。
良いスコアを出していたとしても、死んじゃったらもうゴルフが出来ないんだぞ。
暑くて身体の調子に違和感を感じたら、すぐにプレー中止に!
毎年、ゴルフ場では想像以上に沢山の人が倒れていることを忘れずに。
暑さで倒れて何日かしてそれが原因で死んだとしても、ゴルフ場で倒れた時に死んでいない限り「ゴルフで死亡」というニュースにはならないことを知っておこう。
実際にはそんなニュースの記録の数倍のゴルファーが暑さの犠牲になっていることを、肝に命じておこう。

充分な暑さ対策と体調管理、そして少しでもおかしいと思ったらすぐにやめる勇気を!
暑さを甘く見るな!


こんな暑さの中、クーラーの効いた部屋でそんなことを思う。
皆さん、本当に気をつけて。

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おバカな人々

Bu140710朝目が覚めると、左手の3本指が痛い。
握り込むと途中で痛みが出て、力が入らない....
折角練習にも行かずに安静にしていた左手の中指・薬指・小指の3本を、また痛めてしまった(泣)。

延び延びになっていた飲み会の約束を「今週後半に」なんて言っていたのだが、後半は台風襲来と言うことなので急に昨日飲む事になった。

いつもは7時頃から始めるのだけど、みな都合が付くと言う事で5時に御徒町の「あいちゃん」にて宴会開始。
メンバーは一番若い飛ばし屋・某ゴルフ誌デスクのN氏と、某業界関係会社社長で背筋お化けの飛ばし屋M氏、それに私のいつものメンバープラス、今回は二人が31歳の若いプロゴルファーを連れて来た。
二人と仕事で関係していると言うプロは、それほど大きくない身体だがやはり300ヤードは飛ばすと言う。

初めは生ビールでの乾杯から始まって、生ビールのお代わり2回、その後は焼酎のお湯割りを延々とお変わりして、最後は烏龍ハイまで...10杯は飲んだ感じ。
M氏は同じペースで付き合い、N氏は少し遅いペースで続く...が、プロはとりあえず飲み気より食い気で晩飯代わりに飯を食う。
酒の摘みは当然ゴルフ話。
飛ばしは勿論、新しい用品用具とその製品の裏話とか本当の実力、そのCMの裏話と実際の性能、プロの間での本当の評価・・・等々。
それに、現在過去のプロゴルファー達の評判と本当の姿や、他人に言えない性癖等々、週刊誌の記者なんかが居たら泣いて喜ぶ表に出せない裏話がてんこ盛り。
当然、話は盛り上がってあっという間に4時間以上...普通なら7時から始まって11時過ぎて店が閉店で終わりになる宴会なんだけど、この日は始まりが早かったのでここで終わってもまだ9時過ぎ。
いい加減酔っぱらってるのに若いN氏が「まだ帰るには早すぎる」
「そうだ! 今からドラコンやろう!」と言い出す。
聞けばこの近所にシミュレーションゴルフ場があるから、そこでドラコン大会をやろうと言う。
「ヘッドスピード競争と飛距離競争だ!」ですと。

自分とM氏はジョッキ十杯以上飲んでいるので、冗談だと思ったが...
行きました、ドラコン大会。

ここで、N氏がプロに向かって「僕に勝ったらプロの仕事を増やします」とか挑発...プロは「そう言う勝負じゃ負けませんよ」と笑って応じる。
しかし、ここでエネルギーが有り余っているらしいN氏はボールをまっ二つにかち割る程のフルスイング連発(笑)。
ヘッドスピードは50を越える...が、ミート率が悪く飛距離は伸びない。
ヘッドスピードが53で飛距離が73ヤードなんて(笑)...ボールが地面に突き刺さってる。
プロは流石にミート率が高く、ヘッドスピードは50前後ながら飛距離はN氏を圧倒する。

自分とM氏は見学するだけのつもりだったけど、二人に挑発されてやむを得ず(笑)。
素振りも準備運動もせずに打った自分は、ヘッドスピードは48を越えるくらいしか出なかったが(かなり酔っぱらっていたし)、ミート率が高くプロをアウトドライブする280ヤードオーバー。
今度はプロが本気になり、何回目かで300ヤードに迫る飛距離を叩き出して一服。
M氏はその会場のクラブではタイミングが合わず、めぼしい数値が出ない。
ヘッドスピードだけじゃなくて飛距離を出せ、とのみんなの要望にN氏はブリブリクラブを振り回すがボールを割るだけで数字は出ず...

30分のはずが、「納得出来ない」と更に30分延長して飛ばしっこ(笑)。
プロとドライバーの直打ちの競争をしたり、スイングを変えてヘッドスピード増加を計ったり...
つい自分も何度か本気でクラブを振ってしまい...それが朝の指の痛みに出て来たって訳。

いや、実際...ホントにバカヤロー達だと思う。
あれだけ酒飲んで、まだそれからドラコンやろーなんて言い出して、またそれに乗ってワイワイと普段着で貸しクラブをぶん回そうだなんて...何と愛すべきバカヤロー達だろう(笑)。
でも、まあ...自分も含めて「年も考えずに」なんて世間から顰蹙を買いそうなこんなバカヤロー(ゴルバカか、ゴルキチか)達が...
....オレは好きだなあ(笑)。

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梅雨、そして台風

Bu140709漫画家コンペを今の状態にしては上出来と言うゴルフで乗り切った後、左手の指のグリップがちゃんと出来るようになるまでクラブを握らないようにして過ごしている。
本当なら梅雨の合間の涼しい晴れの日にもっとゴルフをしたい所なんだけど、漫画家コンペのハーフ後半で左手のグリップが弱くなってボールがみんな右に行って戻って来ない状態を繰り返した...特にアイアンで左手の指が痛くなるので、指が治るまではしばし静養するつもり。

まだ季節はそれほど暑くない日々が多いけれど、今来ている大型の台風が季節を一気に変えて行くんだろうと思う...台風一過の後にはもう灼熱の真夏の日々が来るんじゃないか?
ま、それで暑くならないと今度は冷夏の心配をしなくちゃならないし...

指の状態とか溝規制の事、あるいは年齢のことなどを考えると、アイアンはショックが指に伝わり難い新しいキャビティヘッドにカーボンシャフトのものにした方がいいんじゃないか、と言う考えもある。
しかし、所謂ポケットキャビティーヘッドのアイアンはその重心距離の長さから、今までに何度か使っては感覚に合わずに手放す事を繰り返した経験がある。
また同じ過ちを繰り返すのもちょっと....

...体重が減らないどころか増加しつつあるのも、今の切実な問題。
どうしてもパソコンの前に座りっ放しになる仕事故、身体を動かす事が少なくなっている。
意識して夕方涼しくなってから散歩に出ても、汗をかいた帰り道に上手いホッピー屋を見つけて立ち寄るのが普通になっちゃったり....ああ、オレはアホかと思う人生を相変わらず歩んでいるなあ...と自覚する。

前に描いたラインのスタンプイラスト...売れません(笑)。
ゴルフのスタンプなんぞ、日本より海外での方が売れているくらい(と言っても一日1000円くらいだけど)。
また一つ、昨日「人生はつらおもしろい」なんてテーマで描いたのが売り出されたけれど、これは女性編で男性編と一緒に4月に申請したもの...3ヶ月経ってバラバラに承認されても、なんだかしらけてしまって。
「勝たなくっても負けなきゃいいから」は、いじめられてる子達への応援だったから売れなくて当然だったけど、この「人生はつらおもしろい」は女性編で男性編は「人生は面白がれば面白い」...これも応援する気持ちがあったんだけど、今見てみると...まあ売れませんな、これは(笑)。

今月半ばには、あの「夏の終わり」感たっぷりの全英オープンがある。
ゴルフシーズンは、個人的にはこれで前半が終わる。
次のシーズンの9月末までには、指を治しクラブを考え、12月までにまた自分のゴルフをまとめに行く。
その手応えは、この前半に感じたから、今年の俺の後半のゴルフはきっと面白くなる。

さあ、後半の為の準備を今から始めよう。
まず、ボールを買わなくちゃな(ちょっと前半出なくし過ぎた)。

と、その前に、今日は飲み会だし(笑)。

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いま終わったショットはすぐ忘れ、次のショットに集中せよ

Bu140707「いま終わったショットはすぐに忘れ、次のショットに集中せよ」...ジャック・バーク。
ジャック・バークは1949年から1963年にかけて、米ツアーで20勝した名手。
1956年のマスターズとPGA選手権に勝った。

この言葉もゴルフの経験の長い人程、思い当たる事が多いだろう。
今に伝わるゴルフの格言の中には、やはりこのブログで書いた事がある「悪いショットはすぐに忘れろ、良いショットは繰り返し頭に入れておけ(チャールズ・ムーア)」なんて言葉もあるんだが...
このチャールズ・ムーアの言葉は実に役に立つ言葉だけど、人によってはその「良いショット」が別な不調の元になる事があるからゴルフって奴は難しい。
「良いショット」だけを繰り返し頭に入れておこうと言っても、その良いショットというものが「ある事」をしたからだと思っているといつの間にかそれにこだわり、やり過ぎ、「オーバードゥ」で調子が悪くなってくる。
普通のゴルファーは、漠然と「良いショット」のイメージを持つより、「ここが良かったから良いショットになった」と思ってしまうのだ。
良いショットのイメージをそのまま持ち続ける事もまた、結構難しいものなのだ。

ならば、ジャック・バークの言うように「終わったショット」は、もう自分で何も出来ないのだから良かろうが悪かろうがすぐに忘れ、次の一打...自分が出来るのはそれだけなのだから...に全力を集中するのが一番良いのではなかろうか。

一打の結果が良くても悪くても、ゴルフは「次の一打」から始まるのだ。
もう既に打ってしまった一打は、やり直しも訂正も出来ない。
そんな過去に未来を左右させないで、今生まれたての次の一打を全力で楽しみ味わう。

フェアウェイの奇麗な所からは、目一杯のファインショットの夢を見るのもいいだろう。
ただし、打つ前からピンそばにひっつく様なスーパーショットの甘い夢を見ると...人生と同じように苦い結末が待っている事が殆ど。
程々に謙虚な気分で立ち向かわないと、ゴルフの女神様も振り向いてくれない。

次の一打がトラブルショットなら....喜ぶがいい。
これぞゴルフの醍醐味。
大きな困難、大ピンチと言える状況からの起死回生のショット程、ゴルフが人生同様に高揚させてくれるものはない。
ここは神の助けを考えずに、己の能力を百パーセント使って立ち向かえ。
ベストを尽くした後で、ゴルフの女神に(ラッキーがある事を)静かに祈れ。

もし、何もかもの可能性が見付からず、ただ一打を捨てて横や後ろに出すだけしか出来ないならば、それも人生の修行と思う。
その横に出した事も、スコアの勘定もスッキリ忘れて...(それが修行だ)...次の一打のみに集中する。
集中出来なくても集中する。
もし、それが出来たらスコアはともかくゴルフを楽しめるゴルファーになれた、と自分を褒めていい。

絶対に「次の一打」を、集中せずになげやりに打ってはならない。
わざわざ自分が、「こんな所で」ゴルフをしている理由を思い出せ。
次の一打を楽しみ、それが終わればまた「次の一打」を楽しむ。
同じ「一打」は決して無く、「次の一打」はいつも一期一会の「その時だけ」の「その一度きり」のショット。
100打てば、100回の一期一会のショットを楽しめる。
「次の一打」を100回楽しめる。

こんな遊びは他にない。

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暖かくなったと思っていたのに...

Bu140705少し前から、柚が冬の間寝ていた段ボールの箱に再び潜り込むようになった。

もうしばらく前から箱の中は暑すぎるらしくて、出窓のそばの風の通る所に毛布を敷いて、そこで寝ていたのに...
寒い季節にずっと寝ていた段ボールの箱は、流石にかなりくたびれて来てサイズも少し柚には小さくなり、もう捨てようとしていたもの。
ある日、いつもの寝場所に柚が見当たらないので家族で柚を捜索してみたら、なんとまだ捨てずに片隅に置いていた段ボールに潜り込んで丸くなって寝ていた!

なんにも敷いていない段ボールの箱に慌てて毛布を敷いてやると、それ以来ずっとまた段ボールの箱の中で寝るようになった。
多分梅雨明けして暑くなるまでは、この古いくたびれた段ボールが柚の寝場所になるんだろう

ここの所の梅雨空はベランダに出る事も出来ず、窓を開けた網戸のこちら側から外を覗けるだけで、遊び相手のカラスアゲハや木の実を食べにくる小鳥達の姿も見られずにつまらなそうにしている。
最近の柚はなんだか独り言が多くなり、歩きながら小さな声で呟いている。
ボケて来たんじゃないだろうけど、ちょっと心配。

相変わらず魚は食べずに肉が好き。
トイレの砂で自分のした物を隠すのが下手....懸命にてでかき寄せて隠そうとするのは判るんだが、懸命にやり過ぎて結局砂山の上に見えちゃっているのは、どうしたものか...
そして相変わらず、戯れるのが下手で、飽きっぽい。
追いかけて追いつくのは、小さなガとかカゲロウくらい。
ゴキブリは小さなものなら追いかけるが...大きなものなら多分逃げる...うちの奥さんと一緒に。

梅雨が一段落したら、暑い世界から逃げて高原の涼しい世界に旅に行きたい...当然「旅猫」の柚も一緒に。
でも、柚はすっかり以前の旅の事なんか忘れていて、「旅猫」にするにはまたちょっと大変だろうなあ。

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Bu1407032年程前、難しいと言う評判のコースのバックティー使用のオープンコンペで60前後のMさんというゴルファーと一緒になった。
いかにもラウンド数が多いと判る日焼けをしていて、飛ばないけれどショットの正確さと小技やパットの上手さで36・37のワンオーバー...見事にベスグロを獲得していた。


賞品楽しみのオープンコンペなのに、ちょっと違和感があるくらい真剣にプレーしていたのが気になって、Mさんに声をかけた。
「いやあ、実はこのコースには僕のゴルフにとって因縁がありまして...」
今の所属コースのハンデが5だというMさんは、以前このコースのメンバーだったと言う。
「バブルの終わりの頃に無理をしてこのコースを買いまして、月例にもずっと出ていました。」
「難しくて良いコースと言う評判でしたので、ここでシングルになれば誰に向かっても胸を張れる...そう思って一生懸命練習しました。」
「十年近く頑張ったんですが...結局ダメでした。」

レッスンプロについたり毎日の練習も欠かさず続け、道具も体調も完全にして月例に望んでも、このコースに来るとあるホールではティーショットでOBを打つ、あるホールではセカンドショットを失敗する...あるホールでは3パット4パットをする...いつも同じように途中で失敗して自滅して行く。
どんなにそれまで調子が良くても、このコースの月例に出ると何もかも自信を失ってゴルフが分からなくなる...その繰り返しだったと言う。

それを繰り返し過ぎて「もうゴルフをやめようか」なんて思い始めた時に、古いゴルフ仲間に「お前、あのコースとの相性が悪いんじゃないか?」と言われたそうだ。
「お前はあのホームコースに行くと、なんだかギクシャクしておかしなスイングになって、つまらないミスばかり重ねてるように見えるぞ」と、その男に言われた。
思い当たる事はあった。
ほかの仲間のコースやコンペで行くコースではMさんは、フロントティーからなら大抵70台のスコアでまわっていた。
仲間内のコンペのハンデは6とか7だったし、なぜオフィシャルハンデが10のままなのか(他の仲間はみんなオフィシャルハンデは8とか9になっていた)不思議に思われていた。
Mさんは、自分のコースの月例に出ると腕が縮んでしまう...それを自覚していた。
Mさんのナイスショットと紙一重の所にあるOBや池の数々....自分のコースでは、気持ち良く振るとちょうど捕まるトラブルを避けようとするばかりになり、それでも捕まってしまってただ逃げ回って打ちのめされただけのラウンドの記憶が積み重なって行った。
その記憶がまた次のラウンドでさらに腕を縮込め、スイングのリズムを狂わせ、ただ当てるだけの気持ちになり、それがまた酷いミスを誘う...そんな事をずっと繰り返していた。
たまに他のコースに行くと、本当に気持ち良く振れるし、その結果は自分の努力と練習の成果を実感させてくれるのに。

見栄があった...今のホームコースは難しいレイアウトと高いコースレートが評判で、バブルの時期にはかなりの値段がついたし、一般ゴルファーからは「憧れのコース」としてよく名前が挙がったものだった。
経営が変わった後も、会員権はそれほど高くないものの上級者達程高く評価していたコースだった。
そんなコースでシングルハンデになって、「鼻高々で胸を張りたかった」のがMさんの夢だった。

しかし、友人の言葉に思うところあって、納得してホームコースを変えた。
ある河川敷ののびのびとした広いコース...ただし、コース整備の評判が良いところ。
元のコースは安くしか売れなかったが、その河川敷コースのメンバーになる為には十分でおつりも来る程だった。

そして、そこの月例で次々とネットアンダーを出し、晴れてオフィシャルハンデシングルになるのに半年もいらなかった。
シングルになると、今度は加速がついたように9〜8〜7〜6と半年で上がって行き、今はハンデ5という。
そのハンデ5となった今の力で元のホームコースをどう攻められるかを試したくて、今回のバックティーコンペに参加したのだと言う。
「今回まわってみて、なぜあんなに苦しんでいたのか不思議に思いました」
「今日はきちんと決めて打つ事が出来たし、苦手意識で手が縮む事もありませんでした」
「コースの相性ってあるんですね...」

「もし、いまもあのコースに居たらゴルフをやめたくなっていたか、グレて投げやりなゴルフしか出来ない様な不良ゴルファーになっていたでしょうね」
「コースがゴルファーを作るって昔から言われていますが、コースがゴルファーの成長を妨げる壁になる事もあるってこと、よくわかりました。」
「私は今日このコースの壁を越えましたから、ここにはもう来ません。」
「勿論、私のコースでラウンドを重ねて...ハンデ0までを目指します。」

「見果てぬ夢ですね...叶わないと思いますけど(笑)。」

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2014年漫房杯コンペ

Bu140701_26月30日は漫画家コンペ「漫房杯」が、山田ゴルフクラブで開催された。
この漫房杯は同い年の漫画家松田一輝氏が中心となって、主に房総半島に住む漫画家達が集まって年に一回開くコンペだ。
かなり歴史は古いのだけど、私が参加したのはまだ数年前....池内誠一氏が主催する「バレンタインカップ」にも参加しているメンバーが多いので私を誘う話はかなり前からあったようだけど、ごく一部の漫画家が「あいつは酔っぱらうと凶暴になるのでか弱い漫画家では死人が出る」というデマを流していたので誘うのを躊躇していたとか...
実際には自分は酔って暴れた事は生まれて一度もないんだけれど(笑)。
20年程前に私とトラブルになって、私に怒鳴られた事があった漫画家がそう言っていた事が原因と判り(実際に自分は手を出してはいないし、向こうが悪いと言う事を証言してくれる漫画家が何人もいた)、招待されるようになったもの。

このコンペは年に一度なので、それなりの成績は出したいものの...現在の調子は左手指の痛みの為に練習していない事と、今回は前日に宴会があると言う事が問題。(今までの経験では、前日宴会のコンペでまともなゴルフが出来た事がない。)
それに漫画家連中は酒好きが揃っているし...

前日の宴会に参加したのは32人中19人...やはり結構大勢の奴が前日宴会を回避した(笑)。
勿論前日参加の自分は昼過ぎに出発。
3時過ぎには宿泊先のビジネスホテルについたが、何と会の若い連中(若いと言っても50歳前後の連中だが)は1時集合でもうカラオケ宴会で盛り上がっているとか!
これには流石に途中参加を回避して、近くのマックでアイスコーヒー飲んで本読みで時間を潰す。
そしてチェックインして6時から近くの名店(と言う)八鶴亭で宴会。
これが6時から9時まで...しっかりみんなで飲み食い盛り上がり。
そして9時になると、それぞれ2次会...カラオケ組と女性のいる店組に分かれる。
大部分はカラオケ...自分も夜9時からでは寝るのに早すぎるのでカラオケ組参加。
これが11時過ぎまで盛り上がり、更にラーメン屋でラーメン・ビール・餃子で盛り上がり...本当にこの連中、どんだけタフなんだか(笑)。

翌日は朝方だけ曇りで、途中から真っ青な空の広がるゴルフ日和となった。
山田ゴルフ倶楽部は、かなリバブリーなクラブハウスと立派な練習場を持った林間コース。
いいコースだけど、白ティーからだとドライバーは使い難いレイアウト。
同じ組には漫画家の宍倉氏、大和氏、それに急遽参加のあの(300ヤード)飛ばしっこ仲間のM氏が一緒になった。

インスタート、狭さを感じるが皆が見ているのでやむを得ずドライバー...フェアウェイ右を捕らえて、ドラコン.バーディー発進となった。
途中アプローチ・パットが調子よく、6番終わって1オーバーと言う所だったが、ここら当たりから左手の中指・薬指・小指の関節が痛くなってグリップが出来なくなり、ボールが抑えきれずにみんな右に飛び出す...結局上がり3ホールの2オーバーとして、イン39。

当然昼にはビールで乾杯。
午後のアウトは、残念ながらグリーンにエアレーションの穴をあけていて重くなり...午前中決まっていたアプローチやパットの距離感が合わなくなった。
それでも残り2ホールまで3オーバーで粘っていたけど...9番で左手に力が入らずに右プッシュが連続して、ダボの2オーバーで41。
ここの会のハンデでは9と言う事だったので1アンダー。

結局、コンペの成績は4位、午前中のハーフベスグロとドラコン二つで結構な賞品を頂いた。
同伴の大和氏は最終ホールボギーでも優勝だったのに、何とトリを打ってしまい6位に落ちた...途中までは完全優勝の勢いだったのに残念。
また最年長の宍倉氏は、この日ついた可愛らしいキャディーさんが気に入って、終日キャディーさんの隣の席を「シルバーシート」として確保してご満悦だった(笑)。

で、飛ばし屋のM氏...白ティーからのティーショットでは落ち場所が狭い所が多くて殆ど3Wで打っていたが(それでも十分普通の人より飛ぶ)、「主催者に「奴は特別飛ぶ」と言い切った手前実績を残してもらわないと俺のメンツが立たない」と脅して(笑)、後半スタートホール1番のティーショットでフルスイング「させた」(笑)。
...これが、キャディー曰く「ここは310ヤーです!...ここまで来た人、見た事有りません」ですと。
二組後ろの飛ばし自慢が会心の当たりをして、ドヤ顔で自分のボールの所に来てみたら「ドラコンの旗はずっと先にあってびっくりした」...

では、とこちらもフルスイングした8番ロング...前進ティーのずっと前まで行って、キャディーのあきれ顔が可愛かったなあ(笑)。

そんな訳で私の今年前半のゴルフイベントはめでたく終了。
夏が始まると、やるのは多分ナイターゴルフと、どこかの涼しい高原ゴルフ...次の本格シーズンは9月の終わり、少し涼しい風が吹き始めてからになる。
勿論7月に涼しい日があれば、プレーするかも知れないが...まず左手指を治さないと、ハーフの後半ボールが抑えきれずに右にしか行かなくなる...これではゴルフが面白くないので、まずこれを治す事に専念する。

もう今日から7月なんだよねえ。
...もう、半年が過ぎてしまった訳か...

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