ああ,ゴルフ!

2017年3月25日 (土)

ジャパンゴルフフェアで

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「ジャパンゴルフフェア」なるものが毎年開かれているのはもちろん知っているけど、毎年色々な能書きで売り出される「新製品」と言うものに興味が無くなってからずいぶんな時間が経つ。
所詮、ボールが同じならヒッコリーもパーシモンもチタンも、殆ど飛距離に変わりはないという事を知ってから、「旧製品より飛ぶ」なんて言葉は信じないし「画期的」な新製品にも興味は動かない。

それにも増して、「人混み」が嫌いなので「OOフェア」なんてモノには全く「行く気」が起きなかったのが...今年はWT54さんの縁で「と阿玉」さんのゴルフ殿堂入りの話に興味を持ってしまったため、彼女の殿堂入りの表彰式の確認をする為に初めてジャパンゴルフフェアに行く事にした。

会場に行って授賞式に立ち会ってみると、もうそこに来ている記者やカメラマン達に知った顔が全くいない事が寂しい。
そう、もし20年前なら雑誌や新聞の編集者や記者、カメラマン達に知った顔が沢山いたはずなんだけど、もう既にそういう人たちは皆退職していなくなってしまったというのが現実だ。

一応授賞式を見届けて、この業界に関わった一日本人としての「責任」みたいなものを肩から下ろして、港見物でもしながら帰ろうとすると...夢の北海道移住を現実のものとして、MOIマッチングで活躍中のファルコン松原氏と再会。
一緒に「二足のワラジスト」としてプロゴルファーと塗装業の責任者との2足を履き続けているH多氏と、「MOIの神」と呼ばれ、私も黒トップとミズノをマッチングしてもらったK川氏と、更にファルコン氏の弟子という方とで数時間ゴルフ話をする事に。
色々な方向からのゴルフ話は、話が尽きなくてつい長い時間になってしまった。

やっと腰を上げて帰ろうとした時、後ろから私の名前を呼ぶ声が...
振り返ると、そこには私の人生の恩人とも言えるS氏の姿。
少し年上の彼と会うのは、ほぼ15年振りだった。
彼はまだ私がイラストレーターとして仕事を始めた20代前半に知り合い、フリーとなって雑誌のイラストを描いていた頃...30代半ばで「山と渓谷」のイラストを描いていた時に新橋でバッタリ再会した。
そのとき彼は週刊ゴルフダイジェストの編集をしていて、まだゴルフに全く関わった事も無い私に「ゴルフのイラストを描いてみない?」と、無理矢理仕事をくれた人なのだ。
全くゴルフを知らない私に、「描けば判るから」と。
もちろんゴルフがそんなに簡単なものじゃなかったけれど、結局その時から始めたゴルフとの付き合いが仕事も遊びも、その後30年以上...人生迄にもこんなに影響する事になるとは思わなかった。
彼が殆ど無理矢理私に仕事をさせなかったら(実際最初はゴルフのイラストなんて嫌々描いていた)、自分の人生がどうなっていたのか想像もつかない。

S氏は若い頃は超絶のハンサムな男で、優しくユーモアがあって、女から持てる男の典型だった...が、本人に全くその自覚もその気もなかったのが不思議だった(もちろんゲイでもなかったのに)。
個展を通してうちの奥さんも彼の大ファンになり、当時独身だったうちの奥さんの妹が彼を「漫画のアポロンみたい・・・」と見とれていたのが記憶に残る。
ただ、酒を飲み過ぎる傾向があったので、体を壊してしまうのではと心配していた。
ダイジェストの仕事をしなくなってから、付き合いが遠ざかり、そのうちに彼も定年退職で会社からいなくなり、連絡のつけようが無くなって時間だけが過ぎていた。

「恩も返せずに...」と、ずっと気にかかっていた事だったので、奇跡的に再会出来て良かった...彼も退職してからはゴルフフェアに来たのは数年振りとか。

私はゴルフフェアは初めてだったんだから、きっとこれもゴルフの女神のご褒美だったんだろう。
いい一日だった。

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2017年3月 4日 (土)

R&AとUSGAの、ゴルフルール変更への提言

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3月1日にR&AとUSGAによる、ゴルフルール変更への提言が発表された。

「提言」と言う事で、まだ本格的にルールを変える事を決めた訳ではないが、今迄色々と問題が起こりがちだった部分を出来る限りシンプルにすると言う事が一番の目的のようだ。

例えばイラストの様な場合、今迄はペナルティーがつくが、これらを全てノーペナとする。
...どうだろう?
これらは、今迄は「ペナルティー」がついたけれど、本来のゴルフゲームの流れや結果に「無駄に不公平になり、プレーに余計に時間がかかる」だけの事だったから、ノーペナにしてプレーを速め不公平感をなくす事はいいことではないだろうか?

「風が強くてボールが動き出しそうでアドレスに入れなかった」とか、「せっかくチャンスにつけたのに前の組の誰かが酷いスパイクマークをつけていた」とか、「バンカーに大きな石があってボールを打つと大事なクラブに大きな傷がつきそうだ」なんてケースは、ゴルフゲームの面白さや楽しさ厳しさとは無関係の障害なだけではなかったろうか?
実際プライベートで回る時にはあとから来るゴルファーの為にも、バンカーの石は取り除いておくし、スパイクマークは丁寧に直しておく。

他に、遠球先打は「準備ができた人から打つ」と言う事にしたいらしいが、それはスロープレー予防の為に多くの人が既にやっている事ではないか?
それに基本的にはプレーヤーの判断を尊重すると言う事で、我々のゴルフプレーが悪くなる要素や楽しみが減る要素は殆ど無いだろう。

クラブ規制で世界中のゴルファーに迷惑をかけた彼等が、やっとまともな変更の提案をした様な気がする。
(私は、あのクラブ規制とアンカリング禁止は「プロのみ」にするべきだった「改悪規制」だったと、未だに腹立たしく思っている。)

これら新ルールには全て「リラックス」と言う言葉がついているそうだけど、ゴルフが「play as it lies.」が基本である事は変わりない。

あの「6インチプレース」とか「前進ティー必ず使用」とか「ワンペナ特別ルール」なんておかしなローカルルールが大手を振っている、インチキコースのインチキゴルフには全然関係ない事なんだよな。

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2017年2月20日 (月)

大荒れの2017年「初打ち」 イン キャメルG&R

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17日の天気予報が「20度近くになる」と言うのを聞いて、「今年 初打ちにでも行くか?」なんて気持ちになっていた。

遠く長崎で始まる「長崎アートパーティー」の成功を願いながら参加出来ない寂しさもあって、気晴らしの種が必要とも感じていた。

そこに、昨年も何回かご一緒したホームでの友人「キャンピングカーゴルフ」のK氏から連絡...「17日、キャメルとったけどご一緒にいかが?」
天気予報ではその日は「春一番が吹いて風は強いが、気温は20度くらいになり温かい」一日になりそうだとか。
風が吹いても雨が降らずに温かいなら、今年の初打ちに行こうか...と言う事で参加決定。
心配は風よりも風に乗って飛び出す「花粉」の方なので、マスクや花粉症よけの眼鏡や目薬に鼻炎薬迄用意して、前日に道の駅「たまゆらの里おおたき」に。

キャメルゴルフ&リゾートは初めてのコースだけど、それほどトリッキーでもないとK氏が言うので、強風の天気予報は昨年暮れに掴みかけたかっての「パンチショットの切れ」の再確認が出来そうだったので好都合。

天気は予報通り青空も時折見えて日も出るけれど、低い雲がもの凄い勢いで流れて行くのは実にシュールで、あちこちに植えてあるソテツがひん曲がる程の突風が吹く。

しかし、ボールはかなり流されはするものの、昨年暮れの大原御宿での暴風程の強さでは無く、ゴルフは十分楽しめる。
課題のパンチショットはやや左目に行くものが多く、ここは修正が必要だがいい感じでフェースにくっつく感じがする。
うちの奥さんは、去年から全くクラブに触れてもいないのに、いきなりの今年一発目がビッグショットで口あんぐり...2打目でチョロが実力なんだけど。

そんな具合に風と遊びながら回って行った4ホール目だったか....不意に後ろから「ポツ!ポツ!」と音が...
「え?」と振り返った途端「ザア!」と大粒の雨が叩き付けて来た。
見れば、山の陰に何層もの波のごとく白い雨の帯が風の強弱に乗って繰り返し吹き付けて来る。
その白い帯が来る度に、バケツでぶっかけられた様な豪雨が身体やカートに吹き付ける。
大騒ぎでカートにカバーをしたり雨具を着込んだりで、ゴルフどころじゃなくなる。
強風に乗って吹き付けて来るので、カートを風上に向けてみんなでカートの中に非難して豪雨の通り過ぎるのを待つ。
雨具を持って来なかった我々夫婦はタオルで拭きながら、空を見上げる。
天気予報じゃ「雨が降る」なんて一言も書いてなかったのに...
その強い雨は低く速く流れる雲の、黒いヤツが来た時にいきなり吹き付けて来る。
それが通り過ぎると青空が出たり、風だけになったりと、1ホールのうちで何度も天気が切り替わる。
ただ枯れ芝にはあっという間に水がたまり、フェアウェイの状態は悪くなる。

午前中はそんな感じで天気に翻弄されながらも無事終了。
昼休みの間に天気は良い方に変わって晴れ間も出た。
が、そんな状態は長くは続かず、午後スタートして3ホール程でまた午前中の様な「嵐のゴルフ」。
ずぶ濡れになった奥方達は完全に戦意喪失して「寒い」「もうやめる」「ここで上がる」と言いだして、ハウスが近いと言う6番ホールをカートに乗ってやり過ごしてクラブハウスに引き上げ。
彼女達をカートで送った我々夫組は「雨が止んだから残り回ろうか?」で、二人で残り3ホールを消化。
後ろの組のご夫婦は「あれ?残りのお二人は?」「さっきのホールで上がりました」「ええ〜いいなあ、私も上がりたかった〜」なんて。

まあね...
オレにとっては昨年の打ち納めが信じられない程の強風で、グリーンのボールが何もしないのに風で吹き落とされる様なゴルフ。
今年の初打ちが、強風と豪雨のコンボなんて大荒れ天気ゴルフ。
「春の嵐」が「一年中大嵐」にならなきゃいいけれどねえ...

どっちみち人生もゴルフも波瀾万丈が面白いかも。
ああ、今年も色々ありそうだ。

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2016年12月28日 (水)

暴風雨の大原御宿GC (タコスケカップ忘年ゴルフ)

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27日、大原御宿GCにて漫画コンペ「タコスケカップ」の忘年杯。

前日もマグレガーGCで1日目コンペがあったけど、それは仕事の都合で不参加。
その夜の勝浦ホテル三日月での忘年会から参加。
これは面白かったが、みんなの心配は翌日の大原御宿GCの天気。
ともかくピンポイント予想で、気温は18度から19度になるものの、15〜16メートルの強風と雨予想...要するに「嵐」の天気だと言う訳。
確かに朝のホテルからみる太平洋は白く波立ち、窓には雨や潮が打ち付けて来る様な荒れ模様。

本来なら絶対にラウンドしない天気なんだけど、宴会で盛り上がった気分のまま「天気予報も外れるし」「俺がやる時には雨は止むんだ」とか、みんな何となく「奇跡」が起きる様なつもりになっている...なんでこういう親父達は、ゴルフに対して能天気な希望願望勘違いの気が強いんだろうかねえ(俺も含めて)。

そりゃあ、直前ピンポイント予想が「好天」になんか外れるはずも無く、木々が殆ど無く、山の上で海から強風が直接吹き付ける大原御宿GCじゃ、あのぶっといソテツだかヤシの木だか迄が風に撓っていましたさ。
もう、グリーンのピンなんかあの全英オープン強風時のピンより撓っている始末。
これで雨が降ってなければ、俺なんか大喜びのラウンドなんだけど...

あいにく強い霧雨状の雨が、風に乗って白い波の用に身体に打ち付けて来る。
遂には後半スタート時にはグリーンに川が出来る程、水浸し。
雨具を持ってない俺は、もうズボンからパンツ迄びしょ濡れで、気温が高くなければ完全リタイヤしている所。
ゴルフ自体も、イラストに描いたように「ナイスアプローチ」なんて1mくらいに寄ったボールが、ボールをマークしようとする前に強風に煽られて動き出して、砲台グリーン下迄転げ落ちたり、1mの乗りパットを30センチオーバーした瞬間に突風が吹き、動き出したボールは風にあおられて後ろのカラー迄転がって行ったり、マークしたボールを置いてアドレスしようとした途端に風でボールが動きだし、そのままグリーン外まで転がったり....2オンとか3オンしながら、スコアが8とか11とか(笑)。

そんな中で、この日は徹底して昔得意だったパンチショットを打って行くと、だんだん感覚が戻って来て、その強風の中180yから100y未満迄アイアンが切れまくったのが嬉しかった。
ともかくフェアウェイにボールがあると向かい風から追い風迄、気持ち良くピンに絡み、ワンピン以内のバーディーチャンスは5回...ただし、情け無いくらいパットが入らず、バーディーはたったの1個だけ(3パットが2回ね)。

スコア的にはティーショットでロストがあったり、1wが風に流されてバンカーふちに目玉になってアンプレヤブルとか、2オン3オンしたのにグリーンから風で落とされたりした大叩きがあって、47・51の98で7位。
不思議な事に上位に行った人ってのは、上手い具合に打つ時に風が弱まったり、グリーン上での笑い話の様な風のいたずらの犠牲にならない人...これは多分、この日「ゴルフの女神に愛された人」って事なんだろうなあ。

しかし、
昔得意だったパンチショット...こんな強風だからやってみたものだけど、「俺は昔はこんな風に打ってピンに絡めていたんだ」って事を思い出した。
一緒に回った方々も、このパンチショットには目を丸くしていて、「あんなショットは見た事が無い」と...彼等は俺より十年くらい若い人達だけど、彼等の時代にはもうパンチショットを打つ人なんて周りに居なかったから、「初めて見た」なんて言いながら興奮して「自分も打ってみたい」なんて言ってくれた事が嬉しい。

強風の中、地を這って低く伸びるボール、ピンそばでピタッと止まるボール...打っていた自分が最高に気持ち良い、いい2016年最終ラウンドとなった。


気持ちいい思いをした後で、とりあえず、これでゴルフは冬休み。
来年の事は来年に。

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2016年11月10日 (木)

パットがダメでも楽しむゴルフは出来るってば

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まあね、ゴルフでメシ食ってるプロじゃないんだから、パットが全然入んなくてスコアになんかならなくても、「だって下手なんだからしょうがない」と認めりゃなんのこたあない。
せっかくのゴルフシーズン、気分を新たにヒッコリーゴルフを楽しむさ。

で、明日にお誘いを受けていた群馬のサンコー72と言うゴルフ場でのゴルフ、天気が不安だったけど朝の内で雨が止みそうなのでヒッコリークラブ担いで出かける事にする。
下が濡れているだろうから、防水処理のしていない古いヒッコリークラブ(特にウッド)はなるべく使わずに現代ヒッコリー中心になりそうだ。
力が入り過ぎた先日のコンペのゴルフの「悪いクセ」を流し落とすゴルフにしたい。
ゴルフのスイングで大事なのは、リズムとタイミングなんだから。

誘って頂いたのは、少し前の漫画家コンペでブログのファンと言う事でお酒を頂いたカンバラさん。
ヒッコリーも体験したいというので、借りている現代ヒッコリークラブなら滅多に壊れる事はないだろうから、これで古い糸巻きボールを使って楽しんでもらうつもり。
丁度周りの山々も紅葉の盛りだろうから、雨が止んでくれれば非常に楽しいゴルフになるだろうと期待出来る。

スコアや数字の計算ばかりではなく、原点の「ボールを打つ」楽しさが伝えられれば良いんだけど。
それでも自分ではヒッコリー+古い糸巻きスモールボールで、迷惑にならない範囲の100切りを目指してみるけど....あれだけ入らなかったパットは、最も難しいヒッコリーの古いL字パターでプレーしてみる。
もしこれが入ったら、スコアをつける競技ゴルフの時でも使う事にしようかな(笑)。


さて、雨が早く上がる事を祈って、今日の夜は藤岡の道の駅で前夜祭と行こう。

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2016年10月 8日 (土)

漫画家コンペ「タコスケカップ」in丸の内c   (2016年10月5日)

Bu161005台風が来る予想があって、前日から当日朝迄雨(それも結構な大雨)で翌日は台風が通過すると言う狭間の4日火曜日、漫画家コンペ「タコスケカップ」が丸の内倶楽部で開催された。
前にブログに書いていた「主催者が雨男だから」は取り消す(笑)...この日はもうこの日だけという秋晴れの真夏日!(なんじゃそれ)。
空は秋の雲が浮いた秋空なのに、グリーン上は40度を超える真夏の高熱グリーン...日向では自分の肌が太陽に焦げる音が「チリチリ」と聞こえて来る。

前夜道の駅「ながら」で、いつもの楽しみ車中泊宴会をやっていたけど、雨はずっと降り続いていた。
道の駅迄の道路も所々大きく冠水していて、跳ね上げる水しぶきで視界が遮られる事も度々あって、かなりの降水量があったのが判る。
なので、一応ヒッコリーも普通のクラブも持って行ったが、ライが悪くなりクラブへの抵抗が強くなると判断して、コンペは普通のクラブでプレーする事に決めた。

翌朝クラブについてロッカーで着替えをしていた所、思いがけないハプニングが発生して実に嬉しかった。
近くのロッカーで着替えをしていた若いハンサムな男性が、「大叩き男さんですよね?」と。
「僕、ブログのファンなのでこれ持ってきました」とプレゼントされたのが、写真の「天狗舞の大吟醸純米酒」。
彼はアフタヌーン等に描いている、「これから」と言う若手の漫画家神原則夫さん。
このコンペに初参加なので、手みやげに持参してくれたんだと言う...いやあ、実に嬉しい話だなあ。
つい最近のコンペでも中堅の漫画家N氏に「大叩き男サンって、なんの仕事しているんですか?」なんて聞かれてしまったし...もう彼とは何度もラウンドしているのに私の仕事を知らなかったと言う訳だ...「ええ、イラストレーターだったんですか?」って今さら言われてもねえ(笑)。
それほど無名で名誉も金も無く人目を忍んで(る訳じゃないが)ひっそりと生きている男が、「ファンなんです」と言われりゃ、そりゃあ一日嬉しいもんですがな(神原サン、ホントにアリガトね)。

なので、原稿料がわりに作ってもらったこの日筆下しの新ドライバーが軽すぎて、スタート一発右OBだったって、次のホールでチョロだったって、最初のロングでまた右OBだって...結局3OB、1チーピン、1チョロ...ティーショット絡みで都合5ダボ打ったってムカつきなんてしませんって(笑)。

3パット4回打って、1ピン以内に何度ついてもカップをかすりもしないバーディーパットの下手さ加減もあって、結局45・42の87....なんだ、いつもの下手スコアじゃない。

と言う事は、ヒッコリーシャフトクラブに糸巻きボールで、ゆっくりハーフスイングで「ヒッコリークラブを壊さないゴルフ」をやっていても、何時でも普通のクラブでいつものゴルフには戻れるって事だ。
ヒッコリーで遊ぶのに夢中になって、今の普通のゴルフが出来なくなる...もしくはもの凄く下手になるってのは避けたいと思っていたので一安心。
なにしろ残り時間が少ない俺のゴルフ、都合や状態に応じてどちらも楽しめなけりゃ勿体ないったら無い。

作ってもらったドライバーは、以前使っていたクラブの76グラムから50グラムのシャフトに替えてあったので、これがタイミングが狂う原因では無いかと考えている。
ヒッコリーのウッドと共に、これは都内に出て調整してもらおう。

いろんな意味で楽しいラウンドだった。
次のラウンド予定はまだ無い...次回タコスケカップは年末予定との事。


今夜は、神原氏から頂いた冷や酒が旨いはず...青魚の刺身を買って来よう。

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アーノルド・パーマーが亡くなった...   (2016年9月27日)

Bu160927私がゴルフを始めたのは1982〜3年、仕事でゴルフ雑誌のイラストを描くようになってからだった。
その当時、アーノルド・パーマーは既に全盛期を過ぎてレギュラーツアーを引退し、1980年から始まったシニアツアー「チャンピオンズツアー」で優勝を重ねていた。

仕事の必要上、ゴルフの色々な事を勉強し、先輩ゴルファーに話を聞き、ゴルフの知識を広げつつあった時、パーマーと言う名前はニクラスよりも沢山聞く事になった。

例えば、パーマーこそ1960年代から一気に世界に広がった「テレビ時代の申し子だった」、「父親から言われたgo for brokeを合い言葉にした、超攻撃的なゴルフは魅力だった」、「ハンサムで陽気で、若い女性に圧倒的な人気があった」(その全盛期、ニクラスは「オハイオの白豚」と悪口を言われた程、太って格好が悪かった)、「初めて沢山の個人の応援団がついて回り、「アーニーズアーミー」と呼ばれていた」、「勝ち方も劇的だったが、負け方も劇的だった」....等々。

しかし、私がテレビで見て特に気に入ったのがあの「ハイフィニッシュ」。
丸太の様な太い腕でのフックグリップで、常に思い切り引っ叩くスイングは、ちょっと狂うと大フックになってトラブルを引き起こす...なので思い切り振り切ったクラブを両肘を高く上げて逃がし、ヘッドの走り過ぎを防ぐ為にああいう形になったとか。
他のゴルファーにはいない独特なフィニッシュで、実にダイナミックで格好が良かった。
当時、ゴルフでちょっと飛ばしに自信があるヤツは、誰でも一度はああいうフィニッシュを真似した事があったと思う。

また、ニクラスやプレーヤーの3人が日本で試合をしたのを見たと言う老ゴルファーが、「ニクラスはロフト9度のドライバーで天高く打ち上げて飛ばしていたけど、パーマーはロフト14度のドライバーで地を這う様なティーショットを打っていた」「そのパーマーのボールは、100ヤード以上先迄人の頭の高さで飛んで行って、その後一気に3段ロケットのように宙に上がって行った」と、うっとりした顔で語ってくれたのをずっと今でも覚えている。

当時実際に自分が見たテレビでのパーマーのスイングは、既に60歳近くなっていた為にハイフィニッシュも小さめで迫力もあまり感じなかったけど...
その腕の太さとダイナミックさの名残は十分感じる事が出来た。


パーマーは1980年代迄試合で活躍し、マスターズには2004年迄出場を続けた。
また、ゴルフ以外に実業家としても大成功し、生涯裕福に暮らした「幸せなゴルファー」でもあった。

享年87歳、心臓病であったと報道されている。




...ツアーを引退した時に、ジャック・ニクラスに「刻んだことがあったか?」と聞かれて、「無いよ」と答えた。
「Hit it Hard」と「Go for broke」を生涯通したゴルファーだった。


上手いゴルファーにも、下手なゴルファーにも愛されたゴルファーだった。


合掌。

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糸巻きボールの寿命...2   (2016年9月16日)

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続編を書くつもりは無かったんだけど...こんなブログを見て、「古い糸巻きボールを使ってみようか?」なんて思ったりする変人がいたりすると、問題があるかもしれないので。

古い糸巻きボールでも、ソリッド(個体)センターの糸巻きボールは、単にゴムの劣化なんかが影響して飛距離が落ちたり止まらなくなったりするだけなんだけど、リキッド(液体)センターの糸巻きボールの場合は少し違う注意も必要なのだ。

ちょっと経験の長いゴルファーならば、糸巻きボール時代末期の「ロイヤルマックスフライ」や「タイトリストツアーバラタ」や「J`sバラタ」や「TML50」なんて高級な「リキッドセンターバラタボール」を競技で使ったりした記憶があるだろう。
そうした人達は、これらが糸巻きボール時代末期の高級ボールなので、「リキッドセンター」と言うのは新しい技術の高級ボールと思いがちだが、実は1930年代にはもう発売されているのだ。
飛距離とコントロール...つまり液体をセンターに使う事によって、慣性モーメントでスピンのかかり過ぎを防ぎ飛行を安定させると言う事は早くから考えられ、実際に作られていたという訳だ。
そしてその当時、今程安全性への関心は高くなかった為か、一部のリキッドセンターボールのリキッドの成分には性能向上を第一に考えて、有毒な物質も(猛毒ではない)使われていたらしい。
その成分は当時一般に公開されていなかった為に、事故も起きていたと言う話が伝わる。

また成分が有毒でなくても、ゴルフボールはこの中心部のリキッドは凍らせた後、糸ゴムによって何重にも巻かれて行って最後にバラタカバー(要するに天然ゴム)を被せて作られる。
その為に結果として内部の液体には非常に高圧の力がかかっている。
この為にゴルフボールの分解や破裂に寄って、かなりの数の失明事故が発生したとも言われている。
子供なんかが興味本位でゴルフボールにナイフを入れ、中の糸ゴムが切れて跳ねて目に当たったとか、内部の液体がもの凄い力で噴出して来て目に当たったとか....

また以前はバラタカバーと言うとなんだか高級ゴルフボールの証みたいに思われていたけど、単に感触打感が素晴らしいと言うだけで、要するに傷みやすい天然ゴム...つまり、安い合成樹脂よりも絶対に劣化の速いゴムと言う事。
これは個人の経験だけど、タイトのツアーバラタやロイヤルマックスフライなんかは同じ時代の合成カバー(今ならサーリンやアイオノマー)に比べて、もの凄く衝撃に弱くなっている。
ミスヒットが無くても使っているうちに、あっという間にボロボロになって行く。
ラウンド後半には、まずもう寿命だと思える様な状態になる。
他のマックスフライやレクスターは、あまり変わらないのに。

もっと製造年代の古いリキッドセンターバラタカバーのボールの場合はそれが極端に酷い。
アプローチの練習をしただけで、もうコースで使う気にならない程ボロボロになる...

実際にコースで使うと、ミスが無いのに何ショットかで凹んでヒビ迄入っている。
これはこのまま使うと、フルショットなんかしようものなら破裂しそうだ。
バンカーでトップしたって同じだ。
そうした時に、内部のリキッドが飛び散って飛散した場合、それが有毒なものだったら健康被害も心配されるし、目に入ったら失明の恐れもあるかもしれない。

現実に、残っている古いリキッドセンター糸巻きボールは少ないかもしれないが、手元には古いウィルソンのブルーリッジなんて言うボールもある。
作られた当時はこうしたボールは最先端のボールだったかもしれないが、今ではリキッドセンターバラタカバーのボールはソリッドセンター合成樹脂カバーのものよりずっと劣化していると思った方が良い。



好きな遊びで無用の怪我はしないように...くれぐれも、気をつけて。

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糸巻きボールの寿命   (2016年9月14日)

Bu160914固体や液体の「芯」に糸ゴムを巻き付けて作る「糸巻きボール」は、ゴルフの歴史上にしか存在しない過去のボールだ。
ブリジストンでは1982年に製造を終わり、ダンロップは2002年に「スリクソンHBツアー」を発売したのが最後...私はスリクソンHBツアーは使った事も持った事も無いので関係ないから、ロイヤルマクスフライが発売された1986年が、糸巻きボール時代の最後と言えるだろう。
その1986年でさえ、今から30年前。

そして今ヒッコリーシャフト用に使っている「糸巻きスモールボール」は、1990年に規格が統一される迄使われていた「イングリッシュサイズ」のボールの事。
つまり、このスモールサイズ糸巻きボールはどんなに新しいものでも26年以上前のもの、と言う事だ。
まあ、1990年当時のスモールボールは既にほとんどがツーピースボールに変わっていたので、今残っているスモールサイズ糸巻きボールは大体30年以上前のものと言っていいと思う。

そこで、このスモールサイズ糸巻きボールが今のゴルフで使えるか、と言う問題。
まずルール上では既にラージサイズ(アメリカンサイズ)に統一されているので、公式の競技で使うのはルール違反。
コンペ等でも主催者の許可がいるだろう。

そして性能と強度...これは大問題。
まず性能...これは普通に家にある輪ゴムなんかを考えてみれば判るだろう。
ほぼ一年で弾力が無くなり、簡単に千切れてしまう....このゴルフボールに巻いてある糸ゴムだって、当時一般的には「新品の性能があるのは1年」と考えられていて、3年も経ったものは酷く性能が落ちるようになると言われていた。
何かの話で、あのジャイアント馬場がゴルフに熱中した時、(金はあるので)数十ダースの高級糸巻きボールを車のトランクに積んでゴルフをしていたが、一年でそのボールは全て飛ばなくなり使えなくなった、なんて事を聞いた事がある(夏あの暑さの中トランクに積みっ放しが原因だとも)。
競技をしている人達は毎年新しいボールを買い、一年経ったボールは安売りされていたし。

そんな訳で、作られてから数十年経った糸巻きスモールボールが、作られた当時の性能を発揮出来る事なんて100%無いのは判っているんだが...
ヒッコリーシャフトのハーフショットではそんなに不自由はしないだろうと思っていた。
実際、マクスフライDDHやADレクスターなんかは、ラウンド中に特に変化を感じる事も無く「まあこんなもんだろう」なんて感じでゴルフを楽しめた。
変わったのはダンロップ65やエリート等もっと古いボール...飛距離はハーフショットなのでそれほど判らなかったが、アプローチやパットで「こうなるのか!」なんて違いに気がついた。
元々芯を感じ難い打感だったのが、どんどん鈍く「ボコン」なんて変な感じになって行く...マクスフライDDHやADレクスターなんかはちゃんと「芯」を感じる打感が変わらないのに、これらはまるでただのゴムボール...極端に言うならマジックボールの様に締まりのない弾み方をするようになって行く。
グリーンに落ちたボールはそのまま弾んでグリーンを通り過ぎる。
またパットも、当たると「ボヨ〜ン」という感触を残して、距離感が全く判らなくなる。
また、バラタカバーリキッドセンター(ロイヤルやタイトではない)の古いボールは、当て損ねる(ハーフトップ等)とすぐに変形してヒビが入るので危険なので使うのをやめた。

と言う訳で、集めたスモール糸巻きボールの中で、ダンロップ65やそれ以前の時代のボールは、たとえハーフショットでも本当に賞味期限切れ...使って楽しい事は無い可能性が高いと判った。
マクスフライDDHやADレクスターの時代のモノなら、ハーフショットでのヒッコリーゴルフには十分に使える。
幸いその辺のボールは沢山集めたので、自分のゴルフの楽しみは大丈夫。
それ以前のは欲しい人にプレゼントでもするつもり。



(「ゴムの使用期限」を調べると、何とコンドームの使用期限が製造から5年ですと。
あの製造もチェックもあらゆるゴム製品で一番厳しいであろうコンドーさんがたった5年なんだから、ゴルフボールの糸巻きゴムの寿命なんてのは....。)

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結局、俺のゴルフの楽しみは..   (2016年9月12日)

Bu160912この1杯の為かもなあ...

先日の3ヶ月半振りのゴルフ。
せっかくのヒッコリーラウンドデビュー戦も、前半の歩いた分だけで疲労困憊...足がつりそうになった上に、天気予報が良い方に外れて(?)雨のはずが真夏のカンカン照り。
汗でグショグショになって重くなったシャツを着替え、レストランのテーブルにつくなり「中生!」。
ホントは「大」で行きたかったけど、真夏のゴルフでアルコールは控えるようにとの医者の注意を受けている身、「中」で我慢我慢はかなり辛い。

摘みになる様なメニューは無かったので冷やし中華を注文して、他のメンバーの注文を待つ。
幸いもう一人「生中」注文の人が居て、やっと「乾杯!」。
一口ごくりと飲み、その生ビールの口に残る香りと味とのどごしの苦みが身体にずーっとしみ込んで...ホー〜ッとため息が出る迄味わい尽くす。
あ〜...その最初の一口の甘美な事と言ったら...やっぱり俺はこの一杯の為にゴルフをやってるのかもしれないなあ、としみじみ思う。

長くやって来たゴルフの思い出は沢山あるけれど、その中に一つ忘れられないのが初めて酷いギックリ腰をやって、ほぼ一年ゴルフをやれなかった時の事。
なんとかスイングらしきものが出来るようになってから(と言っても、もう二度と以前のスイングは出来なくなっていたけれど)、夏のホームコースに久しぶりに行った。
それ迄ハーフ30台が普通だったゴルフは、やっとハーフ50を切れるくらいだったけど、その昼の休憩時間に頼んだ大ジョッキ....これを飲んだ時に「あ...俺はこの為にここに戻ってきたかったんだ」と、恥ずかしながら涙さえ出てきそうな感激を味わった。
あれ以前にあれ以上美味い生ビールを飲んだ事も無いし、あれ以降に飲んだ事も無い...多分、これからも飲む事はないだろう。
それを思い出した。
ホントに美味かった...


ゴルフの楽しみは他にも沢山あるんだけれど、この楽しみは欠かせない。
そして良い仲間と乾杯出来たら、ゴルフはなお一層楽しみは深くなる。
...これは、ゴルフの技術や道具以前のお話だけど。


(冬の燗酒もいいな(笑))。

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