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2014年10月 3日 (金)

若者にゴルフの面白さを伝えられるか?

Bu140918_2所謂2020年問題。

2020年になるとゴルフ人口は半減し、コースも半減する...かも知れない、というもの。
理由は今一番ゴルフを楽しんでいる「団塊の世代」が、年齢的な事や金銭的な事でゴルフから次々と離れて行く事。
それに代わるべき若者は、ここ十年以上の無能な経営者達と政治家のおかげで、日々を食いつなぐ事が大変でとてもゴルフなんてやる余裕が無い。

昔からある名門ゴルフ場や、そこでプレーするメンバー達の数はずっと変わらないだろう。
親や先祖の代からゴルフを楽しんで来た階層の人々は、やはり将来も同じようにゴルフを楽しんで行ける。

しかし、我々のように4〜50年前までは一族郎党誰もゴルフなんてやれる身分の者が無く、食わず嫌いの「ゴルフ嫌い」だったのが...どんな切っ掛けであれ、初めてゴルフを体験してすっかりその魅力にハマった「普通の者達」は、このままではその魅力を次の世代に伝えられない。
...現状では、普通の若者達がゴルフを知り体験するのは経済的に無理であり、体験するチャンスすらない。
我々が皆「あんなモノは絶対にやらない」と思い込んでいたのに、体験した途端に殆ど全員がハマってしまう程ゴルフに魅力があったこと...ゴルフというのは、決して「金持ちのジジイ達の球転がしのお世辞言い合いの贅沢遊び」ではなかったのだという事を、その面白さを次代の「普通の若者達」に繋いで行けないのだ。

ゴルフというのは、やってみるとフェアである事を前提とした「審判のいない自己申告のゲーム」であり、整備されているとは言え「自然と向き合う戦いのゲーム」であり、自分の力と自然とを見比べて自分のルートを見つけて進む「山登りや岩登りに近い攻略のゲーム」であり、一打一打に同じものは二つとない「一期一会のゲーム」であるという事を、まだこのゲームを知らない若者に伝えたいのだ。
一見「華やかな」ゴルフとは最も縁遠いと見られる、硬派の山男やロッククライマー程、一度このゴルフを体験すると強烈にハマった事実が、このゲームの本質の魅力を表していると思う。

しかし、裕福な家庭の恵まれた若者以外は、今はゴルフなんかに興味さえ示そうとしない。
「ゴルフに興味は無いの?」と聞くと、「とても金がかかって無理っス」としか答えが返って来ない。
経団連の「エライ方々」が自社の利益を出す事だけが目的で、「正社員を減らし、非正社員を多くする」なんて事を押し進めた結果、大多数の若者が将来に夢を持てない貧乏暮らしに陥ってしまった。
ただ社員の首を切りまくっただけの外国人の雇われ社長が「コストカッター」と呼ばれて評価され、自分は億の金を貰うなんて...なんてクソな時代なんだろう。
グローバリゼーションなんて言う奇麗ごとの名前で騙しつけて、大手の金融業だけが結果儲かるなんてバカな時代をどうして我々の世代は許してしまったんだろう。
自分の無力さを情け無く思うし、恥ずかしく思うが...売れない無名のイラストレーターには殆ど出来る事は無い。

ならばせめて、若者にゴルフの楽しさを伝えたい。
しかし、金も無く、車も無く、結婚する事さえ難しい、未来に夢さえ無い若者がゴルフを出来るのか?

暴論・極論になるだろうけれど、ゴルフコースを荒れ地や芋畑やインチキソーラー事業に売り渡す前に、我々が退場したあとのゴルフを託すべき普通の若者に、自分が考えた「ゴルフ体験」と「やがて普通のゴルファーになれる道」を書いてみたいと思う。

今までに書いた事から離れて、「トンデモ」ゴルフの話になるだろうけれど...そうでもしないと、本当にこのままではあと5年で日本の普通のゴルフは終わると思うから。
...次回からは「天下の暴論」で行くかも。

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