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2016年10月 6日 (木)

マキロイは復活出来るのか?   (2015年8月7日)

Bu150807プロゴルフの世界も芸能界の人気商売に似て、一時は一世を風靡したように見えた芸人も少し人の目に触れないでいただけであっという間に世間から忘れ去られて行き、再び人の目に触れるようになっても絶頂期の輝きは二度と戻らないなんて事がよく起こる。
ましてその間に次の人気者が出て、その魅力なり実力が世間に浸透した時には、ほんの少し前の時代だって「古びて(今より)魅力の少ない過去の話」と言うワクの中に納められてしまう。

今、ジョーダン・スピースが輝きを増して来て、それを追うジェイソン・デイやリッキー・ファウラーが生き生きと戦っている時、これからの時代を背負うと見られたローリー・マキロイは左足首の靭帯の完全断裂と言う重傷で治療を行っている。
この怪我、部分断裂や損傷と言った程度ではなく「完全断裂」というのが心配になる。

正直言って、もう二度とマキロイにあの以前の様なゴルフスイングは出来ないのではないか?...なんて思ってしまうのだ。
ゴルフスイングに置いて左足首と言うのは、そのスイングにかかる全てのパワーを受け止める場所だ。
アベレージゴルファーのスイングで、ショットが安定しない一番の原因がインパクト前につま先が開いてしまう事。
スライスして飛ばない、飛距離が出ない、球が掴まらないなんてゴルファーに対して、林由郎がその左のつま先を踏みつけてスイングさせ、あっという間に矯正していたのを想い出す。
彼はアマチュアのスイングの欠点の9割がこの左つま先のスイング中の開きだと言っていた....

しかし、若いうちはともかく中年以降のゴルファーにとって、左つま先を開かずにスイングすると確かにボールは掴まり方向性も安定するが、かなり強烈な力が左足首にかかって気を緩めると捻挫する程の痛みが出る事も感じた事があるだろう。
右から振り回す動きの体重から加速力からの全ての力を、左足首で受け止めなければならないのは、普段運動をしていない中高年のゴルファーにとっては「スイング的には正しくても非常に危険な動き」だと私は思っている。
左つま先を開く事で腰が開いてカットする動きになりやすいという事を自覚していれば、無理に止めて左足首を痛める事はない...と今は思っている。

マキロイ...さほど大きくはない身体を鍛え上げた筋肉と類い稀なヘッドスピードで、190センチを超える大型の飛ばし屋に負けない飛距離と正確性を誇ったスイング。
あれだけの急な動きとパワーを結局左足首で受け止めていたのに、その左足首の靭帯の完全断裂と言う怪我の後で依然と同じように受け止めきれるだろうか?
例えばアーニー・エルスの様な身体とスイングだったら大丈夫かもしれないが、マキロイは小さな身体を限界まで使い切ったスイング....左足首の怪我が完治しても以前と同じように振れるだろうか?
ちょっとでも痛みや違和感や左足首に残れば、彼は二度と同じようなスイングは出来なくなるんじゃないだろうか。

自分の力が人生の頂点に立とうかと言う時の、不注意な怪我....スピースと並んで時代を作るはずだったマキロイの怪我が、場所が場所だけに心配になる。
世界のトップクラスと言う世界は、身体に不安がある人間が居続けられる世界でない...と言う事は、タイガーの凋落を見ても分かるだろう。

来年のマスターズ辺りで復活して、スピース達と競い合って新しい時代を作ってくれればいいんだけど....

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