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2016年12月

2016年12月31日 (土)

2016年も今日迄

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今年2016年は、スタートから何かありそうな一年だった。
そもそもは、奥さんの実家への年始の挨拶に行った帰りの東伏見稲荷での初詣。
毎年引いていた大みくじで、何と「凶」!。
「あれえ、そんな事もあるんだ」なんて言っては見ても気分が悪い。
そして正月のうちに行った神社おみくじ...浅草浅草寺では「大凶」、地元の大きな神社のおみくじも「凶」。
こうなると、なんだか笑っていられない。
こうなりゃ「吉」が出る迄おみくじ引くぞ...と引き続けても出るのは「吉」どまり。
この「吉」なんてのは、凶より酷い事が書いてある。

気にしないとは言いながら、結構気にして生きては見たけど、やはり「凶」らしい事はいくつかあった。
身体ではいいシーズンの真っ最中の左足の捻挫...これは結構重傷で、治るのに2ヶ月以上かかってしまった。

そして仕事上でも、いくつかトラブル...どれもフリーならば我慢しなけりゃいけない事なんだけど、ゴルフ単行本の件では今迄やってきた仕事の責任上、やっちまってそれで終わり。
まあ、以前からあった著者との意見の違いが、遂に我慢し切れずに表面化しただけの事だからしょうがない話...また収入が減ったけど。

それでも秋には足も治ってゴルフも楽しめ、贅沢は出来ないが酒も飲めるし、旅にも行ける。
猫は相変わらず大人しく、穏やかに日向ボッコして寛いでるし、毛皮と肉球を触ればホントに心癒される。

昨日は、ゴルフ仲間のWT54さん、みずおさん、ダッファさん、メイプルさんと忘年会。
こういう旨い酒が飲めりゃあ、なんの文句もありゃしません。

「凶」で始まった一年も、今日一日で終わる事だし、無事生き延びて良しとしよう。

皆さん、今年一年お世話になりました。

良いお年をお迎え下さい。

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2016年12月28日 (水)

暴風雨の大原御宿GC (タコスケカップ忘年ゴルフ)

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27日、大原御宿GCにて漫画コンペ「タコスケカップ」の忘年杯。

前日もマグレガーGCで1日目コンペがあったけど、それは仕事の都合で不参加。
その夜の勝浦ホテル三日月での忘年会から参加。
これは面白かったが、みんなの心配は翌日の大原御宿GCの天気。
ともかくピンポイント予想で、気温は18度から19度になるものの、15〜16メートルの強風と雨予想...要するに「嵐」の天気だと言う訳。
確かに朝のホテルからみる太平洋は白く波立ち、窓には雨や潮が打ち付けて来る様な荒れ模様。

本来なら絶対にラウンドしない天気なんだけど、宴会で盛り上がった気分のまま「天気予報も外れるし」「俺がやる時には雨は止むんだ」とか、みんな何となく「奇跡」が起きる様なつもりになっている...なんでこういう親父達は、ゴルフに対して能天気な希望願望勘違いの気が強いんだろうかねえ(俺も含めて)。

そりゃあ、直前ピンポイント予想が「好天」になんか外れるはずも無く、木々が殆ど無く、山の上で海から強風が直接吹き付ける大原御宿GCじゃ、あのぶっといソテツだかヤシの木だか迄が風に撓っていましたさ。
もう、グリーンのピンなんかあの全英オープン強風時のピンより撓っている始末。
これで雨が降ってなければ、俺なんか大喜びのラウンドなんだけど...

あいにく強い霧雨状の雨が、風に乗って白い波の用に身体に打ち付けて来る。
遂には後半スタート時にはグリーンに川が出来る程、水浸し。
雨具を持ってない俺は、もうズボンからパンツ迄びしょ濡れで、気温が高くなければ完全リタイヤしている所。
ゴルフ自体も、イラストに描いたように「ナイスアプローチ」なんて1mくらいに寄ったボールが、ボールをマークしようとする前に強風に煽られて動き出して、砲台グリーン下迄転げ落ちたり、1mの乗りパットを30センチオーバーした瞬間に突風が吹き、動き出したボールは風にあおられて後ろのカラー迄転がって行ったり、マークしたボールを置いてアドレスしようとした途端に風でボールが動きだし、そのままグリーン外まで転がったり....2オンとか3オンしながら、スコアが8とか11とか(笑)。

そんな中で、この日は徹底して昔得意だったパンチショットを打って行くと、だんだん感覚が戻って来て、その強風の中180yから100y未満迄アイアンが切れまくったのが嬉しかった。
ともかくフェアウェイにボールがあると向かい風から追い風迄、気持ち良くピンに絡み、ワンピン以内のバーディーチャンスは5回...ただし、情け無いくらいパットが入らず、バーディーはたったの1個だけ(3パットが2回ね)。

スコア的にはティーショットでロストがあったり、1wが風に流されてバンカーふちに目玉になってアンプレヤブルとか、2オン3オンしたのにグリーンから風で落とされたりした大叩きがあって、47・51の98で7位。
不思議な事に上位に行った人ってのは、上手い具合に打つ時に風が弱まったり、グリーン上での笑い話の様な風のいたずらの犠牲にならない人...これは多分、この日「ゴルフの女神に愛された人」って事なんだろうなあ。

しかし、
昔得意だったパンチショット...こんな強風だからやってみたものだけど、「俺は昔はこんな風に打ってピンに絡めていたんだ」って事を思い出した。
一緒に回った方々も、このパンチショットには目を丸くしていて、「あんなショットは見た事が無い」と...彼等は俺より十年くらい若い人達だけど、彼等の時代にはもうパンチショットを打つ人なんて周りに居なかったから、「初めて見た」なんて言いながら興奮して「自分も打ってみたい」なんて言ってくれた事が嬉しい。

強風の中、地を這って低く伸びるボール、ピンそばでピタッと止まるボール...打っていた自分が最高に気持ち良い、いい2016年最終ラウンドとなった。


気持ちいい思いをした後で、とりあえず、これでゴルフは冬休み。
来年の事は来年に。

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2016年12月25日 (日)

クリスマスイブの出来事

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それはクリスマスイブの昼下がり。
散歩に出ようとした時の出来事。

遠くから子供の声の様な、あるいは犬の泣き声の様な声が聞こえる。
それは途切れる事無く、続いている。

何か切迫した助けを求める様な雰囲気があり、気になって声のする方に近付いてみると、だんだんはっきりと犬の悲鳴の様な鳴き声だと判って来た。
キュイーンとかキャイ〜ンとか、犬を飼った事の無い自分にも、それが非常に必死の犬の助けを呼ぶ声だとは判る。
だがどこから声がしているのか判らない。

あっちへ行ったりこっちへ行ったり....やっとそれが、地下に埋められた排水路の大きな土管の中から聞こえるのが判る。
しかし、犬がそこにどうして入ったのか...

排水ポンプの側の金属で蓋をされた隙間から覗いてみるがよくわからない。
排水路に下りる足場を見つけたので金属の蓋を開けて中をのぞいてみると、ちょっと深めに水がたまっていて、犬の泣き声のする方が暗くてよく判らない。
しかし、犬の鳴き声は非常に切迫して切れ目無く聞こえていて、非常に緊急な事態だと言う事は感じられる。

かなり深い水の中に入って、暗い中で犬を見つけると言うのは、ちょっと素人の手には負えない。
心配したうちの奥さんが市役所に電話すると、市役所では「それはうちでは処理出来ないので、消防署に連絡してくれ」との事。
教えられた番号に電話して事態を説明すると、近所の消防署のレスキュー隊が大きな赤い消防車で来てくれたそうだ。
その頃になると近所の奥樣方や、パトカーまでも来て、一大救出作戦が実行された。
結構深い水の中、レスキューの方々が助け出したのは、首輪をはめた老犬とも言える茶色い雑種の犬。
逃げもせずに大人しくしてくれていたので、救出は楽だったそうだ。

しかし助けられた犬は、それ迄あれだけ泣き続けていたのに、救出された瞬間に意識がもうろうとして動かなくなってしまった。0
長い時間水の中に居た為か、身体が氷のように冷たくなっていたそうだ。
そこで集まった奥樣方が、ペットボトルに温水を入れたのを何本も持って来て必死の介護...しかし、明らかに衰弱が酷い状態なので、近所で一番動物に優しいと言う評判の動物病院に電話して、緊急に診てもらう事に。
その際にはパトカーが病院迄の送り迎えをしてくれた。
病院では、すぐに点滴をして、身体の状態を調べていたそうだが...何とその獣医さんが「あれ? この手術跡は見覚えがある...私が手術した犬だ!」

すぐにその犬の飼い主に電話すると、「昨日の晩から居なくなったので、探していました」と。

普段は全く吠えたり鳴いたりしない静かな犬なので、そんなに泣いたのは本当に命の危険が迫っていたからではないか...と。
人に飼われていた犬だから、助けられた途端にホッとして意識がなくなってしまったのではないか...人の手が触れて安心したんだろうと言う。
(猫しか飼った事の無い身には、それほど犬と言うものが人に近く、人に依存して暮らしている事が不思議な気がする)

16歳と言う老犬で、回復しつつあるけどまだ入院したままの状態だと言うが、あのまま力尽きないで良かった...
集まった奥樣方も、第一発見者のうちの奥さんも、「よかった...助かって良かった」との共通の思いで安心してみんな笑顔で一杯になったとか。

飼い主の方が今朝、この救出劇に関わった奥樣方の家を訪れて、感謝してくれた。
「ああ、良かった。」
そんな気持ちでクリスマスの今日を迎えられるのは、最高のクリスマスプレゼントだったのかもしれない。

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2016年12月21日 (水)

オープンコンペ イン ライジングGC

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素晴らしい天気だった!

先日の東ノ宮のラウンドも、寒い予報の天気よりはずっと暖かかったけど、昨日のライジングGCの天気は、まるで10月くらいの暖かさ。

この前の東ノ宮での消化不良感を27日の漫画家コンペ迄にすっきりさせたいので、急遽この時期開催のオープンコンペを探していた。
条件は、ラウンドした事が無く、安くて(6000円前後)、評判が悪くなくて(GDOなどの口コミや評価を参照)、18ホールコンペで新ペリアで、賞品は食べ物...普通は、全ての条件に合うコースなんて無いので、何かをいくつか我慢するものなんだけど、たまたま茨城北部のライジングゴルフクラブのコンペが条件にぴったり合っていた!

ただ、本来この茨城奥地の那須烏山とか大子町に近い辺りは、雪は降らずにただただ寒い冬期は極寒の地として知られている(袋田の滝の凍結は有名)ので、まず冬は足を踏み入れない地域(笑)。
それが直前のゴルフ場天気予報で、最低気温がマイナス1度程度で最高気温が13度を越えると出ていた。
まあ最高気温が10度を超えるなら大丈夫だろうと、二日前にゴルフ三昧から申し込みをして参加決定...希望スタート時間を9時頃としたら、8時52分だったし。

全日にコース近くの道の駅みわにて前夜祭。
この辺りは星空が奇麗らしく...つまり冷え込む地域でもあるって事だが、夜は流石に冷え込んでいた。

同じ組になったのは、60代が3人と、何と80歳の元気なお方が一緒。
この80歳の方がまた元気で豪快...アイアンもウッドもパンチショットでガンガン打ち込んで行く。
さすが飛距離は60代3人に負けるが...本当に見事なもの。
「おれ、80歳なんて...その頃もう生きてないよ」なんて一人がため息をつく。

コースは短いホールが多いがそれほどトリッキーでもなく、ワングリーンが見事に管理されていて(重いけれども、この前の東ノ宮より数段良い)、結構面白い。
ただし、突抜や行き過ぎのOBが3発と、ワンペナが一つはしょうがないか、と。
性能確認のドライバーは、右と左に1発ずつOBと、つまんないミスがあと二つ。
ただ、ドラコンも二つ...230yの旗を30y前後オーバーだから、この時期としてはまあまあなのかな。
3wでも突き抜けてしまってOBとかになったので、スコア的には今の実力だろう。
コースとの勝負ではアウトは3勝2敗4分け、インが4勝3敗2分け、トータル7勝5敗6分けと、まあまあの結果(ボギーを分け、それ以内を勝ち、それ以上を負け)。
ショットは色々修正して納得出来るようになったが、パットが結構入っているのに狙いに行っての3パットが4つと言うのが問題。
でも感触はいい。

新ペリアには、パー4でOB付きの7と、パー3でのトラブル連続での7が見事に隠しホールにハマっての結果。
ネットアンダーだったので「優勝は多分肉」との噂を信じて楽しみにしていたが、惜しくも3位で...それでも大きな箱に入っていたので期待したんだけれど...中に居たのは写真の様な「粕漬けの魚が3つ」...「え?」(笑)。
まあ、参加者が7組27人と少なく、フィーが安いんだからしょうがないか。

暖かい予報とは言え、下着には「ヒートなんとか」と言う防寒下着を着て、その上にラグビージャージとセーターを着ていたのが、スタート前にセーターを脱ぎ、シャツとジャージの2枚で汗ばむ様な天気(ラウンド後には下着は汗びっしょりだった)。

空は青く陽射しも暑いくらいで本当に良い天気だったし、同伴プレーヤーとも大笑いしっ放しのゴルフで運が良かった。
それにしても...
80歳でのコンペでタメを張る(同じティーから)パンチショットゴルフ...60代3人は声を揃えて「あんな風に80代でゴルフが出来たらいいよなあ...」


(スコアも我々4人大差なかった)。

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2016年12月19日 (月)

明日のオープンコンペに、急に参加

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今年も、もう残り12日...2週間を切ってしまった。
花粉症にかかり、桜が咲いて散って、マスターズを見て、コースへの行き帰りに田植えを見て、全英オープンを見て、やがて暑くなり、台風が沢山来て大雨が降り、紅葉が今ひとつだったら、もう冬だ。
一年過ぎる事が本当に速い...毎年同じ事を書いているが、それは年々加速して速くなって行くのだ。

時の流れに置いて行かれる自分は、驚く程に年をとり、ゴルフもイメージと実際の差が本当に大きくなって行く。
ゴルフクラブを置く人もぽつりぽつりと増えて行き、遠い別れになる人も増えて行く。

諸行無常、嘆いても甲斐は無く、先々の心配も無駄な事。
今は、楽しめる事を楽しもう。

少しは「前回よりは良くなった」なんて、そんな思いを味わいたくて、妄想を実現するべく、また凍ったティーグランドから夢を見る。
明日、オープンコンペに急遽参加。
茨城北部は、この時期極寒のイメージがあるが、明日は最高気温が13度とか...この前よりも温かく出来そうなので、冬の転がしゴルフの真髄を楽しんで来るとする。
ドライバーで疲れずに、パットがそこそこ入れば、十分に楽しめる。

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2016年12月17日 (土)

久しぶりのホームのゴルフ

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さて、日露首脳会談のプーチンさん、何か重要な密約も無くてあのまんまだとしたら、ロシアブームは起こらないし、ロシアが好きな人間なんて誰もいなくなる。
このままの、マスコミが報道した通りの結末だとしたら、彼に期待したのが馬鹿だった、と言う所か。
真の「大人物」なんて、そうそう居る訳ないって事だね...残念。

オスプレイの事故、市街地を避けて落ちた乗員の無事を一言も心配しないで、文句と抗議だけ言うのは、なんだか日本人らしくないぞ。

先月のメイフラワーでのゴルフのあと、何度も予定はあったのに全て天候の為に中止になって、結局一ヶ月振りのゴルフに昨日行って来た。
この日も天気予報では強烈な寒波が「この日」に来るとかで、一番悪い天気予報では「最低気温マイナス4度、最高気温6度で曇り」と言う冷蔵庫の中の様な気温だった。
本当はそれだけで中止にしたい所だけど、ホームの誕生記念無料券を使うラウンドは期間が決まっているので、我慢出来ない程の寒さであれば途中で中止も覚悟してのスタートとした。
前夜祭の車中泊も、朝方は窓から降りて来る冷気で頭が痛くなるほど。

しかし、当日は天気予報がいい方に外れて、朝から素晴らしい晴天!
放射冷却の為に、コースのは一面の霜で「まるで雪景色のように」真っ白だったけれど、日が上るに連れて霜は急激にとけ、体感気温もぐんぐん上がって行った。
風が吹けば冷たく感じるが、風の来ない所はぽかぽかして厳冬向きの服装では汗ばんで来る程。
幸い風もラウンド終わり頃に少し吹いたくらいで、殆どは微風でのラウンドとなった。
ただコースの状態は余り良くなく、経営が替わった事が悪い方に出そうな予感が。
一緒に回ったK氏夫妻も、彼等が最近回った他のコースに比べてグリーンの状態が非常に悪いのを心配していたっけ...ラウンド自体は笑いっ放しの楽しいラウンドだったので満足だったけど。

本当はヒッコリーも使いたかったけど、下が凍っていてクラブが破損する可能性大なの止め。
この日はトータル1万円でネットで見つけた、SLDR460、ロフト11・5度。オリジナルのSシャフト付きを、エースドライバー候補としての試打もするつもりでいた。
以前エースとして使っていた430のSLDRは、それを持っていた編集者とオレのドライバーと交換したはずだったんだけど、あとで「実験で使うから返してくれ」と言われて返してしまい、オレのドライバー共々無くなってしまった...ヤツはオレと交換した事なんか忘れているんだろうねえ、参ったもんだ。
で、あれの感触が良かったので、年を考えて460の11・5度をドロー目にして使うと言いんじゃないかと思った次第。
ラウンドではかなりいい結果だったんで、これからはこれがエース。
ただし、11・5度を12・5度にしたらやっぱり吹き上がったので、ロフトは11・5度のままにし、一番ドロー目にしたらやっぱりフックし過ぎたので、チョイドロで調整。
そして、ヘッドが軽過ぎる感じだったので鉛1枚...で、かなりイメージ通りに飛んだ。
これは、楽に使えていい。
パッティングもスイングと同じイメージにしたら、前とは比べ物にならないくらいタッチが良くなった。
ラウンド中色々とカチャカチャで調整しながら回ったので、スコアはつけなかったがバーディーは1個OBは無しで85くらいか、いい感じだ。

今年はあとは27日の漫画家コンペが1回だけ。
その後は多分春迄冬眠...の予定だけど、気が向いたら房総方面で温かい日を選んでラウンドしたい気もある。
まあ、来年の事は来年決めるとする。

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2016年12月13日 (火)

甘いんだろうけれど、プーチンさん

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間もなく(多分)、ロシアのプーチン大統領が来日して、首脳会談が開かれるはず。

(まあ、直前の中止と言う話は十分あるかもしれないけれどね)

世間では北方領土の返還交渉について、「二島返還」だとか「ゼロ回答」だとか、「経済支援だけ取られて騙される」だとか言う情報が流れている。
ロシア側も、「原則無返還」とか「領土は絶対に手放さない」なんて厳しい意見を盛んに流している。

「まあ、今回も成果はないだろう」と言う意見が一般的だ。
確かに90%そうなりそうな流れだ。

だが、オレは外れるのを百も承知で違う予想をしてみたい。
それは、プーチンと言う人物が傑出した大人物であると言う前提に立っての上の意見だ。
...彼が我々俗物の想像を超えた先を見通せる英雄であったなら、と言う話だ。

結論として、歯舞.色丹にプラスして、択捉も加えた「面接2分割での引き分け」となり、日本にロシアの大ブームが起こる、と言う結末だ。
本当の分割なら国後の一部が入るが、それは国境の管理を複雑にするし、ロシア側の方が多いと言う事でロシア側の国民も納得しやすいので、「択捉迄とする」と言う事だ。

元々、日本人は心の奥底でロシアと言う国には親近感を持っている。
「ソビエト」になってからは、その共産主義の為に「嫌いな国」との印象が強くなったが、共産主義勢力が権力を持つ前のロシアと言う時代の国民感情はそう悪くない。
日露戦争はあったが、「カチューシャ」や「トロイカ」「黒い瞳」などのロシア音楽の哀切なメロディーは日本人の感覚を揺さぶるものが多いし、ボルシチ・ピロシキ・ロールキャベツなどのロシア料理は普通の家の家庭料理としても親しまれている程ポピュラーになっている。
一般のロシア人のイメージも、男は素朴で力持ち、正直で勤勉で陽気な大酒飲み...女性は少女の頃は女鹿のように美しく、大人になると頼れる逞しい豪快なオバさん....のように、決して悪い人間像ではない。
政治形態は好まれていなくても、一般レベルでは共感を持つ部分が非常に多い。

もし、プーチン氏が今の世間の予想を裏切って、こんな風に三島返還で合意してくれたら、ロシアに対する好感度は一気に上がって、ロシアのブームが起きるに違いないとオレは思うのだ。
日本人は、これを「恩」と感じて、ずっと感謝の念をプーチンに持ち続ける。
その結果、シベリア地区の住民との往来も盛んになり、ロシアの極東地区に対する旅行ブームや、極東地区からの旅行客に対する大歓迎のムードにもなるだろう。
そのブームは一時的なものでは無く、ロシアに対する好感度はずっと高レベルで保たれるだろうとと予測する。
これは長い目で見ると、ロシアに取って大変有力な「裏切らない友好勢力」の出現になり、マイナスになる事は何も無いはず。



まあね、これはあくまでオレの希望的な観測で、今の日本でそんな事思っている人は殆どいないだろう。
こうした甘い夢など、現実の政治家のレベルでは空しい戯言になるのが当たり前。
だからこそ、今世界で一番カリスマ性のある政治家、かつ柔道が好きで一部で知日派とも言われているプーチンの、「俗物の予想」を覆す大英断の「好手」を期待してしまうのだ。



さあて、現実はどんな風になるんだかねえ...

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2016年12月12日 (月)

日本を壊そうと?

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この前の裁判のニュースといい、最近の日本は変なニュースが多いと感じないか?
日本人の中にずっと伝わって来ている心情からは、酷く違和感がある事が続けてニュースになっていないか?

あの最高裁の判決を出した裁判官も「本当に日本人か?」と思う程だったが、今度は除夜の鐘が近所からの抗議で中止...だと!?
その前には保育園や幼稚園の開設が「子供の声が煩いから」と言う抗議の為に中止になったと言うニュースもあった。

いずれも「え?そんな人がいるの?」という驚きで一杯になる。
除夜の鐘の件は、お寺の近所の住民からの抗議の電話が原因と言うが...
そりゃあ、毎日108回深夜に鳴らなされているなら「うるさい」と言うのは判る。
しかし、年に一回大晦日に108回鳴らすのははるか昔からの伝統行事で、日本の風物詩とでも言うものだろう。
抗議をした近所の住民と言うのは、どんな人間なんだろう?
お寺よりももっと長くそこに住んでる住民なのか?
そして、いったい何人の人間なのか?
そもそも氏素性を名乗っての抗議なのか?

その寺の近所には数百人、数千人の住民が住んでいるんだろう...そのうちのいったい何人の声なのか?
抗議をした人間以外の、圧倒的多数の他の住民の声無き声は、やはり反対しているのか?

最近こう言う事がすごく多い気がする。
「声のでかい少数者が、静かな大多数の住民の意思とは逆の結果を強奪している」のだ。

幼稚園の件もそう。
さすがに一日中泣き声を聞かされるのは辛いかもしれないが、多くの場合は子供達の笑い声や歓声が聞こえるはずだ...そんな声には日本人なら、暗くなった気持ちも癒される明るさを感じるもんじゃないのか?
除夜の鐘がうるさいとか、子供の声がうるさい、と匿名の抗議する人間は、本当に日本人なのか?
日本人てそんなに狭量で自己中心的で卑怯な人間に成り下がってしまったのか?
最近、切れた老人が、必要以上の抗議をしている場面を目にする事があるが、ああいったキレ老人の老害なのか?
それとも世間の常識さえ判らない、ゲームや遊びでぶっ飛んでしまった、ただ頭の悪い若者の因縁付けなのか?
それとも、思想が大事でそこに生きている日本人の事を忘れてしまった、利口馬鹿の知識人の暴走なのか?

それに加えて、福島の仏像を100体以上破壊した韓国人の事件。
あの韓国人の犯罪が韓国でヒーロー扱いならば、韓国と言う国は文化的にも心情的にも完全な敵国と言う事だ...ああいった、地方の人達の信仰の対象を破壊する事は、そこに住む人達に心の底からの韓国への嫌悪感を生まれさせ、それが消える事は無いと言う事を彼等は判らないのだろうか?
「ヘイト」といって「嫌韓の流れ」に抗議する人がいるが、大多数の声無き声の日本人が、こうした事件の数々に心底韓国と言う国を嫌い出した事に、もっと危機感を持つべきだろう。
ただ、これは日本で生まれ育った在日の人達の問題とは全く別問題で、一緒にするのは絶対に間違っているが。

日本の伝統を壊す者が、ただのエゴイストの極みの老人や馬鹿者や利口馬鹿の一般人なのか、あるいは反日の外国人なのか...
大多数を占める「声の小さな日本人達」「沈黙している日本人達」が、はっきりとした意思表示をして、「ただ声の大きな者が勝つ世界」を否定する事が、今一番大事なんじゃないか?
「守るべきもの」は自分で行動しなければ、「声の大きなヤツ」になし崩しに壊されてしまうぞ!
「壊されてからじゃあ、遅いんだ。」

今は、そんな気がしてしょうがない。

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2016年12月 9日 (金)

グローリィ・デイズ

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同い年のブルース・スプリングスティーンの曲に、「グローリィ・デイズ」というのがあった。
高校時代に花形野球選手であった男の今の境遇や、やはり学生時代に憧れの女王の様な存在だったの女の今の姿...年をとって思い出すのは、あの「グローリイデイズ」の日々の事。
...あのグローリィデイズは、もう二度と戻っては来ない。
何か心傷んで、何度も聞いた曲だった。

もう何年前になるか...
今はもう休館になってしまった「船の科学館」に、係留されていた南極観測船「宗谷」を見に行った時の事。
昔から船が好きで、係留してある船の中をぶらりと見学する事が好きだった。
この時は他の客は少なく、ゆっくりと船内を見て回っていた。

そこで当時の観測船乗務員達の居住設備を見ていた時、一人で歩いて来た少しくたびれたコートを着た老紳士が、立ち入り禁止のロープをまたいで室内に入ってしまった。
流石に「そこは、..」と言いかけた時、その紳士はこちらを振り向いて「私、若い頃、このベッドで南極に行ったんです」
「どうか、見逃して下さい」と小さな声で行った。

「あれは、本当に素晴らしい日々でした。」
「今、時々ここに来て、あの時と同じベッドで横になるんです。」

何も言えなかった。
今の生活が優雅で余裕のある暮らしをしている人のようには見えなかったから。
...なんだか、しんみりとして宗谷を後にした。

「あの人にとって、あの宗谷で南極に行った日々が、きっと人生で一番最高のグローリィデイズだったんだ」
今の暮らしがどんなであっても、あの人はここに来てあの時のベッドに横になると、きっと彼のグローリィデイズが蘇って来るんだ、と思った。


人は誰でも、人生のどこかの時期にグローリーデイズがあると言うけれど...さて、俺にグローリィデイズって、あったのか?
モテるはず無いと思っていたのに、振り向いてくれた時?
結婚出来ないと思っていたのに結婚出来た頃?
小さな娘二人と手をつないで、川の土手を散歩した日々?
始める事なんか考えても無かったゴルフでシングルハンデになれた頃?
食えるはずが無いと思っていた仕事が順調に増えて行った頃?
それで、俺は片隅に座って、酒を傾け、過去のグローリィデイズを思い返して自分を慰める?

いやいや、それはまだ早い。
あの中にきっと俺のグローリィデイズはあるはずだけど、今もそれは終わっちゃいない。

...きっと死ぬ前に思えばいいことだ。



 

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2016年12月 8日 (木)

逃走犯

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柚は生まれてすぐに親猫から育児放棄された、本当にひ弱な猫だった。
その為に性格は非常に大人しく、引っ掻いたり噛み付いたりする事の無い優しい猫に育った。
(子供の頃から猫を飼う環境で育って来て、引っ掻いたり噛み付いたりしない猫というのはこの猫が初めて)

多分外の世界に出たら、あっという間に自然淘汰されてしまう方の生物だと断言出来る程、か弱い。
動きは遅く、穏やかで、人に頼って生きているのが当たり前と自分でも判っているように見える。
可哀想だけど、その為に家の中で飼う事にして、外の世界に振れるのは窓や網戸越しか、二階のベランダからの空気だけだった。

その猫が、うちの奥さんの不注意から、脱走・逃走の味を覚えてしまった。
玄関を開けっ放しで用事をしていて、その隙間から逃げられたのだ。
その時にはすぐに捕まえられたが、二度三度と繰り返すうちに逃げるのが上手くなって来た。
家のすぐ裏には道路があり、この辺を縄張りとする雄の野良猫も二匹いる。
汚れて痩せてはいるけど、この世界を野良で生き延びて来た逞しい野良猫に会ったら、柚なんかでは瞬殺されるのは明らか。
噛まれて病気をうつされるのも怖いし、わりと頻繁に通る車にひき殺されるのも時間の問題...

前に飼っていた猫は野良で生きていた時代があったため、逞しく自立していたので外には自由に出ていた。
喧嘩をしても向こう傷ばかりの猫で、メスなのにオス猫よりも強かった。
そのかわり、余計な事をするとこちらも引っ掻かれたり噛み付かれたり...手には生傷が絶えなかった。

外に出られない猫は本当に可哀想だけど、これほど弱く大人しい猫が外の世界で無傷でいられるとはとても思えない。

脱走したら、すぐに捕まえなくてはならない。
二人掛かりでこうして捕まえた後...可哀想だけど強く叱って、土管の中で汚れた身体を洗って奇麗にする。
尻尾が腹迄丸まって、大人しくなり反省の色しきりだけど...

この猫、記憶力もあんまりないみたいで、また繰り返す予感がする...
外で痛い目に合わなくては判らないのかなあ...それが致命傷になりそうなので、絶対に避けたいと思っているんだけれど。

可哀想だけど、柚には判らないんだろうなあ...

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2016年12月 6日 (火)

一歩一歩、大事にね

Bu161206


本当は、明日茨城のマナゴルフクラブのオープンコンペに申し込むつもりでいた。
まだラウンドした事の無いコースで、18ホール新ペリアのコンペで、商品は肉や食べ物、コースの評判もまずまず...なので楽しみにしていたんだけど。
1週間以上前から、明日だけ猛烈な寒波が来ると言う予報。
それが変わるのを待っていたけど、結局今日の時点で最高気温8度、最低気温マイナス4度からマイナス2度は変わらず。
寒くなると血圧が上がり、不整脈も出やすくなる。
現実にこの何日か、脈が飛ぶのを感じていて血圧も高め...と言う事で、ラウンドは断念。
もう少し気温の高い日を選んで楽しむ事にした。

父親の死んだ年まで後3年。
もちろん親父より長生きしたいとは思うが、親父も病に倒れる前は病気などとは縁が無かったのに、最初の入院が最後の入院になった。
人生は先に何があるかは判らない。
せめて出来るうちに楽しもう。
一歩一歩、大事にね。

とか考えていて、ヤフーブログで描いていて当初は仕事に関係するライフワークにしようと思っていた二つのテーマ、「ゴルフな人々」と「ゴルの名言勝手に解釈」をライブドアブログに加筆再アップする事にした。

今も記録用としてアップしているココログのブログは、反応が皆無のブログなので単に倉庫としてだけ使っていて、ヤフーブログがメインだった(アメーバよりずっと前から続けている)んだけど、急にヤフーにログイン出来なくなり続行不可能(オクの方から入れてもメールも画像アップも出来ない)になってしまった。
アメーバではこれらは最初から全部はアップしてはいないので、はじめから「ゴルフな人々」と「ゴルフ名言」をアップするつもり。
それに、仕事とは関係ない絵を「人・酒・旅のうた」として、これも再アップ中です。
時間があったら覗いてみて下さい。

「ゴルフな人々」
http://ootataki03.blog.jp/

「ゴルフの名言勝手に解釈」
http://meigenkaisyaku.blog.jp/

「人・酒・旅のうた」
http://blog.livedoor.jp/hitosaketabi01/

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2016年12月 4日 (日)

松山が...

Bu161204

いつもなら、この時期の試合なんてあまり興味は無いんだけれど。

タイガー・ウッズがホストの「ヒーローワールドチャレンジ」の三日目に、松山が7打差の首位に立ったと言うニュースを見た。
正規のツアーではなくチャリティーの試合みたいなもんだけど、参加しているメンバーが凄いもんだから「大したもんだ」と言う感想になる。

7打差の2位にダスティン・ジョンソンとヘンリク・ステンソン、その後にファウラーやらスネデカーやら...スピースもB・ワトソンもいるし、復活を目指すタイガーもいる、主に米ツアーのそうそうたるメンバー相手なんだから大したもの。

松山が、これをブッチギリで勝てば何かが変わるかもしれない。
所謂「化ける」ってヤツ。
もし化けて、こうした優勝争いが当たり前の状態になると、今年のメジャーは楽しみになるけど...でもまあ、そんな甘いものじゃない様な気はしている。
今はまだメインのプロ達は調整途中で、仕上げて行く目標はみな4月のマスターズだから、3月に入って調子を上げて行って、4月の前半に最高のパフォーマンスが出来るように持って行くはずだ。

松山はこうしたメジャーの試合に対しても、緊張し過ぎたり神経質にならずに入って行ける類い稀な感性を持っているから、この調子を更に上げて行けば十分勝つチャンスがあると思うんだけど...どうなるかなあ。

もしこの状態が、ある程度極めたプロゴルファーにみられる「ゾーンに入った」と言うヤツだったら、ちょっと今の時期では早すぎる。
やろうとしている事がほぼ全て自分の思ったように出来る「ゾーンに入った」なんて時期は、せいぜい3ヶ月くらいしか続かないと、以前のプロ達を見て感じている...だとするとマスターズ迄、ギリギリだ。

勝つのはほぼ間違いないだろうけど、その後の状態がどうなるか...そっちの心配をしてしまう。

世界を相手に戦っている松山は、やっぱり応援してしまうよなあ。
あのアドレスが長いのと、プレーが遅いのが嫌いだけど。




(追記12月5日)

結局優勝したけど。
なんだよ「73」て。

まだ、化けられてないな...

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2016年12月 2日 (金)

世の中を悪くする裁判結果

Bu161202


また、この日本の世の中を悪くするしか無いトンデモ判決が出た。
地裁辺りなら、最近はしょっちゅう「これは変だろ?」という裁判結果が出ているが、大概そう言う判決は高裁や最高裁で修正されてなんとか「しょうがないか」レベルの結果に落ち着く事が多かった。

しかし、積丹岳で起きたスノーボーダーの遭難事故の救出中に起きた事故に着いて、救助隊に損害賠償1800万円と言うのが最高裁で確定してしまった。

馬鹿な裁判結果だと思うし、最高裁もそうなのかと改めて失望してしまった。
勉強ばかりやって来て裁判官になった超優秀な頭の中の、法律通りのチェックだときっとそう言う結果になるんだろう...法律にきっちりあわせた正解と言う訳だ。
だけど、この馬鹿な事を訴えた遺族は、この結果が将来にわたって何人何百人の山岳遭難者の命を奪う事になるか、考えた事があるんだろうか?

これは、スノーボード滑走区域ではない山岳に自分の意志で入り込み、結果遭難したスノーボーダーの救援要請に、悪天候をついて救助出動した北海道警のレスキュー隊が、遭難救助に失敗した結果遭難者を死なせてしまったという事件。
救援隊の人も雪庇を踏み抜き二重遭難する程の条件の悪い救助活動中、遭難者を乗せて固定していたストレッチャーが、それを縛っていた木が折れた為に滑落して、結果凍死したと言うもの。
これに救助活動に落ち度があったからと言う理由で、1800万円の賠償金とは..。

私は実際に山をやったり、山の何程を体験した訳ではないが、以前「山と渓谷」と言う雑誌のイラストの仕事を長くやっていて、その関係から山岳救助隊の人とも知り合い、その教本を作った事もあった。
彼等はその仕事で食っていると言うより、その仕事にプライドを持ち、山男として山仲間の遭遇したピンチを絶対に自分達が助けると言う仕事を越えた情熱を持っていた。
その給料はとても命の危険をいつも感じて働く様な仕事に対する評価とは程遠く、殆どボランティアの様な感覚だった。
また一時的に集められる山岳救助隊と言うのは、山小屋の主人や近所の山岳会のメンバー達で、これは命がけであっても本当にボランティア程度の報酬しか出ない。

そう言う人達が遭難事件があった時に、悪天候の中(遭難事件が起きるのは殆ど全部悪天候)命がけで働いて、失敗したら損害賠償ではたまらないだろう。

こんな判決が確定したなら、今後は遭難救助の要請があっても「確実に助けられる条件が揃う迄」絶対に出動しない方が良いと言う事になる。
積丹岳の場合なら、悪天候が回復する迄ずっと待機していれば良かった。
隊員が雪庇を踏み抜く危険があるなら、そんな場所に近付かない方が良いに決まっている。
そうしていたら、救助要請があった時には相当弱っていたと言われている遭難者が生きている訳は無いけど。

この事件の遺族の裁判と言うのは、以前あった出産時の事故で亡くなった人の遺族が訴えて、担当した産婦人科医が逮捕された事件と重なる。
あの遺族の起こした裁判で、結果どうなったかと言えば、「そんな事例で逮捕されるなら産婦人科なんてならない方が良い」と産婦人科のなり手や医院が急激に減り、地方では産婦人科が無い町や村が増えた。
その結果、何人の妊婦や子供が死ぬ事になったんだろうか。
また、そんな事なら子供が産めないと、子供を作るのをやめた人達がどのくらい居たんだろうか。
その遺族は日本をこんな風にした事に対して、どう思っているんだろうか。

これからの山岳救助は、プロの山岳救助会社を作り、料金交渉で出動するかやめるか判断するようになるかも知れない。
失敗したら損害賠償があるんだから、それに見合う高額料金が当たり前になるだろう。
一回につき、数千万円から億の単位も必要かもしれない。
この金では見合わないと判断したら、途中でやめてしまう事もあるだろう...ビジネスなんだから。

こんな裁判所がこんな裁判結果を出すから、日本が嫌な国になる。
心意気と情熱と正義感は、金銭とは別にあるのが日本ではなかったか?
「お天道様が見ている」が、日本の判断基準ではなかったか?

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