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2016年10月 7日 (金)

ゲーム   (2016年3月20日)

Bu160320

日当りの良い公園のベンチの上。
若い男が一人、ずっと座り続けている。

さっき通りかかった時から2時間以上、バッグを横に置いたまま、胡座をかいて。
はじめは本を読んでいるんだと思っていたが、よく見るとスマホが手にある。

表情はクルクル変わる。
眉をしかめ深刻そうな顔をしているかと思えば、焦った顔で必死の形相。
かと思えば、「ヤッタ!」と声が出そうな喜びの表情に、「ウンウン」との納得の表情。
周りを見る事は無く、全ては手の中の世界に入り込んでいる。

そう若い訳でもない...30前なんだろうけれど。
近くを通る時にちょっと覗くと、何やら登場人物が動き回る「ロールプレイングゲーム」とかいうやつか。

それほどに打ち込んで、夢中になって。
君には「ゲームが人生」か。

似ているけれど、「人生がゲーム」と言うのとはえらく違うぞ。
こっちは自分が主役だけれど、そっちはゲームが主役であって、君はそこでただ遊ばれているだけだ。
よく考えてみればいい...ゲームは誰かが作った手の平の上の世界。
お釈迦様でもあるまい存在が、ちっぽけな頭で考えただけの限界も境界も「その辺に」あるインチキ世界。
そこでいくら頑張ったって、見知らぬ誰かのイメージの中でのちっぽけな疑似勝利。
そんな虚ろな世界では、君にはなんにも残らない。

「人生がゲーム」の方が面白いとは思わない?
そこは、すぐ先の事も誰も知らない未知の世界。
勿論負けりゃあダメージは半端ないし、なんつったって結局自分の人生命がけ...誰も褒めたりしてくれないし、名誉も金も手に入れる事は殆ど無い。

でも、その人生は他人の頭の中の仮装世界よりずっと刺激に満ちているし、良いことばかりじゃなくたって生きてる甲斐をきっと感じる。

スマホのスイッチはさっさと切って、頭を上げてみろ。
日はもうすっかり暖かく、春の風が吹いてるぞ.



...(花粉まじりが難点だけど)

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